「庭の整地…どうすればよい…」
お庭が雑草で覆われていたり、地面がガタガタしていて、子供やペットが安全に遊べない状態にお困りではありませんか?家族が安心して過ごせる素敵な庭を作りたいと思っているけれど、どこから手をつけて良いか分からない。
そんなお悩みを解決するために、整地の方法や必要な道具、業者に頼む際の費用まで、分かりやすくご紹介します。初心者でもできる方法を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
庭の整地の必要性と目的は?勾配を作る理由とは?
庭づくりを成功させるためには、まず「整地」をしっかり行うことが重要です。
そもそも整地とは、庭づくりを行う前の段階で、地面を平らにならす作業のことを言います。
この作業を怠ると、地面の凹凸が残ったままになり、見栄えが悪くなるだけでなく、水はけが悪くなって水たまりができやすくなってしまいます。
また、インターロッキングや人工芝など、次に仕上げる物が綺麗に仕上がらず、作業がやりにくくなります。例えば、せっかく敷いた人工芝が水たまりによって浮き上がったり、レンガがずれてしまったり、せっかくの庭が台無しになってしまう可能性もあります。
また、水はけの悪さは雑草の繁殖にもつながり、美しい庭を維持する上で大きな妨げとなります。逆に、整地がしっかりとなされていれば、水はけが良くなり、次の作業を行うにも良い影響を与えます。
美しい庭を長く楽しむためには、整地は欠かせない作業と言えるでしょう。
整地が不十分だとどうなる?庭に起こるリスクとトラブル
庭作りにおいて、「整地」はすべての基礎となる作業と言っても過言ではありません。整地が不十分だと、美しい庭を維持していく上で様々な問題が発生する可能性があります。
例えば最終的に人工芝を敷く場合、地面がしっかりと押し固められていないと、時間とともに人工芝の下地が沈下し、見た目が悪くなるだけでなく、つまずきの原因にもなりかねません。
特に、子供が庭で遊ぶ場合や、高齢者のいる家庭では、安全面からも注意が必要です。
また、スポーツなど負荷の高い用途で庭を使いたい場合は、転圧機などを用いて地面をしっかりと固めておく必要があります。そうでないと、使用頻度が高まるにつれて地面が不均一にへこみ、本来の機能を果たせなくなる可能性があります。
さらに、雑草対策の面でも整地は重要です。たとえ防草シートを敷いていても、地面が凸凹だと防草シートが上手く敷き詰められなくなります。
すると、防草シートがヨレて、つなぎ目に隙間ができてしまい、そこから雑草が生えてきます。
せっかく美しい雰囲気の庭を作ろうとしても、仕上がりが悪くなったり、雑草が生い茂ってしまっては台無しです。後々のメンテナンスの手間を減らすためにも、整地には十分な時間と労力をかけるようにしましょう。
庭の整地をする主要な目的は「勾配」を作る事
庭の整地で最も重要な目的の一つは「勾配(斜面・傾斜)」を作ることです。プロがお庭の整地を行う場合、特に「勾配(水勾配)」に意識を向けて作業を行っています。
勾配とは、地面にわずかな傾斜をつけて、雨水が自然に流れていくようにすることを指します。
なぜプロが特に意識を向けるのかというと、この勾配が正しく作られていないと、庭に水たまりができ、ひどい場合はお庭がプール状態になる可能性があるからです。
反面正しく作られていると、雨が降っても水たまりができにくくなり、庭の水はけが良くなります。
これにより、人工芝やレンガ敷きが長持ちし、美しい庭を維持できるのです。また、視覚的にも庭全体が均一に見え、整った印象を与えることができます。
理想の庭を実現するためには、この「勾配作り」が欠かせないステップなのです。
整地と勾配の重要性を理解することで、庭作りの成功に一歩近づくことができます。次は、具体的な整地の手順や必要な道具についてお伝えしますので、ぜひ続きをご覧ください。
庭の整地に必要な道具と機械を解説!
ガーデニングなどで庭の整地を自分でやるのは、少しハードルが高く感じるかもしれませんが、適切な道具やその使用方法と手順や段取りを知っていれば、意外とスムーズに進められます。
次に、初心者でもDIYで安心して取り組める庭の整地方法を解説します。整地の基本を押さえ、理想の庭作りを一歩ずつ進めましょう。
水盛遣方に必要な道具
水盛遣方を行うためには、レーザーレベルと水平器が便利です。
レーザーレベルを使用して、庭全体の水平を確認し、勾配を正確に計算・計画します。水平器は、レーザーレベルがない場合に使うと便利です。長い木の棒(角材)などを地面に当てて、棒の上に水平器を置くと水平が確認できます。
これらの道具を使って、庭全体の傾斜を計画通りに整えることができ、整地の基礎をしっかりと作り上げることができます。
除草作業などの下準備に必要な道具
除草作業には手袋やカマ、手ぼうき、チリトリ、ガンジキが必要です。手袋で手を保護し、カマや草刈り機で草を刈り取ります。除草したゴミは手ぼうきとチリトリで集め、広い範囲はガンジキを使うと効率的です。
また、シャベル(スコップ)は地面を掘り起こし、不要な草や石を取り除いたり、土を鋤き取るくために必須です。
地面をほぐしたり石や雑草を取り除くために必要な道具
地面を耕して柔らかくするためには、クワやレーキ、ジョレンや窓ホー、トンボ、サンカクホー、スコップが役立ちます。
クワやサンカクホーで土をほぐし、ジョレンや窓ホーで土をかきよせ、レーキとトンボで均等に広げ、表面を整えます。
スコップは土を鋤き取るために使い、特に「角スコップ」を使うと平らな地面を作りやすいです。
地面を均すために必要な道具
地面を均す際には、トンボ、木の板、定規(アルミや木の角材)などを使うと効果的です。特に、広い面積を平らにするためにトンボが役立ちます。
地面を締め固めるために必要な道具
地面をしっかりと固めるためるには、タンパーやコンパクター(転圧機)が便利で、これによりきれいに安定した地面が作られます。
細かい調整にはタンパーを、しっかり固めるためにはプレートコンパクターが便利です。プレートコンパクターは1日1000円~4000円/1泊程度でカインズやコメリパワーなどのホームセンターでレンタルできるため、必要に応じて使用しましょう。
これらの道具を揃えることで、効率的に整地や整備作業を進めることができます。
用途 | 必要な道具 |
---|---|
水盛遣方 | レーザーレベル、水平器 |
除草作業などの下準備 | 手袋、カマ、草刈り機、手ぼうき、チリトリ、ガンジキ、シャベル(スコップ) |
地面をほぐしたり石や雑草を除去 | クワ、サンカクホー、ジョレン、窓ホー、レーキ、トンボ、スコップ(特に「角スコップ」) |
地面を均す作業 | トンボ、木の板、定規(アルミや木の角材) |
地面を締め固める作業 | コンパクター(転圧機)、タンパー |
補足:レーキとトンボの違いは?
レーキとトンボ、どちらも整地に使われますが、役割が少し異なります。
レーキは、地面の表面に残った細かい石や土の塊を取り除いたり、土をならしたりするために使います。
一方、トンボは、広い範囲の土を均一に平らにするために使われる道具です。
地面(土)全体の高さを整えたり地面を水平にしたいときにはトンボが最適です。
地面の表面の石や根っこや雑草などを掻き取って綺麗に取り除きたい場合にはレーキが役立ちます。特に裏庭などが石だらけの場合はレーキが役立ちます。
この二つを使い分けることで、整地作業が効率的に進められます。
自分でDIYでやる簡単な庭の整地方法!整地の手順と仕方!
新築などの手つかづの庭の整地作業を自分で行う場合、いくつかのステップを順番に進めることが大切です。ここでは、庭を整地するための基本的な手順をご紹介します。(リフォームの際も同様です)
最初に行うのは「水盛遣方(みずもりやり方)」です。これは、地面の高さや傾斜を決めるための準備作業で、水平器やレーザーレベルなどを使って計測して庭全体のレベルを確認し、勾配率などを計算して、どこからどこに向かってどのように勾配をつけるかを計画します。適切な水勾配を確保することで、後の作業がスムーズになります。
次に、庭に生えている雑草や不要な植物を草刈り機(除草機)等で刈り取ります。雑草は、シャベルを使って、根からしっかりと取り除くことが大切です。この作業を怠ると、整地時に地面が平らにならなくなります。
続いて、計画した水勾配に沿って、必要な場所を角スコップを使って土を鋤き取ります。この作業により、雨水が自然に流れるような地形を作ることができます。水はけの良い庭を作るために、このステップは特に重要です。
土を鋤き取った後は、レーキやトンボを使って地面を平らにならします。レーキで細かい凹凸を取り除き、トンボで広い範囲を均等に整えることで、全体のレベルが揃った美しい庭が完成します。
最後に、地面をしっかりと固めるために転圧を行います。転圧機やタンパーを使って、土を均一に押し固めることで、安定した地面を作り出し、後の施工がしやすくなります。この作業により、地面が沈むことなく、長期間にわたって美しい庭を維持できます。
このように、整地作業は一つ一つのステップを丁寧に進めることが大切です。次のセクションでは、整地に適した季節や天候についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
庭の整地に最適な季節と天候は?失敗しないためのタイミング
整地に適切な気候や季節によるタイミングは特にありません。一般的に、春や秋が整地には最適な季節ですが、これらの季節は気温が穏やかで、土壌が作業しやすい状態に保たれるためです。
特に、雨が少なく、土が適度に湿っている日を選ぶと、土が固まりすぎず、作業がスムーズに進みます。
一方で、夏の猛暑や冬の凍結時期は注意が必要です。夏は土が乾燥して硬くなり、作業が困難になることもありますが、最も注意が必要なのは熱中症です。
冬は雪国などは雪でそもそも作業ができなくなりますよね。雪国以外の地方だと、凍結によって土が固くなりやすく扱いにくくなる場合もあります。
とはいえ、整地に関しては特に季節を選ばない作業なので、無理のない日に行うとよいでしょう。
庭の整地で使用される下地の種類と選び方
庭の整地で使用される下地には、いくつかの選択肢があります。それぞれに特徴があるため、用途に応じて選ぶことが重要です。
砕石(クラッシャーラン)
まず、砕石(クラッシャーラン)は、重いものを支える力が強く、駐車場や歩道など、荷重がかかる場所に適しています。
再生クラッシャー
次に、再生クラッシャーランは、リサイクル素材を使用しており、環境に優しく、コストを抑えたい場合におすすめです。
真砂土
真砂土は、柔らかくて水はけが良く、植栽や庭園に適していますが、強度が低いため、荷重のかかる場所には不向きです。
砂
最後に、砂は、真砂土と同様に水はけが良いですが、安定性に欠けるため、植栽や遊び場に利用されることが多いです。
庭の整地を業者に依頼する場合の費用とメリット
庭の整地を考える際に、DIYと業者依頼のどちらが良いか価格や値段で迷うことがあるかもしれません。ここでは、業者に整地を依頼するメリットと、その費用について解説します。
業者に整地を依頼するメリット!DIYとの違いとは?
業者に整地を依頼する最大のメリットは、専門的な技術と経験を活かして、確実かつ迅速に作業を進められる点です。
プロの業者は、適切な勾配を作り、地面をしっかりと整えるための知識と技術と道具を持っています。
これにより、後々のトラブルを未然に防ぎ、長期間にわたって美しい庭を維持することができます。
また、DIYでは時間と労力がかかる作業も、業者なら短期間で完了させることが可能です。特に、大規模な庭や複雑な地形の場合は、業者に依頼することで効率的かつ確実な整地が期待できます。
DIYの場合は、手作業でほぼ無料でできるのが特徴です。とはいえ、整地は見た目以上にハードな作業なため、作業時間が思いのほかかかるでしょう。
庭の整地を業者に頼む費用の目安
業者に整地を依頼する際の費用は、庭の広さや地形、使用する下地の種類などによって異なりますが、一般的には1㎡あたり4,000円から8,000円が目安です。
また、転圧作業が含まれる場合、追加で1㎡あたり1,000円から2,000円程度の費用がかかることがあります。
例えば、30㎡の庭を整地する場合、費用はおおよそ15万円から30万円程度になると考えられます。
整地の規模や条件によっても費用が変わるため、見積もりを複数の業者に依頼して比較することをおすすめします。
整地のみの依頼はできる?
庭の整地のみを業者に依頼することは、可能な業者さんもおられますが、断られる可能性もあります。
整地だけを依頼することで、後の作業をDIYで行いたい場合や、特定の部分だけプロの技術を使いたいと考えている方にとっては、非常に便利な選択肢です。
業者に整地を任せることで、勾配の調整や地面の均一化など、難しい部分をプロに任せつつ、コストを抑えて自分で仕上げることができます。
※弊社では整地だけの作業も請け負っておりますのでご遠慮なくご相談ください。
庭の整地で発生する可能性がある「追加費用」とは?
庭の整地を業者に依頼する際には、追加費用が発生する可能性があることを考慮しておく必要があります。
例えば、解体時に予期せぬ大きな石や根っこを取り除くための追加作業や、土の運搬費用が追加されることがあります。
また、地面の状態によっては、追加の転圧や土壌改良が必要になる場合もあります。追加の必要が出る可能性はよくあるので、打合せの時に追加工事の必要がある場合は、追加工事の作業を行う前に追加分の見積もりを出してもらい、事情と金額を確認してから作業を行ってもらいましょう。
DIYと業者依頼の費用比較:どちらがコストパが良い?60坪の家を例に比較!
庭の整地をDIYで行うか、業者に依頼するかは、費用面での比較が大きな決め手になります。ここでは、60坪(約198平方メートル)の家の宅地を整地する際の費用を具体的に比較してみます。
※60坪は敷地面積のため、建物が建っている面積も含まれます。庭はおよそ30㎡と考えて計算。
DIYで庭の整地を行う費用について
DIYの場合、道具や材料費のみが発生しますが、労力や時間がかかります。基本的な費用としては以下のようになります。
- シャベル、レーキ、トンボなどの道具: 約20,000円
- 転圧機レンタル費用: 約5,000円/日
- 下地材(砕石やクラッシャーランなど): 約1,000円~3,000円/㎡
- 総費用: 約85,000円~
- ※上記の料金は新築を購入後の道具がない状態を想定しています
業者に整地を依頼する場合の費用について
一方、業者に依頼する場合の費用は、サービスの質や速さを考慮すると高めになります。
- 整地作業費用:120,000円~240,000円(10㎡あたり40,000円~80,000円)
- ※表示金額は整地のみの費用(どこからどこまでが整地かは各業者によって異なります)
- 業者さんによって見積もり内容が異なるため、正確にはお近くの業者さんにご相談ください。
DIYと業者の庭の整地費用の比較表
項目 |
DIY |
業者依頼 |
道具・材料費 | 約80,000円~ |
含まれる |
転圧作業費用 |
約5,000円/日(レンタル代) |
含まれる |
整地作業費用 |
自力で対応 | 約120,000円~240,000円 |
作業時間 |
数日 |
数時間~半日 |
(敷地面積60坪:庭30㎡)
DIYの方が費用は安く済むものの、労力と時間が大きくかかります。一方、業者に依頼すると高額になりますが、確実に短期間で完成させることができます。コストパフォーマンスを考えると、予算と時間に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。
土地の整地後の仕上げ方法は?砕石、砂利、芝生、コンクリートなど
整地後の仕上げ方法には、さまざまな選択肢があります。ここでは、それぞれの仕上げ方法のメリット・デメリットと、費用の目安について詳しく解説します。仕上げ方法を選ぶ際は、庭の用途やメンテナンスの手間を考慮することが大切です。
仕上げ項目の一覧表
仕上げ方法 |
メリット |
デメリット |
DIY費用の目安(1㎡あたり) |
業者依頼費用の目安(1㎡あたり) |
砕石仕上げ |
耐久性が高く、水はけが良い |
見た目がシンプル、沈みやすい |
約2,000円~3,000円 | 約4,000円~6,000円 |
砂利+防草シート仕上げ |
多様なデザインが可能、防草効果あり |
音がする、掃除が必要 |
約3,000円~4,000円 | 約7,000円~9,000円 |
芝生仕上げ |
美しい緑が楽しめる、遊び場として最適 |
メンテナンスが必要、雑草リスクあり |
約1,500円~2,500円 | 約7,000円~9,000円 |
コンクリート仕上げ |
耐久性が高く、メンテナンス不要 |
修正が難しい、無機質な印象 | 約10,000円~12,000円 | 約16,000円~18,000円 |
人工芝仕上げ |
メンテナンスが楽、常に美しい緑が楽しめる |
初期費用が高い、夏場は熱を持ちやすい |
約5,000円~8,000円 |
約10,000円~15,000円 |
砕石仕上げのメリットとデメリットと費用の目安
メリット: 砕石仕上げは、耐久性が高く、水はけが良いのが特徴です。駐車場や歩道など、重い荷重がかかる場所に適しています。また、雑草が生えにくく、メンテナンスが簡単です。
デメリット: 見た目がシンプルで、緑の多い庭とは相性が悪い場合があります。また、長期間使用していると、石が沈んでしまうことがあるため、定期的な補充が必要です。
費用の目安:
- DIY: 1平方メートルあたり約2,000円~3,000円
- 業者依頼: 1平方メートルあたり約6,000円~8,000円(付随作業費込み)
砂利+防草シート仕上げのメリットとデメリットと費用の目安
メリット: 砂利仕上げは、多様な色や形の砂利を選べるため、庭のデザインに幅を持たせることができます。防草シートを敷くことで、雑草の繁殖を抑える効果も期待できます。
デメリット: 砂利自体に土が含まれているため、防草シートを敷いても多少の雑草が生えてくる。また、砂利が庭の外に散らばりやすく、掃除が必要になることがあります。
費用の目安:
- DIY: 防草シート代 80,00円 その他道具類 6,500円
- 業者依頼: 1平方メートルあたり約12,000円~16,000円(付随作業費込み)
芝生仕上げのメリットとデメリットと費用の目安
メリット: 芝生は、緑豊かな庭を演出でき、子供やペットが遊ぶ場所として最適です。見た目が美しく、四季折々の風景を楽しめます。
デメリット: メンテナンスが必要で、定期的な芝刈りや肥料の散布が欠かせません。また、雑草が生えるリスクがあり、手入れを怠ると見た目が悪くなることがあります。
費用の目安:
- DIY: 1平方メートルあたり約1,500円~2,500円
- 業者依頼: 1平方メートルあたり約12,000円~16,000円(付随作業費込み)
コンクリート仕上げのメリットとデメリットと費用の目安
メリット: コンクリート仕上げは、耐久性が非常に高く、メンテナンスがほぼ不要です。駐車場やテラスとしても利用でき、滑らかで平坦な表面が作れます。
デメリット: 一度設置すると修正が難しく、工事費用が高めです。また、緑が少ないため、庭全体が無機質な印象になることがあります。
費用の目安:
- DIY: 1平方メートルあたり約10,000円~12,000円
- 業者依頼: 1平方メートルあたり約20,000円~25,000円(付随作業費込み)
人工芝仕上げのメリットとデメリットと費用の目安
メリット: 人工芝は、天然芝のような見た目を維持しながら、メンテナンスが非常に楽なのが特徴です。水やりや芝刈りが不要で、常に美しい緑を楽しめます。
デメリット: 初期費用が高く、安価な製品を選ぶと見た目が人工的に見えることがあります。また、夏場は熱を持ちやすく、表面が熱くなることがあります。
費用の目安:
- DIY: 1平方メートルあたり約5,000円~8,000円
- 業者依頼: 1平方メートルあたり約17,000円~20,000円(付随作業費込み)
庭の整地後のメンテナンス方法と注意点
整地後の庭を美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。まず、整地後は地面が沈むことがあるため、定期的に確認して必要に応じて補修を行いましょう。
特に雨が多い季節には、地面の沈みや水はけの状態をチェックし、必要があれば追加で土や砂利を補充します。また、雑草が生えてきた場合は早めに除去し、防草シートを敷いたエリアでも破れや劣化がないか確認することが重要です。
注意点として、整地後すぐの重い荷物の設置や、強い衝撃を与える作業は避けるようにしましょう。地面が安定するまでの期間は、特に慎重に扱う必要があります。
また、定期的に転圧を行うことで、地面の安定性を保ちやすくなります。こうしたメンテナンスを怠らないことで、整地後の庭を長期間美しく保つことができます。
庭の整地についてのよくある質問
10坪や20坪の庭を整地するにはいくらかかりますか?
庭の整地費用は、庭の広さや状態、使用する材料によって異なりますが、10坪の場合で約150,000円~250,000円、20坪の場合で約300,000円~500,000円が一般的な相場です。
これには、基本的な整地作業と下地材の費用が含まれますが、転圧や残土処分費等のその他特別な処理が必要な場合には、追加費用が発生する可能性があります。
庭の整地費用はいくらですか?相場は?
庭の整地費用は、1㎡あたり約4,000円~8,000円が相場です。この費用には、基本的な土壌の均し、不要な草や石の除去、必要な下地材の敷設などが含まれます。
また、転圧作業が追加される場合は、1㎡あたり1,000円~2,000円程度が加算されることがあります。
最終的な費用は庭の状態や広さによって異なるため、見積もりを複数の業者から取ることが重要です。
庭の土を廃棄するにはいくらかかりますか?
庭の土を廃棄する際の費用は、廃棄する土の量や業者の料金設定によって異なりますが、一般的には1立方メートルあたり約10,000円~20,000円が相場です。
土の状態や混入物の有無によっても費用が変わるため、正確な見積もりを取ることをお勧めします。また、一般的に処分費用には運搬費や処理費が含まれます。
また、土の中に草が混在していると引き取ってもらえなかったりするので注意が必要です。
お庭の整地について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
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まとめ:庭の整地を失敗しないためのポイント
庭の整地は、理想の庭を実現するための重要なステップです。成功させるためには、まず適切な勾配を作り、地面の水はけを良くすることが大切です。
整地後の仕上げ方法を慎重に選び、メンテナンスを怠らないことで、庭を美しく保つことができます。DIYと業者依頼の費用を比較し、最適な方法を選ぶこともポイントです。
整地に適した季節と天候を考慮し、無理なく作業を進めましょう。