庭の水はけを改善して、犬が遊べる庭づくり

庭の水はけが悪いと、雨が降ると地面がドロドロになり、犬を遊ばせることができなくなってしまいますよね。

そこでここでは、私達奈良県のにしはら造園が実際に行った工事を元に、庭の水はけを改善して、犬が遊べる庭づくりについてお伝えします。

では早速。

今回ご紹介するのは香芝市にお住まいのお庭の雑草と水はけが悪く悩まれていたF様です。

F様は、「水はけが悪くて雑草も大変で…」と仰っていました。

そのお庭がどのように変身したかというと…

F様が抱えられていたお悩みと問題点

水はけが悪くてお庭を歩く度に靴の裏がドロドロになる

お庭の雑草が一雨ごとに伸びて草引きが手に負えない 

ワンちゃんをお庭で遊ばせようと思っても、草と泥で遊ばせられない

雨の後、お庭の土が駐車場へ流れてきて駐車場が土だらけになる。毎回掃除しないといけない

駐車場のスリットから雑草が生えてきて、草引きが大変 

草が増えて、虫も増えた

このお家の問題に対する処方箋

日本園芸協会認定 ガーデンコーディネーター 西原輝

こんにちは。にしはら造園の西原輝です。

今回は、せっかくお庭があるのに水はけが悪くて、雑草も生えてくるので、草引きをするだけのお庭になってしまっていたF様のお話です。

ご相談頂く前に、F様はお庭の水はけと、草引き、駐車場に土が流れ込んでくるということで悩まれていました。

そこで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。

現地調査に行って、F様のご相談を伺い、実際にお庭を見てみると、芝生が根付いておらず、お庭の土を留める物が無い状態でした。

この状態では雨が降る度に駐車場がドロドロになるというのも無理のない状況でした。

このままにしておくと雨が降る度に駐車場を掃除しなくてはいけません。また、お庭の草引きも今後ずっと続けていかなくてはなりません。

そうならないために、F様には、土の面を無くしてワンちゃんやご家族と過ごせるお庭にしてはどうかという事をお伝えさせて頂きました。

この問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 お庭の水はけを解消して、歩いても靴が汚れないように…

F様の一番のお悩みは、「水はけが悪く雨の後に毎回どろどろになる」ということと、「雨の後に一気に草が茂って、草引きが大変で…草が伸びると虫も増えて、虫が増えると草引きも嫌になって…でも、草引きしないと見た目が…」ということでした。

以前は芝生のお庭だったそうです。数年経ち芝生が無くなり、雑草に変わり、歩く箇所はほとんど土の状態になってしまい、コケも生えてきていました。

この状態では、歩く度に靴がドロドロに汚れて、ウッドデッキの上や玄関ポーチも同時に汚れてしまします。真冬でも草が勢いよく伸びており、春になると違う雑草が生えてくるので、年中草引きに追われてしまいます…

水はけと雑草の対策に踏まえて、F様にお伺いすると「ワンちゃんと過ごせるお庭にしたい」ということもありましたので、全体に透水性と遮熱性のある石を敷き詰め暑さ対策もしながら、使える植木は残しました。

ウッドデッキも見させていただくとまだ使える状況でしたので、そのまま残しました。

床材は遮熱性のある素材ですので、真夏の日差しも少しマシになります。

水を打つと更に涼しくなり、透水性がある為涼しい時間が長持ちします。ワンちゃんがおしっこをしても流せるように全て石材で固めました。

夜もご家族でウッドデッキでお過ごしいただけるようポールライトを1本取付しました。お仕事からお帰りになられてお庭に少しライトがあるだけですごく癒されると喜んで頂けました。

植え込みの中は管理がいらないよう人工芝にしました。植木も2~3年に1回剪定すれば良いものだけを残した為、ほとんど管理がいらなくなりました。

また、問題であった水はけに関しては、今まで自然に浸透していくのを待つ「自然浸透」という方法でしたが、ほぼすべての水を地面の表面で流して排水を取る「表面排水」という方法に切り替えました。

ウッドデッキの下に雨水が入っていかないよう溝を作り、お庭の奥にはU字溝を取付けました。そうすることにより、雨水は全て自動的に会所に流れていきます。

これで、管理もいらず、靴に泥が付くなどといったことも無くなり、お庭に出やすくなりました。

今までは草引きをする為だけのお庭になってしまっていたのが、ご家族やワンちゃんと過ごせたり、お友達が来られた時にも有効活用できるお庭になりました。

解決ポイント2 水の流れを作って、駐車場の掃除をしなくてもいいように…

F様はお庭の水はけと雑草以外にも、「雨の後、駐車場に土が流れ込んでくる」という問題も抱えられていました。

あまりにも土が流れ込んでくるため、奥様がご自分でレンガを並べられたそうです。それでも、年数が経つとレンガを超えて土が流れ込んできていました。

F様に伺うと「雨の後毎回こうなるんです…それを掃除するのが大変なんです…」ということでした。

F様のお家の場合の原因は、お庭に降った雨水が全て駐車場の方に流れてくるということでした。

この状態では、雨が降る度に土が駐車場に流れ込んでくるのも無理がありません。掃除もし続けていかないといけません…

そこで、上記に対する原因と、お庭の水はけ、雑草の事も全て兼ね合わせて考え、お庭に降った雨水を流す方向を変えました。

今まではお庭から駐車場側へ雨水が流れていましたが、今回は駐車場側から庭園奥へ排水を取りました。これで土も雨水も駐車場に流れてくることはなくなりました。

庭園奥に取付けたU字溝です。この溝に全ての水を集め、会所に流し込んでいきます。

今まで奥様が雨の後、駐車場が汚れては掃除するという事を繰り返してお過ごしでしたが、掃除の必要も無くなりました。

お庭に入るのに1段段差は出来てしまいますが、車のタイヤ止めにもなるように施工しました。

雑草もなくなり、水はけも良くなった為虫も減りました。

駐車場側の奥行も少し広げたため、自転車などもゆとりをもって停められるようになりました。

解決ポイント3 駐車場のスリットから生えてくる草引きをしなくてもいいように…

F様は他にも、駐車場のスリット(隙間)から生えてくる草を引くのが大変という問題も抱えられていました。

以前はタマリュウが植えてあったようですが、全て雑草になってしましました。

もちろん新築時はスリットを作ってグリーンを入れる方がおしゃれです。数年経って管理が行き届かなくなってしまうと、雑草の方が強くなり、更に年数が経つと雑草だけになってしまうということもあります。

F様に、将来のメンテナンスのお話などもさせていただき、今回はとにかく草引きを無くしたいということで、新築時のようなデザイン的なこと以上にF様が快適にお過ごし頂けるようにスリットを無くすことになりました。

セメントだけで埋め込むことも可能ですが、少し石を散らして入れておくだけで印象は変わります。

スリットも全て無くしてしまい、土の面は玄関の門柱前だけにしました。

これで、F様のお庭の水はけや雑草、駐車場の掃除などの問題点全てを解消し、ご家族揃ってお過ごし頂けるお庭が完成しました。管理もいらなくなったので、今までは草引きや掃除をされていたお時間に、ゆっくりご家族でお庭で過ごしていただけるお時間もできました。

実際に頂いたお客様の声

 

ABOUTこの記事をかいた人

日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター。聖徳太子ゆかりの地の額安寺の施工に携わった経歴を持つ職人歴10年の現役のプロ職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。