防草シートの敷き方とメリット・デメリット

防草シート

庭に出た時にふと目に入る雑草。あら?こんなに雑草生えていたかしら?なんて驚くこともありますよね。

毎週休日なのに草引きに時間をとられるなんてうんざりですよね。ましてや腰痛もちだと草取り作業がともて辛くなることでしょう。

雑草が生えにくくなるお手頃な方法はないものか…。そこで思い当たるのは、お庭の雑草対策に使われている防草シートです。

そこで今回は、防草シートを使いたい人の為に、防草シートの敷き方と、メリット・デメリットについてお伝えします。

事前に知っておきたい、防草シートの2つの種類

そもそも防草シートには、織布と不織布の2種類があります。

織布(しょくふ)の防草シート

織布とは繊維を編み込んで作った布のことで、ホームセンターなどで売られている安価な防草シートです。帯状の繊維を縦と横に編み込んであるだけなので、接合はされていません。

斜めからの力で引っ張ると隙間ができやすくなるので編み目と編み目の隙間が大きく開いてしまい雑草が貫通してしまいます。

安価で手に入りやすい分、強度が弱く、耐久性に乏しいのが特徴です。

織布の防草シート

不織布(ふしょくふ)の防草シート

不織布は細かい繊維を化学的に絡め合わせた布のことで織布よりも高価ですが耐久性に優れた防草シートです。

不織布の中にも細かい繊維を絡ませて部分的に熱して癒着させたニードルパンチタイプや、繊維一本一本をしっかりと重ねて全ての面を熱で癒着させているスパンボンドタイプなどがあります。

ニードルパンチタイプはフェルト生地のような厚みのあるシートになっていて、ニードルパンチと不織布の二枚のシートを張り合わせて作っているためコストがかかり、価格も高額となります。

また、シート自体に重みがあるので施工性が良くありません。ニードルパンチ部分は、はがれたり目詰まりを起こしやすいのも特徴です。

スパンボンドタイプは全ての繊維がしっかりと癒着されているため引張強度と貫通抵抗力に優れています。遮光性がたかく目詰まりも起こしにくいのが特徴です。

同じ防草シートの中にも種類がいろいろありますので用途に合わせて選択しましょう。

不織布の防草シート

防草シートのおすすめの材質

また、材質はポリプロピレンをお勧めします。理由は一般的な防草シートにはポリエステルが用いられていることが多く、ポリエステルは加水分解といって、成分が水に流れ出して劣化してしまう現象が起こります。

ポリプロピレンだと、加水分解が起こらないので、雨風の多い外での使用でも長期的に使用できるのです。

さらに、防草シートの上に砂利などを敷くことで長持ちします。

防草シートの敷き方 2つのパターン

防草シートの敷き方は大きく分けて2パターンに分けられます。

1つは、防草シートをむき出しのまま敷いて使用する、曝露施工というパターン。

2つ目は、防草シートを砂利や砕石などの下に敷いて使用するパターンです。

パターン1 防草シートをむき出しに敷くときのポイント(曝露施工)

防草シートをそのままむき出しで敷く場合には、そのまま敷くことを想定されて作られている不織布の防草シートを使用するとよいです。敷き方は直接土の上に敷いてピンで固定して使用します。

ただし曝露施工には注意が必要です。理由は、防草シートの劣化の原因のほとんどが日光による紫外線です。

土の上に直接敷くタイプの防草シートは、紫外線を直接浴びることになりますので、長期的な使用を考えると劣化が早くなります。

また、曝露施工は見た目が良くないため、景観を求める個人宅のお庭にはあまり向いていません。人目につかない場所で曝露施工をするとよいでしょう。

パターン2 砂利や砕石などの下に防草シートを敷く

防草シートだけでも、十分防草効果は得られます。ただし、防草シートは紫外線に弱いため、むき出しで敷くと劣化を速めてしまいます。

そこで、防草シートの上に砂利などを敷くことによって、紫外線を遮断し防草シート自体を長持ちさることができます。

砂利を入れることにより、見た目も美しく景観を損なう事がないため、防草シートを使った雑草対策では最もポピュラーな施工方法でおすすめです。

ただし、砂利を多く入れすぎると、コンクリートの部分に砂利が乗り上がってきて掃除が大変になるので、砂利を入れる量は注意しましょう。

防草シートの具体的な敷き方とは?

防草シートについて分かった所で、次に具体的に防草シートの敷き方についてお伝えします。

ただし、注意して頂きたいのはここでお伝えする方法は、DIYで防草シートを敷く方法です。

プロの敷き方は、掘削したり水盛遣方を行ったり、難易度が高くなるので、あくまで素人でも簡単にできる方法をお伝えします。

ステップ1 草引き(草取り)を行う

まずは草引き(草取り)を行います。これはなぜ必要かというと、草引きをしておかないと当然の事ならがら、防草シートを敷いても、下からまた雑草が生えてくる可能性があるからです。

また、草取りを行わないと、地面が凸凹してしてしまい、防草シートが上手く敷けなくなってしまいます。なので、まずは草引き(草取り)を行いましょう。

ちなみに、草刈りでも悪くはないですが、株が残ってしまい後で防草シートが敷きにくくなるので、雑草を根っこから取る、草引き(草取り)を行う方が良いです。

 

ステップ2 整地をし、小石を取る

草取りを行ったら次にする事が整地です。

地面を平らにすることで防草シートが敷きやすくなります。

この時に、小石も同時にとっておくとよいでしょう。理由は、防草シートが破れてしまう可能性があるためです。

また、曝露施工で防草シートを敷く場合は、シートがとても薄いので、万が一こけた場合そこに小石があると、ダイレクトに皮膚に伝わり、怪我の危険性があるためです。特に小さなお子様がおられるご家庭では、小石をとっておいた方がよいです。

ステップ3 防草シートを敷く

整地の次は防草シートを敷きます。

防草シートの敷き方で重要なポイントは、つなぎ目を少なくすることです。理由は、つなぎ目から雑草が生えてくる可能性が高いからです。なので、ロールしてある防草シートはなるべく一直線で長く大きく使う方がよいです。

つなぎ目は、防草シート同士を10センチほどかぶせるように敷きましょう。そうする事で、つなぎ目から雑草が生えてくる可能性が低くなります。

防草シートの敷き方のコツは、壁際などの隅から敷き始めます。まずは隅っこをピンで止めてずれないようにします。

そして、ロールしてある防草シートを広げていきます。ここでも、ずれないようにピンで止めながら広げていくとキレイに防草シートを敷く事ができます。

壁際は、2から3㎝程防草シートを立ち上げるとよいでしょう。雑草は土がむき出しになっているとすぐに生えてきます。見逃しがちな土がむき出しになる所として、壁際や会所(マンホール)の周りなどがあげられます。

なので、壁際や会所(マンホール)の周りなどは2~3㎝程防草シートを立ち上げるとよいでしょう。

ステップ4 砂利を撒く 

防草シートが敷き終わったら、次に防草シートの上に砂利を撒きます。

こうすることで、庭の景観を崩す事無く雑草対策が行えます。また、防草シートは紫外線に弱いため、砂利を撒く事で紫外線をカットする事ができます。

防草シートの耐用年数も上るわけです。

どんな砂利を使えばよいのかは、特にきまった種類はありません。一番安い砂利を使うのも良いですし、化粧砂利を使うのもよいです。

好みにあった砂利を使うとよいでしょう。

防草シートを使用した時のメリット・デメリットについて

防草シートを敷くメリット

防草シートを敷くことによる最大のメリットは当然の事ながら草が生えにくくなることです。

例えば、夏の暑い時期になると雑草はどんどん生えてきてしまうので草引きが必要となります。さらに土のままの状態ですと雨が降った時などに水たまりができてしまったり、泥ハネの原因にもなります。

そこで防草シートを敷いておけば草も生えにくく泥跳ねの防止にもなります。

また、駐車場に砂利などを敷きたい時にも、砂利の下に防草シートを敷くことで大きなメリットがあります。

砂利だけでも雑草対策になるんじゃないの?と思われますが、砂利の隙間から太陽光が入り込んで、草が生えてきます。※多くの雑草は、光好性種子と言って、光を浴びて発芽するという性質があります。

さらに、土の上にそのまま砂利を敷くと、車の重みや雨などにより、砂利が沈殿したり土の表面に凹凸が出来たりします。そうすると車の駐車がともてしづらくなります。

また、砂利が土に埋まりこんだ状態になり、いざ草引きをしようとした時に、非常に抜きにくく指先を痛めてしまうなんて事があります。

そういったことから砂利の下に防草シートを敷くことで、砂利だけよりも草が生えにくくなります。

防草シートを敷いた時のデメリット

反対に、防草シートを敷くことによるデメリットとはなんでしょうか。

防草シートを敷くデメリットはむき出しのままだと景観が良くないという事です。

また、防草シートの弱点として、壁側や道路との境目など、端っこまでは防ぐことが難しいという事です。わずかな隙間でも土がむき出しの状態だと雑草は生えてくるので、施工をする時に土が全く見えないように防草シートを敷く事が大切です。その事から、DIYが苦手な方は施工が難しいと感じられるでしょう。

また、防草シートの上に庭の土などが流れてくると、防草効果がなくなってしまう事です。そのため、防草シートに、庭の土が流れてこないようにせき止める必要があります。

砂利を敷くと効果的ですが、砂利には細かな砂が付着しています。その細かな砂が雨で流され、防草シートの上に溜まります。溜まった砂から、少量ですが雑草が生えてきます。

正直な所、100%雑草を生えてこなくさせる事はできません。しかし、雑草が生えてきてもスルスルと指先で簡単に抜く事ができるので、今までもずっと管理が楽になります。

防草シートについて、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回防草シートの敷き方と、メリット・デメリットについてお話しました。

防草シートを敷きたいけどどうしたら良いか分からない時にはまず、防草シートの種類について知りましょう。

そして次に、その中から駐車場に最も適した防草シートとはどんなものなのかを考え、メリット・デメリットも理解して使用する事が大切です。

デメリットを防ぐには、防草シートの上に土が流れてこないようせき止める。

そして、防草シートの上には砂利を敷く。壁際などの端っこはシートを立ち上げ、土が見えない状態にする。そうする事で、雑草が生えてくる確率を減らす事ができます。

防草シートを敷きたいけどどうしたら良いか分からない方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

 

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