造園・外構業者探しでこんな悩みがありませんか?

お庭や外構の業者選びで迷われている方の多くは、「庭や外構の悩みを解決したいんだけど、どの業者が信頼できるんやろ…」と不安になっておられます。
あなたも同じような状況の中、西原造園のホームページにたどり着いたのではないでしょうか?
とはいえ、私達「西原造園」がどんな業者なのか?どんな想いで仕事をしてくれるのか?と思いますよね。
そんな、あなたの為に私達がどのような業者なのかお伝えします。
まずは、

なぜ私がこの志事(しごと)をしているのか?その訳を聞いて下さい。
こんにちは。西原造園の西原智です。私はこの仕事に携わって15年以上になります。その間、様々なお客様と出会い、成長させていただきました。
長いお付き合いをさせて頂いている方で、父の代から20年近くお付き合いがある方もおられます。
なぜこれだけ長いお付き合いを、今も継続して頂いているのか?それは、父という偉大な存在があったからこそです。
できひんのじゃなくて、やろうとしてないだけや
なぜ私が、お客さんのために、「仕える事ではなく、志す事と書いた志事をする」をモットーにしているのか?それには、ある理由があります…
私は、造園業を営む父と母の下、四人兄妹の次男として生まれました。
父は個人事業主で、工務店やハウスメーカーからの下請け仕事で家族を支えていました。そんな我が家は県営住宅の一角にあり、裕福とはほど遠い暮らしでした。
父は、金銭的な不安を私達に感じさせることなく、家ではいつも優しく振舞ってくれていました。
また、休日は家族で過ごす時間を大切にする父の姿は、私たちにとって大きな安心感を与えてくれました。
私は子どもの頃、夏休みにはよく父の仕事を手伝いに行っていました。
ある時、仕事の帰り道、軽トラの中で私は算数が嫌いだったので、「算数ができひんねん…」と父に相談しました。
すると父は淡々とした口調で「『できひん』のとちゃう。『やろうとしてへん』だけや」と言いました。
それは、ただ単純な一言だと思われがちですが、父の言葉が示していたのは、自分の能力を信じて、自分自身で問題に取り組むという姿勢。それが何より大切だということでした。
この言葉は、私が人生を歩む上での貴重な教えとなりました。
次の4つのしごとのうち、君はどの「しごと」をしたい?
私は高校卒業後、造園業を営んでいた父の手伝いとして、造園業を始めました。
寡黙で、職人気質な父でしたが、動くスピードと、頭の回転の速さ、手際の良さと、仕上がりの良さ。
一緒に働いて初めて気が付いたのですが、父が働く姿を見た職人さんはみんな、「お父さん、ええ職人さんやな~」と言って下さいました。
根っからの職人気質な父は、とても筋の通った人で、曲がった事は大嫌いで、どんな苦しいことも、痛いことも、口に出さず、じっと耐える我慢強い人でした。
そんな父を誇りに思っていました。
しかし、問題もありました。その問題とは、請け負う仕事が下請け仕事ばかりだったという事です。
何とか仕事を得てこようと、一級造園施工管理技士の資格を持つ母が、工務店や、ハウスメーカーに営業に行き、頭を下げ地道に仕事を取ってきていました。
下請け仕事というのは、生活費もままならない額で仕事をさせられたり、無茶な工期を差し迫られたりなど、苦難の連続で、食べていくのがやっとでした。
また、下請け業者は、ほとんど元請け業者の言いなりでした。
元請から「こうやってくれ」と言われ、その方法じゃ施主さんにも迷惑がかかるし、物理的に考えても無理なのでできない旨を伝えると、「もうお客さんにはできると言ってしまった。何とかしろ!」と言われ、泣く泣く工事をするハメになりました。
完成して数日後、案の定クレームが発生しました。元請業者は、「お前らがやった工事が問題だ!」と私たちに責任をなすりつけてきました。
そんな悔しい思いをする状況が9年ほど続きました。
下請け仕事にも、もう限界を感じていました。
また、思うように仕事が安定せず、このままじゃ破産するかもしれないという状態にまでなりました。
この時、私は一円も給料をもらわず、たまに父に買ってもらえる本が唯一のお給料でした。
私は外に働きに出る事を考えました。とにかく、働いて安定したお金を得て、家に入れようと。そう思っていました。
そんな時、ある経営者との出会いが私に衝撃を与えました。
その人は私に、「世の中には4つの“しごと”がある」と言いました。
- 言われたことだけをこなす「仕事」
- 止まっていて何もしない「止事」
- 自分の夢や目標に向かって進む「私事」
- そして、志をもって社会や人のために取り組む「志事」
「この中で君はどの「しごと」をしたい?」
その言葉に、私は衝撃を受けました。私は、工務店やハウスメーカに仕える事と書いた「仕事」をしていたのです。
そこで、「志事」に取り組みたいと思ったものの、自分にはまだおこがましいと感じたので、自分の夢や目標に向かって進む「私事」なら取り組めそうだと考えました。
私はすぐさま、「下請け仕事をやめて、自分達で直接引き受ける『私事』をしようや!ほんで、造園業を建て直そうや!」と父に伝えると、「お前がやりたいと思うならやってみろ」と同意してくれました。
こうして、これまで苦労づくめだった父や母の為に、お客さんからの直接の『私事』をもらうという決意をし、これが原動力になりました。
とはいえ、どうすれば建て直すことができるのか?何の手だてもありませんでした。
このままではいけない。何かできる事はないかと、チラシを作り、ポスティングしました。
寒い日に凍える手を温めながら、一件一件ポステインングをしました。
ポスティングはとても大変で、一日に1000件を撒くだけでもうへとへとでした。
期待に胸を膨らませて電話が鳴るのを待っていたのですが、そう簡単にはいきません。
もう限界かと思った時、母の友人が私の作成したチラシを見る機会がありました。
母の友人は、チラシを見ると、「素敵な庭を作るより、雑草に悩まされる時間を無くしたい」と言いました。その言葉に、私は「ハッ」としました。
そうか!「僕達がどれだけ素晴らしい庭を作れるか」ではなく、『お客さんがどうなりたいか、何に困っているかか』が最も重要なんや!
それ以来、お客さんの問題や悩みに寄り添えるように、様々な事を試しました。
その結果、徐々にご依頼が増えていきました。
また、工事が終わるたびに、お客さんからも「こんな絵に描いたような、誠実な職人さんは見たことない」と、父に対してお褒めのお言葉を頂きました。
私は、そんな父の息子として一緒に働ける事を、何よりも誇りに思いました。
それからというもの、仕事の依頼が増え始め、私たちの造園業は徐々に回復の兆しを見せ始めました。
早く…現場に行け…
そうして1年が過ぎたころ、重大な事件が起こるのです。
ある時から父が、お腹が痛いと腹痛を叫ぶようになりました。
職人気質で我慢を絵に描いた人だったので、「病院に行こう」と言っても、自力で治すと聞きませんでした。
ある日の事、父が目がかすむと言い、流石に目が見えないと何もできないので、眼科に行きました。
検査後、「何かおかしな兆候があるので、大きな病院で診てもらって下さい。」と言われました。そして、大きな病院で診てもらうと、、、、
大腸癌である事を医師から伝えられました。それも、かなり進行していたようで、余命3か月を宣告されたのです。
「え!?あと3か月!?ウソやろ…」
あまりにも急な宣告に、私達家族は、医師の言葉を受け入れる事はできませんでした。
父はすぐさま、大腸がんの除去手術を行いました。
しかし、父は日に日に弱っていきました。頬はこけ、つい数か月前の元気な父の姿は見る影もありませんでした。
「このままじゃヤバい…親父がおらなどうやって事業を継続していくねん…」そんな事が頭をよぎりました。
日に日に弱っていく父を見て、絶望に苛まれました。
入院中だった父は、医師に「病院でなく、自宅に帰らせてほしい」と伝え、自宅で父の看病をする事になりました。
あの手この手で何とかして治って欲しいと、必死に体に良いものや、栄養価の高い食べ物を探し周りました。
しかし癌は進行を強めるばかりです。私達は、看病する事しかできませんでした。
また仕事の上でも、父が元気になってまた一緒に働けるように、必死でチラシをまきました。
そうすると、私達のチラシを大切に保管していてくれたお客様から、「お見積りをお願いします」という仕事の依頼が入りました。
私が大喜びで、「仕事の依頼がきたで!」と父に伝えました。
父は、痛むお腹をこらえならが、「ここの部分はこうしたほうがええ。このフェンスにするなら、これが邪魔になるから、これに変えた方がええ…」と、必死でアドバイスをくれました。
ようやくできたご提案内容と見積もりを持って、お客さんの元に向い、有難い事にご契約して頂けました。
その事を父に伝えると、ホッとした顔で天井を見ながら、ただただ休息していました。
そうして、明日からその現場に入るぞという時に、父の容体が急変しました。
「救急車は呼ばないでくれ」と父は言い、自家用車で病院に行きました。今思えば、最後まで家族と一緒にいたいという思いがあったのではないかと思います。
病院に着くと、お医者さんから宣告されました。
「今日がやま場です。」
私は膝が崩れ落ち、母と共に泣き崩れていました。
最後の最後まで一緒にいようと、その日の晩は家族みんなで、父が横になっている病院の一室で一緒にすごしました。
朝7:30頃に父が私達に向かって何かを言っていることにきづきました。
父の顔に耳を近づけてよく聞いてみると「早く…現場に行け…」と一言。
その30分後の8:00ちょうど、先に現場に行ってるぞと言わんばかりに、いつも家をでる時間に父は息を引き取りました。
幸いな事に家族全員で父を看取ることができました。みんな父の手を握り、残された私達は何度も何度も「ありがとう」を伝えました。
ですが、実際に最愛の人が亡くなるというのがこれほどまでに、胸が痛むものだとは思いもよりませんでした。
父の死を乗り越えて
父の人生は、私達息子を育てるために全てを注いだ人生でした。
そんな父なき、この西原造園をどうやって継続するのか?どうやって明日食べるご飯を確保するか…私達は途方にくれました。
どうにか、存命中に頂いた仕事はやりきる事ができました。しかし、当時の私達は、あまりにも力不足でした。
正直、私は自信をなくしていました。
父がいないとこんなに不安なのか。こんなにもスムーズに事が運ばないのか。自分の未熟さを痛感させられました。
もはや頼りにできる父はいない。また父の為に造園業を再建させるという目標が『私事』の原動力でした。
父の死により、頼れる人も、原動力も失ったのです。
今のままでは、私たちは間違いなく沈んでしまう。
そんな状況で、昔に教えてもらった4つの「しごと」を思い出しました。
今、止まって何もしない「止事」をしてしまっている。下請けの「仕事」には戻りたくない。かといって、父亡き今「私事」をする意味が見出せない。
「まだ1つあったな…志事…僕たちの志事って何や…?そんな大それたことできるんか?」
私は、社会や人に貢献するという大それた事を掲げる自信がありませんでした。
そんな時、父から幼いころからよく言われていた言葉を思い出しました。
「できないんじゃない。やろうとせーへんだけや」
その言葉を思い出したのです。
「造園業界を変えるなんて大それたことは言えない。
でも、父が私たちに遺してくれた財産である造園業。この大きな財産を通じて、一件一件のお客さんのお庭の悩みを解決する事はできるじゃないか?
それこそが、僕たちにとっての「志事」なんじゃないか?」
こうして、「私事」ではなく「志事」をする決意し、やってみる事にしました。
「志事」を決意すると、不思議な事にお客さんとの関係にも変化が現れました。
例えば、あるお客様さんから人工芝を庭に敷きたいという要望がありました。しかしその現場では、人工芝の繋ぎ目が多くなる可能性がありました。
私はお客様に「なぜ人工芝を希望されたのか」尋ねました。すると、ご主人が「実はね、子供とサッカーをして遊びたいんですよ」と答えました。
そこで私は「なるほど、では人工芝の繋ぎ目が出来ないようにする方が良いでしょうね。人工芝の繋ぎ目がめくれて、お子様がつまずくと大変ですから」と提案しました。
お客様は「それは思いもよりませんでした!そうしてもらえると非常に助かります!」と喜んで頂けました。
そして、お庭が完成した時、お客様からこんな言葉をいただきました。
他にも、あるお客様は、お打合せが進むに連れ、お仕事の事や、ご家庭のことなどを話して下さり、以前から知り合いだったかのうようにお話して頂けるようになりました。
また、「ほんとに良い家族ね」とか「西原さんに出会えて本当によかった。心まで癒されたわ」と言って下さるお客様が増えました。
これも亡くなった父が、背中で志事を見せてくれたことと、母の暖かい愛情のおかげだと思います。
有難いお言葉を頂けるのは、決して私達自身の力ではありません。私達はことあるごとに「本当にお客様に恵まれているな」と実感しています。
父が亡くなった今、私達は、お客様であるあなた様に育てて頂いているという感覚です。
父の人生は私達兄弟を育てるためにあったといっても過言ではない人生でした。父と母が育ててくれた感謝を胸に、今日もあなたのために志事に励みたいと思います。
これから、お庭の問題を解決したいと思っている方へ
「雑草の悩みから解放されたいわ~…」
「どんな業者さんを選んだらいいんか分からへん…」
「自分の悩みや要望・意見を聞いてくれる業者さんがおらんかな…」
このような事が気になっている方が、「西原さんに相談してよかったわ~(^^)/」と笑顔になっていただけたら、嬉しい限りです。
そのためにも、日々「仕事ではなく志事」を胸に取り組んでいきます。
最後に、
お父さんへ
おやじが苦しんで来たことを知らず、勝手気ままに生きてきて、ごめんな。おやじが育ててくれた、俺ら兄妹は、立派に成長してるので、天国から見ていてください。
お母さんへ
家計が大変なところを、苦労を見せず、いつも明るく、私達を育ててくれてこと、感謝します。お母さんの強い信念の気持ち、受け継いでいきます。
兄へ(仕事の上での師匠へ)
いつも、弟たちの尻ぬぐいばかりさせてごめんな。兄貴は優しすぎるからすぐ甘えてまうけど、仕事ぶりは見習う事だらけです。まだまだ、いたらない私を支えてください。
西原造園代表
西原 智
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