庭の雑草対策で砂利を敷いたのに失敗して、雑草が生えてきてしまった…。そんな経験はありませんか?
実は、雑草防止のための砂利敷きは、タイルやウッドチップと同様に、ちょっとした工夫が必要なエクステリア工事です。
このページでは、防草シートなしで砂利敷きに失敗した例や、DIYで自分でできる正しい砂利の敷き方、外構や庭に砂利を敷く場合に必要な知識や注意点・予防策などを詳しく解説します。
庭の草を綺麗にし、雑草が生えない美しい砂利庭を作りましょう!砂利を使った庭のリフォームを検討中の方にも、この記事は役立つでしょう。
この記事は、お庭の管理を楽にして、自分時間を奪われないお庭を造る、奈良県の造園業者、西原造園の宮原圧志がお送りします。
雑草対策で砂利を敷いたのに大失敗!草が生えてくる理由とは?
あなたも、庭に砂利を敷いて雑草対策をしたつもりが、時間が経つとともに草が生えてきてしまった経験はありませんか?
砂利を敷くと、土が露出しないため雑草が生えにくくなります。また、砂利は水はけが良く、雑草の繁殖を抑える効果もあります。
しかし、しっかりとした手順を踏んで施工したはずなのに、どうしてか雑草が再び顔を出してしまう事があります。
この記事では、砂利を使った雑草対策が失敗した主な理由と、それに対する具体的な対策をお伝えします。
1.防草シートの選び方を間違えている
砂利を敷く前に防草シートを使用するのは、雑草対策の基本です。しかし、防草シートの品質や敷き方を誤ると、雑草が生えてくる原因となります。
さらに防草シートにはさまざまな種類があり、耐久性や防草効果に大きな違いがあります。たとえば、織布タイプ(織りタイプ)のシートは目が粗く、隙間から雑草が突き破ってくることがあります。
また、シートに隙間ができて土がむき出しだったり、重ねる部分が足りなかったりすると、そこから雑草が生えてきてしまうのです 。
2.砂利の厚みが足りない
砂利の厚みは、雑草対策の効果を大きく左右します。一般的に、砂利の厚さは少なくとも3〜5cmが推奨されます。
しかし砂利が薄すぎると、雨水など土が浮いてきてしまい、雑草の発芽を促してしまいます。
また、砂利の粒の大きさが大きすぎて例えば石を敷くと、石と石の間に隙間ができやすく、そこから雑草が生える原因となります 。
3.防草シートの上に土が流れ込んでいる
防草シートの理由は庭に防草シート+砂利を敷いた後、周りから土が流れ込んでくることが原因です。これは、土留めがしっかりされていないために起こる現象です。
主に雨水で土が流れ出てきて防草シートの上に土が積もり、その土を栄養源として雑草が生えてくることがあります。
そのため土留めとして、縁石やレンガを使うことで、土の流入を防ぐこと重要です。
ちなみにですが、防草シートの上にレンガを敷くこと自体は何ら問題ありません。ただし、防草シートの上にモルタルを敷いてレンガを置いても、直接地面と固着しないため強度が弱くなります。
例えば、防草シートを引っ張るとレンガも一緒に付いてきます。ようするに、レンガをモルタルで固定する場合は、地面に直接モルタルを敷いてレンガを置いた方が、しっかりと固定する事ができます。
防草シートの上に花壇を敷く場合でも上記同様に考えると良いでしょう。また防草シートの上に花壇を作ると、花壇の水はけが悪くなるためおすすめしません。詳しくは次の記事をご覧ください。
4.草の上から防草シートを敷いてしまった
防草シートを敷く前に、雑草をしっかりと取り除いていないと、後々大きな問題になることがあります。
草を完全に取り除かず、その上からシートを敷いてしまうと、除草シートの下で草が成長し続け、やがてシートを突き破って生えてきてしまうのです。
草を取り除いておかないと、特に壁際や防草シートのつなぎ目、ピンの穴から生えてきやすいです。
特に生命力の強い雑草は、シートの遮光効果を乗り越えて成長することがあり、雑草対策の効果が大幅に低下してしまいます。
雑草対策で庭に砂利を敷いたけど失敗した事例
庭に砂利を敷くことで雑草対策を行ったにもかかわらず、思わぬ失敗を経験する人が少なくありません。
ここでは、実際に砂利敷きで失敗した事例を通して、どのような点に注意すべきかを具体的にご紹介します。
砂利の厚さが足りず雑草が生えてしまった事例
こちらの方は、庭の見た目を美しく保ちながら雑草を防ぐために砂利を敷きました。
しかし、砂利の厚さを2cm程度にしたことで、歩行の度に砂利が地面に沈んでしまい、土が浮き出てきて雑草が再び生えてきてしまいました。
砂利の厚みは雑草を防ぐために非常に重要で、少なくとも3〜5cmの厚さを確保する必要があります。
防草シートを敷かずに砂利だけ撒いて失敗した事例
こちらの方は、防草シートを敷かずに砂利だけを撒くことで雑草対策を試みました。
しかし、数ヶ月後には雑草が砂利の隙間から生えてきました。防草シートは雑草の発芽を防ぐために不可欠なアイテムであり、これを敷かないと、時間が経つにつれて砂利が土に埋もれ、雑草が生えやすくなります 。
防草シートの選び方を間違えて雑草が生えた事例
こちらの方は、防草シートを敷いて砂利を撒くという正しい手順を踏んだにもかかわらず、雑草が生えてきてしまいました。その原因は、低品質の防草シートを選んでしまったことにありました。
防草シートは、強度があり耐久性の高いものを選ぶことが重要です。特に「不繊布」の防草シートは強度が高く、織り目のある防草シートよりも効果的です 。
施工不良により雑草が発生した事例
こちらの方は、自分で庭に砂利を敷くDIY施工を行いましたが、防草シートを正しく敷くことができず、雑草が発生してしまいました。
写真以外の場所でも、特に壁とシートの端に隙間ができていたため、隙間から雑草が生えてきていました。
防草シートを敷く際には、土がむき出しにならないように敷かれていることを確認することが重要です 。特に壁際は5センチほど防草シートを立ち上げる事が大切です。
土留めをせずに砂利スペースに土が流れ込み、雑草が発生した事例
こちらの方は、砂利を敷く際に土留めをせずに施工したため、雨や風で周囲の土が砂利スペースに流れ込みました。
流れ込んだ土は雑草の発芽を助ける温床となり、砂利の間から雑草が生える原因となりました。
ここでの対策は、縁石やレンガを使用して土留めを行い、土の流入を防ぐことが必要です。
DIY施工による費用と労力が無駄になった事例
こちらの方は、コストを抑える目的でDIYで自分で施工されましたが、結果的に費用と労力を無駄にしてしまいました。
施工不良により雑草が再び生えてきたため、プロに依頼してやり直すことになったのです。
特に防草シートの敷き方や、下準備や砂利の選び方に問題があったため、プロの手による正確な施工が必要でした。
砂利の種類を間違えて雑草が生えてきた事例
こちらの方は、砂利を選ぶ際に一般的な川砂利を選びました。選んだ川砂利にうっすら土がついていました。
その結果、砂利に付着している土があめで流れて防草シートの上にたまり、せっかく防草シートを敷いたのにまた雑草が生えてしまいました。
雑草対策には土気が少ない砂利を使用し、土が溜まらないようにすることが重要です。適切な砂利の選択が、雑草対策の効果を大きく左右します。
防草シート+砂利の敷き直しはかなり大変
防草シート+砂利の敷き直しは、想像以上に大変な作業です。一度敷いた防草シートと砂利を撤去するためには、かなりの労力と時間が必要になります。
まず、砂利をすべて取り除く作業が必要です。この作業は特に手間がかかり、砂利が多い場合はさらに困難です。
砂利を取り除いた後、次に防草シートを撤去しなければなりませんが、防草シートはピンで地面にしっかりと固定されているため、これも容易ではありません。
特に、シートが土や植物の根に絡まっている場合、撤去作業はさらに難しくなります。
さらに、敷き直し作業をする際には、土を再度整地する必要があります。既存の土に雑草が生えてきていたり、凹凸ができていたりすることが多いため、新たに防草シートと砂利を敷く前に、これをしっかりと整える必要があります。
さらに、敷き直しには新しい資材が必要になるため、費用もかかります。
労力と時間に加えて、再度材料費が発生することを考えると、敷き直しはかなりの負担となることがわかります。そのため、最初から正しい方法で防草シートと砂利を敷くことが非常に重要です。
庭に砂利を敷く前に知っておくべき失敗を防ぐための基本知識と注意点
庭に砂利を敷くことで、雑草が生えないようにする事を期待する方は多いですが、正しい知識と準備がなければ、その効果を十分に発揮することはできません。
ここでは、砂利敷きが効果的な理由や、メリット・デメリット、そして失敗しないための砂利の選び方について詳しく解説します。
※防草シートなしで砂利を敷いた場合についてお伝えします
砂利敷きが雑草対策に効果的な理由
砂利を敷くことで雑草が生えにくくなる理由は主に三つあります。
第一に、砂利が地表を覆うことで日光を遮断し、雑草の発芽を抑える効果があります。
第二に、砂利の重みで土が押さえられ、雑草の成長を物理的に妨げるためです。
第三に、砂利自体が小粒の石なので雑草が生える環境を作らせないためです。これらの効果を最大限に引き出すためには、砂利の厚みを十分に確保することが重要です。
砂利敷きのメリットとデメリット
メリット:
- メンテナンスが簡単:砂利を敷くことで、雑草の発生を抑え、庭の手入れが楽になります。ガーデニングの負担を減らし、より簡単に庭の状態を維持できます。
- 景観の向上:砂利には様々な種類があり、庭のデザインに合わせて選ぶことができます。特に、和風の庭には、白川砂利や玉砂利を使うと、おしゃれで落ち着いた雰囲気を生かしたデザインに仕上がります。庭全体の印象を大きく変えられるため、庭のリフォームを考えている方にもおすすめです。
- 防犯効果:砂利の上を歩くと音がするため、防犯効果も期待できます。
デメリット:
- 歩きにくい:砂利は凸凹した地面になるため歩きにくくなります。
- 駐車場に敷くと轍になる:駐車場の雑草対策として砂利を使用すると、タイヤ滑ってしまう事があります。
- 散乱する:基本的に砂利は固定されていないため、歩いたりしていると散乱してしまいます。掃除などが面倒に感じられるでしょう。
失敗しない防草砂利の種類と選び方
防草効果を最大限に発揮するためには、適切な砂利の選び方が重要です。
一般的に、防草砂利としては、粒が大きく土気を含んでいないものが適しています。
粒が大きいと地面から土が浮き出てきにくく、雑草の生育を防ぎます。また、防草シートとの併用で、より効果的に雑草を抑制できます。
選ぶ際には、耐久性や色合い、庭のデザインとの調和も考慮すると良いでしょう。特に和風の庭に合う砂利を選ぶことで、庭全体の風合いを和やかに演出することができます。
特に砂利の表面に土がついていない物を選ぶと効果的です。例えば、白川石などは土気が少ないためお勧めです。反面、川砂利(ジャミ)などは土気を多く含んでいるためあまりお勧めではありません。
また、広い庭の場合、砂利以外にもウッドチップや人工芝・土間コンクリートやインターロッキングを使ってガーデンのエリアを区切ることで、多様な表情を持たせることができます。
防草シート+砂利で草が生えないようにする
雑草を抑えるためには、単に砂利を敷くだけでは不十分です。防草シートを併用することで、雑草対策の効果を大幅に高めることができます。
ここでは、防草シートと砂利を組み合わせた際の利点や正しい施工方法について詳しく解説します。
防草シートと砂利の組み合わせで雑草対策の効果が高まる理由
雑草が生えないようにするためには、防草シートと砂利を組み合わせることで、雑草対策の効果が大幅に向上します。
防草シートは地表からの日光を遮断し、雑草の発芽を抑制する役割を果たします。さらに、シートが土と砂利の間にあることで、砂利が土に沈み込むのを防ぎます。
これにより、土が砂利の表面に浮き出てくるのを防ぐことができます。また、防草シートは紫外線に弱いという弱点があります。
その弱点を補うために、防草シートの上に砂利を敷くことで紫外線から保護する事ができます。そのため、防草シートの効果が長持ちします 。
防草シートの正しい選び方と施工方法
防草シートの選び方と施工方法は、雑草対策の成否を左右します。
まず、防草シートは耐久性があり、雑草が突き破れない強度のあるものを選ぶことが重要です。
安くしたいという気持ちもあると思いますが、安価な防草シートは、破れやすく強度が弱いです。そこで、おすすめは「不繊布」タイプのシートです。
不織布は、織り目がないため雑草が突き破りにくく、長持ちします。
施工時のポイントは、土がむき出しにならないようにシートを地面全体に隙間なく敷くことです。
また、シートが重なる部分は、少なくとも10cmほど重ねて敷き、防草シート用のピンでしっかり固定します。また、防草シートの端(壁際)は5センチほど立ち上げて、隙間ができないように敷き詰めます。
これにより、雑草の侵入を防ぎ、長期間にわたって効果を維持することができます
補足:砂利の代わりに、防草シートの上に人工芝を敷くことも効果的です。
プロが教えるDIYで防草シート+砂利敷きの正しい敷き方
庭の雑草対策でDIYで砂利敷と防草シート(除草シート)を使って雑草対策をする際には、正しい施工手順を守ることが重要です。
ここでは、プロが推奨する手順を紹介しますので、効果的な雑草対策を実現しましょう。
STEP①草刈り・草取りを行う
まずは、草むしりを行います。施工予定地の雑草をしっかりと取り除きましょう。雑草を根こそぎ抜くことで、再び発芽するのを防ぎます。
このステップでは、手で抜くか、草取り道具を使って丁寧に雑草を除去します。
STEP②土を鋤き取り捨てる
次に、表面の土を少し削り取ります。これにより、雑草の種の発芽を減らすと同時に、平らな施工面を作ります。
このステップは、特に雑草が多い庭で重要です。土を鋤き取ることで、種ごと雑草と取り除き、防草シートの下から雑草が生えてくることを防ぐ効果を狙います。
STEP③地面を整地して水勾配をつくる。
整地を行うことで、防草シートと砂利を敷く際の安定した基盤を作ります。地面を均等にならし、デコボコをなくすことがポイントです。
これにより、防草シートがしっかりと敷け、砂利も均一に敷くことができます。
また、整地の時に雨でお庭が水浸しにならないように、水勾配を必ず作って排水能力を高めておきましょう。水勾配は雨水桝に雨水が流れるように作ることが重要です。
STEP④顆粒(土壌処理型)の除草剤を撒く
必要に応じて、除草剤を撒いておくことも考えられます。除草剤にはラウンドアップなどの液体の除草剤もありますが、顆粒タイプの除草剤は、雑草の根絶に効果的で、今後の発芽を抑制します。
また、スギナやドクダミが繁殖していた場合に、防草シートを敷く前に顆粒の除草剤を撒いておくことで、繁殖を防ぐことができます。
ただし、顆粒の除草剤は、植物の根から吸収されるため、植木や花壇の草花や芝生などに影響がないように注意して使用しましょう。
STEP⑤防草シートを隙間なく敷き詰める
防草シートは、雑草の発芽を防ぐために隙間なく敷くことが重要です。シート同士を10cmほど重ね合わせ、専用のピンでしっかりと固定します。
壁際は5センチほど立ち上げましょう。これにより、シートの動きや隙間から雑草が生えるのを防ぎます。
STEP⑥砂利を敷き詰める
最後に、防草シートの上に砂利を均一に敷きます。砂利は土気の少ない砂利を選びましょう。(砂利の表面に土がついていない物が良いです)
砂利の厚みは3〜5cmが推奨され、厚さを確保することで、シートを紫外線から保護し、雑草の発芽を防ぎます。
5cmを超えると歩きにくくなるのでご注意ください。
砂利が均一に敷かれているか確認し、必要に応じて追加しましょう。
補足:土の流入を防いでおくことが大切!
施工後、周囲から土が流れ込まないように、土留め処理を行う事も大切です。縁石やレンガを使って境界を作り、雨水や風による土の流入を防ぎます。
これにより、砂利スペースをきれいに保ち、雑草の発芽を抑えることができます。
維持管理の方法:砂利庭を美しく保つには?
砂利庭を美しく保つためには、定期的なメンテナンスと適切な管理が欠かせません。ここでは、砂利庭を長期間美しく維持するための具体的な方法をご紹介します。
定期的な掃除
砂利庭の美観を保つためには、定期的な掃除が重要です。落ち葉やゴミが溜まると見た目が悪くなるだけでなく、虫が発生する原因にもなります。
ほうきやブロワーを使って、定期的に砂利の表面を掃除しましょう。特に、土気の多い砂利を使用する場合、雑草が小さな雑草が生えてくるので見つけ次第早めに除去しましょう。
砂利の再配置と補充
時間が経つと、砂利が偏ったり、薄くなったりすることがあります。そこで、定期的に砂利を再配置し、必要に応じて補充することが重要です。
特に、歩行が多い場所や風の影響を受けやすい場所では、砂利が移動しやすいので注意が必要です。
雑草の早期除去
砂利庭に雑草が生えてきた場合は、早期に除去することが大切です。
雑草は放置するとどんどん増えてしまうため、小さいうちに抜いておくことで、雑草が種を飛ばすのを防げるので、砂利庭全体の美しさを維持できます。
また、雑草が目立ち始めたら、防草シートが破れている可能性もあります。防草シートが破れた場合は、部分的に補修をするか、思い切って防草シートの交換を検討しましょう。
防草シートの確認と交換
防草シートは、経年劣化により破れてきます。除草シートの耐用年数は使用状況により異なりますが、3〜10年程度が一般的です。
シートが破れていたり、隙間ができている場合は、部分的に交換することで、雑草の侵入を防ぐことができます。定期的なチェックを行い、必要に応じて適切に対応しましょう。
庭に雑草対策で砂利を敷きた人のためのFAQ
- 草が生えない砂利はどこで売っていますか?
-
草が生えない砂利、一般的には「防草砂利」として販売されているものは、ホームセンターや園芸用品店、またはオンラインショップで購入することができます。
具体的には、カインズホーム、コメリ、コーナン、DCMダイキなどの大型ホームセンターや、Amazonや楽天市場などのECサイトでも取り扱っています。
購入の際には、粒の大きさや素材、カラーなども確認し、自分の庭に合ったものを選ぶことが重要です。
また、施工業者を通じて購入することも可能で、その場合、適切な施工方法のアドバイスを受けることができる点も利点です。
- 庭を砂利敷にするとダサくなりませんか?
-
庭を砂利敷にすると、庭そのもののデザインや選ぶ砂利の種類によっては、ダサく見えることがあるかもしれません。
しかし、適切にデザインされた砂利敷きは、モダンでスタイリッシュな庭を作ることができます。たとえば、色や粒の大きさ、形状を工夫することで、庭全体の印象が大きく変わります。
また、砂利だけでなく、石材や植栽、照明などを組み合わせることで、バランスの取れた美しい庭に仕上げることができます。
プロの造園業者に相談すれば、庭のスタイルや家の外観に合ったデザインを提案してもらえるので、砂利敷でもオシャレで洗練された庭を実現することが可能です。
- 庭に砂利を撒いて後悔した人はいますか?
-
はい、庭に砂利を撒いて後悔した人は少なくありません。よくある後悔の理由としては、以下のようなものが挙げられます。
- 安全性の問題: 尖った砂利や不安定な足元が原因で、子供やペットが庭で遊ぶ際にケガをするリスクが高まることがあります。また、砂利が散らばってしまい、日常的に危険を感じることもあります。
- メンテナンスの難しさ: 砂利を敷いた後も雑草が生えてくる場合があり、除草作業が必要になることがあります。また、砂利が掃除しにくい環境を作り出し、落ち葉やゴミの片付けが大変になることもあります。
- 駐車場の使いにくさ: 駐車スペースに砂利を敷くと、車のタイヤが砂利に埋まりやすくなったり、駐車時に車が滑りやすくなったりすることがあります。これにより、毎日の車の出し入れがストレスになることがあります。
- 見た目の問題: 時間が経つにつれて砂利が色褪せたり、散乱して見た目が悪くなることがあり、庭全体の印象が古びてしまうことも後悔の一因です。
このような問題を経験した結果、砂利を敷いたことを後悔し、別の庭づくりの方法を検討する人が多くいます。
具体的には次のページを覗いて頂くと分かりやすいです。
庭や外構を砂利にして後悔した人の5つの要因とデメリット 庭や外構に砂利を敷くことは、自然な風合いを演出する上で効果的な手段ですが、メリットだけでなくデメリットも考慮する必要があります。ここでは、砂利の選び方からメンテ… - 防草シートなしで砂利を敷くのはありですか?
-
防草シートなしで砂利を敷くことは可能ですが、雑草対策の観点から考えるとあまりお勧めできません。防草シートを敷かずに砂利を直接地面に敷くと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- 雑草の繁茂: 砂利の下に防草シートがないと、土壌から雑草が簡単に生えてきます。砂利の間から雑草が伸びると、見た目が悪くなるだけでなく、除草作業が頻繁に必要になります。
- 砂利の沈み込み: 時間が経つと、砂利が土壌に沈み込み、薄くなることがあります。これにより、庭全体の見た目が劣化したり、再度砂利を追加する手間が増えることがあります。
- 安定性の低下: 防草シートがないと、砂利が地面に直接接するため、砂利が不安定になりやすく、歩きにくくなることがあります。これにより、安全性が低下するリスクもあります。
そのため、雑草対策や砂利敷きの効果を長持ちさせるためには、防草シートを敷いた上で砂利を敷くことが一般的に推奨されます。
- 庭に砂利を敷く費用はどれくらいかかりますか?
-
庭に砂利を敷く費用は、敷地の広さ、使用する砂利の種類、そして施工方法によって大きく変わります。以下に、一般的な費用の目安を挙げます。
- 砂利の費用:
- 砂利の種類や品質によって価格は異なりますが、一般的には1平方メートルあたり約1,000円から3,000円程度が相場です。高級な砂利や特殊なデザインのものは、さらに高価になる場合があります。
- 防草シートの費用:
- 防草シートを敷く場合、1平方メートルあたり約200円から500円程度の費用がかかります。耐久性や品質によって価格は異なります。
- 施工費用:
- 施工を業者に依頼する場合、施工費用が加算されます。これには砂利の敷設や防草シートの設置、地面の整地作業などが含まれ、1平方メートルあたり約2,000円から5,000円程度が一般的です。
- 総費用の目安:
- 例えば、50平方メートルの庭に砂利を敷く場合、砂利と防草シート、そして施工費用を含めると、総額で約30万~50万円程度が目安となります。自分で作業を行う場合は、施工費用を節約できますが、手間と時間がかかる点も考慮する必要があります。
これらの価格はあくまで目安であり、選ぶ材料や業者、地域によって変動することがあります。見積もりを複数の業者から取ることで、より正確なコストを把握することができます。
- 砂利の費用:
- 砂利の庭を変えたいのですがどんな庭にすればよいですか?
-
砂利敷きの庭を変えることで、快適で魅力的な空間を作れます。例えば、人工芝を敷くと手入れが簡単で、子供やペットが安全に遊べる庭に。
ウッドデッキを追加すれば、外でのリラックススペースが増えます。石畳と植栽を組み合わせた庭や、花壇を取り入れたガーデニングスペースも人気です。
また、和風庭園にして落ち着いた空間を演出した庭を作ることも。
自分の生活スタイルに合った庭にリフォームすることで、満足度の高いスペースが実現します。
- 砂利の上から除草剤を撒いても問題ないですか?
-
砂利の上から除草剤を撒くことは可能ですが、いくつかの点に注意が必要です。
砂利の上から液体タイプの除草剤を撒くことは、雑草対策として効果的な方法の一つです。ただし、いくつかの点に注意が必要です。
- 液体タイプの除草剤は効果的: 液体タイプの除草剤は、雑草の葉や根に吸収され、雑草を枯らす効果があります。砂利の間から生えてきた雑草に直接作用するため、効果が期待できます。
- 除草剤は定期的に撒く: 雑草の種類や環境によっては、除草剤の効果が一時的な場合があります。定期的に除草剤を撒くことで、長期的な雑草対策が可能ですが、過度な使用は環境や健康に悪影響を与える可能性があります。
- 掃除が面倒: 除草剤を使用することで、砂利の隙間から生えてきた雑草を枯らすことができます。ただし、枯れてはいても、枯れた雑草を取る作業が発生します。
まとめると、砂利の上から液体タイプの除草剤を撒くことは可能ですが、環境への影響や効果の持続性を考慮して使用することが重要です。
- 草の生えない砂利はありますか?
-
ないと思った方がよいでしょう。というのは、どんな砂利であろうと、地面に直接砂利を撒いてしまうと雨で土が浮き出てくるからです。雑草は少量でも土があると生えてくるので、草の生えない砂利を探すよりも土をなくす事を考えた方が賢明です。
- 防草シートの上から除草化学変化やも大丈夫でしょうか
-
はい。問題ありません。除草剤を通常の範囲内で使用していれば、化学変化や除草剤を撒いて劣化したという話は聞いたことがないので問題ありません。
お庭の雑草対策について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
毎月5名限定なので、今すぐ次のボタンをクリックして詳細を確認してみてください。
今月はあと3名
お問合せフォーム受付時間:24時間 年中無休