あなたは今、空き巣に入られやすい家になっていないだろうか…と心配になっていませんか?
お年寄りやお子様がいる場合その心配はさらに大きくなる事かと思います。
どうすれば空き巣に狙われにくい家にできるのか?
そこで今回は、空き巣に入られないか心配してる人の為に、空き巣の心理を紐解き、空き巣が入りにくい家にする3つの方法をお伝えします。
空き巣の心理 とは?
空き巣とは留守中の家に入り金品を盗む行為のことをいいます。
空き巣は常に入りやすそうな家を探しながら過ごしています。留守中に家に入るのですから、空き巣は大抵下見をしているはずです。入りやすそうな家に住んでいる人は何時に家にいて何時ならいないのかをよく見ています。
ではいったいどんな家が空き巣に入られやすい家なのでしょうか。
泥棒は空き巣に入る時に、防犯設備があるかどうかが大きな決め手となります。セキュリティシステムや防犯カメラカメラ、センサーライトなどが設置されていると、泥棒も心理的に防犯設備がついていない家を選ぶ確率が高くなるのです。
泥棒はお金持ちかどうかよりも、いかにつかまらずに楽に盗めるかを重視しているのです。
その他に、空き巣に入る時には留守かどうかを判断します。
例えば郵便受けに手紙やチラシがたまっているとまだ帰宅していないのではないか?と考えます。夕方暗くなり始めるとライトをつける家が多くなります。
そんな中で無灯火の家は留守である可能性が高く、周りの家に比べて目立ちますので狙われる確率も高くなるのです。
ではどのようにすれば空き巣が入りにくくなるのか?そこで次の3つの予防策をご紹介します。
空き巣が入りにくい家にする3つの防犯対策
防犯対策1 防犯カメラ
防犯カメラは犯罪を未然に防ぎ抑制する効果と、犯罪が発生した時にも証拠として活躍します。
空き巣は見られたり、つかまったりすることを避けたいのが心理ですので、防犯カメラが常に監視し、記録しているという事が精神的に犯罪を抑制させます。
防犯カメラを設置する時に大切なことがあります。それはまず、時間帯や場所によって防犯効果を発揮するために、屋内なのか屋外なのかを考慮し、監視したい場所と時間を考えます。
屋外であれば耐環境性に優れた専用の防犯カメラや、防水のカメラを選択したり、暗い時間帯に使用する場合には、暗視機能付きの防犯カメラを選択すると良いでしょう。
防犯カメラの機能は、画素数やモノクロ・カラー、録画機能の有無や遠隔監視機能など様々です。どんな場所でどんな風に使用するのかをきちんと考え最も適した防犯カメラを選択しましょう。
また、機能に応じて防犯カメラの価格帯も様々です。求める防犯のレベルと予算とのバランスも考える必要があります。
お手頃なお値段で人気なのがネットワークカメラです。カメラとコンピューターが一体化し、映像をリアルタイムで見ることができます。外出先でも携帯やパソコンから見られる便利なカメラです。
防犯をしっかりと行いたい方には全体を監視できるよう複数台設置できるタイプがお勧めです。高画質で広角なカメラが多く出ています。
さらに予算がない方は、ダミーの防犯カメラを取付けるのも一つの手です。その防犯カメラがダミーであるかどうかは空き巣には分かりません。
何もせずに放置するのが最も危険で。例えダミーであれ、抑止力としては一定の効果はあります。
防犯カメラの耐用年数はおよそ5年~6年程です。長期的に使用を考えている場合はコストと使用期間も念頭に置いて選択しましょう。
また、防犯カメラを長持ちさせるためには定期的な掃除とメンテナンスも忘れないようにしましょう。
防犯対策2 センサーライト
センサーライトとは、動く物体や熱などに反応して自動的に点灯してくれるセンサー式の電気のことです。
空き巣は誰にも気づかれないように、侵入したいと考えています。そんな時にセンサーライトが突然点灯すると、心理的に焦り、侵入をためらったりします。
また、人けのないところでセンサーライトが付くと近隣の人からも目を向けられることにより、犯罪の抑制効果があらわれます。
センサーライトにはいくつか種類があり、乾電池タイプ、ソーラーパネルタイプ、電源タイプがあります。
乾電池タイプは、配線が要らないので簡単に設置することができます。ただし、電池の交換の手間や電池のコストがかかります。電池が切れていることに気が付かずに使用していることもあるようですので気をつけましょう。
現在はソーラータイプが主流となっていますが大きさや種類によっては工事が必要な場合もあります。
また、ソーラータイプは太陽光で動くため経済的ですが、太陽光の届かないところでは使用ができません。
電源タイプは電源につないで使用するため電池切れや太陽光の届かない場所でも使用できます。反面、電源コンセントがない屋外では工事が必要となります。
センサーライトが防犯効果を発揮できる場所は、玄関やお風呂場、キッチンの窓や勝手口など侵入経路となる場所です。
暗闇でライトに照らされながら鍵をこじ開けるのは明らかに怪しい行動となりますので、空き巣が嫌がる防犯対策のひとつなのです。
防犯対策3 防犯砂利
防犯砂利とはガラスを高温で溶かして発砲させ、石の様に見せたものです。見た目は砂利ですが、ガラスで出来ているため、普通の砂利よりも石同士がぶつかった時の音は大きくなるのです。
空き巣は誰にもばれずに侵入したいため侵入経路に音のなる防犯砂利があると、砂利を踏む音で誰かに気づかれたのではないかと不安になります。
砂利を踏む音で、空き巣に不快音を感じさせ、バレるという恐怖心から侵入抑制につながるのです。
では、防犯砂利の音の大きさはいったいどれくらいなのでしょうか。防犯砂利の音の大きさは、掃除機や夕立と同じ大きさの76.5dbです。
一般的な生活音は40~50dbなので家族が普段使わない裏口や窓の下など、空き巣の侵入経路に敷き詰めることで効果を発揮します。
また、防犯砂利は防犯効果のみならず、敷き詰めた個所の景観が良くなります。空き巣は綺麗に整頓されている家よりも掃除の行き届いていない、人気のない場所を好みますので、防犯砂利は一石二鳥です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は空き巣の心理を紐解き、空き巣が入りにくい家にする3つの方法をについてお話しました。
空き巣に狙われない家を目指すにはまず空き巣の心理を理解することから始めてみましょう。
そして次にどんな防犯設備があるのかを知りましょう。自分の家に必要な防犯設備を設置する事が大切です。
そうする事で、泥棒が入りたくない家にすることができ、空き巣から大切なものを守ることができます。
空き巣に入られないか心配してる人は、是非試今回の記事を参考にしてみて下さいね。