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西原造園
〒639-1042
奈良県大和郡山市 小泉町2996-11
【無料相談】
●TEL:0743-53-8986
お問合せ営業時間:9:00~19:30  年中無休
●メールでのお問合せはこちら 24時間 年中無休
現場作業定休日:(土曜日 日曜日 祝日)
(現場稼働時間 9:00~19:30)

奈良県大和郡山市の西原造園は、庭リフォーム・外構工事・造園・雑草対策の専門店です。奈良市をはじめ奈良県全域に対応。創業40年、口コミ満足度97%。雑草防除、防草シート施工、人工芝敷設、植木の伐採、固まる土舗装、砂利敷き、駐車場の拡張や土間コンクリート施工などメンテナンスフリーな快適空間を提案。無料相談・見積もり受付中。
奈良の庭リフォーム・外構工事・造園の専門店|西原造園【口コミ評判】
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荒れた庭をどうにかしたい!手入れしやすい庭に再生・リフォームする方法

2026 6/04
役立ち情報
2026年6月4日
荒れた庭をどうにかしたい!手入れしやすい庭に再生・リフォームする方法

庭を見るたびに気が重い、休日に片付けようと思ってもどこから手をつければいいか分からない。そんな「荒れた庭をどうにかしたい」と悩んでいませんか。

雑草が伸び放題になり、庭木が隣の家に越境しそうになったり、不用品が置きっぱなしになっていたりすると、人に見せるのも恥ずかしく、放置している自分を責めてしまうかもしれません。しかし、荒れた庭は単なる「草刈り」だけで解決するものではなく、庭木や不用品、地面の状態、そして今後の管理負担といった複数の問題が絡み合っています。

この記事では、完璧でおしゃれな庭を目指すのではなく、まずは「危なくない・恥ずかしくない・管理できる庭」へと現実的に戻すための判断基準を解説します。自分の庭の何が原因で荒れて見えるのかを整理し、どこまで自分でできて、どこから業者に頼むべきか、そして一度きれいにした後にまた荒れないためにはどうすればよいのか。自分の状況に当てはめて、無理なく動き出すための一歩を見つけてください。

この記事で分かる事
  • 荒れた庭を整えるときに最初に決めるべきゴール
  • 雑草、庭木、不用品、地面ごとの確認ポイント
  • 自分で手入れできる範囲と業者に頼むべき範囲
  • 荒れた庭を再び荒らさないための整備方法
  • 手入れやリフォーム費用が変わる主な理由
この記事を書いた人

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人

奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。

これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。

本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。

奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。

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目次

荒れた庭をどこからどこまで整えるか?ゴールを決める

荒れた庭を前にすると、すべてを一気に片付けなければならないと感じて動けなくなることがあります。しかし、最初から完璧な庭を目指す必要はありません。

ここでは、庭の問題を分けて整理し、まずはどこを目標にすれば無理なく進められるのか、現実的なゴールを決めるための考え方をお伝えします。

まずは安全性と近隣への配慮を優先して管理できる庭を目指す

荒れた庭をきれいにする際、理想のデザインやおしゃれさを優先すると、作業の負担や費用が膨らみ、途中で挫折しやすくなります。まずは「危なくない」「ご近所に迷惑をかけない」「自分たちで管理できる」という現実的なラインを合格点に設定することが大切です。

足元が隠れて転倒する危険がないか、庭木が隣の家に越境していないか、道路の見通しを妨げていないかなど、生活上の安全と周囲への影響をクリアできれば、庭の心理的な負担は大きく下がります。

毎日目に入る玄関や勝手口、ご近所から見えやすい境界まわりなど、不快感や不安が集中する場所から整えていくと、無理なく状況を改善できます。

庭が荒れて見える原因は雑草・庭木・不用品・地面にある

「庭が荒れている=草刈りが必要」と思い込みがちですが、実際には複数の要素が混ざり合っていることがほとんどです。草を刈っても、伸びすぎた庭木、放置された古い植木鉢や資材、土の凹凸などが残っていれば、庭はきれいになったように見えません。

自分の庭を整理する際は、「草」「木」「物」「地面や動線」のどこに一番問題があるのかを分けて確認します。たとえば、草は少なくても古い庭石や不用品が散乱している庭と、物はなくても庭木が密集してうっそうとしている庭では、対処の順番や依頼すべき業者が異なります。

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荒れて見える主な原因よくある状態最初に見るポイント
雑草草丈が高い、広範囲に生えている高さ、面積、地下茎で増える草か
庭木枝が伸びすぎている、越境しそう高さ、太さ、残すか伐採するか
不用品鉢、資材、土、庭石が残っている処分方法、搬出経路、量
地面・動線凹凸、ぬかるみ、水たまりがある歩きやすさ、水はけ、整地の必要性
境界まわり塀の根元や隣地側が見えない安全性、近隣への影響、劣化の有無

原因を分解することで、「自分はまず何をすべきか」が明確になります。

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荒れた庭の原因を雑草、庭木、不用品、地面、境界に分けた図解

何から手をつけるべき?危険度と処分量から優先順位をつける

作業の優先順位は、見た目の悪さよりも「危険度」と「処分の大変さ」で決めるのが失敗を防ぐコツです。

スズメバチの巣がある、枯れ木が倒れそう、ブロック塀の根元が見えずグラグラしているなど、安全に関わる部分は最優先で業者に相談すべき状態です。一方で、危険はなくても古いプランターや枯れ葉、不用品が大量にある場合は、草を刈る前にまず「物」を撤去して地面を見える状態にする必要があります。

自分で片付ける場合は、自治体のごみ回収に出せる不要な鉢や日用品の処分から始めると、後の草刈りや剪定の作業スペースを確保しやすくなります。

荒れた庭の現状を把握する!雑草や不用品など要素別のチェックポイント

庭を要素ごとに分けたら、次はそれぞれの現状を具体的に把握します。雑草の性質、庭木の状態、不用品の種類などを確認することで、自力で進められるのか、業者に任せた方が安全で確実なのかを判断する材料が揃います。

ここから、要素別のチェックポイントを見ていきましょう。

雑草だらけの庭は草丈と面積で手入れの負担が変わる

雑草の処理は、草の高さと広がっている面積によって負担が大きく変わります。膝より低い草が一部に生えている程度なら、週末のDIYでも十分に対応できる範囲です。しかし、腰以上の高さまで伸びている場合や、数十坪の広さがある場合は、手作業では追いつかず、刈払機などの機械が必要になります。

また、スギナや笹などのように地下茎で増える雑草は、表面の草を刈っただけではすぐに再発してしまいます。毎年同じ場所からすぐに生えてくる場合は、表面の草刈りだけでなく、根からの撤去や防草シートなど下地からの対策を検討する必要があります。

除草剤は便利な選択肢ですが、使用する際は製品ラベルの適用場所や注意事項を守ることが前提です。周辺の庭木、家庭菜園、隣家の植栽へ風で飛散しないよう配慮が必要なため、周囲に枯らしたくない植物がある場合は慎重に判断してください。

注意
除草剤は「まけば終わり」ではありません。風で飛んだり、雨で流れたりすると、残したい植物や隣家の植栽に影響することがあります。使う場合は、製品ラベルを確認し、枯らしたくない植物が近くにある場所では無理に使わない判断も大切です。

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伸びすぎた庭木は剪定・伐採・抜根のどこまで必要か見極める

庭木の手入れは、「切れば終わり」ではありません。大きくなりすぎた庭木に対して、「強く短く切れば今後の管理が楽になる」と考えがちですが、樹種によっては強剪定をすることでかえって勢いよく枝(徒長枝)が伸び、樹形が乱れて管理負担が増してしまうことがあります。

そのため、現在の庭木に対して「枝を透かして小さく保つ(剪定)」「根元から切り倒してなくす(伐採)」「切り株や根まで完全に取り除く(抜根)」のどれが目的に合っているかを見極める必要があります。

今後も手入れを続けられるなら剪定、落ち葉掃除や手入れを終わりにしたいなら伐採、さらにその跡地に防草シートやコンクリートを施工して平らにしたいなら抜根までセットで検討します。

不用品やゴミが多い庭は片付けよりも搬出と処分を優先して考える

DIYで庭を片付ける際、もっとも心が折れやすいのは作業そのものよりも「切った枝や抜いた草、不要な鉢や土の処分」です。

不用品やゴミが多い庭では、作業を始める前に「どうやって運び出し、どこに捨てるか」を必ず先に確認してください。たとえば、剪定した枝は長さや束のルールを満たせば家庭ごみとして出せる自治体もあれば、量が多すぎると回収されないこともあります。

また、古い土、レンガ、コンクリートブロック、庭石などは、家庭ごみとして収集していない自治体が少なくありません。処分方法や運搬手段がないまま作業を始めると、庭の隅にゴミの山が残ったまま放置されることになります。

土の凹凸やぬかるみがある場合は整地と動線改善も検討する

草や物を片付けた後、地面が凸凹していたり、雨の後に水たまりが長く残るぬかるみがあったりすると、歩きにくく庭に出るのが億劫になります。

特に玄関からポストまでのアプローチ、勝手口から物置までの通路など、日常的に歩く動線が歩きにくいと、庭全体の管理意欲が下がってしまいます。

このような場合は、表面を片付けるだけでなく、土を削って平らにする(整地)ことや、水はけを改善して歩きやすくする砂利敷きやコンクリート施工など、根本的な動線改善を視野に入れると、その後の維持が格段に楽になります。

境界や建物周りまで荒れている場合は安全面と近隣への影響に注意する

自宅と隣家を隔てる境界や、建物の外壁沿いが荒れている場合は、早めの確認が必要です。

雑草や資材が山積みになっていると、家の基礎やブロック塀の根元が隠れてしまい、ひび割れや傾きといった劣化を見落としやすくなります。また、庭木の枝が隣地に越境している、落ち葉が隣の敷地や道路に大量に落ちているといった状況は、ご近所トラブルの原因になります。

見た目のおしゃれさよりも、まずは境界の安全確保と近隣配慮につながる部分を優先して状況を把握してください。

庭が荒れている状態を放置すると起きやすい4つのリスク

荒れた庭を「そのうちやろう」と後回しにしていると、見た目が悪いだけでなく、生活上の実害や余計な出費につながることがあります。

ここでは、庭を放置することで起こりやすいリスクを整理します。過度に怖がる必要はありませんが、優先して手をつけるべき場所を見つけるための判断材料として確認してください。

雑草や不用品による害虫・害獣・悪臭の発生

雑草がうっそうと茂り風通しが悪くなると、蚊やクモ、ハチなどの害虫が住み着きやすくなります。さらに注意したいのが、放置された空き缶、古タイヤ、使っていない植木鉢の受け皿、バケツなどです。これらに溜まった雨水は蚊の発生源となり、庭の衛生環境を悪化させます。

また、手入れされていない茂みや物陰は、ネズミやハクビシンなどの害獣が隠れ家にしやすく、糞尿による悪臭の原因になることもあります。まずは水が溜まる不用品をなくし、風通しを良くするだけでも、害虫発生のリスクは下げられます。

庭木の越境や落ち葉による近隣トラブル

伸びすぎた庭木の枝が隣の敷地に入り込んだり、道路にはみ出したりしている状態は、近隣からのクレームにつながりやすいポイントです。

法改正により、一定の条件下では隣地側が越境した枝を切り取れる場合もありますが、基本的には樹木の所有者が責任を持って管理し、早めに剪定や相談を行うことがトラブル予防の大前提となります。

また、秋から冬にかけて大量の落ち葉が隣の家の雨どいを詰まらせたり、カーポートを汚したりすることも心理的な負担になります。自宅側の庭木が境界に迫っているなら、優先して対処を検討すべきです。

見通しの悪い庭が引き起こす防犯上の不安や不法投棄

道路や隣家から庭の内部が見えないほど草木が茂っていると、防犯上のリスクが高まります。侵入者が身を隠しやすくなるだけでなく、伸びた枝や放置された脚立・古タイヤなどが2階へ登る足場として使われる危険性があります。

また、「誰も管理していない家」と見なされると、空き缶やゴミなどの不法投棄の標的になりやすい傾向があります。防犯面を改善するには、道路側からの見通しを確保するよう剪定や伐採を行い、人が歩く場所には歩くと音の出る砂利を敷くなどの工夫が効果的です。

建物周りやブロック塀の荒れによる劣化や事故

家の外壁や基礎まわりに雑草が茂り、湿気がこもりやすい状態が続くと、シロアリの発生や建物の劣化を早める原因になります。

さらに危険なのが、古いブロック塀です。草やツル性の植物が塀に絡みついたり、根元にゴミが溜まっていたりすると、塀の傾きやひび割れなどの危険なサインに気づけません。

地震や台風の際に倒壊する事故を防ぐためにも、建物周りと境界のブロック塀の根元は、常に状態が見えるように物をどかし、草を刈っておく必要があります。

荒れた庭の手入れは自分でやる範囲と業者に頼む範囲を分ける

自分の庭の問題点が見えてきたら、次は「誰が作業するのか」を判断します。すべてを自分でやろうとして途中で挫折するのも、すべてを業者に頼んで予想外の出費に驚くのも避けたいところです。

自分の体力、時間、処分手段と照らし合わせ、DIYで進めやすい範囲と、業者への依頼を検討すべき範囲を現実的に切り分けてみましょう。

小規模な草刈りや草むしりは処分手段があれば自分で進めやすい

敷地の一部や、草丈が膝下程度の小規模な雑草であれば、週末のDIYでも対応しやすい範囲です。カマや手持ちの道具を使い、少しずつ進めれば費用もかかりません。

ただし、刈り取った後の草をゴミ袋に詰めて指定の曜日に出せる量かどうかが判断の分かれ目になります。数十袋にもなる量の草や、土が大量に混ざった草は家庭ごみとして出しにくい場合があるため、ゴミ袋数個で収まる範囲から自分で進め、手に負えない広さは機械刈りを持つ業者へ依頼するといった切り分けが有効です。

庭木の剪定は高さや太さでDIYの難易度が変わる

庭木の手入れを自分でできるかどうかは、「脚立に乗らずに安全に作業できる高さ(おおむね3m未満)か」と「家庭用のごみ袋に入るサイズに枝を細かく切れるか」が目安になります。

手の届く範囲の低木であれば、剪定バサミで形を整えることは難しくありません。しかし、脚立の最上段に乗らなければ届かない高木や、ノコギリでも切るのが大変な太い枝がある場合は、転落や刃物によるケガのリスクが急激に跳ね上がります。

危険を感じる高さや太さがある場合は、無理をせずに一部だけでもプロに任せることをおすすめします。

不用品や枝葉の処分は自治体の回収方法と搬出経路を先に見る

作業の難易度だけでなく、搬出経路もDIYと業者依頼を分ける重要なポイントです。

たとえば、庭から道路へ出るための通路が狭く、一輪車が通れない場合や、階段がある場合は、重い石や大量の枝葉を運び出すだけで大変な重労働になります。また、レンガやコンクリート片、土などは、量が少なくても自治体で回収していないケースが多々あります。

事前に自治体の分別ルールを確認し、「自力で車に積んで処理施設へ持ち込めるか」を考えた上で、運搬手段がなければ不用品回収業者や造園業者への相談を検討してください。

高木の伐採や大量の処分など危険な作業は業者への依頼を検討する

以下のような条件が当てはまる場合は、DIYで事故が起きたり、周囲の物を壊したりするリスクが高いため、最初から専門業者へ依頼することを強くおすすめします。

  • 電線や屋根に届くほどの高木を伐採したい
  • チェーンソーを使わないと切れない太い幹がある
  • 切り株の根(抜根)まで完全に取り除きたい
  • 処分する庭石や土が数十キロ・数百キロ単位である
  • 急な斜面での作業が必要

特に抜根は、土の中の根が水道管やガス管に絡んでいるリスクもあり、重機がないと引き抜けないことが多いため、専門業者の判断が必要です。

注意
高木の伐採、太い枝の切断、抜根、斜面での作業は、見た目以上に危険です。「少しだけなら大丈夫」と思って始めると、転落や倒木、配管破損につながることがあります。安全に迷う作業は、無理に自分で進めず相談する方が結果的に安く済む場合があります。

造園業者・便利屋・シルバー人材センターは作業内容に合わせて選ぶ

業者に依頼する場合、作業内容によって適した依頼先が変わります。

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依頼先向いている作業注意点
シルバー人材センター軽い草取り、低木の剪定など高所作業や危険作業は対応外になりやすい
便利屋不用品回収、物置まわりの片付けなど庭木や下地づくりの専門判断は確認が必要
造園業者・外構リフォーム業者剪定、伐採、抜根、整地、防草施工、庭リフォーム費用だけでなく作業範囲の確認が重要

軽い草取りや高さ3m未満の低木の剪定など、安全で小規模な作業であれば、地域のシルバー人材センターに依頼すると費用を抑えやすい場合があります。ただし、高所作業や太い木の伐採、抜根、大量の処分など危険を伴う作業は対応外になることがほとんどです。

庭木だけでなく、古い物置の解体や不用品の回収もまとめて頼みたい場合は便利屋が候補になります。一方で、抜根から整地、防草シートの施工、新しい庭へのリフォームなど、今後の再発防止や管理計画まで含めて相談したい場合は、専門知識を持つ造園業者や外構リフォーム業者が適しています。

荒れた庭を見せるのが恥ずかしくても相談前に片付けすぎる必要はない

「こんなに荒れた庭を業者に見せるのは恥ずかしい」「相談する前に少しは自分で片付けておかないと」と思い悩む方は多くいらっしゃいます。

しかし、無理に片付けてから相談する必要はありません。専門業者は日頃から手つかずの庭を見慣れており、荒れた状態をそのまま見せてもらう方が、水はけの悪さや雑草の種類、搬出経路の課題などを正確に把握できるからです。

どうしても人を入れることに抵抗がある場合は、まず現在の庭の写真をスマートフォンで数枚撮り、面積や庭木の本数、困っていることをメモして見せるだけでも、十分な相談材料になります。

荒れた庭をきれいに!手入れしやすい庭へ整備・再生・リフォームする方法

庭の草や木を片付けた後、「一度きれいにしたのに、またすぐに荒れてしまった」と後悔しないためには、その後の対策が重要になります。

ここでは、一時的な片付けで終わらせず、雑草の再発を防ぎ、今後の手入れが楽な庭へと変えていくための整備やリフォームの考え方を解説します。

草刈りだけで終わらせず防草や整地など今後の管理まで考える

草刈りや伐採は「マイナスをゼロに戻す作業」ですが、土がむき出しのまま放置すれば、すぐに新しい雑草が生えて元に戻ってしまいます。

再び荒れない庭にするためには、残った根を取り除き、土の凹凸を平らにならす「整地」を行い、その上に防草対策を施すことが必要です。仕上げの素材(防草シート、砂利、人工芝など)に何を選ぶにしても、この「撤去・抜根・整地」という下地づくりを丁寧に行うかどうかが、数年後の管理のしやすさを決定づけます。

防草シートと砂利は雑草対策と見た目の改善に向いている

防草シートを敷き、その上に砂利を敷く方法は、雑草を抑えつつ庭の見た目をすっきりとさせる定番の対策です。人がよく歩く通路や建物の周りに敷くことで、泥はねを防ぎ、歩くと音が鳴るため防犯対策としても役立ちます。(代表的な防草シートとしてはザバーンやプランテックスなどがあります。)

ただし、「防草シートを敷けば半永久的に草が生えない」わけではありません。シートを敷く前の除草や整地が甘かったり、シート同士の重ね合わせ(重ね代)が不十分だったり、固定するピンの穴から地下茎が突き破ってきたりすることがあります。

砂利敷きも、落ち葉が多い場所や傾斜地では掃除がしにくく砂利が流れやすいため、設置場所を選ぶ必要があります。

人工芝やコンクリートは庭の使い方と水はけに合わせて選ぶ

子どもが遊べるスペースが欲しい、緑を楽しみたいという場合は人工芝(リアリーターフなど)が選ばれます。また、自転車を置きたい、勝手口まわりの泥汚れを完全になくしたいという場合は、コンクリート土間が適しています。

これらは草刈りの負担を劇的に減らしてくれますが、どちらも水はけの計算が欠かせません。人工芝は地面の勾配を取り、転圧して平らにした上で防草シートと組み合わせないと、水たまりができたり凸凹になったりします。

コンクリートも適切な排水勾配をつけないと水が溜まる原因になるため、水はけの悪い庭では排水計画を含めた専門的な判断が求められます。

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ここまで一般的な方法や原因・選び方などを解説してきましたが、ここに書いてある方法が、あなたのお庭にとってはむしろ逆効果(悪手)になるケースもあります。

間違った方法を選んでしまい、数年後にやり直すことになるケースは後を絶ちません。

そこで「自分の庭の場合はどう判断すればいいのか?」 気になる方は、こちらの「【奈良県限定】現地確認による診断」のページを確認してみてください。

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庭木や植栽を減らして剪定や落ち葉掃除の負担を下げる

落ち葉掃除や毎年の剪定が追いつかない場合は、思い切って庭木の本数を減らすことも有効な手立てです。

庭を緑豊かな状態に保つことだけが正解ではありません。管理できる範囲のシンボルツリーを1〜2本だけ残し、他の高木や管理が難しい生垣は伐採・抜根して、手入れのいらない目隠しフェンスなどに切り替えるだけでも、境界まわりの心理的負担と作業量は格段に減ります。

「緑を楽しむ場所」と「手入れをしない場所」をはっきりと分けることが、嫌にならない庭づくりのコツです。

実家や老後の庭を維持しやすくする「庭じまい」という選択肢

親から実家を引き継いだ場合や、老後に向けて庭の手入れが負担になってきた場合に検討されるのが「庭じまい」です。

庭じまいとは、庭を完全になくしてすべてコンクリートで固めてしまうことだけを指すのではありません。大きくなりすぎた庭木を伐採し、不要な庭石や古い花壇を撤去して、草むしりや剪定の必要がない「ローメンテナンス(低管理)な状態」へと規模を縮小することを意味します。

自分たちの代で維持できる量まで減らすことで、将来の空き家リスクや近隣トラブルの火種を前もって摘むことができます。

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リフォーム事例は見た目だけでなく作業範囲と管理のしやすさで比較する

庭リフォームの事例やビフォーアフターの写真を見る際は、完成後のおしゃれさだけでなく、「どんな問題があって、どう解消したのか」という作業範囲と管理のしやすさに注目してください。

たとえば、雑草と越境した庭木で誰も立ち入らなくなっていた庭を、抜根・下地調整を行い、防草シートやピンコロ石などの見切り材を使って「砂利のエリア」と「人工芝のエリア」に分けた事例があります。この場合、単に見栄えが良くなっただけでなく、草取りの必要がなくなり、境界の不安が消え、再び子どもが遊べる「使える庭」へと役割が回復しています。

事例は、自分の庭の負担をどう減らせるかの判断材料として活用しましょう。

荒れた庭を抜根と整地後に人工芝と砂利で整えた施工前後の事例

庭が荒れている家の手入れやリフォームにかかる費用は作業範囲と処分量で変わる

業者に相談する際、最も気になるのが「いくらかかるのか」という費用面です。庭の手入れやリフォームの費用は、単なる面積や定価だけで決まるわけではなく、現場の状況によって大きく変動します。

ここでは、各作業の概算費用の目安と、どのような条件が費用を左右するのかを整理し、見積もりを取る前の不安を減らすための見方をお伝えします。

手入れの費用項目は草刈り・剪定・伐採・不用品処分などで分かれる

庭の手入れ費用は、依頼する作業項目ごとに計算されます。それぞれの一般的な概算目安は以下の通りです。

  • 草刈り:1㎡あたり数百円程度ですが、草丈の高さや面積で変わります。
  • 庭木の剪定:高さ3m未満の低木で数千円、5m以上の高木になると1本1万円〜2万円以上になることがあります。
  • 伐採・抜根:伐採のみか、根まで抜くかで大きく変わります。抜根は幹の太さによっては数万円以上かかることもあります。
  • 防草シート・砂利敷き:材料費に加え、整地やシート施工費を含めて数万円〜数十万円(面積による)。
  • 人工芝施工:下地処理や防草シートを含め、1㎡あたり数千円〜1万円前後が目安です。

これらの費用はあくまで概算であり、確定額ではありません。次で説明する現場条件によって幅が出ます。

庭木の本数や搬出経路など現場の状況によって費用は変動する

単価表通りにいかない最大の理由は、現場ごとに異なる条件です。費用を押し上げる主な要因には次のようなものがあります。

  • 処分量:刈り取った草や切った枝、不用品、残土の量が多いほど、運搬・処分費がかさみます。
  • 搬出経路:庭から道路までの通路が狭く、一輪車や重機が入らない場合、すべて手作業で運び出すことになり人件費が上がります。
  • 下地の状態:防草シートや人工芝を敷く前に、大量の石を取り除いたり、凸凹を平らにしたりする作業(不陸調整)が必要な場合、追加費用が発生します。
  • 危険な環境:電線が近い、隣家との隙間が極端に狭い、急斜面であるなど、安全対策に手間がかかる場所も費用変動の要因です。

庭の手入れ料金は相場だけでなく実際の作業量に当てはめて考える

費用を比較する際は、総額だけでなく「その見積もりにはどこまでの作業が含まれているか」を確認してください。

たとえば、防草シートの施工費用が極端に安い見積もりの場合、既存の雑草の根を処理せず、整地もせずにシートを被せるだけの「敷き逃げ」になっている可能性があります。

抜根の費用が含まれているか、刈草や残土の処分費(事業者系ごみとしての処分代)が別途発生しないかなど、自分の庭に必要な作業量が見積もりに網羅されているかを照らし合わせて考えることが大切です。

費用を抑えるポイントは自分でやる範囲と依頼する範囲の切り分け

すべてを業者に丸投げすれば楽ですが、当然費用は高くなります。費用を現実的な予算に抑えるには、「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」の切り分けが効果的です。

たとえば、自治体のゴミに出せるサイズの不用品や鉢植えの撤去、手で抜ける範囲の草むしりまでは自分で行い、手におえない高木の伐採、抜根、大量の枝葉の処分、きれいに平らにする整地作業だけを業者に依頼する。あるいは、片付けと整地・防草シート敷きまではプロに頼み、上に乗せる砂利は自分で選んで少しずつ敷くといった「一部依頼」を組み合わせることで、仕上がりと予算のバランスを取りやすくなります。

見積もり前に写真とメモを用意して依頼範囲を正確に伝える

業者に相談・見積もりを依頼する際は、現状と要望を正確に伝えることで、後からの追加費用や行き違いを防ぐことができます。

見積もり前に、以下の内容を写真やメモで準備しておくと、スムーズな判断につながります。

  • 庭全体の写真(道路からの見え方、搬出経路となる通路の幅も含む)
  • 草丈のだいたいの高さや、一番困っている場所
  • 庭木のだいたいの高さと本数(残したい木と切りたい木の区別)
  • 処分してほしい不用品や庭石の有無
  • 「草刈りだけでいいのか」「今後草が生えないようにしたいのか」などの希望

これらを整理しておくだけで、業者側も現場調査前に概算のイメージをつけやすくなります。

残すものと撤去するものを決めて荒れた庭の後悔を防ぐ

荒れた庭をリセットする際、「面倒だから全部撤去してしまおう」と勢いで進めてしまうと、後から「あの木は残せばよかった」「目隠しがなくなって外から丸見えになった」と後悔することがあります。

ここでは、処分した後に後悔しないために、何を残し、何を減らし、何をなくすのかを冷静に判断するための基準をお伝えします。

庭木は危険性や今後の管理負担と使い道を考えて判断する

庭木をどうするか迷ったときは、まず「安全か・危険か」で判断します。倒木の恐れがある枯れ木や、隣の家に大きく越境して迷惑をかけている木は、優先的に伐採・抜根の対象になります。

安全上問題がない木については、今後の管理負担(毎年の剪定費用や落ち葉掃除の手間)と、残すメリット(道路からの目隠しになる、花や紅葉を楽しみたい、日陰を作ってくれる)を天秤にかけます。

思い入れはあるけれど管理しきれない場合は、剪定で低く小さく保つことで負担を減らしながら残すという選択肢もあります。

庭石や古い資材は搬出の難しさや再利用の有無で決める

大きな庭石や古いコンクリートブロック、大量のレンガなどは、いざ処分しようとすると重機が必要になったり、処分費用が高額になったりすることがあります。

搬出が困難で費用が見合わない場合は、無理に撤去せず、新しい庭のデザインの一部として組み込んで再利用する(ロックガーデンのように土留めとして使うなど)方法もあります。一方で、歩く動線の邪魔になるものや、崩れる危険がある古い資材は、費用をかけてでも安全のために撤去すべき対象となります。

すべて撤去する前に残す・減らす・移す選択肢を比較する

「全部残す」か「全部なくす」の極端な二択で考える必要はありません。

親から引き継いだ庭などで、思い入れのある植物や石がある場合は、無理にすべてを撤去せず、管理できる量だけを「残す」か、本数を「減らす」か、手入れしやすい花壇の隅に「移す」といった中間的な選択肢を比較してください。

残したいものを明確にすることで、業者にも「ここは触らないでほしい」「これだけは残して周りをきれいにしたい」という要望を伝えやすくなります。

おしゃれさよりも維持しやすく荒れにくい庭づくりを優先する

花壇や芝生、複雑な植栽が配置されたおしゃれな庭に憧れるかもしれません。しかし、これまで手入れに追われて庭が荒れてしまった経験がある場合は、デザイン性よりも「いかに維持しやすく、再び荒れない仕組みを作るか」を最優先にすべきです。

歩く場所はコンクリートや砂利で固め、緑を楽しみたい場所だけをプランターや小さな花壇に限定するなど、手入れが必要な面積を小さく区切ることで、無理なく管理できる「嫌にならない庭」を維持できるようになります。

よくある質問

最後に、荒れた庭の片付けや手入れに関して、よく寄せられる疑問に簡潔にお答えします。ご自身の状況と照らし合わせて、最終的な判断の参考にしてください。

荒れた庭は何から始めればいいですか?

まずは、庭の何が問題か(草、木、不用品など)を分け、毎日目に入る場所や、危険な場所(越境した枝、ブロック塀の根元など)から優先順位をつけてください。作業としては、不用品やゴミなど「物」の撤去から始めると、草刈りのスペースが確保しやすくなります。

雑草だらけの庭は草刈りだけで十分ですか?

膝下の草を一時的にスッキリさせるなら草刈りで足りますが、スギナのように地下茎で増える雑草や、また生えてくるのが嫌な場合は草刈りだけでは不十分です。根を取り除く抜根や整地、防草シートなどの下地対策まで行う必要があります。

荒れた庭は自分でどこまで手入れできますか?

小規模で草丈が低い雑草の草むしりや、脚立を使わずに届く低木の剪定、自治体のごみで出せる不用品の片付けまではDIYで行いやすい範囲です。

高木の伐採、太い根の抜根、大量の土や庭石の処分、斜面での作業は危険が伴うため業者相談を推奨します。

荒れた庭の手入れを業者に頼む費用はどれくらいですか?

数千円の草刈り・低木剪定から、数十万円に及ぶ伐採・抜根・防草施工まで、作業内容によって大きく異なります。

面積や本数だけでなく、処分する枝葉の量や、運搬車両が入るかどうかの搬出経路によっても費用は変動するため、現状を伝えて概算を確認することが重要です。

実家の庭が荒れ放題の場合はどう進めればいいですか?

遠方に住んでいる場合などは、頻繁に手入れに通うことが難しいため、まずは近隣に迷惑をかけている越境した枝や倒木の危険がある木を優先して処理します。

その後、帰省の頻度に合わせて、防草シートや砂利敷きなどで草むしりの手間を減らす「ローメンテナンス化」を検討すると負担が減ります。

老後に庭の手入れができない場合は庭じまいを考えるべきですか?

体力的に手入れが難しくなってきた場合は、庭木を減らしたり、段差をなくして歩きやすくしたりする「庭じまい(部分的な縮小)」を前向きに検討する時期です。

すべてをコンクリートにする必要はなく、管理できる鉢植えだけを残すなど、安全で負担の少ない状態へ規模を小さくしていくのがおすすめです。

庭じまいと庭リフォームはどちらを選べばいいですか?

今後の管理をできるだけゼロに近づけ、負担をなくしたいのであれば「庭じまい(撤去・縮小)」が向いています。

一方で、草取りの負担は減らしつつも、子どもが遊べるスペースを作りたい、休日に過ごせる空間にしたいという目的があるなら、人工芝やコンクリート通路などを活用した「庭リフォーム」を選ぶと、生活スタイルに合った庭へ変えることができます。

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