花壇の水はけを良くして、水たまりができないようにする方法

お家の花壇の水はけが悪くて、水たまりができてしまっているなんて言う事はありませんか?

ここでは、私達奈良県のにしはら造園が実際に行った工事を元に、花壇の水はけを良くして、水たまりができないようにする方法についてお伝えします。

では早速。

今回ご紹介するのは、生駒郡の介護施設で花壇が殺風景なので緑を入れたいと悩まれていた、もみじの里様です。

もみじの里様は、「ハナミズキを植えて、ご利用者様に緑を見てすごしてほしい」とご相談いただきました。

その花壇がどのように変身したかというと…

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もみじの里様が抱えられていたお悩みと問題点

花壇はあるが何を植えていいのか分からず、手を付けられずにいた

水はけが悪く雨の後水たまりができる

ハナミズキをどこかに植えたいが、大きくなりすぎると困る…

ご利用者様が一番良く集まられるところからの景色が殺風景になっていた 

お庭や緑が好きなご利用者様が多くいらっしゃるのに、花壇は何もしておらず残念がっておられた 

このお家の問題に対する処方箋

日本園芸協会認定 ガーデンコーディネーター 西原輝

こんにちは。にしはら造園の西原輝です。

今回は、花壇が殺風景で見た目を切り替えたいという、もみじの里様のお話です。

ご相談頂く前に、もみじの里様は「ご利用者様が集まる場所から見える花壇が殺風景なので何とかしたいんです…」と悩まれていました。

そこで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。

現地調査に行って、もみじの里様のご相談を伺い、実際に花壇を見てみると、水はけが悪く土がジケジケとしている状態でした。

また、ご利用者様が以前お住まいになられていたお家のお庭に植えていた沈丁花などを植えておられて、大事に育てられているようでした。

せっかくホールの正面でご利用者様からもご来客時もよく見えるスペースが殺風景になってしまっていました。

もみじの里様には、「室内においでの利用者さんにも、外へ出たり、室内からでも四季を感じられるようにしてはどうか」という事をお伝えさせて頂きました。

この問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 花壇の水はけを解消し、植物にとってよい環境を作る

もみじの里様の一番のお悩みは、花壇が殺風景ということでした。

植木が数本入っている状態で、水はけは悪い状態でした。現地調査時に水はけの問題を解消するための方法を探る為に壁の裏側の状況を見に行きました。

ブロック塀に建物側だけ塗装をして仕上げている状態の壁で、花壇の土も掘ってみたところ壁の基礎の問題で水はけが悪いという事が分かりました。

壁の裏から穴をあけて水が抜けるようにも考えましたが、もみじの里様とご相談を重ね、「そこまでは必要ない」ということで、地被類の植物を植えて水を吸わせるようにしました。

ポット苗で植え付けてあるので、数か月すると全体に緑が広がります。地被類が水分を吸い上げてくれるので、花壇の水はけも多少マシになります。

四季を感じれることをテーマとして考えましたので、花壇は石材やコンクリートで埋めずに地被類で埋めるという方法をとりました。

水はけだけの事を考えると石材やコンクリートなどで埋めてしまう方が確実ですが、お客様の目的によってどのような方法があるかをご提案させて頂いております。

ホールから一番よく見える箇所には大事に育ててこられた牡丹とアジサイを移植しました。元気に根付いてくれています。この箇所から奥は壁面で日陰になりやすいので地被類の中でも日陰にも強い植物を変えました。

こうすることで大きな費用を掛けずに水はけの問題を解消しました。

方法によって効果とコストは変わってきますが、もみじの里様と打ち合わせを重ねて、この方法がコストも効果もベストではないかというところにたどり着きました。

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解決ポイント2 殺風景だった花壇にお花を植えて、四季を感じれて、ご利用者様が外で集えるように

もみじの里様は花壇が殺風景で勿体ないという問題も抱えられていました。

ホールにソファやテーブルがあるのですが、そこからの景色が勿体ないということでした。

せっかく花壇があるのですが、小さな植木をちょこっと植えられただけでまだ何もされておられないという状況でした。

もみじの里様と「ご利用者様のリハビリを兼ねてレクリエーションで植物を植えるのも楽しいですね」なんてお話をしながら花壇について決めていきました。

ご利用者様が、「今日は新芽が出た」「花芽が付いたな」などといったことを楽しんでいただけるようにご提案をさせていただきました。

春が待ち遠しくなるように宿根草で植え替えの必要がないお花を植えました。緑が全体に広がると更にきれいになります。

あまりコストがかからないよう、ご利用者様が腰を掛けられるベンチを作りました。

腰を掛ける時に「草が茂っていて座れない」とならないようベンチの後ろは石を張りました。

気候のいい時期にはレクリエーションなど外で行う時にも使えます。お庭やお花が好きなご利用者様同士でのコミュニティもできそうですね。

もみじの里様はハナミズキを植えたいともおっしゃっておられたのですが、地植えで植えると大きくなると管理が大変だからということでハナミズキは一旦植木鉢で育てる事に。

ハナミズキは大きめの鉢に植えたので移動もできます。ご来客があるタイミングは窓の方に近付けて置いたりも出来ます。

解決ポイント3 働かれている職員さんの負担も考えて草引きを減らす

もみじの里様は、まだオープンしてから1年ほどの施設ですので、今までは働かれている職員さんが草引きをされるなどといった管理の必要がなかった為普段のお仕事に集中することができていました。

ですが、2年目、3年目になってくると段々と草引きなどをしないといけなくなってきてしまいます。

職員さんの事を考えると、「草引き」という普段のルーティンワークとは違う余計な仕事が増えてしまうので、本来のお仕事で「人数が足りない」となったり、「なぜ私たちが暑い中草引きをしないといけないんだ…」となってしまう可能性もあります。そういった事を考慮すると、より草が生えにくい状態にすることが理想です。

ですが、もみじの里様とお話させていただき、「第一にご利用者様に緑や四季を感じてもらうということを考えたい」とのことでした。その次に水はけの問題、職員の方の負担全てを考えてプランニングと施工を行いました。

そういった話を交えて地被類の植物がベストという部分にたどり着きました。

緑が広がるまで少し時間はかかります。全体に地被類の緑が広がると、防草シートなどよりは効果は弱いですが、土だけの状態よりは草が生えにくくなります。

施工途中にご利用者様にお声がけいただいたり、お花がお好きな職員の方とも触れ合うことができたので、ほっこりしました。

最後にはご利用者様が総出で集まって頂きご観覧頂きました。

水やりは自動散水装置が付いているので、職員の方がホースを引っ張って水やりをしなければならないといった心配もありません。

これで、職員さんの手間をなるべくかけないよう、普段のお仕事に集中して頂けるように花壇が完成しました。

実際に頂いたお客様の声

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