芝生のtm9って実際どうなの?具体的に解説します!

tm9

お庭に広がる綺麗な緑色の芝生は誰もが憧れる究極のお庭づくりに欠かせないもの。

けれど、芝生のお手入れって大変ですよね。夏の暑い時期には芝も伸び、炎天下の中で週に1~2度ほど芝刈りをしなくてはなりません。

そんな時、手間をかけずに綺麗な緑色の芝生を手に入れたい!そんな風に考えたことはありませんか?

そこで今回は、芝のお手入れの手間が減るtm9という芝生についてお伝えします。

tm9ってどんな芝生なの?

そもそも、芝生というのは芝が絨毯のように集まってできた芝のことを言い、その種類によってお手入れの時期や頻度が異なってきます。

芝生には日本芝と西洋芝とがあり暖かで湿気のある気候で生育する暖地型の夏芝と寒いところでも生育できる寒地型の冬芝とがあります。

一般的に日本の家庭の庭に多く使われているのは、日本芝の中でも“高麗芝”といわれる品種の夏芝です。この芝は西洋芝に比べるとお手入れの手間はかからず、葉の幅も細くてやわらかなので人気の品種になります。

しかし、手間がかからないと言っても冬の時期だけで、それ以外の春、夏、秋にはしっかりとしたお手入れが必要となります。例えば、お手入れで最も大変なのは芝刈りです。

特に夏の暑い時期にはぐんぐん成長しますので週に一度の芝刈りが必要となり、加えて水やりも日の出前の朝と日没後の夜の二回必要となり、なかなか手間がかかってしまいます。

面倒だからとお手入れを怠ってしまうとあっという間に伸びすぎたり、枯れてしまったりします。この状態から綺麗な芝生に戻すにはより多くの手間と時間がかかってしまうので、こまめなお手入れが必須となります。

そんな中 “tm9”という芝生が人気で、その理由に“tm9”は綺麗な緑色で葉も柔らかく、他の芝に比べてお手入れの手間もかからないという事があるようです。

“tm9”は“省管理型コウライシバtm9”といってトヨタ自動車が高麗芝をお手入れに手間がかからないように品種改良した芝のことです。

なぜ手間がかからないと言われているのかというと、例えば普通の高麗芝は綺麗な景観を保つために夏の芝が良く生育する時期には週に1~2回の芝刈りが必要となります。

春や秋には2~3週間に一度の芝刈りが必要となり手間がかかりますが、“tm9“は春と秋に一回ずつの年に二回の芝刈りで済むので手間がかかりません。

中には穂が出たら芝刈りではなく穂刈りをした方が芝に栄養がいき届き、余計な肥料を与えることもないので芝刈りの他に穂刈りをする人も多いようです。

芝刈りが年に二回で済む訳は、芝の成長する量が少ない品種にすることで芝の丈が長期的に短い状態になるので、芝を刈る回数が減るという考え方になります。

tm9は芝生のお手入れにあまり時間をかけられない人にお勧めの芝生です。

tm9のメリットとデメリット

tm9の一番のメリットはやはり、お手入れの手間がかからないというところです。

通常の芝刈りは年に20回以上必要ですが、tm9は年に1~2回で済み、3回ほどできればとてもきれいな状態を維持できます。また、芝刈りをした時に出る芝の量も少なくなるので後始末も楽になります。

芝刈りの回数が減ることにより、芝が栄養を必要としないので、肥料の量も少なくてすみます。あまり芝のことを知らない初心者や、お手入れに時間をかけられない人でも気軽にチャレンジできる芝生です。

加えて芝がとても柔らかく、はだしで歩いても痛くないこと、芝の色がとても鮮やかで景観が良いのもメリットの一つです。

デメリットとしては芝の値段が高額という事です。普通の高麗芝の二倍ほどのお値段になります。

また、購入できるところがある程度限られてくることもデメリットの一つになります。

ホームセンターに置いてあるところもありますが、ほとんどの人がネット注文したり、専門の業者に仕入れてもらったりしているようです。

また、あまりの人気で、生産待ちになりやすいという事もデメリットの一つです。

tm9はとにかく芝刈りのお手入れが楽という事が最大のメリットとなり、金額が高額という事と生産待ちがデメリットです。

tm9のメンテナンス方法

tm9は芝刈りのお手入れに手間がかからないという事が特徴です。

しかし、全く何もしなくて良いというわけにはいきません。tm9のメンテナンスはまず、4~6月頃の穂が出そろった頃に芝と穂を同時に刈ります。

TM9の穂は通常の芝よりも多く出てきますので、余裕がある人は出てきた穂を刈るようにしましょう。

肥料は1~2か月に一回、4月~10月頃に隔月で行います。

化成肥料は窒素、リン酸、カリウムが含まれた粒状の肥料を芝生に均等に施肥していきます。撒き方にムラがあると、芝の色の出方にも影響してしまいますので少量ずつ数回に分け均等に撒いていきます。

水やりは基本的に自然の雨で十分ですが、晴天が続いたり、夏の暑い時期には週に一回ほどたっぷりと水やりをしましょう。

水はできるだけ細かい水を長い時間与えゆっくりと地中に浸透するようにしましょう。

ホースでの水やりならば、霧状の物で行います。水やりの手間も省きたい方にはスプリンクラーの設置もお勧めいたします。

地面のデコボコを均したり、芝生の根の発達を促すために必要な目土は数年に一回行うようにします。

除草はできるだけ早い段階で行います。雑草をそのままにしてしまうと芝が傷んだり、栄養が芝に届かなくなったりしてしまいます。

手作業が難しく、除草剤を使用する場合は、必ず芝生用の除草剤を使うようにしましょう。

このように、他の芝生に比べ年間を通してtm9のメンテナンスは手間がかからず行うことができるようです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回tm9という芝生についてお話しました。

tm9という芝生について知りたい時にはまず、TM9について調べその特徴をよく理解するようにしましょう。

そして次に、tm9のメリットとデメリットを知った上で、tm9を敷いたあとのメンテナンスの方法についても確認することが大切です。

そうする事で、綺麗な芝生を自分に合った方法で管理していくことができます。

tm9について知りたい方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

ABOUTこの記事をかいた人

日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター。聖徳太子ゆかりの地の額安寺の施工に携わった経歴を持つ職人歴10年の現役のプロ職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。