レンガ敷きの駐車場にして、ガレージを拡張する工事 | 奈良県橿原市E様

今回ご紹介するのは奈良の橿原市レンガ敷きにして、お孫さんが来た時の車の駐車場を作る工事にお住まいのE様です。
E様は、植木の枝が、隣の家にまで伸びていってしまうのを何とかしたいのと、生え放題になっている雑草をどうにかしたいとお考えでした。

どのように変身したかというと。。。

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E様が抱えておられた外構に関するお悩み

木の剪定をしていたが、年々高く伸びてきているので、この先も自分で手入れができるのか不安。

 隣の家に、植木の枝が伸びていってしまっている。その枝葉が、台風などの時に折れてしまわないか心配。

 雑草が一面に生えているために、虫のすみかになり、外に出ると蚊にかまれてしまう。

草引きしなければ…と考える事が煩わしい。

 来客時用のレンガ敷きの臨時の駐車場が欲しい。

問題と原因

 植木が多く植えられているので、手入れに時間が割かれる。

防草対策がされていないので、雑草が生え放題の状態。

生えている雑草の種類が地下茎(ドクダミ)なので、表面のみの草を取ってもどんどん生えてくる。

駐車スペースはあるが、庭との境目がブロックで仕切られているため、車は停められる状態ではない。

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この外構に対する処方箋

E様に何が起こったのか?

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日本園芸協会認定
ガーデンコーディネーター 西原輝

E様が最も気にされていたことは、植木の管理が大変なのでなんとかしたい、ということと、雑草を取り除きたい、ということでした。

植木は、ご主人様が手入れされていたのですが、年齢と共に木も高く伸び、これ以上高くなると自分では手入れできないな…と感じておられたそうです。

また、高く伸びた木の枝が隣の家まで伸びてしまっていた事もあり、台風などの風で枝が折れて迷惑をかけてしまうのではないかと気を揉んでおられました。

他にも、虫にも悩まされておられました。特に夏場は、外に出るたびに蚊にかまれてとても不快な思いをされていたそうです。

また、お話を伺っていくと、娘さんご家族が遊びに来られた際に駐車できるスペースがなく、家の前や近所に停めておられたそうで、「駐禁を取られたり、ご近所の迷惑になっていないか…」という心配もされていました。

そんな時に、にしはら造園のHPで、E様と同じようなお悩みを抱えておられたお客様の外構が綺麗になっているのをご覧になられ、お電話をいただきました。

工事前の状態

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植木の枝が隣の家にまで伸び、剪定するのも一苦労。また、雑草がたくさん生えており、虫にも悩まされておられました。

 

下見に行くと・・・・【E様のお悩みの原因とは?】

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ご主人様が切っておられた植木は、高く伸び脚立に登って剪定するには、危険な状態でした。

 実際に見せて頂くと、植木は、ご主人様ひとりで管理されるのは難しいほどの高さでした。脚立を使っての剪定は危険が伴い、今後何年も続けていくのは相当大変だろうな、という印象をうけました。

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雑草の中でも繁殖力の強いドクダミ。表面の草を抜いてもすぐに生えてくる状態でした。

また、全面が土の状態だったので、雑草の生えやすい環境でした。また、その雑草も地下茎のドクダミだったこともあり、繁殖力が強く、表面の草だけを抜いても次々に生えてくる状態でした。これでは、いくらこまめに手入れをしていても、またすぐに雑草が生えてしまいます。

e_sita3写真手前が駐車場。ブロックで土止めがされているので、段差があり、娘さんの車を停められない。

駐車場には、E様ご夫婦の車があり、更に娘さんがお孫さんを連れて帰ってこられる時に必要になる、もう一台停めるスペースはありませんでした。

駐車場の奥につながるような形でお庭があったのですが、駐車場とお庭の境目にはブロックで土止めがされており、段差のある状態でした。

駐車できるほどのスペースはあるものの、段差があるために、とても車が停められる状況ではありませんでした。とてももったいない状態でした。

どのような解決策をみつけたのか?

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植木の枝がお隣の敷地にまで伸びてしまっている状態でした。

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植木を全て撤去して、剪定や掃除がいらないようになりました。

まずは、管理のいる植木を全て撤去することをご提案しました。これで、大きく成長してしまった植木の管理をせずに良くなり、お隣まで伸びた枝や、落ちた葉の掃除などの心配事から解放されます。

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雑草に覆われ、引き抜いてもすぐに生えてくる状態。

 次に雑草についてです。E様のお宅では、雑草の中でも特に手強いドクダミが生えていました。

ドクダミは引き抜こうとすると、嫌な臭いを発すると同時に、途中でぷつっと切れてしまいます。また繁殖力と生命力が強くちょっとした隙間からでも生えてきます。防草対策をする中でも特に難しい雑草です。

このドクダミの対策も含め工事を行いました。雑草の生えている部分は、根っこごと掘り起こし取り除いていきます。

その後、防草シートを隙間なく敷き詰め、その上に砂利を敷きます。砂利を敷く事で見た目もスッキリとし、尚且つ防草シートを太陽光から守り劣化を防止します。

これからは、「草引きせなあかんの、億劫やなぁ…」と頭を悩ませたり、「外に出たら蚊にかまれるし嫌やなぁ…」などとためらうことなく、快適に過ごせるようになります。

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花壇を作る事で全体に立体感が出てます。また、臨時の駐車場部分をレンガにすることで
車が停まっていない時にも、落ち着いた雰囲気になります。

レンガ敷きの臨時の駐車場は、普段はお庭として使用し、尚且つ、娘さんたちが帰って来られた時には駐車場としても使えるように、レンガを使った施工のご提案をしました。

レンガを使うことにより、普段車が置かれていない時にも、コンクリートだけの味気ない駐車場にならず、外を眺めた時に気分よく過ごすことができます。レンガ敷きの駐車場とお庭を兼ねた作りの外構にすることで、使い方の幅が広がります。

また、奥様がお花を植えて楽しむスペースを希望されておられたので、一番奥側に花壇を作るご提案もさせて頂きました。花壇を作る事で全体に立体感が出て、景色も楽しめる空間になります。

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【職人の技】この問題をどうやって改善したのか?

雑草の繁殖方法は大きく分けて2つあります。

一つは、種からの繁殖です。こちらは、土が出ている部分があると、外から飛んできた種が土に付着して、そこから根を張り芽が出て生えて繁殖します。

もう一つは、根から繁殖する地下茎と呼ばれるものです。こちらは、雑草が1本あると、その1本の根をたどって生えてきます。

ですので、表面に見えているものを取り除いたとしても、根が残っている状態なので、またすぐに生えてきてしまいます。この根を取り去るには、1m近くも掘り下げなくてはならず、家の基礎にも影響を及ぼしかねません。ですので、完全に取り除く事はかなり難しいと言えます。そのため、雑草が伸びてくるのを少しでも抑えるための対策が必要になってきます。

解決ポイント1  強力な雑草を生えにくくする防草対策とは?

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植木を根っこごと掘り起し撤去。手入れのいらないお庭を造っていきます。

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10㎝ほど地面を掘り起し、雑草の根も取り除いていきます。

E様のお宅に生えていたのは、この手強い地下茎の雑草でしたので、なるべく生えにくくする防草方法にしました。まずは10㎝ほど地面を掘り起し、雑草を取り除いていきます。こうする事で、種ごと雑草を除去する事ができます。

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わずかな隙間でも雑草は生えてくるので、壁との境目やシートのつなぎ目には強力なテープを貼って防ぎます。

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シートの重なり部分にもテープを貼り、雑草が生えてくる隙間を与えません。

 その後、防草シートを敷いて次に生えてくる雑草の光合成を防ぎます。そして、太陽光でシートが劣化しないように上から砂利を敷き、さらに防草効果を高めます。

この時に使う防草シートは、ドクダミやスギナなど繁殖力の高い雑草を防ぐ、目の細かい丈夫なものを使用します。目の粗い防草シートでは、繁殖力の強いドクダミによってすぐに突き破られてしまうからです。専用の防草シートを使う事で、雑草が生えてくるのを抑制することができます。

この防草工事をすることで、気合を入れてからでないと始められなかった草引きから解放されます。そして、蚊にかまれるのを覚悟して出ていましたが、いつでも気兼ねなく出ることができます。

解決ポイント2  水はけをよくして、景観をくずさないようにする工事

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水の流れを考えて、家の壁に沿って取付けたパイプの前にブロックを積んで目隠しにします。

paipu2外側から見た様子。ブロックで囲うことでパイプが隠れ、スッキリと見えます。

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ブロックの上からコンクリートを流し込み、パイプを見えない状態にします。こうすることで、見た目だけでなく、外側の衝撃からも守れます。

以前からあった会所は、お庭と駐車場の境目にありました。ブロックを取り外した後に、そのままの状態で使ってしまうと問題がでてきます。その問題とは、雨水が上手く流れなくなってしまい、水はけが悪くなってしまうということです。そのめそのまま使う事はできませんでした。

そこで、新たな場所に会所を設け、更に既存の会所も使うことをご提案しました。新たに作った会所へのパイプは、水の流れを考えて、家の壁に沿って取付けました。

ただし問題もありました。水はこのパイプを通って流れるのですが、このままではパイプがむき出しの状態では台無しになってしまいます。そこで、パイプの前にブロックを建て、目隠しにしました。

外から見える面になるので、レンガとの色味を合わせ一体感が出るようにします。また、上からコンクリートを流し込むことでパイプが目に触れず、更に外側からの衝撃にも耐えられるようになります。

解決ポイント3  違和感を感じさせないレンガの貼り方とは?

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丸いふたの部分はレンガで囲うことができません。このままでは見た目が悪くなってしまいます。

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ふたの際までレンガがくるように一つずつ加工して隙間をなくすことで、見た目がスッキリと!

E様のお庭+臨時の駐車場は、コンクリートの状態だと味気ないとのことから、全面レンガ張りに施工しました。長方形のレンガを組み合わせて並べていくと、会所の丸いふたの部分は、どうしても隙間があいてしまいます。

多くの場合、施工時間を短縮かつ簡単にするために、この隙間を埋めるためにコンクリートを入れてゴマかすという事もできます。

けれど、せっかくレンガで敷き詰めているのに、一部だけコンクリートではせっかくのレンガ張りの良さが損なわれてしまします。また、汚水マスの蓋が目立ってしまいます。

そこで、レンガ敷きの中に、汚水桝や会所を自然に溶け込ますために、マスのフタギリギリいっぱいまで詰められるように、レンガに丸いカーブを描いて加工をしました。ふたの周りのレンガは一つ一つメジャーで測って形を出して削って行きます。削り終えると、パズルのようにはめていきます。

こうする事で、見た目もスッキリと違和感のない仕上がりになります。毎日目する場所だからこそ、見るたびにやって良かったと思って頂けるよう、細かい点にまでこだわって施工しています。

【実際に頂いたお客様の声】

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