今回ご紹介するのは奈良市法蓮町にお住まいの雑草の管理とネコちゃんのフンで悩まれていたI様です。
I様は、「夏場にお庭に出られないぐらい草が生えてきて…」と仰っていました。
そのお庭がどのように変身したかというと…
実際に頂いたお客様の声
I様が抱えられていたお悩みと問題点
草引きが大変で管理ができない
やってもやってもきりがなく草が生えてくるので諦めてそのままの状態になってしましまっていた
草の中にネコちゃんがフンをしていくため、お庭に入れない 。臭いもする…
3年ほど前にお庭に砂利を撒いたが全く無意味な状態になってしまった
知らない車が駐車場内でUターンしていく為、ご自分の敷地内の石材が割れてきた
駐車場に車が入れにくいので入れやすくしたい。車をもう一台停めたい。
門柱が邪魔で大きな荷物の出し入れがしにくい
このお家の問題に対する処方箋
こんにちは。西原造園の西原智です。
今回は、お庭の雑草とネコちゃんのフンでお困りだったI様のお話です。
ご相談頂く前に、I様はご自分でお庭に大量の砂利を入れられましたが、2年後には草だらけになり、3年目には「草引きがやってられない」ということで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。
現地調査に行って、I様のご相談を伺い、実際にお庭を見てみると、草が茂っていて、所々にネコちゃんのフンがある状態でした。
このまま放っておくと、異臭の原因にもなり、その中の草引きも大変です。3年前に入れられた砂利はほぼ見えない状態になっていました。
草引きのご負担を減らせるように、I様には、「草が生えてきにくい環境を作って、ネコちゃんがフンをしていっても掃除しやすいお庭にしてはどうか」という事をお伝えさせて頂きました。
この問題をどうやって改善したのか?
解決ポイント1 草引きを解決して掃除のしやすいお庭にする
I様の一番のお悩みは、草引きが大変で管理しきれないということでした。
主庭となるスペースは植木が数本あり、地面からは草が生い茂っている状況でした。草を刈るとご主人様が敷かれた砂利が出てきました。にゃんこも来ていました…
普通にお庭で野良猫が寝ていたようです…寝ているだけならまだしも、お土産のフンを置いていくと草に絡んで取ることも大変です。
ネコちゃんが来ないようにするには…ワンちゃんをお庭で飼うことが一番効果的だそうです…
要塞のような高い壁を作れば防ぐことは可能でしょうが、現実的に街並みや景観まで崩してしまい、物凄いコストにもなります。ネコちゃんは頭が入ればどこにでも出入りするのでフェンスの下の隙間からでも入ってきます。
雑草に対してもたくさんの方法がありますが、①ネコちゃんの対策と②雑草対策の2点をクリアする為に、I様には「地面の土が表面にあり、乾いているとフンをしやすいので地面を固めて土を見せなくする」というご提案をさせていただきました。
そうすることで、草が無い分フンをされても掃除がしやすくなります。水で流すこともできるので、異臭の原因も防げます。地面を固める事で表面に土が無いので雑草も生えにくい状況になります。
主庭に関してはご主人様や奥様が外へ出たくなるようなおしゃれな感じにしました。
また、植木は大きくなりすぎた1本だけを撤去し、その他は残しました。落葉樹ですが地面は全て固めているので掃き掃除もしやすいです。
植木の根本もネコちゃんが掘り起こさないように固まる土で固めてしまいました。透水性もあるので植木も育ちます。アジサイも元々あったもので、レンガで囲い、締まりが出るよう両サイドに花台を作りました。
置物を置いてもおしゃれになりそうです。アジサイの根本からの雑草対策とフンをされないよう防草シートを張ってゴロゴロと石を置きました。
ポールライトをいくつか取付けたので夜も楽しめるお庭に変わりました。
主庭は目的であったネコちゃんの対策と雑草の対策も兼ねて、見た目も良くなるように少しデザイン的にしました。
バックヤードのスペースはデザイン面は考えず、機能面を重視して考えました。
家の周りぐるっとご主人様が入れられた砂利が入っていますが、隙間からの雑草が生えてきています。こうなると土だけの状態より雑草の管理がしにくくなります。
バックヤードについてはお洗濯物を干しやすいようにされたいとのことでした。今どのように干されているか、どうすれば奥様がスッとお洗濯物を干せるようになるかを伺いながら解決策を一緒に考えていきました。
たどり着いた答えは、段差があると大変なので今ある濡縁を固定させれば一番干しやすいという部分にたどり着きました。また、勝手口を出てすぐのところにシンクがあり、ご主人様が釣ってきた魚を捌くスペースとなっていました。
濡縁の下にも降りやすいように、雑草対策も兼ねてコンクリートを打ちました。これで安定感もあるので、ぐらっといって落下するということも防げます。植木は目隠しの役割も兼ねて残しました。
ご主人様の魚を捌くスペースも足場が良くなり趣味のスペースとして確保できました。
全面砂利を敷かれていたバックヤードは全てコンクリートで固めてしまいました。これで、万が一ネコちゃんにフンをされても踏まずに歩くことができるので、歩きやすくもなりました。
I様に「草を見るのが嫌で、お庭に出る事が無かったけど、お庭に出たくなるようになりました。」と喜んで頂けました。
解決ポイント2 知らない車が敷地内に入ってこないよう防犯対策も兼ねてクローズの位置を変える…
I様は雑草以外にも、知らない車がI様の駐車場でUターンしていくという問題も抱えられていました。
I様のお家は丁度突当たりにある為、道を間違って入ってくる車などがあったようで、引き返す為にI様の駐車場に車を入れてUターンするということがあったようです。それを繰り返されているうちにI様のおうちの素敵な石貼りが割れてきてしまいました。
車をぶつけられても困りますし、車上荒らしや宅地内への防犯面も考え、締め切る位置を変更しました。
今までは玄関の前に門扉と塀があり区切られていました。I様のおうちの敷地形状、建物の配置を見るとアプローチと駐車場を一緒に使わないと車を停める事ができません。
駐車場に知らない車が入ってこないようにする為には、道路境界の部分で区切るしか方法はありません。そうなると、シャッターを取付けるかオーバードアを取付けるかのどちらかの方法になってきます。
オーバードアですとすぐに乗り越えられますし、ご近所のお家もだいたいシャッターを取付けられているので、I様のお家もシャッターを取付けることにしました。
シャッターだけを取付けるのであれば簡単なことですが、シャッターを取付けてからI様の日々の車の出し入れ、アプローチの動線、郵便物の受け渡しなどいろいろお話を伺いつつI様にとって良い方法を探っていきました。
石が割れていた部分も補修を兼ねて敷地の区切りをつけるために道路に沿わせて全て石貼りにしました。
I様のお家の場合お車を道路に対して平行に入れないといけません。その為なるべく開口幅を広く取っておく方がお車が停めやすくなります。
しかし、シャッターだけではなく、門扉を付けないと常にシャッターからの出入りになってしまうので歩いてお出掛けになられる際に不便になってしまいます。
かといって門扉を取付けると、門扉のスペースが必要になってくるので駐車場への開口幅(シャッターのスペース)が狭くなってしまいます。
その上ポスト、インターホン、表札を取付けないといけなくなってしまします。そこで、お車を少しでも入れやすいようにポストなどのご提案をさせていただきました。
I様にお伺いすると、ご主人様も奥様も基本的には車で出かけられるので歩いて出ていく事はほぼないということでしたので、片開きの門扉を使用し、ポスト、表札、インターホンが一体になった機能門柱も一番細い物を使用しました。
こうすることで、お車の出し入れを少しでもしやすい環境を作りました。また、門扉も自動で閉まる物にしたので、空きっぱなしも防げます。
更に注目!今までは玄関の前にポストや門扉があったので、雨の日でも郵便物などを受け取る際玄関ポーチの屋根があった為濡れる事が無かったそうです。今回の工事で仕切りを道路側に移動したため、普通でいくと郵便物の受け取りの時に雨が降っていたら濡れてしまいます。
そこで、カーポートのサイズをシャッターに当たらないギリギリのものにし、更に玄関ポーチまでの動線上でも雨に濡れないように屋根を取付けました。
これで、郵便物の受け取りやお車からお家に入られる時も雨に濡れずに済むので傘をさす必要がありません。
お車をもう一台停められるようにということと、お車を入れやすくするために以前あった壁を全て取り壊しました。
お車を入れやすくする為に壁を壊しただけではカーポートの柱が邪魔になってしまいますので、カーポートも新しい物に取り替えました。
壁も無くなり、カーポートの柱もお家の方へ寄せたので、お車を停められるにもスペースに余裕ができました。また、玄関の前にも車止めを設置し縦にお車が1台入る寸法で作りました。
解決ポイント3 大きな荷物の出し入れもしやすい玄関にする
I様は他にも、玄関を出てすぐのところに壁があるので大きな荷物を出し入れがすごくしにくいという問題も抱えられていました。
具体的にお伺いすると、釣りに行くのに道具の出し入れが大変ということでした。大きなクーラーボックスを出し入れされるため、車に荷物を積まれる際に壁や門扉が邪魔になっていたそうです。
表にシャッターを取付けるので、壁を無くすことで荷物の出し入れも車の出し入れもしやすくなります。というわけで…
玄関ポーチのタイルだけ残し、壁を取り壊して低いデザインウォールを作りました。玄関は丸見えになってしまいますが荷物の出し入れを優先しました。両サイドにウォールを配置し、前後にずらすことで奥行が広く見えるようになり立体感も出ます。
左側のウォールの後ろには以前、散水栓がありましたが、釣りから帰ってこられて水道を使いやすいように立水栓に切り替えました。また、ウォールの後ろにホースや掃除道具を見えないように置くことができるので、ご来客時に道路側から見てもスッキリとしています。
工夫したのはウォールの高さです。荷物の出し入れを優先ということで、今乗られているお車の車種を伺っていたので、車止めにタイヤを当て込んで停車した時に道路側のシャッターも締まり、トランクも後ろから開く高さで設定しました。玄関を出てすぐに車のトランクがあるので、釣りに行かれる際も荷物の搬入や搬出が楽になりました。
元々あった植木を残し、後ろに木目のポールを立てて玄関周りもデザイン的になりました。朝日で株立ちの植木の影がポールに当たって、立体感も出ていい感じになりました。
植木の根本は防草シートを張って雑草対策をしつつ、石をゴロゴロと置いてネコちゃんが入れないようにしました。玄関扉の前には奥様が大好きなハイビスカスを置かれているので色鮮やかで可愛くお出迎えしてくれます。
お庭にも出入りしやすいようにリビングの前に石貼りの階段を設置しました。窓の両サイドに会所と室外機があるのでアールの形状を少し工夫し、出入りのしやすい階段にしました。
今までお庭に出る事がなかったI様が、天気のいい日にI様のお家のにゃんこを櫛でといてあげたりされているそうです。管理に悩まされていたお庭が、使えるスペースになったので、愛猫ちゃんと過ごされたり、植物を育てたり、フェンスに植物を絡ませたりと楽しい事を考える時間のゆとりができたと喜んでいただけました。
猫の糞について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
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