| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 奈良県奈良市 |
| お悩み | 共働きで忙しく15年放置された雑草、お隣への枝の越境や落ち葉の飛散 |
| 施工内容 | 既存草木の伐採・抜根、通路のコンクリート打設、防草シート、白川砂利、人工芝、目隠しフェンス、ロックガーデン |
| 結果 | 毎年の草刈りから解放され、子どもがのびのび遊べる気楽な庭へ |
こんにちは、西原造園の西原です。今回は、奈良県奈良市のT様邸における、雑草対策と人工芝施工を中心としたお庭の全面リフォーム事例をご紹介します。
新築から15年が経過したT様邸のお庭は、共働きの多忙さからお手入れの時間が取れなくなり、いつしかご家族の誰もが立ち入らない「立ち入り禁止エリア」のようになっていました。毎年のように生い茂る雑草や、お隣の敷地へとはみ出してしまう庭木の枝、そして落ち葉の存在が、生活の中で大きな精神的プレッシャーになっていたそうです。
そこで今回は、人工芝施工と徹底的な雑草対策を行いました。ただ表面をきれいにするだけでなく、今後の管理負担を極限まで減らし、ご家族がノーメンテナンスで笑顔になれるお庭を目指して施工を進めました。
今回の事例は、長年の雑草放置に罪悪感を抱えている方や、近隣への迷惑を解消して気楽に過ごしたいと願う方に、ぜひ参考にしていただきたい内容となっています。
【この事例はこんなお悩みの方にお勧めです】
- 共働きで忙しく、お庭の草刈りやお手入れをする時間が全く取れない方
- 伸び放題になった庭木がお隣の敷地に越境し、落ち葉などのトラブルが心配な方
- 表面だけ草刈りをしてもすぐに雑草が復活してしまい、いたちごっこに限界を感じている方
- 自分では触ることのできないお隣の汚れた擁壁や壁など、お庭からの残念な景観に悩んでいる方

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人
奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。
これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。
本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。
奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。
ご相談のきっかけ|15年で「立ち入り禁止」になった荒れた庭
新築当時は丁寧にお庭のお手入れを頑張っていたというT様ですが、共働きの忙しさから次第にお手入れに割く時間が作れなくなっていきました。毎年、梅雨が明ける頃になると爆発的に生い茂る雑草を見るたびに、「またあの重い草刈りをしなければいけないのか……」と気が重くなっていたそうです。
ご自身で草刈り機を使って表面の草を刈ってはみるものの、土の中に頑固な根っこが残るため、数ヶ月もしないうちに元の荒れた状態に逆戻りしてしまいます。そんな終わりのないいたちごっこを繰り返すうちに、いつしかお庭はご家族の誰もが近づかない残念な空間と化してしまいました。

さらにT様を苦しめていたのが、お隣の敷地へと伸びてしまう植木の枝や落ち葉の問題でした。ご近所に対して「だらしないと思われていないか」「迷惑をかけて申し訳ない」という後ろめたさを常に感じており、お庭の存在自体が生活の中での大きなプレッシャーになっていました。

そんな中、15年目の節目で行った建物の外壁塗装をきっかけに、これまで目を背けていたお庭の問題に今度こそ向き合おうと決意されます。お施主様がChatGPTに「奈良で外構工事をしてくれるおすすめの業者」を尋ねたところ、西原造園の名前が挙がり、インターネットで実績を確認した上で「ここなら信頼できそうだ」と相見積もりなしでご相談をいただきました。
ご提案内容|完璧な綺麗さではなく「見ても嫌にならない庭」を目指して管理を減らす方針
荒れてしまったお庭を前にすると、多くの方が「ネットで見かけるような雑草が1本もないおしゃれな空間に一気に作り変えなければ」と身構えてしまいがちです。しかし、最初から完璧な理想を追い求めすぎると、必要な作業量も費用も膨大に見えてしまい、解決への一歩が踏み出せなくなってしまいます。
そこで私たちがT様にご提案したのは、「綺麗な庭」を作るのではなく、まずはご自身にとって「何を見なくて済めば生活のストレスが減るのか」をゴールにする、「見ても嫌にならない庭」という考え方です。
具体的には、お庭全体を一気に整えるのではなく、心理的な圧迫感が強いエリアを小さく切り分ける「ゾーニング(優先順位付け)」を行いました。毎日通るため草が邪魔になるとイライラする「動線まわり」、ご近所への後ろめたい気持ちを刺激する「境界まわり」、湿気や虫の発生源になりやすい「不用品が集まる不快エリア」を最優先に対策するプランです。
その上で、敷地内にある植物を今後も労力をかけて管理し続けられるかを見極め、抱えきれないものは思い切って根元から「なくす」という根本的な治療方針を固めました。
お打ち合わせの際には、実際の現場をモデルにした具体的な仕上がりイメージを3Dパースの絵で事前にご確認いただきました。これによって、お施主様からも「事前にこうなるんだと分かるとイメージしやすい、想像よりも良くなりそう」と安心して工事をお任せいただくことができました。
【今回ご提案した内容】
- お庭全体の伐採・抜根処分
お隣への越境原因となっていた庭木や、再生を繰り返す頑固な雑草を根こそぎ撤去します。 - 通路のコンクリート舗装工事
毎日通るアプローチや勝手口まわりの動線を整え、普段の管理を格段に楽にします。 - 防草シート・白川砂利・人工芝による雑草対策
下地を締め固めて防草シートを敷き、主庭は人工芝、家周りは白川砂利で仕上げます。 - 目隠しフェンスとロックガーデンの設置
境界沿いの気になる景観を隠し、アプローチ横には住まいに合うロックガーデンを整えます。
施工内容|雑草対策と人工芝・コンクリートで、これからの管理負担を根本からなくす工事
長年お施主様の頭を悩ませてきたお庭の負担をなくし、これからも無理なく維持できる気楽な状態を作るための本格的な工事が始まります。表面的な草刈りだけでは数ヶ月後に元の状態に戻ってしまうため、植物の性質を考慮したプロの技術で、丁寧な下地作りから順を追って施工を進めていきました。

鬱蒼とした草木を根本から処分し、敷地本来の広さと境界を視覚的に明らかにする
まずはこれからの管理負担を根本から減らすため、チェーンソーや刈払機を使い、鬱蒼と生い茂っていた大きな植木や雑草を一気に切り進めて撤去していきます。お庭の大部分を覆っていた植物が片付いていくにつれ、それまで隠されていた敷地本来の正確な輪郭や広さが少しずつ姿を現してきました。

これまでの草刈りでは、表面だけを刈っても土の中に根っこが残っていたため、暖かくなるとすぐに草木が復活していました。
そこで今回は、植木類の「抜根(ばっこん)」を行い、頑固な根っこを専門工具やショベルを使って土の中から完全に掘り起こして取り除きました。スギナやツル性植物のように、地下茎(ちかけい)を張り巡らせて生きる植物は、この段階で根を絶つことが将来の再発を防ぐために極めて重要です。


根の撤去が完了した後は、この後に敷く人工芝や砂利をきれいに納めるための下地スペースを作るため、不要な古い表土を一定の深さまで削り取る「すき取り」の作業を行いました。

DIYでお庭の雑草対策を行おうとする際、最も多くの方が挫折してしまう原因は、実は作業そのものよりも、切った大量の枝や抜いた草、不要になった土や石などの「処分の負担」にあります。
自分が今後もその管理や処分を背負い続けられる量なのかを見極め、抱えきれないボリュームのものはプロの手で一度「なくす」という選択をすることが、長持ちする庭づくりにおいて非常に大切な判断基準となります。
地盤を固く引き締め、歩きやすいコンクリートの動線と綺麗な境界の枠組みを作る
草木がきれいに片付けられ、土がむき出しになった地面の強度を高めるため、仕上げに向けた重要な下地調整へと移ります。まずはプレートコンパクター(転圧機)と呼ばれる機械を地面に走らせ、小刻みな強い振動によって緩んだ土を固くしっかりと締め固めていきました。
ただ平らに均すだけでなく、地盤を均一に引き締めることで、のちに敷く人工芝や砂利が経年で凸凹に沈み込むのを防ぎます。

地盤が固まった後、モルタルを使って四角いピンコロ石を1丁ずつ丁寧に並べていきました。このピンコロ石のラインは、人工芝を敷くスペースと砂利を敷くスペースを美しく区切るための「見切り(境界)」としての役割を果たします。
このように物理的な枠組みをしっかりと作っておくことで、将来的に砂利が人工芝側へと流れ込むのを防ぎ、今後の管理や掃除の手間を格段に楽にすることができます。

続いて、毎日家を出入りするたびに足元の草木が服に当たってイライラの原因になっていた、アプローチから勝手口まわりにかけての通路のコンクリート工事を進めます。
掘削した地面に砕石を敷き詰めて再度転圧を施した後、地盤のひび割れや沈下を抑止するための配筋(ワイヤーメッシュ)を強固に張り巡らせました。

その上からコンクリートを均一に流し込んでいきます。コンクリートが完全に固まる前に、職人がコテを使って表面を丁寧に滑らかに仕上げていきました。

お庭が完成してしまうと完全に見えなくなってしまうこうした下地づくりの工程こそ、私たちが最も誠実に行うべきプロの仕事です。お施主様からも「実際の工程を見ていても、すごい丁寧な下地ができているので安心しました」と、大変嬉しい信頼の言葉をいただきました。
防草シートと白川砂利・人工芝で、草取り不要の気楽さと安全な遊び場を仕上げる
下地調整の最終仕上げとして、新しい真砂土をお庭全体に搬入し、レーキや長い定規を用いて凸凹が一切ない真っ平らな床面を均一に作り出していきます。



床面を再度転圧して綺麗に整えた後、雑草管理を劇的に楽にするための防草シートをお庭全体へと隙間なく敷き詰めていきました。


防草シートの施工において最も雑草が生えやすいポイントは、こうした配管マスや建物の外壁との「キワ(隙間)」です。わずかな光や隙間さえあれば雑草はそこから突き破って生えてこようとするため、ハサミで正確にくり抜いた配管周りには、専用の防水粘着テープを使って1ミリの隙間もないよう徹底的に密閉処理を施しました。
この手仕事の正確さこそが、長年にわたる草引きとの戦いに終止符を打つ核心となります。
防草シートが敷き終わった後、家周りの通路スペースには一輪車を使って美しい白川砂利をたっぷりと運び込み、均一な厚みで広げて敷き詰めました。

そして、ご家族が集まるメインのお庭スペースには、青々とした高品質な人工芝をシワが出ないよう床面にフィットさせながら敷き詰め、専用のピンでしっかりと固定していきました。

さらに、事前の伐採工事によってお庭から丸見えになっていた、お隣の敷地にある汚れた壁を隠すための「目隠しフェンス」を境界沿いに設置しました。
お隣の所有物である擁壁や壁は、こちらで勝手に洗浄したり触ったりすることができないという物理的な制約があります。そのため、自社敷地内へ綺麗に自立するフェンスを建てることで、近隣に角を立てることなく、これまでの残念な景観を美しい景色へと一変させました。
最後にお家の前面スペースへ、お庭全体の雰囲気を高級感あるシックな佇まいへと引き締める「ロックガーデン」の石を配置し、すべてのリフォーム工事が完了しました。

施工後の変化|「いつ草刈りをするか」の憂鬱から解放され家族がのびのび集まるお庭へ
「全部を一気に完璧に綺麗にしなければ」と思い詰めるのをやめ、生活の中での具体的な負担を減らして無理なく維持できる状態を目指したT様邸のお庭リフォーム。鬱蒼とした植物に囲まれ、プレッシャーの場所となっていた空間は、見違えるほど明るく清潔感あふれる開放的なお庭へと生まれ変わりました。
長年お施主様の心を重く縛り付けていた、終わりのない雑草との戦いはこれで完全に終了です。これからは、暖かくなるたびに「また草が伸びてくる……」と窓の外を見て憂鬱になる必要はありません。
何よりも「もう草を見なくて済む、戦わなくていい」という圧倒的な精神的気楽さを手に入れられたことで、T様は心からの安心感に包まれています。
また、玄関や勝手口まわりなどの「毎日通る場所」がしっかりとコンクリートで舗装されたことで、雨の日でも足元が汚れることなく安全に歩ける快適な動線が確保されました。

気になっていたお隣の汚れた擁壁も、上品な木目調の目隠しフェンスによって完全に遮られ、お庭からの景色はいつでも心地よいものへと変わりました。

お家の壁面カラーに合わせて配置されたロックガーデンは、通りがかるお子様たちからも「かっこいい!」と大好評で、これまで見るたびに残念な気持ちになっていた空間が、今ではご家族全員にとって誇らしい場所へと劇的に変化しています。
お客様の声|「これからは雑草と戦わなくていい」子どもたちが寝転んで遊ぶ姿を見る喜び

リフォーム工事が無事に完成した後、お施主様のT様に実際のお庭での暮らしの変化についてお話を伺うことができました。
「今までは本当に見て見ぬふりをして、残念だなと思いながらも仕事が忙しくて手が付けられなかったお庭でした。でも、これからはあの面倒な雑草と戦わなくていいんだ、暖かくなって草が伸びてくるのを見ないで済むんだと思うと、本当に気が楽になりました」と、深い安堵の表情を浮かべながら語ってくださいました。
さらに、今回のリフォームでお施主様が想定していなかった最大の嬉しい変化が、お子様たちの姿だったそうです。
「まだ少し寒い時期なのに、子どもたちが本当に喜んで進んでお庭に出ていくんです。娘は人工芝の上で大好きなゴルフの素振りを始めたり、息子はシートを敷いてゲームをしたり寝転がったり(笑)。今までの草が鬱蒼としていた状態では絶対にできなかったことなので、本当にお庭を綺麗にしてよかったなと実感しています。主人が楽しみにしていたロックガーデンも、子どもたちが一目で『すごいいい、かっこいい!』って大喜びでした」

お庭には広々としたウッドデッキも隣接しているため、これから暖かくて良い季節になったら、この新しく生まれ変わったお庭に家族みんなで集まり、バーベキューをしてたくさん活用していきたいと、これからの新しい暮らしに笑顔を輝かせていらっしゃいました。T様、これからはご家族皆様でお庭での気楽で楽しい時間を心ゆくまで満喫してくださいね。
奈良県内で雑草対策や人工芝を含むお庭のリフォームをご検討中の方へ
今回は、奈良県奈良市のT様邸における、長年の雑草のプレッシャーを解消し、ご家族がのびのびと過ごせる「使える庭」を取り戻した施工事例をご紹介しました。
私たち西原造園では、単に見栄えをおしゃれに飾り立てるだけの外構リフォームではなく、草木や植物の性質を熟知した専門家として、お客様が今後の生活の中で無理なく、ノーメンテナンスで気楽に維持し続けられるお庭の構造をご提案しています。
- 毎年夏が来るたびに繰り返される、過酷な草引きの作業に体力的にも精神的にも限界を感じている。
- 大きくなりすぎたお庭の木が境界を越えてしまい、お隣への後ろめたさやご近所トラブルが不安になっている。
- 多忙で手入れができず、放置して荒れてしまったお庭を見るたびに気が重くなっている。
もし、奈良県内のお住まいでこのようなお庭の管理に関するお悩みを抱えていらっしゃるなら、ぜひ一度私たち西原造園にご相談ください。
それぞれの敷地環境や、お客様がこれからも残したいお庭の楽しみ、そして何より減らしたい生活の負担に合わせて、最適な下地処理と防草リフォームプランを実際の現地を確認させていただいた上で丁寧にご提示いたします。
一方的な押し売りや無理な営業は一切ございませんので、まずは現在のお庭に対する困りごとや「ここをどうにかしたい」というお気持ちを、お気軽に無料診断でお聞かせください。お客様のこれからの暮らしが少しでも気楽で心地よいものになるよう、ご状況をしっかりとお伺いしながら、最適な解決方法を一緒に考えていきましょう。






















