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DIY厳禁!古いブロック塀のリフォーム費用の相場と外構工事価格を徹底解説!

あなたのお家の前にあるブロック塀、昔からそのままの状態で気になっていませんか?

もし、「このブロック塀、古くなってきたけど、どれくらいのお金がかかるんだろう?」「自分でリフォームはできるのかな?」という疑問や悩みを持っている方に、この記事はぴったりです。

読んでいただくことで、ブロック塀の撤去やリフォームにかかる費用の相場や、専門家に依頼するメリットなどの情報をお伝えします。

目次

外構の古いブロック塀のリフォーム(やりかえ)する場合の相場と工事費用

ブロック塀

あなたの家の外構を眺めた時、「この古いブロック塀、そろそろ何とかしないと…」と思ったことはありませんか?

もしかすると、塀のひび割れが目立つようになったり、塗装の剥げが目につくようになったりして、リフォームの必要性を感じ始めているかもしれません。

また、家の印象を左右する大事な要素として、より美しい外構にしたいという願望もあるでしょう。

しかし、いざリフォームを考えた時に、頭を悩ませるのが「費用」の問題ですよね。

そこで、ここでは古くなった外構のブロック塀のリフォーム費用についてお伝えします。

ブロック塀の施工価格の相場は?

見積書

ブロック塀をリフォームする際に最初に浮かぶのは、その「相場」ですよね。

一体全体、どれくらいの費用を見積もっておけばいいのか、手探り状態で不安になることはありませんか?

実は、ブロック塀の施工価格は材料の種類、デザインの複雑さ、立地条件によって大きく変動します。

ブロック塀の施工価格は、一般的な相場感としては、1メートルあたり数千円から、高品質な素材や複雑なデザインであれば数万円にもなることがあります。

古いブロック塀の撤去と解体費用

ブロック塀の解体

次に気になるのが、古いブロック塀を取り除くための「撤去と解体費用」です。

これは、ただ古い塀を壊すだけではなく、廃材を適切に処分する必要があるため、予想以上に費用がかかることも。

例えば、道路から高台になっていて、階段を使って搬出する必要が出るなどの場合は、「小運搬」という費用がお見積もりにかかる事もあります。

ユンボなどの重機での取り壊しが必要な場合は、「建設機械損料」という重機の利用料などがかかる場合があります。

撤去作業は単純ながらも、安全に配慮した専門的な作業が求められます。

平均的には、古いブロック塀の撤去や解体にかかる費用としては、塀の長さや高さ、材質にもよりますが、数十万円は見積もっておくと安心です。

※お見積もりに載る費用項目については各業者さんのお見積もり内容によって変わってきます。必ずしも重機損料や小運搬の費用が掛かるというわけではありません。

ブロック塀の基礎工事の費用

そして忘れてはならないのが、「基礎工事」の費用。

この工事はリフォームの土台となる重要なステップで、耐震性や耐久性を決定づける部分です。

これには地盤の固さを確認し、必要に応じて改良を行うなど、地味ながらも高い技術を要する作業が含まれます。

リフォームを行う場合でも、基礎そのものが劣化していたり、そもそも基礎が丈夫でない場合は、基礎ごと取り壊して、基礎も再度やり変える事もあります。

地域や土地の状況にもよりますが、ブロック塀の基礎工事には数十万円からというのが一般的な相場です。

ブロック塀の控え壁の費用

ブロック塀の控え壁

最後に、安定性を高めるために必要な「控え壁」の費用。

控え壁は、ブロック塀の裏側に設けるサポートの壁で、特に高さがある塀や、土地が傾斜している場合には欠かせない構造です。

控え壁には、更に強度を高めるための鉄筋やコンクリートが使用されるため、これに関連する費用も、全体の工事費用において無視できない部分です。

控え壁の構築には、一般的にはブロック塀を作る費用に含まれている事が多いです。

なので、御見積書の備考欄に控え壁を作る旨の記載があるかどうか確認しましょう。もし記載がない場合は、営業担当者に聞いてみる事が大切です。

リフォームを成功させるためには、これらのコストをしっかりと把握し、予算計画を練ることが不可欠です。

外構のブロック塀のリフォーム(やりかえ)する場合の相場と工事費用

次の表は、上記のブロック塀のリフォーム費用をまとめたものです。

項目

費用の相場

備考

施工価格の相場

1平方メートルあたり数千円〜数万円

材料、デザイン、立地によって異なる

古いブロック塀の撤去と解体

数十万円

塀の長さ、高さ、材質による

基礎工事

数十万円

地域や土地の状況に依存

控え壁

一般的に施工価格に含まれることが多い

高さや地盤の状況によって異なる

実際の費用はリフォームの範囲、使用する材料、選択する業者によって大きく変わるため、正確な見積もりを取得することが重要です。

また、事前にしっかりと見積もりを取ることで、スムーズかつ効率的なリフォームが可能になるでしょう。

さらに、経験豊富な業者を選ぶことで、無駄なコストを省きつつ、末永く安心して暮らせるブロック塀へと生まれ変わらせることができます。

リフォームの際は、コストだけでなく、業者の選定にも十分な注意を払ってください。

ブロック塀の補修や修理の費用

ブロック塀ひび割れ

ご自宅のブロック塀に小さなひびが入っていないでしょうか?

もしくは、塀の一部が傾いていたり、ブロックが剥がれていたりしていませんか?

そんな状態を見つけたとき、あなたはどう対処すれば良いのか、迷ってしまうことはありませんか?

そこで次に、ブロック塀の補修や修理にかかる費用と、劣化を見逃さずに適切なタイミングで対処する方法をお伝えします。

一般的なブロック塀の補修や修理の費用。業者の場合は?

ブロック塀の補修や修理にかかる費用は、破損の程度や補修の範囲によって大きく変わります。

小さなひび割れであれば、数千円のDIYキットで自分で対応できることもあります。

ご自身で行う場合は、材料代と道具代で3000円ほどあればそろえる事ができます。

専門業者補修の依頼をする場合は、1万5000円~2万円程度で補修をしに来てくれる事もあります。※ブロック塀の補修作業を専門業者に依頼する場合、それほど大きな作業ではない為、断られることも多いです。

とはいえ、ブロック塀の補修は強度を上げるための物ではなく、あくまで見た目をマシにするだけのものなので、一時しのぎの対策になります。

ここで大切なのは費用を惜しんで一時しのぎの補修を繰り返すのではなく、長期的な視点でコストパフォーマンスの高い方法を選択することをお勧めします。

項目

説明

平均費用

DIYでブロック塀を補修する場合

インスタントセメントなどの材料と、小手などの道具代

3000円ほど

ブロック塀の補修を専門業者に依頼する場合

ひび割れや欠けた部分を埋めるなどの補修作業。

15000円 – 20,000円

ブロック塀の補強工事の費用

ブロック塀の補強

地震が起きてブロック塀が倒壊しない心配ですよね。そこで、ブロック塀の補強工事を行えないだろうか?と思う方もおられることでしょう。

特にブロック塀が身長ほどの高さがあり、控え壁がない場合はとても危険な状態です。

万が一の悲惨な事故を起こさないために、ブロック塀の補強は、ご家族やご自身、そして近隣の方々の安全を守るために重要ポイントなります。

ブロック塀の補強工事には、さまざまな方法がありますが、費用は塀の長さや高さ、使用する材料によって大きく変わります。

一般的に、補強工事は数十万円からと考えられているのが現実です。

ブロック塀を耐震化する補強方法、塀耐震補強金具 「FITフィットパワー」を取り付ける

地震が発生した際、ブロック塀が倒れることは非常に危険です。だからこそ、近年ではブロック塀の耐震補強が注目されています。

その中でも、「FITフィットパワー」という補強金具が多くの専門家から推奨されています。

「FITフィットパワー」はブロック塀の安全性を大きく向上させる補強金具として知られています。この金具を取り付けることで、ブロック塀は大きな地震が発生しても倒れにくくなります。

しかし、金具の取り付け費用は、塀の大きさや使用する材料、選択する業者によっても異なります。

一般的に、補強金具「FITフィットパワー」の費用は、1つあたり60,000円程度とされています。

ただし、これはあくまで商品そのものの値段であり、施工費が別途かかってきます。正確な費用は業者に見積もりを取ることで明確になります。

専門的な技術が求められるこの補強工事。費用をケチることなく、信頼性や実績を持つ業者に依頼することで、安全なブロック塀を手に入れることができます。

生涯の安全を守るための投資と考えると、この費用は決して高いものではありません。

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工事内容

説明

費用相場

補強工事

費用は塀の長さや高さ、使用する材料によって大きく変わる

数万円~数十万円

耐震補強金具「FITフィットパワー」

ブロック塀を地震に強くするための補強金具。塀の耐震性を向上させる。

60,000円~

老朽化したブロック塀を改修工事してフェンスにする場合の費用

ブロック塀の改修工事

どうせブロック塀をやり変えるなら、圧迫感のあるブロック塀ではなく、見通しのよいフェンスに変えようかなと思っていませんか?

フェンスにやり変える事で、メンテナンスをする必要もなく、見た目もおしゃれになりますよね。

そこで、ここでは、老朽化したブロック塀をフェンスに改修する場合の、一般的な相場や費用をご紹介します。

リフォームでブロック塀からフェンスに交換する費用

メッシュフェンス

ブロック塀を取り壊し、新たにフェンスを設置する場合、解体費用とフェンスの設置費用の両方を考慮する必要があります。

また、フェンスは製品代と施工費、ブロックを積む代金、基礎の代金がかかります。

ブロックを積む代金がかかるのは、フェンスの柱を固定するのにブロックが必要だからです。

また既存のブロックにフェンスの柱を入れ込む穴を空ける作業(コア抜き)という手法でフェンスを建てる事も可能です。

一般的に、解体費用は1メートルあたり5,000円~10,000円、フェンスの本体の費用は種類やデザインにもよりますが、10,000円~30,000円とされています。

これに、別途、ブロック積代、基礎代等がかかります。

これらを踏まえると、古いブロック塀をフェンスにやり変える場合、全部合わせた金額で、30万円~100万円は見ておいた方がよいでしゅう。

フェンスを設置する長さが長くなるほど、フェンスの高さが高くなればなるほど、お見積もり金額は上がっていきます。

ブロック塀から目隠しフェンスにする費用

目隠しフェンス

プライバシーを保ちつつ、風通しの良い空間を作りたい場合、目隠しフェンスへのリフォームが最適です。

目隠しフェンスには、オシャレな種類も多く、木目調やシンプルでスタリッシュなものなど、様々なデザインがあります。

選ぶフェンスによっても費用は変わってくるため、デザインと予算のバランスを考慮することが大切です。

目隠しフェンスは、アルミ製のものだけでなく樹脂製などの種類もあります。

目隠しフェンスの費用は、1メートルあたりの価格は15,000円~40,000円程度となります。

フェンス本体の費用とは別に、作業代やブロック積代、撤去・解体費用、基礎の費用などもかかります。

ブロック塀からアルミのフェンスにする費用

アルミフェンス

アルミのフェンスは、耐久性が高くメンテナンスが少ないことから人気があります。

アルミフェンスの費用は、デザインやメーカーによりますが、一般的に1メートルあたり20,000円~50,000円程度です。

※実際の費用は、業者や地域、ブロック塀の状態、選択するフェンスの材質やデザイン、そして工事の規模によって変わりますので、複数の業者から見積もりを取ることをおすすめします。

老朽化したブロック塀をフェンスに改修する際の費用一覧

項目

費用の相場

□リフォームでブロック塀からフェンスに交換する費用

 

– 解体費用

1メートルあたり 5,000円~10,000円

– フェンスの商品の費用

1メートルあたり 10,000円~30,000円

– フェンスの施工費(作業代)

 

– フェンスの柱固定のブロック積み代

 

– フェンスのブロック基礎代

 

□ブロック塀から目隠しフェンスにする費用

1メートルあたり 15,000円~40,000円

□ブロック塀からアルミのフェンスにする費用

1メートルあたり 20,000円~50,000円

※実際の費用は、業者や地域、ブロック塀の状態、選択するフェンスの材質やデザイン、そして工事の規模によって変わる可能性があります。

老朽化した外壁のブロック塀をリフォーム(改修)した工事の事例。なぜリフォームが必要になったのか?

ブロック塀

T様は、60年前に、コンクリートブロックの塀を設置しました。

そんなブロック塀ですが、60年もの長きにわたり使われていた事もあり、ブロックの色褪せや亀裂、一部の割れや欠け等を見て、「もし倒れたら大変やな」という事で、私達西原造園にご相談頂きました。

コンクリートブロックの劣化による安全性が低下していた

T様邸の現地調査に行くと、ひどく傷んではいないものの、地震などの自然災害の影響や経年劣化により、コンクリートブロックの塀は徐々に劣化し始めていました。

特に、表面にひび割れが見られるようになり、雨水が浸入することでさらに損傷が進行していました。

ブロック塀ひび割れ

このまま放置すれば、塀が崩れるリスクが高まり、お隣のお家に倒れてしまって大変な事になりかねない、という安全面での懸念が増大していました。

また、小学生の子供の通学路にもなっていたので、万が一道路にブロック塀が倒れてしまって、悲惨な事故を起こしてしまいかねないという心配もされていました。

コンクリートブロックは、耐久性に優れているとはいえ、時間と共にその品質が劣化していくものです。

T様のブロック塀もそうした劣化の典型例で、表面に見られる細かい亀裂や部分的な欠けが頻発していました。

さらに、ブロックの一部が崩れると、それがきっかけとなり、他の部分も次々と崩れてしまうリスクが高まります。

ブロック塀の一般的な耐用年数は?T様邸では何年持ったか?

一般的にコンクリートブロック塀の耐用年数は、設計や施工方法、そして環境条件にもよりますがが、約20年から30年とされています。※引用:東京都都市整備局

T様のブロック塀はこの耐久年数を超える約60年を保っていましたが、最近の激しい気象条件や地震の影響もあってか、さすがに大きな亀裂等の劣化が見られるようになりました。

ブロック塀ひび割れ

ブロック塀の耐久年数が30年と言われている中、60年も持ったのは、鉄筋が的確に配置されていた事が大きな要因といえます。

とはいえ、T様はこの大きな亀裂をみて、家族の安全を第一に考え、ブロック塀のリフォームを決意しました。

私たちもこのような経験をしている多くの家主たちから話を聞いており、一刻も早く適切な対策を講じることが、家族の安全を確保するための最善策であると感じています。

T様の古いブロック塀が老朽化・劣化した原因とは?知っておきたい5つのポイント!

T様のお家のブロック塀は立ち上がって60年ほど経過しており、とても老朽化していました。また、劣化もひどく、亀裂が何カ所も入っていました。

そもそも、どのような要因が、ブロック塀の老朽化や劣化を招くのでしょうか?

ここでは、T様の事例を元にブロック塀が劣化する主な原因について5つのポイントにまとめてみました。

1. 凍結と融解によりひび割れや劣化が起こる

長年にわたり雨や風、雪、そして強い日差しに晒されることで、ブロック塀は表面が劣化してしまいます。

コンクリートブロックが劣化する大きな要因は、コンクリート内部に微細な穴があり、その穴に水が入り込み、凍結融解を繰り返すことでコンクリートが劣化します。

コンクリートの融解と凍結の図

より具体的に言うと、コンクリート内部に存在する微細な穴(細孔)に水が入り込むと、凍結する際に水が膨張します。

この膨張がコンクリート内部に力を加え、それが繰り返されることで微細なひび割れが生じ、最終的にはコンクリートの劣化や構造的な損傷を引き起こします。

凍結融解サイクルが繰り返されることで、これらの細孔内の水が何度も凍結・融解を繰り返し、コンクリートの劣化を促進させるという現象が、劣化の主要な原因とされています。

特に、繰り返す冷暖の差による収縮と膨張は、塀に微細なクラックや割れを生じさせる原因となります。

参考文献:凍結融解作用を受けるコンクリートの劣化予測に関する研究

2. 土の沈下や地盤の動き

コンクリートブロック塀地震で壊れる

地盤の沈下や地震などの大きな振動により、ブロック塀の土台がずれたり、全体が傾いたりすることがあります。

これが、ブロック塀のクラックや崩れの主な原因となり得ます。

3. 建築時の材料や施工の問題

ブロック塀亀裂

当初の建築時に使われた材料の質や、施工方法が適切でない場合、ブロック塀は早期に劣化するリスクが高まります。

正しい技術や適切な材料が使われていないと、耐久性が低下し易くなります。

T様のお家のブロック塀の場合、大きな亀裂が入っていたのですが、その原因が鉄筋が正確に入ってなかったことが原因でした。

ブロック塀鉄筋

本来は、鉄筋の繋ぎ目は40cmほど重ね合わせるのですが、重ねることなく施工されていたため、強度が弱まり、亀裂が入りやすくなっていました。

また、60年ほど前の鉄筋は、丸鋼(マルコウ)という表面がつるつるの鉄筋が使用されることが多い時代で、この鉄筋はモルタル等が絡みにくいため、強度が弱くなります。

↓丸鋼の鉄筋

丸鋼の鉄筋

T様邸でも丸鋼の鉄筋が使用されていました。

現在では異形鉄筋という、鉄筋の表面に凹凸がある鉄筋が使われているため、昔に比べると強度も格段に上がっています。

↑異形鉄筋

4. 植物の根の影響

ブロック塀のすぐ近くに木や大きな植物が植えられていると、その根がブロック塀を圧迫することがあります。

これにより、ブロック塀にクラックや歪みが生じることがあります。

5. 凍害や塩害による影響

コンクリートブロックの凍害

「凍害」とは、コンクリートの中には小さい穴(細孔)がたくさんあります。この穴に水が入り込むと、寒い時にその水が凍り膨張します。

そして、暖かくなるとその氷が解けて水に戻ります。

この氷の膨張と、水に戻ることで縮まるという、伸縮を繰り返すことで、コンクリートに亀裂が入ったり、崩れたりすることがあります。これがコンクリートの劣化の一つの原因となります。

一方、「塩害」は、塩分がブロック塀に与える影響です。

道路の融雪剤や海水のような塩分を含む水が、ブロック塀に付着し、その後に浸透することで、塀の中の材料を弱化させます。

要するに、塩分と冷たい環境の組み合わせが、ブロック塀の劣化を急速に進める可能性があるということです。

古いブロック塀をリフォームする3つの対策方法

では、古くなったブロック塀はどうすればよいのか?劣化や安全性の低下が懸念されますよね。

そこでここでは、T様の事例を元に、古い塀をリフォームするための3つの対策方法を詳しく解説します。

1.劣化したブロック塀の補修の方法

劣化の度合いが軽微な場合のアプローチ方法です。

ブロック塀に小さな亀裂や欠けが見られる場合、即座の撤去や全面的なリフォームが必要ではありませんが、見た目が良くないですよね。

そのような小さなダメージの場合は、補修作業を通じて解消可能です。

利点: コストが比較的低い。短時間で完了することが多い。

方法: 亀裂部分を清掃し、専用の補修材を充填。その後、塀全体の仕上げを行い、均一な外観を保つ。

ただし、補修でコンクリートの強度を強くする事は期待できません。T様邸では、倒壊の危機を免れたたいという想いを持たれていたので、補修という選択は取られませんでした。

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項目

内容

商品名

60分速乾性インスタントセメント グレー 4kg

メーカー

トーヨーマテラン

価格

698円 (送料700円別)

内容量

4kg

特徴

– 水を加えるだけで簡単に使用できる。

 

– 砂や砂利を混ぜる必要はない。

 

– 60分で軽歩行が可能。

 

– 花壇作りやコンクリート部分の補修に適している。

 

– 完全硬化まで1日以上かかる。

2.補強する

安全性を高めるための対策

年数が経過しているが、まだ使用可能なブロック塀に対して、強度や耐震性を向上させるための手法です。

利点: 倒壊のリスクを大きく低減。長期的な安全性を確保できる。

方法: 耐震バンドの取り付けや、ブロックの裏面への鉄筋の追加。土台の強化や基礎の補強も行う場合がある。

デメリットとして、補強金具の見た目の悪さがあります。さらに、ブロック塀がある限り、倒壊する心配という心理的な要因を解消することができないため、T様ていでは、補強という手段も取りませんでした。

もし補強する場合は次のような金具を使う事で、ブロック塀の倒壊を防ぐことができます。

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項目

内容

商品名

FITパワー(フィットパワー)

メーカー

大林株式会社

価格

72,000円 ~

サイズ

12型・14型・16型・20型等

特徴

・コンクリートブロックの耐震補強材

・控え壁と違い、人の通行の妨げにならない

・敷地を最大限有効活用できる

3.古いブロック塀を解体して全面撤去する

ブロック塀が大きく劣化している場合や、外観の変更を希望する場合は、既存の塀を取り除き、新しいものに交換する方法が適しています。

利点: 長寿命。デザインや素材の変更が可能。

方法: 既存のブロック塀を撤去し、新しいデザインや機能を持ったブロック塀を建設。この際、最新の建築基準や耐震基準に準拠した施工が必要です。

今回の事例のT様の場合は、将来安心して過ごせるようにと、交換を選ばれました。

新たに作り直すことで、鉄筋の配筋も的確に行う事ができ、何よりよりオシャレなお庭に変えることが出来ます。

T様邸の場合は、ブロック塀をやめてフェンスに変える事になりました。

ブロック塀の対策方法のまとめ

対策方法

おすすめ度

概要

メリット

デメリット

方法

補修する

★☆☆☆☆

劣化の度合いが軽微な場合のアプローチ。小さな亀裂や欠けを修復。

コストが比較的低い。短時間で完了。

一時しのぎの対策。耐震には効果なし

亀裂部分を清掃し、専用の補修材を充填。塀全体の仕上げを行う。

補強する

★★☆☆☆

年数が経過しているが使用可能なブロック塀の強度や耐震性を向上。

倒壊のリスクを低減。長期的な安全性。

景観が悪い。

コストもかかる。

耐震バンドの取り付け、ブロックの裏面への鉄筋追加、土台や基礎の補強。

交換する

★★★★☆

大きく劣化している場合や外観変更を希望する場合の全交換。

長寿命。デザインや素材の変更可能。

コストがかかる。

既存のブロック塀を撤去し、新しいデザインや機能を持ったブロック塀を建設。最新の建築・耐震基準に準拠。

これらの対策方法を選ぶ際には、現在のブロック塀の状態や予算、目的に合わせて最適な方法を選択しましょう。

古いブロック塀をおしゃれにするリメイク方法

T様は長きにわたり古いブロック塀で過ごしてきましたが、倒壊の危険性もあり、ブロック塀以外の方法を検討されていました。

そんなT様の経験から、古いブロック塀をリメイクする方法をご紹介します。

リフォームでブロック塀からフェンスに交換する

ブロック塀から他の物に変える場合の最も一般的な方法が、フェンスに変える方法です。

古いブロック塀に比べ、フェンスは視界を遮らないので庭や敷地が広く感じられるようになります。T様の場合は、ご予算の兼ね合いなどからメッシュフェンスを選択されました。

T様も「見通しが良く、お庭が広くなったと感じます」と変更後の雰囲気に大満足。

また、フェンスにするとブロック塀のように汚れやコケが目立ちにくいので、お手入れもずっと楽になります。

ブロック塀から目隠しフェンスにする

目隠しフェンス

目隠しフェンスは、通行人や隣人の視線を遮ってプライバシーを守ることができます。

様々なデザインや材質があるため、家の外観やガーデンとの調和を考えて選ぶことができます。

ブロック塀からアルミのフェンスにする

アルミフェンス
  1. 耐久性

アルミフェンスはサビにくく、長持ちします。T様は「一度取り付けたら長く使えるのが魅力」と話しています。

  1. 軽量で取り扱いやすい

アルミの特性上、取り扱いが簡単。もしリニューアルやリレイアウトを考える際にも便利です。

ガーデニングや植栽を取り入れる(生垣にする)

レッドロビンの生垣
  1. 心地よい緑の空間

ガーデニングや植栽を取り入れることで、T様の家の外観は一新。心が和む緑の空間を手軽に実現することができました。

  1. 趣味としての楽しみ

ガーデニングを新たな趣味として楽しむ事もできます。季節ごとの花や植物を配置することで、家の周りが四季折々の風景で彩られるようになります。

ただし、大きなデメリットとして、植木や植物の管理が必要になります。

どのリメイク方法も、ブロック塀に比べ生活をより快適で美しくした要因となりました。

あなたの古いブロック塀も、これらの方法を取り入れて新しい風を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ブロック塀をdiyでリフォームすることは可能か?おすすめしない理由とは?

ブロック塀を素人が作ると倒れる危険がある

近年、DIYの人気が高まっており、多くの人がプロに頼まず、自分の手で自宅の改装やリフォームを手掛けるようになっています。

ブロック塀のリフォームも、一見手軽そうに感じられるかもしれません。

しかし、DIYでのリフォームにはいくつかのリスクが伴います。

ここでは、その詳細とおすすめしない理由を解説します。

1. 専門的な知識や技術が必要

ブロック塀のリフォームは、単に見た目を変えるだけではありません。

地震や強風などの自然災害に対する耐性や安全性を確保するための専門的な知識や技術が必要です。

DIYでは、そのような知識や技術が不足している場合が多いため、安全性を十分に確保して作る事が難しいでしょう。

2. トラブルや事故のリスク

ブロック塀のリフォームには重機や特別な工具が必要な場合があります。

また、未経験者が取り扱うと、ブロック塀の壊し方が分からず事故や怪我のリスクが高まります。

また、隣地との境界の問題(越境してないかどうか等)や、お隣さんの敷地内に塀を壊す際の破片が飛び散るなど、ご近所トラブルにならないように細心の注意をはらう必要があります。

さらに、DIYでの施工だと、お隣さんが「自分の家に影響でないか」と心配になられる可能性もあります。

3. 作業期間やコストオーバーのリスク

専門的な知識や技術が不足していると、計画していた以上の期間やコストがかかることが考えられます。

また、途中で問題が発生した場合、修正ややり直しに追加のコストがかかる可能性もあります。

ブロック塀のリフォームは、見た目の美しさだけでなく、安全性や耐久性も考慮する必要があります。

DIYには魅力がありますが、上記のようなリスクが伴うため、専門家に依頼することをおすすめします。

古いブロック塀をリフォームされたT様のお声

ビフォー

ブロック塀の控え壁

アフター

T様から頂いたお客様のお声

家のブロック塀をリフォームしたいけど、どうしたらいいのか分からない人へ

奈良県にお住いの方へ

あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?

ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」

調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」

そう思っていませんか?

そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、

ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…

「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…

「結局、工事金額はいくらかかるの?

そう思っていませんか?

これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。

そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。今すぐ下のボタンを押して、内容を確認してみて下さい。

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まとめ

ブロック塀のリフォームは、単に見た目を美しくするだけでなく、安全性や耐久性の確保も求められる作業です。

DIYの魅力は理解できますが、専門的な知識や技術の不足、正確な診断の難しさ、事故のリスク、期間やコストのオーバーランなどのリスクが考えられます。

これらのリスクを考慮すると、ブロック塀のリフォームは専門家に依頼することがより安全で確実です。

安心・安全なリフォームを求めるならば、DIYよりも専門家の助けを借りることを強くおすすめします。

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ABOUT US
西原 智
西原造園の代表で職人歴10年の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。