こんにちは。奈良県の西原造園の西原智です。
今回は、奈良県生駒郡平群町で庭リフォームを行い、水はけの悪い庭を芝生にしてお子様が遊べるお庭に改善した施工事例をご紹介します。
施工前は、お庭の水はけが悪く、雨の後はドロドロになり水たまりができてしまう状態でした。また、広いお庭の草引きが大変で虫も多く、せっかくのお庭でお子様を遊ばせることができないというお悩みがありました。
そこで、水はけを良くする土壌改良を行った上で芝生を張り、安全に遊べるお庭へリフォームしました。併せて、洗濯物を干す際の危険な段差を解消するテラス作りや、道路からの視線を遮る門扉の設置を行い、家事の負担軽減とプライバシー確保を両立しました。
この事例はこんなお悩みの方にお勧めです
- 雨の後に庭の水たまりがなかなか引かず、水はけの悪さに悩んでいる方
- 雑草や虫が多くて、せっかくの庭でお子様を遊ばせることができない方
- 庭の段差解消や道路からの視線対策など、暮らしやすい庭リフォームを検討中の方
施工概要|平群町で行った水はけの悪い庭の改善と芝生の庭リフォーム
| 施工エリア | 奈良県生駒郡平群町 |
|---|---|
| 施工内容 | 土壌改良、芝生張り、コンクリートテラス造作、門扉設置、砂場の移動 |
| 工事カテゴリ | 庭リフォーム |
| 対応サービス | 水はけ改善、雑草対策、芝生張り |
| 今回のポイント | 自然排水を促す土壌改良と芝生による水はけ改善、安全に遊べる庭づくり |
| 施工前のお悩み | 雨の後に庭がドロドロになる、草引きが大変、段差が危険、道路からの視線が気になる |
| 施工後の変化 | 水はけが良くなりお子様が安全に遊べる芝生の庭になり、段差解消や視線対策で家事も快適になった |


生駒郡平群町で水はけの悪い庭をリフォームするご相談をいただいた背景
N様は、お家を建てられてからお庭の水はけと雑草が気になるとのことでした。具体的には以下のようなお悩みを抱えられていました。
- お家を建てられて1年目に草引きの大変さを体感した
- お庭の水はけも悪く、雨の後はいろんな箇所に水たまりができる
- 虫が多い
- せっかくお庭があるのに雑草のままだとお子様も遊ぶことができない
- 家事・子育てをしながら草引きをする時間と体力がすごく負担になる
- 洗濯物を干すのに毎回「よっこいしょ」という高さの段差があることで家事の効率が落ちる。また、ご出産を控えておられる為に段差がすごく危険
- 交差点に停車した車の方の目線が丁度リビングに入ってくる
庭の水はけが悪化していた原因と雑草問題
- お家が出来た時には既にお庭の土が少し低い状態で、境界ブロックの基礎が見えていた
- 全体的に山を切った土の為、非常に表面の土質が固い。その為、排水性が悪くなってしまう
- 広いお庭の為、排水を取る箇所・方法がない
- 地面が全て土の為、雑草はどこからでも生えてくる
- お庭に降りる段差が階段2段分の高さがあるのに1段しかない
- 目隠し等が無いためリビングに目線が入る
プロの視点:今回この工法をご提案した理由
- 課題:土質が硬く水はけが悪い広い庭で、雑草が多く草引きの負担が大きい。また、洗濯を干す際の段差が危険で、道路からの視線も気になる状態だった。
- 原因:山を切った硬い土で排水性が低く、排水設備がない。段差が高く、オープン外構で外からの視線が入りやすい環境だった。
- 解決策:土壌改良による自然排水と芝生で水はけ・雑草問題を解決。コンクリートテラスで段差を解消し、フェンスではなく門扉を設置して視線を遮りつつお子様の飛び出しを防ぐプランをご提案しました。
水はけの悪い庭を芝生にしてお子様が遊べる空間にする解決策
今回は、水はけと雑草が大変で何とかされたいというN様のお話です。N様はこちらにお住まいになられて1年経っていない状態でご相談いただきました。
今までは時間が出来た時に奥様がかなり広いお庭の草引きをされていたそうです。「夏になると草引きが大変で…これから出産も控えていて更に子育てが忙しくなるので草引きが出来なくなる」ということでご相談いただきました。水はけも悪く、せっかく広いスペースがあるのに、お子様を遊ばせることも出来ずもったいないというわけで、ご夫婦でインターネットで西原造園を知って頂きました。
初めてされるお庭の工事なので、安心してお願いできる業者をお探しということでした。
下見で確認した水はけの悪さと生活動線の課題

N様のご相談を伺い、実際にお庭を見させていただきました。かなり広いお庭で大きな石ころがあちこちに転がっています。お子様を遊ばせるにも石がゴロゴロあると危険な状態です。
お庭の水はけに関しては土質がすごく硬いため雨水の浸透が非常に遅くなります。また、排水をとる会所やU字溝もありませんでした。全面、土が低く、お隣との境界ブロックの基礎が少し見えている状態でした。本来ブロック塀の基礎は地中に埋め込むものですので、このまま放置しておくと将来ブロック塀が倒れるという可能性も無くはありません。

今まで雑草は、奥様が家事と子育てをされている合間の時間に頑張って抜いていらっしゃったそうです。抜いてもまたあちこちで生えてきますし、面積も広いのですごく大変な状態でした。

そして、リビングからの段差は階段2段分の高さがあったのですが、実際には1段しかなく、当時ご出産を控えられた奥様がお腹が大きいまま上り下りするのはかなり危険な状態でした。お洗濯物を干されるのに毎回この段差を上り下りされておられました。毎日使用される動線になる箇所に30cmほどの高さがあることが負担になり、家事の効率も下げてしまいます。

また、目隠しフェンスを付けたいというご依頼も頂きました。ご相談に乗らせていただくと、丁度交差点の角に停車した車からの目線がリビングに入ってくるのが気になって…との事でした。実際にお家の中からと外から見て、どの位置からどのような角度、どのような高さの目線が入るかをご一緒に見させていただきました。

リビングからこの位置に停車した車の目線が気になるという事でした。
広い庭の水はけと雑草対策を芝生で解決
N様の場合、最初は「水はけを何とかしたい。草引きを無くしたい」ということでご相談頂きました。
単純にこれだけを聞くと多くの業者さんは「あ~、防草シート貼って砂利まいといたらどうですか?」で終わってしまうことがよくあるようです。ところが、N様に普段のお庭の使い方や、生活の動線、家事や子育てについて、これからお庭でどのように過ごしていきたいか、今後のメンテナンスのことなど色々とお話をお伺いし、N様にとって1番良い方法を何度も打ち合わせし、一緒に探っていきました。

まず、最初に水はけの問題です。N様のご自宅の場合、水を集める会所やU字溝をとるのが非常に難しい状況でした。

家の角に会所(水を集めるマンホール)があったのですが、この会所に水を集めようと思うと、土の高さを敷地の一番奥でかなり上げないといけなくなってきます。N様のご自宅の場合、地面を上げるということは新しくブロックを積まないと、向こう側に土が流れていく状況です。そして、地面を上げるということは土を入れないといけません。
この面積の土を入れようと思うとダンプカーで約20~30台分の土が必要になります。家の裏のスペースの為、もちろんダンプの出入りはできません。全て手作業でやれば出来なくはないですが、かなりコストがかかる為、予算的にもったいないのでは…ということをお話させていただきました。
結果、表面排水(地面の表面を流れる排水)は取らずに自然排水(土壌改良をして浸透を待つ)という方法をご提案させていただきました。土質をよい土に変えるだけで、水が浸透しやすくなります。更に上に芝生を貼ることで芝が水分を吸い上げてくれます。

次に雑草対策についてです。たくさんの方法がありますが、N様の場合、最終的に芝生でお庭を作りました。最初は雑草対策と水はけの問題でお話を伺っていましたが、更に詳しくお話を伺っていくと「せっかく広いスペースがあるのに子供たちを遊ばせたい」という想いもお持ちでした。
奥様が家事をなさっている間でも、お子様が敷地内で遊んでいてくれるように安全面も考慮しプランを提案させていただきました。芝生を貼っても雑草は生えてきます。ですが、以前の土のままに比べると芝を貼った方が雑草もマシになります。
N様と工事後のお庭のメンテナンスや、やり替えるタイミング、お子様の事などご相談とご提案、ご説明を何度も繰り返し、「この面積に芝生を貼ると本当にメンテナンスが大変だと思いますが、大丈夫ですか?」と実際に工事をした後のメンテナンスや他の事例などもお話させて頂き、最終的に「お子様が大きくなるまでの貴重な時間に庭で一緒に遊んだりして過ごせる事を優先します。将来やり替えるタイミングも伺えたので、それを見据えて今回は芝生でいきます。」という事でした。
お子様にとっては芝生のお庭がフカフカしていてこけても痛くないので一番安心です。
将来のタイル貼りを見据えたコンクリートテラスと段差解消

次に、お洗濯物を干されるスペースについてですが、写真のようにかなり高い段差をお洗濯の度に上り下りされておられました。こちらのスペースについては、「実際にどのように使われたいか」などお伺いし広さを決めていきました。メインはお洗濯物でバーベキューなど来客時にも使用したいということで、方法やデザインなどを決めていきました。
ウッドデッキやタイルテラスもご提案させていただきましたが、今回は芝生のお庭をメインで考え、こちらにはあまりコストのかからない方法をご提案させていただきました。周りに化粧ブロックを積み、階段を一部分に作り、中は全てコンクリートです。

そして、こだわった点は「将来、このコンクリートが見飽きたり、汚れが付いてやり替えたいなと思った時に、上にタイルを貼れるように作っておきましょうか」ということで、わざと数センチ高さを下げて作りました。もちろん普段の生活には全く支障のない高さに設定しております。
これで、もし将来やり替えるタイミングがきても壊したり処分したりするロスが減ります。(もちろんタイミングや経年劣化の状況にはよりますが…) お住まいの方の将来的な事を考えるのも庭リフォームの大事な部分になってきます。
フェンスではなく門扉で視線を遮り、お子様の飛び出しを防ぐ

次に目隠しフェンスについてです。最初は「お隣との境界部分に目隠しのフェンスを取付けて欲しい」ということでした。こちらももちろん施工としては可能です。「はい、分かりました」と言って言われた事をやってくれる業者さんはどこにでもいらっしゃると思います。
じっくりとお話を伺うと「お庭を優先したい」ということ、実際の気になる目線と使用の目的、デザイン性はどこまで求められるか、組まれているご予算などを考慮し、それに対する提案をさせていただきました。結果、リビングから赤丸の位置の目線を防ぎたいということでしたので、「フェンスではなく門扉を付けられたらどうか」というご提案をさせて頂きました。
お庭でお子様が遊ぶにも今まではオープン外構だったためスッと外に出ていく事ができます。表の道路は坂道でカーブもある為、お子様がパッと飛び出したりすると危険です。奥様が家事をしていても、安心してお庭で遊んでいてもらえるよう、そして当初の目的である目線が防げるならフェンスを取付けるよりコストダウンも出来る上、一石二鳥になるのではということで今回は木目調の門扉をご提案させていただきました。
もちろんフェンスの取り付けも可能ですので、将来的に「やっぱりフェンスを付けたい」という事であればまたご相談いただく形となりました。


お家の東側と西側に全く同じ門扉を取付しました。これでお子様がお庭で遊んでいても勢いよく道路に出ていくこともなくなるので安心です。
外からの目線は…

見事に気にされていた目線を防ぐことができました。これで目線も気にならず、お子様も安心して遊べて、おまけに防犯面もよくなります。
【職人の技】平群町で行った庭の水はけ改善と芝生リフォームの施工ポイント
水はけが良く沈みにくい下地を作る土壌改良と水勾配

まずは草を引いてしまい、雑草の種と根っこを取る為に地面を削っていきます。同時にゴロゴロとした石ころも取っていきます。



N様のお庭の場合、お家が出来た段階で地面がかなり低いという状態でした。そこで、専用の機械で本来のお庭の高さを出し、マサ土を入れていきます。だいたい10cmから深い箇所では20cmほど低い状態でした。こうすることで本来のお庭の高さになり、よい土が入るので水はけもよくなります。
ただし、10cmほどの土を入れると、雨が降ると自然に沈んできます。

その沈みを少しでもマシにする為に転圧という作業をしていきます。これを行うことで、地盤が沈みにくくなり、尚且つ良い土が入っているので水はけがよくなります。

土に勾配を付けて水を流す方向を決めていきます。今回は会所やU字溝の設置が難しいため、家側に水が溜まらないように水勾配を取りながら土を整地していきました。土を入れるだけでも排水性は上がりますが、ゲリラ豪雨などの際になるべく家側に水が溜まりにくいようにしておくことで、家への水の影響を防ぐことができます。
既存の段差を埋め込みコストを削減する工夫

コンクリートでテラスを作った位置に元々あった段差は壊さずに埋め込んでしまいました。こうすることで壊す費用もかからず、処分費もかからないのでコストを抑える事ができます。ただ一つだけ問題があります。元々あったコンクリートの上に新しくコンクリートを打つ場合、接着力が落ちてしまいます。接着力が落ちるとコンクリートが割れやすくなってしまいます。

そこで、コンクリートを打つ前に接着力を高める為、「シーラー」という専用の接着剤を塗ります。こうすることで、コンクリートの接着力を高めひび割れしにくいコンクリートにすることができます。

ブロックを積む際に雨水のパイプが出てきました。どうしても土に埋もれている箇所になりますので掘って初めて分かることもあります。N様のお家の場合は想定済でした。パイプを移動することも可能ですが、N様のお家の場合移動させなくても全く問題ありませんので、ブロックをくり抜き施工しました。

ブロックを加工するのは大変ですが、こうすることで、N様の無駄な出費を防ぐことができます。
砂場を移動して庭への動線を通りやすくする

こちらにお住まいになられた時に、N様のお父様がお孫さんの為に砂場を作ってくださったそうです。今回の工事で「砂場は残しましょう」ということで、お話は決まりました。現状の場所のままですと丁度お庭に出る為の動線が潰れてしまいます。
せっかくお父様にお作りいただいた物ですし、そのような想い入れも大事に出来ればということで、材料はあるものをそのまま使用し、移動だけするという提案をさせていただきました。


2mほど移動しただけですが、お庭への動線が通りやすくなりました。これで、ご家族皆様もお友達がお集りになられた時も行き来しやすく、みんなでワイワイ過ごせますね♪
完成した芝生のお庭とお客様の声
植木を一本だけ植えて、家庭菜園のスペースに階段で下りれるようにし、N様のお庭の工事が完成しました。


平群町周辺で水はけの悪い庭の改善や庭リフォームをご検討中の方へ
- 雨が降るたびに庭がドロドロになり、水はけの悪さの負担を根本的に解決したい
- 排水不良や雑草がお家の基礎や周囲に悪影響を与えていないか心配
- 金額だけでなく、うちの庭の土質や生活動線に合った提案をしてほしい
お庭のコーディネーターとして、現場の状況や見えない部分のリスクをしっかり確認し、5年後、10年後の管理がラクになる本当に必要なプランをご提案します。
平群町周辺で水はけの悪い庭を改善し、お子様が安全に遊べる芝生のお庭へリフォームしたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。














