ボロボロ落ちる土壁のリフォーム事例 | 奈良県奈良市O様

今回ご紹介するのは奈良県奈良市にお住まいの壁の老朽化で悩まれていたO様です。

O様は、「外の壁がボロボロと崩れているので見た目が悪くて…」と仰っていました。

その壁がどのように変身したかというと…

 

O様が抱えられていたお悩みと問題点

年数も経っているのでやり替えないといけないと感じておられた

歴史ある街並みの一角のお家の為、街並み景観を乱しているのではないかと不安に感じられていた 

触ると落ちるので倒れていまわないかという不安があった

土壁の為、壁がぼろっと落ちると掃除しないといけない 

お隣のお家の敷地にも壁が落ちてしまっていた 

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このお家の問題に対する処方箋

日本園芸協会認定 ガーデンコーディネーター 西原輝

こんにちは。にしはら造園の西原輝です。今回は、外壁の老朽化で壁をぬり替えたO様のお話です。

ご相談頂く前に、O様は壁がボロボロと落ちてきてご近所にご迷惑をお掛けしているのではないかと悩まれていました。

そこで何とかならいものかと、弊社にご相談頂きました。

現地調査に行って、O様のご相談を伺い、実際に外壁を見てみると、年数も経っておりかなり劣化が進んでいる状態でした。手で触ってみるとボロッと落ちる箇所もあり、危険な状態でした。

このまま放っておくと、ドンドン風化してしまい壁が薄くなってしまいます。また、外を歩いている人にも危険な状態となります。

そうならないために、O様には、壁が崩れてこないように塗り替えをしてはどうかという事をお伝えさせて頂きました。

この問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 壁を塗りなおして、見た目をきれいにする

O様の一番のお悩みは、外壁事体がボロボロと落ちて街並み景観の問題で見た目をきれいにされたいということでした。

O様のお家の外壁は土壁と漆喰で出来ていました。漆喰が半分剥がれている為、この状態では、土壁はドンドンと水を吸い乾燥しを繰り返し風化していきます。

壁の上に笠木(瓦)が乗っており、笠木が出っ張っている為、土壁に直接雨水が当たる原因を少しでも解消できていたため、この状態でも耐久性はまだ維持できている方でした。

お隣のお家も同じような仕上げでされておられた為、O様のお家の壁の剥がれが余計に目立って見えてしまいます…赤丸の壁の外側はお隣の持ち物で内側はO様の持ち物という共有の壁でした。

その壁の内側は…

同じように漆喰が剥がれている状態でした。

漆喰が剥がれ、下のモルタルも剥がれています。その2つが剥がれ、表面に土壁が出てきて風化が進んでいる状態です。壁の隙間からは草も生えてきています。

O様に「今後どのように過ごしていかれるか」「その他にご不便な事がないか」などお伺いしました。その中で分かったことが、お車が一台停められると便利ということでした。

車を停められるかどうかの寸法を測ると何とか駐車できるという状態でした。

O様の普段の交通手段などもお伺いさせて頂き、費用に対しての効果をO様とお話し、最終的に今回は壁の見た目だけ何とかなれば後はまた将来考えるということになりました。

というわけで、お隣様との壁の兼ね合いも考えて、現状の壁を再生する考えで漆喰を塗って見た目を元に戻していきました。

塗りなおしてきれいになりました。ご近所さんへの街並み景観の問題も解消できたので「ご迷惑をおかけしていないかな…」という事を考える事も無くなったのでストレスも無くなりました。

また、土壁が表面にでていないので耐久性もよくなります。

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解決ポイント2 壁を補強して、ボロボロと落ちていかないようにする

壁の見た目以外にも、壁の強度・耐久性にも問題を抱えられていました。今ある壁を一度全て壊して新しく基礎から壁を作り直すご提案もさせて頂きました。

O様のお家の場合、お隣様の壁と共同の壁ということもあり、デザイン的に漆喰から変える事は難しくなります。片側の壁だけ強度を上げてももう片側は強度は今のままとなります。その上コストも上がってしまいます。

O様と「現状に対する問題点の解決」と、「将来的な敷地の使い方」などお話を交えました。将来、駐車場を作る可能性も考慮し、今回は壁の補強だけして塗り替えをすることに決まりました。

内側も外側も全て漆喰を剥がしてしまいます。剥がし終えてからデコボコを無くしてしまい壁を平らにします。

土壁にヒビが入っている箇所は、後々ひび割れしにくいようにメッシュをかましながらモルタルを塗り込みました。

更に土壁の面に水が染み込みにくいよう全面にモルタルを塗り込みます。この壁を更に真っ平らに均して漆喰を塗り、仕上げていきます。

補強もした上で見た目もきれいになりました。こうすることで耐久性が上がります。ボロボロと壁が崩れ落ちる事も無くなりました。

解決ポイント3 壁の下を汚れにくくして、見た目をよくする

O様のお家の壁は全面漆喰だったため白で仕上がります。素材にもよりますが、雨だれが跳ねて白い壁に付くと汚れがすごく目立ってしまいます。

現状の状態では地面と漆喰の壁の高さが近すぎる為、雨のしずくが地面で跳ねて白い壁に付いてしまいます。その為汚れが目立ってしまいます。

そうならないように道路側の高さと合わせて下のモルタルの高さ(巾木)を切り替えました。

こうすることで雨だれが付着する場所が白い壁ではなく、グレーのモルタルの壁に付着するので少しでも汚れがマシになります。メインの出入り口の箇所で一番目立つ場所になりますので、少しでも汚れが目立たないようになりました。

瓦も一部分割れていたり剥がれている箇所がありましたので、似たような瓦で補修しました。

これで上から雨が壁の中に染み込む心配も無くなりますので、より耐久性が強まりました。

実際に頂いたお客様の声

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