ウッドデッキを撤去して、手入れ不要の庭にする方法

今回は生駒市にお住いの中井様のお庭です。

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以前畑として使っていた庭に雑草が生えてきてしまっていて、草引きをしなければならないのが面倒。草引きに時間を取られたくない。

子どもの為に作ったウッドデッキだったが、成長と共に使わなくなり、洗濯を干す時の足場として使っているだけなので、スペースを有効に使いたい

娘さんがソフトボールをやっているので、庭で素振りできるスペースが欲しい。

このお庭・外構の問題と原因

ご主人が単身赴任中、奥様も働きに出ていらっしゃるので庭・外構の管理をする時間がない。

10年前に取り付けたウッドデッキが老朽化で釘などが出てきてしまっていて危険な状態になっている。ライフスタイルに合わせた使い方にする必要がある。

庭・ウッドデッキ・駐車スペースと、それぞれ区切られた作りになっているので、素振りをする空間が取れずにいる。

このお庭に対する処方箋

中井様に何が起こったのか?

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日本園芸協会認定 ガーデンコーディネーター 西原輝

中井様は、お庭の雑草の手入れをせずに済むようにしたい、ということと、ソフトボールをやっていらっしゃるお子様の為に、素振りのできる広いスペースを作りたいというご希望をおもちだったんです。

以前お庭では家庭菜園をされ楽しまれていました。しかし、年数が経ち雑草もたくさん生えてくるようになってきてしまったんですね。

また、ご主人様が単身赴任でご自身も働きに出ていらっしゃるということもあり、お庭の管理をするにもせっかくの休みの時間を使ってしなければならず、うんざりされていました。

他にも、お子様がまだ小さかった頃に取り付けられたウッドデッキは、以前はお子様が遊んだり、バーベキューをしたりと頻繁に使われていたそうですが、今では洗濯物を干す際に足場として使うだけになっていて、もう少し有効にスペースを使いたいという思いでおられました。

更にそのスペースを使って、お子様が素振りを気兼ねなくできるように造り替えたいと希望されていました。

下見に行くと・・・【お客様のお悩みの原因】

以前畑をされていた部分とお庭は、肥よくな土地だったこともあり、植物が育つには良い条件が揃っていました。(普通は、土が土壌改良剤などが混ぜられていて植物を育てるのには適していない土地が多いのです。)更にお庭全体的に土が表面に出ている状態でした。

そのような事から、雑草の種が付きやすく繁殖しやすい環境でした。ですので、草引きをしていてもすぐに雑草の種が付き、次々と生えてきてしまい、頻繁に草引きをしなければならない状況でした。

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土の部分には雑草が生えやすく、頻繁に草引きをしなければならない状態でした。

 ウッドデッキは老朽化で釘が飛び出したり木が腐ってきているなど、危険な状態になっていました。洗濯物を干すときの踏み台として使われているとの事でしたが、木が腐っている部分があるなど見た目にも古くなってきている状態でした。

また、お話を伺っていくと、「娘二人がソフトボールをしているので、お庭でも素振りができるようにしたい」とのことでした。また、「将来的には駐車スペースにもなるような空間にしたい」というご要望をおもちでした。現状では、スペースはあるもののお庭として使っていた部分、ウッドデッキがある、などのために素振りができる環境ではありませんでした。

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経年劣化により、傷んでしまっていたウッドデッキ。ほとんど使っておられず、スペースがもったいない状態でした。

どのような解決策を見つけたのか?

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かつて家庭菜園をされていた場所など、使われなくなった土の部分を掘り起して、コンクリートの土台を作ります。

一番のお悩みだったお庭の部分は、土を掘り起こし草引きをしなくて済むようにします。

その方法はいくつかあるのですが、今回はコンクリートを全面に打つことになりました。全面をコンクリートにすることで、雨の日や雨上がりの日でも足元が汚れる心配がなく、掃除もしやすいお庭になるからです。

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格子状にブロックでラインを入れていきます。

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こうすること事で、全面コンクリート仕様にしてもお庭にアクセントができ、引き締まった印象になります。

ただ、全面コンクリートにするとお庭として少し味気ないので、アクセントとして格子状のライン(グリッド)を入れました。グリッドを入れる事でお庭全体の印象が引き締まります。

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矢印部分を新たに施工したことで、窓を開けた時に左右どちらからでもお庭に出る事ができるようになりました。

 また、元々窓の下に踏み台があったのですが、片側だけにしか付いていなかったので、どちらからも出入りできるように長さを足し、更に周りに石を貼り見た目にもおしゃれになるご提案をしました。

洗濯物を干すときに使っていたウッドデッキですが、こちらは撤去し、地面にはコンクリートを打ちお庭全体の統一感を出します。不要になっていたウッドデッキをなくすことで広いスペースができ、お子様達の素振りの練習場ができあがりました。  

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【職人の技】この問題をどう解決したか?

解決ポイント1 頑丈な土台作り

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余分な土を取り除いた後、大きめの石を敷き詰めていきます。

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砂と石の混じった土を敷き、踏み固める事で丈夫な土台になります。

 中井様のお庭の土は、家庭菜園などをするにはうってつけの土でした。このため、とても柔らかくフカフカとしていたので、まずはこの土を固める必要がありました。フカフカの土の状態でコンクリートを打ってしまうと、地面が沈み込んでしまったり、ひび割れの原因になってしまう恐れがあるからです。

大きめの石(グリ石)を敷き詰めた後、砂と石の混じった土(クラッシャー)を敷き、機械を使って踏み固めて行きます。こうして、クッションにを作るとともに、コンクリートの土台が完成します。

解決ポイント2 まるで石パズル?!

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適度な大きさに切りそろえた後、パズルのように並べていきます。

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端の部分も手作業で形が合うように切りそろえてピッタリと合わせます。

 全面コンクリートのアクセントになる、踏み台周りのアーチ型に合わせた敷石は、手作業で切って形を合わせていきます。丸みを帯びた部分を隙間なく、形が合うように切り出していくのは、職人の腕の見せ所です。毎日気分よくお庭を使って頂けるように、妥協はしません!

解決ポイント3 ブロックの境目を緩やかに

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ブロックを撤去する前の状態。四角いブロックの形に残ってしまうので、角が出て危険。

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端の部分はカーブを付け、転びにくい形にしました。

もともとあったお庭と駐車場の境目のブロックは、フラットにするために右側に続く部分(矢印)は撤去しました。 撤去すると一番端の部分(赤丸)は四角いブロックの形に残ってしまうので、見た目にもあまり良くなく、つまづいて転んでしまう恐れがありました。そこで、端の部分はカーブを付け、転びにくい形にしました。

【実際に頂いたお客様の声】

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