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西原造園
〒639-1042
奈良県大和郡山市 小泉町2996-11
【無料相談】
●TEL:0743-53-8986
お問合せ営業時間:9:00~19:30  年中無休
●メールでのお問合せはこちら 24時間 年中無休
現場作業定休日:(土曜日 日曜日 祝日)
(現場稼働時間 9:00~19:30)

奈良県大和郡山市の西原造園は、庭リフォーム・外構工事・造園・雑草対策の専門店です。奈良市をはじめ奈良県全域に対応。創業40年、口コミ満足度97%。雑草防除、防草シート施工、人工芝敷設、植木の伐採、固まる土舗装、砂利敷き、駐車場の拡張や土間コンクリート施工などメンテナンスフリーな快適空間を提案。無料相談・見積もり受付中。
奈良の庭リフォーム・外構工事・造園の専門店|西原造園【口コミ評判】
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駐車場に人工芝を敷くのはダメ?DIYで失敗する3つの理由

2026 3/28
役立ち情報
2017年12月28日2026年3月28日
駐車場に人工芝を敷くのはダメ?DIYで失敗する3つの理由

駐車場に人工芝を敷く場合、全面に敷くのは失敗しやすいためおすすめしません。しかし、目地や歩行スペースなどの部分的な活用であれば、外観を整える有効な選択肢になります。

駐車場は車が乗ることで強い荷重やタイヤの摩擦がかかるため、人工芝が潰れて戻らなくなったり、すぐに傷んでしまうことが多いからです。

特に、コンクリートの無機質さを解消したい、土汚れや雑草をなんとかしたいとお悩みの方ほど、見た目の良さだけで全面施工を選び、後悔するケースが少なくありません。

そこでこの記事では、駐車場に人工芝を敷いても良いケース・ダメなケース、判断基準、そしてよくある失敗や注意点について解説します。

この記事を読むと以下のことがわかります:

  • 向いているケースと向かないケース
  • 方法や進め方の全体像
  • 費用感や判断基準
  • よくある失敗や注意点
  • DIYか業者依頼かの見極め
この記事を書いた人

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人

奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。

これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。

本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。

奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。

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目次

駐車場に人工芝はやめとけ?失敗しやすくおすすめしない3つの理由

外構のご相談で「駐車場の全面に人工芝を敷きたい」というご要望をよくいただきますが、プロの視点からは安易な採用はおすすめしていません。

ここでは、車が頻繁に出入りする環境ならではの厳しい条件と、なぜ失敗に繋がりやすいのか、その根本的な理由について詳しく解説します。

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理由内容起こりやすい症状回避策
荷重に弱い車の重みで芝が潰れるへたり・復元しにくい全面施工を避ける
摩擦に弱い切り返しで傷みやすい擦れ・抜け・乱れ荷重帯を避ける
維持負担が大きい補修や張り替えが前提追加費用・手間増加部分施工に絞る

人工芝の上に車が乗る駐車場への全面施工は基本的におすすめしない

車が直接乗り入れる駐車場への全面的な人工芝の施工は、素材への負担が大きすぎるため基本的におすすめしていません。

実際の試験データでも、人工芝に一定の重さ(50kPa)を24時間かけ続けた場合、重りを取り除いて24時間経過しても芝の厚みが完全には元に戻らないことが示されています 。

駐車スペースは、車が長時間停まる「停止荷重」に加えて、ハンドルを切る際の「切り返し荷重」というねじれの力が加わります 。

私の現場経験でも、この摩擦と重みの複合ダメージによって、数年で芝が潰れてしまったり、擦り切れて抜け落ちたりするケースを多く見てきました 。

そのため、お子様が遊ぶ庭とは異なり、車が乗る場所では素材の寿命が極端に短くなる前提で計画する必要があります。全面施工は、将来的な張り替えのコストや手間が大きくなるリスクがある点に注意が必要です。

駐車場に人工芝を敷くなら目地や歩行スペースでの施工がおすすめ

駐車場に人工芝を取り入れたい場合、車が乗る場所と乗らない場所を明確に分け、コンクリート等と併用するのが最も現実的な解決策です。

例えば、車のタイヤが通らない目地(スリット)部分や、車から降りて玄関に向かう歩行スペースに限定して敷くことで、人工芝へのダメージを最小限に抑えられます 。

コンクリートなどの硬質な舗装に車の重みを逃がしつつ、無機質になりがちな駐車場に、目地(スリット)に人工芝の緑の景観を足すことができるからです 。

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施工場所おすすめ度向く理由主な注意点
駐車場全面低い緑量は出しやすい荷重と摩擦で失敗しやすい
目地(スリット)高い車の負担を避けやすい納まり精度が必要
歩行スペース高い潰れにくく管理しやすい夏場の熱に注意
外周・脇スペース高い景観改善しやすい使う範囲を絞る
タイヤ走行部低い施工メリットが出にくい擦れ・へたりが出やすい

駐車場に人工芝を敷く場合は下地(土など)によって失敗しやすいポイントが変わる

人工芝の仕上がりや耐久性は、その下にある地盤(下地)がコンクリートなのか、土なのかによって失敗のパターンが大きく変わります。

例えば、土の下地にそのまま人工芝を敷くと、車の重みで地面自体が沈み込み、轍(わだち)のような凸凹ができやすくなります 。

これを防ぐためには、施工前に地面をしっかりと平らに整地し、必要に応じて5cm程度の砕石を敷き詰めて転圧するなどの地盤改良が欠かせません 。

一方で、コンクリート下地の場合は沈み込みの心配はありませんが、コンクリートの上に人工芝を敷くと接着不良による剥がれや、排水の妨げになり雨の日に人工芝がびちょびちょになるといような失敗原因となります 。

ご自宅の駐車場の下地状態を正しく把握することが、失敗を防ぐ第一歩です。

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下地失敗しやすい点主な原因対策
コンクリート剥がれ・水たまり接着不良・排水不良清掃・補修・排水確認
土凸凹・沈下整地不足・転圧不足整地・転圧・砕石
砂利ズレ・不陸下地が動く撤去か範囲限定
透水性下地施工不適合固定方法が合わない方法を要確認
不陸あり下地仕上がり悪化ひび割れ・凸凹施工前に補修

駐車場に人工芝を敷くと失敗しやすい共通の理由

駐車場に人工芝を敷く場合、見た目の美しさに惹かれて採用すると、後から後悔することが少なくありません。

特に車が頻繁に出入りする環境では、素材の特性と使用条件が合わず、短期間で劣化が進むケースが多いです。ここでは、駐車場で人工芝が失敗しやすい共通の理由について解説します。

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失敗要因原因症状対策
車の重み停止荷重が続く芝が寝る・戻らない荷重帯を避ける
タイヤの切り返しねじれと摩擦が加わる擦り切れ・下地乱れ切り返し帯は避ける
下地の弱さ地盤や表面が不安定凸凹・ズレ・水たまり下地づくりを優先
排水不良勾配不足・滞水カビ・汚れ定着排水先まで確認
維持費の見落とし張り替え前提でない後悔・追加出費長期コストで判断

車の重みで人工芝が潰れやすい

新築戸建ての駐車場に人工芝を取り入れたいというご相談は多いですが、車の重みは想像以上に人工芝に負担をかけます 。

ロングパイル系の人工芝の場合、静荷重(50kPa)を24時間かけ続けると、重りを取り除いても厚さの減少が残るという試験データがあります 。

つまり、毎日同じ場所に車を停めていると、タイヤの下にある芝は徐々に潰れて戻らなくなるのです 。

私の現場経験でも、車の重みで芝が寝てしまい、見栄えが悪くなったというケースは少なくありません。

車のタイヤの切り返しで人工芝や下地が傷みやすい

駐車場の敷地が狭く、何度も切り返しが必要な環境では、人工芝の劣化がさらに早まります 。

車が方向転換する際のタイヤの回転や切り返しは、芝葉(パイル)だけでなく下地にも強い負担を集中させます 。

人工芝の上で重量物を引きずると芝の抜けなどで劣化が早まるという注意喚起があるように、摩擦と荷重の組み合わせは人工芝にとって非常に過酷な条件です 。

実際の施工でも、タイヤの切り返し帯は人工芝だけでなく下地も乱れやすく、そこから水たまりができたり汚れが定着したりする連鎖が起きやすいため、荷重ゾーンへの施工は慎重に判断する必要があります 。

駐車場の人工芝は定期的な補修や張り替えが必要になりやすい

共働きのご家庭などで「一度敷けばずっと綺麗だろう」と期待されることが多いですが、駐車場の人工芝は定期的な張り替えを前提に考えるべきです。

製品の寿命目安として10〜15年と提示されることもありますが、これはあくまで一般的な用途の話です 。

摩耗やへたりが激しい駐車用途では、色あせや芝の抜けといった経年劣化が早く訪れ、より短いサイクルで交換が必要になることがデメリットです 。

一度施工すると、張り替える際には古い芝の撤去や廃材処分などの重いコストがかかるため、長期的な維持費を考慮して計画することが大切です 。

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駐車場のコンクリートの上に人工芝を敷く場合の注意点

コンクリートの駐車場に人工芝を敷く場合、土の上の施工とは異なる特有の難しさがあります。

DIYで手軽にできそうに見えますが、接着や排水の知識がないと、すぐに剥がれたりカビが生えたりする原因になります。ここでは、コンクリート下地ならではの注意点や失敗しやすいポイントを解説します。

コンクリートの上に人工芝を敷くと接着不良で端や継ぎ目から剥がれやすい

コンクリートの上に人工芝をDIYで敷きたいという声も聞きますが、コンクリートへの施工は、人工芝とコンクリートとの接着の精度が仕上がりを大きく左右します 。

コンクリート下地では、接着を妨げる砂や埃を徹底的に除去する清掃作業が必須手順となります 。

また、接着剤の塗布量(全面接着で0.5kg/㎡目安)や、貼り合わせ可能な時間(40分以内など)といった時間的制約が厳しく、大面積になるほどDIYでの失敗要因になりやすいです 。

私の現場でも、端部や継ぎ目の処理が甘く、雨水の侵入から浮きや剥がれが生じているケースをよく見かけたことがあります。

そのため、正直コンクリートの上に人工芝をDIYで接着剤を使って施工する事はお勧めできません。

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注意項目内容起こる問題対応
清掃不足砂や埃が残る接着不良徹底清掃する
接着剤管理塗布量や時間管理が必要浮き・剥がれ手順厳守
水勾配不足水が流れにくい水たまり・カビ排水計画を確認
表面温度真夏に熱を持ちやすい歩行時の負担増熱対策を組む
ひび割れ・不陸下地不良が残る仕上がり悪化事前補修する
DIY難易度精度要求が高いやり直し負担増小面積に限定

駐車場のコンクリートは水勾配が悪いと水たまりやカビの原因になる

水はけの悪いコンクリート駐車場に人工芝を敷くのは、トラブルの元です。一般的に、駐車場は水を流すために1.5〜2%程度の水勾配(横断勾配)をつけることが基本とされています 。

しかし、この勾配が不足している場所に人工芝を貼ると、水が滞留し乾きにくくなります 。その結果、汚れが定着しやすくなり、苔やカビの温床になってしまうことがあります 。

防草シートなどの資材に抗菌剤入りが推奨されるのも、湿潤環境が問題になりやすいからです 。ご自宅の駐車場で水たまりができやすい場合は、まず側溝や桝などの排水先への計画を整える必要があります 。

真夏のコンクリートの上の人工芝は熱を持ちやすい

小さなお子様が車まわりを歩くご家庭では、真夏の人工芝の表面温度に注意が必要です。

人工芝は直射日光を受けると表面温度が非常に高くなる特性があり、アスファルトと比較しても最高温度が約5℃高くなるという観測データがあります 。

車から降りて玄関まで歩く動線が熱を持った人工芝だと、足裏をやけどする危険性もあります 。

環境省の実証では、散水によって表面温度が5.0〜6.9℃低減することが確認されていますが、日差しが強い駐車場では、カーポートで日陰を作るか、人が歩く場所には熱を持ちにくい素材を選ぶなどの熱対策を運用設計に組み込むことが重要です 。

コンクリートのひび割れや不陸があると人工芝の仕上がりが悪くなりやすい

古いコンクリート駐車場の上に人工芝を敷く場合、下地の状態が仕上がりに直結します。

コンクリートにひび割れ(クラック)や突起、不陸(凸凹)がある場合は、施工前にしっかりとチェックし、補修剤で平らに調整する事が重要です。

この下地補修の手間を省いてしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、接着不良の起点になったり、へこんだ部分に水が溜まったりして後々大きなトラブルに繋がります 。

DIYで挑戦する方は、人工芝を貼る前の「下地づくり」に想定以上の時間と手間がかかることを理解しておくべきです 。

土や砂利の上に人工芝を敷く場合の注意点

土や砂利のままの駐車場は、泥はねや雑草の悩みが多いため、人工芝で覆ってしまいたいと考える方が多いです。

しかし、下地が動く状態の上にそのまま敷くと、仕上がりが悪くなるだけでなく、後々のトラブルに繋がります。ここでは、土や砂利の下地で起こりやすい問題とその対策を解説します。

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下地NG行為起こる問題回避策
土そのまま敷く凸凹・轍が出る整地と転圧を行う
土排水を見ない沈下・泥汚れ水勾配も確認する
砂利直接敷くズレ・継ぎ目開き路盤から見直す
砂利車両荷重を想定しない摩耗が早まる歩行部に限定する
共通防草シートを省く雑草・不陸が出る下地処理を行う
共通安価な資材で済ませる早期劣化耐久性を優先する

土の駐車場は整地や転圧が甘いと人工芝が凸凹になりやすい

費用を抑えようと、土の駐車場にそのまま人工芝を敷くのは失敗の元です。

施工手順には、下地をきれいに整地した後に、しっかりと転圧(締め固め)を行うことが明記されています 。土のままでは車の重みで轍(わだち)ができやすく、人工芝はそれを隠すどころか、地面の凸凹に追従してかえって波打ちが目立つ結果になります 。

土壌が流出するような不安定な環境であれば、U字ピンで固定できるよう5cm程度の砕石を敷き詰めて地盤改良を行う指示もされています 。

プロの現場でも、転圧不足は仕上がりの悪さに直結するため、最も気を使う工程の一つです。

土の下地は車の重みで沈みやすい

駐車スペースの土下地は、車の重量に耐えきれず沈下しやすいという構造的な弱点があります。

土が沈み込むと、そこに水が溜まりやすくなり、泥水となって人工芝の汚れを定着させる悪循環に陥ります 。

そのため、単に人工芝を敷くだけでなく、水勾配や排水先を含めた土台からの見直しが不可欠です 。

耐久性を求めるなら、コストは上がりますがコンクリートなどの舗装がおすすめです 。

砂利の駐車場に人工芝を敷くと芝が安定しにくくズレやすい

現状が砂利の駐車場の場合、その上に直接人工芝を敷くとズレや不陸の原因になります。

砂利は一つ一つの粒が動くため、上から人工芝をかぶせても下地と一体化せず、車の出入りのたびに摩擦で継ぎ目が開きやすくなります 。

透水性のある下地や凹凸のある粗い下地では、人工芝の固定方法を下地に合わせて選ぶことが大切です。さらに、重量物を引きずるような使い方をすると人工芝がズレやすくなり、そのズレが摩耗を早める原因になります。

もし砂利の場所に人工芝を取り入れるなら、砂利を撤去して路盤から作り直すか、車が乗らない歩行スペースのみに限定するのが、ズレを防ぐ現実的な対策となります 。

防草シートや下地処理を省くと雑草や不陸が出やすい

そもそも、車が乗る駐車場に防草シートと人工芝を敷く方法は基本的におすすめできません。

見た目は整いやすいものの、車の重みやタイヤの摩擦が繰り返しかかるため、防草シートや人工芝、下地にまで大きな負担がかかりやすいからです。

防草シートの上に人工芝を重ねても、車の荷重によって下地が乱れれば表面に凸凹が出やすくなり、防草シート自体も傷みやすくなります。

また、防草シートには性能差があり、安価なものは耐久性が低く、早い段階で破れたり弱ったりすることがあります。そうなると、人工芝のすき間や傷んだ部分から雑草が突き抜け、結局は人工芝ごと剥がしてやり直すことになりかねません。

つまり、駐車場に防草シートと人工芝を敷く方法は、対策をしてもリスクを完全には避けにくい施工です。雑草対策や見た目の改善を目的に選んだつもりでも、後から不陸や雑草、補修や張り替えの手間に悩まされる可能性があるため、安易には選ばない方がよいでしょう。

それでも駐車場に人工芝を使うメリット

ここまで厳しい条件をお伝えしてきましたが、ポイントを押さえて正しく使えば、駐車場に人工芝を取り入れるメリットは十分にあります。

コンクリートだけの冷たい印象を和らげ、日々のメンテナンス負担を減らす効果も期待できます。ここでは、適切に配置した場合に得られる具体的なメリットを解説します。

駐車場に人工芝を取り入れると景観が良くなりおしゃれな外構になる

新築外構で駐車場がコンクリート一色になり、無機質で寂しいと感じる方にとって、人工芝は景観を大きく向上させる優れた素材です 。

私の施工経験でも、コンクリートの目地(スリット)部分やアプローチ脇のスペースに人工芝の緑を足すだけで、外観全体が明るくおしゃれに生まれ変わります 。

ただし、こういった箇所の人工芝を敷く場合は、芝目の向きを揃えないと色の見え方に差が出て、まだらに見えやすくなります。なので、なるべくつなぎ目が出ないように、芝目を揃えて施工する事がオシャレに見せるポイントです。

車の荷重がかかるゾーンは避けつつ、緑を見せたい場所に効果的に配置するのがデザインのコツです。

人工芝で雑草対策ができてメンテナンスが楽になる

駐車場のスリットや脇の土から生える雑草にお悩みのご家庭では、防草シートと人工芝の組み合わせが日々の管理負担を大幅に減らしてくれます 。

ただし、ここでも「防草シートの品質」がメンテナンスの楽さを左右します 。耐用年数が10〜12年ある高耐久の防草シートをしっかり施工しておけば、長期間にわたって草抜きのストレスから解放されます 。

初期費用をケチって安いシートを選ぶと数年でやり直しになるため 、雑草に本当に困っている方ほど、下地に投資することが長期的な手間の削減に繋がります。

駐車場の泥はねを抑えて足元が汚れにくい

雨の日に駐車場まわりの土が跳ねて、車体や玄関ポーチ、お子様の靴が汚れてしまうのを防ぐ目的でも、人工芝は有効に機能します 。

土の露出面を人工芝で覆うことで、泥はねの発生源そのものを潰すことができます 。

砂利敷きの場合、泥は減りますが石が散乱したり落ち葉の掃除が大変だったりしますが、人工芝ならそうした課題もクリアしやすくなります 。

ただし、芝目に入り込んだ土埃やゴミは蓄積していくため、定期的に掃除機などで吸い取るメンテナンス手順は必要になりますが 、泥汚れの不快感に比べればはるかに快適な環境を作れます。

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駐車場でも人工芝が向いているおすすめの施工場所

駐車場への人工芝施工は、車の荷重をいかに避けるかが成功の鍵です。全面に敷き詰めるのではなく、適材適所で部分的に活用することで、人工芝の美しい緑を長持ちさせることができます。

ここでは、私の施工現場でもよくご提案する、駐車場における人工芝のおすすめの配置場所とポイントを解説します。

駐車場目地(スリット)に人工芝を入れる

駐車場に人工芝を使う場合、最も手堅くおすすめできるのがコンクリートの目地(スリット)部分への施工です。基本的には、車が直接乗らない場所、またはタイヤが触れにくい場所に限定して取り入れるのがおすすめです。

ただし、目地のような細い部分は施工が簡単そうに見えて、実は仕上がりの差が出やすい場所です。端の納まりや継ぎ目の処理が雑だと、見た目が悪くなるだけでなく、めくれや浮きの原因にもなります。

また、既存の目地幅と人工芝の幅が合わない場合は、まっすぐきれいに切り揃える必要があります。そのため、DIYでは意外と手間がかかりやすく、仕上がりにも差が出やすい点に注意が必要です。

車が乗らない歩行スペースに人工芝を敷く

車のドアを開けてから玄関に向かうアプローチや、駐車場の脇にある歩行スペースも、人工芝の得意領域です。

車の重みがかからないため潰れにくく、泥はね防止や雑草対策といったメリットを最大限に活かすことができます 。

ただし、この場所特有の注意点として「夏の表面温度の高さ」が挙げられます 。

散水で表面温度を下げる工夫はできますが、真夏はそれでも熱くなりやすいため、お子様が裸足で歩いたり、プール遊びの行き来に使ったりする場所には注意が必要です。場合によっては足裏をやけどするおそれがあります。

また、バーベキューなど火気を扱う動線が近い場合は、溶けたり燃えたりする危険性があるので、人工芝の上では下記は使わないようにしましょう 。

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駐車場は人工芝とコンクリート・砂利を組み合わせて施工する

駐車場に人工芝を取り入れるなら、人工芝だけで仕上げるのではなく、コンクリートや砂利と組み合わせて施工するのが現実的です。

人工芝は見た目をやわらげる効果がありますが、車の重みやタイヤの摩擦にはあまり強くありません。そのため、タイヤが乗る場所や切り返しをする場所はコンクリートなどの丈夫な素材にし、車が直接乗らない部分だけに人工芝を使う方法が向いています。

たとえば、駐車場の中央部分や外周、目地、歩行スペースなどに人工芝を取り入れ、負担がかかる場所はコンクリートや砂利で納める形です。こうすることで、人工芝が傷みにくくなり、見た目の良さも保ちやすくなります。

つまり、駐車場で人工芝を使うなら、全面に敷くのではなく、コンクリートや砂利と組み合わせながら、人工芝を使う範囲を絞って施工するのが失敗しにくい考え方です。

あなたの駐車場に合う人工芝の使い方は?

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条件推奨判断理由注意点
コンクリートで平滑・排水良好部分施工を検討施工条件が比較的整う全面施工は避ける
コンクリートで不陸・水たまりあり先に補修を優先そのままだと不具合が出る排水改善も必要
土で沈みやすい下地づくり優先沈下しやすい整地・転圧が必要
砂利のまま路盤見直しか範囲限定安定しにくい直接施工は不向き
DIYで検討中目地・歩行部まで失敗時の負担が小さい荷重帯は避ける
費用で迷う耐久性優先再施工の負担が大きい安さだけで選ばない

コンクリートの駐車場に人工芝を敷くなら接着と排水を前提に考える

コンクリートの駐車場に人工芝を取り入れたい場合は、接着しやすい状態か、水はけに問題がないかを先に確認してから判断することが大切です。

たとえば、コンクリートの表面が平らで、ひび割れや大きな凸凹がなく、水たまりもできにくい状態であれば、人工芝を使うとしても目地や歩行スペースなどの部分施工にとどめるのが現実的です。

反対に、表面にひび割れや不陸がある場合や、雨のあとに水たまりが残りやすい駐車場なら、人工芝を敷く前に下地補修や排水改善を優先した方がよいでしょう。そのまま施工すると、浮きや剥がれ、水はけの悪化につながりやすくなります。

また、透水性コンクリートのように水を通すことを前提にした下地では、人工芝を全面に接着する方法はあまり向いていません。この場合は人工芝を無理に広く敷くよりも、使用範囲を絞るか、別の仕上げを検討した方が失敗しにくくなります。

つまり、コンクリートの駐車場に人工芝を敷くなら、下地の状態が良く、水はけにも問題がない場所に限って部分的に取り入れるのが基本です。条件が悪い場合は、先に下地や排水を整える方を優先した方が安心です。

土や砂利の駐車場に人工芝を敷くなら下地づくりまで含めて考える

土や砂利の駐車場に人工芝を取り入れたい場合は、見た目だけで決めるのではなく、下地をきちんと作れるかどうかで判断することが大切です。

たとえば、土がやわらかく沈みやすい場所や、雨が降るとぬかるみや水たまりが出やすい場所なら、そのまま人工芝を敷く方法は向いていません。この場合は、先に整地や転圧、必要に応じて砕石を入れるなど、下地づくりを優先した方がよいでしょう。

また、雑草対策を目的に人工芝を敷く場合でも、人工芝だけでは不十分です。しっかり対策したいなら、防草シートもあわせて使う前提で考えた方が安心です。ただし、防草シートには耐久性の差があるため、安価なものを使うと先に傷んでしまい、あとから人工芝ごと剥がしてやり直すことになりかねません。

つまり、土や砂利の駐車場では、下地を整えずに人工芝だけを敷く方法は失敗しやすくなります。人工芝を使うなら、下地づくりと防草対策まで含めて考えられる場合に限って、部分的に取り入れるのが現実的です。

駐車場の人工芝をDIYするなら目地や歩行スペースまでを目安にする

駐車場に人工芝をDIYで取り入れたい場合は、広い範囲まで無理に施工せず、目地や歩行スペースまでにとどめるのが安全です。

たとえば、車が直接乗らない目地や、人が歩くだけのスペースであれば、DIYでも比較的取り組みやすく、万が一仕上がりに不満が出てもやり直しの負担を抑えやすくなります。

反対に、車が乗る場所や切り返しをする場所までDIYで人工芝を敷くのはおすすめできません。施工範囲が広がるほど下地づくりや固定の精度が重要になり、少しのズレや施工不良でも、へたりや剥がれが起きやすくなるからです。

つまり、駐車場で人工芝をDIYするなら、失敗しにくい範囲に絞ることが大切です。車の負担がかからない目地や歩行スペースまでなら検討しやすいですが、荷重がかかる範囲まで広げるなら業者依頼を前提に考えた方が安心です。

迷ったら費用より耐久性を優先して考える

駐車場に人工芝を取り入れるか迷った場合は、初期費用の安さよりも、どれだけ長く持つかを基準に判断した方が失敗しにくくなります。

たとえば、材料費を抑えるために安価な防草シートや下地材を選ぶと、施工直後は問題なく見えても、数年で傷んで雑草や不陸が出やすくなることがあります。そうなると、上に敷いた人工芝まで剥がしてやり直す必要が出てきます。

反対に、最初から下地材や防草シートなど見えない部分にもしっかり費用をかけておけば、傷みや再施工のリスクを減らしやすくなります。駐車場は施工面積が広くなりやすいため、やり直しの手間も処分費も大きくなりがちです。

つまり、駐車場の人工芝は安さだけで選ぶと後から高くつきやすい施工です。迷ったときは、目先の費用よりも、下地を含めて長持ちするかどうかを優先して判断する方が結果的に無駄が少なくなります。

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ここまで一般的な方法や原因・選び方などを解説してきましたが、ここに書いてある方法が、あなたのお庭にとってはむしろ逆効果(悪手)になるケースもあります。

間違った方法を選んでしまい、数年後にやり直すことになるケースは後を絶ちません。

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失敗しにくい駐車場用人工芝の選び方

もし駐車場に人工芝を取り入れたい場合は、次は「どの製品を選ぶか」が重要です。

庭用の人工芝をそのまま駐車場に使うと、あっという間に傷んでしまうことがあります。ここでは、車の重みや摩擦に耐え、長持ちさせるための人工芝の選び方と、確認すべき性能について解説します。

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選定項目選び方向く場面注意点
芝丈短めを優先駐車場まわり長い芝は寝やすい
密度高めを優先負担がかかる近接部安価品は傷みやすい
耐久性重視して選ぶ長持ちさせたい場合見た目だけで選ばない
透水性要確認水はけが気になる場所下地との相性確認
固定方法下地に合わせるコンクリート・土・砂利方法不適合に注意

駐車場用の人工芝は芝丈が短めでつぶれにくいものを選ぶ

駐車場に人工芝を取り入れるなら、見た目のふんわり感よりも、芝丈が短めでつぶれにくいものを選ぶ方が安心です。

人工芝は長時間重さがかかると寝やすくなり、特に芝丈が長いものほど元に戻りにくくなる傾向があります。そのため、駐車場のように車の重みがかかる場所では、芝丈が長いものよりも、短めでへたりが目立ちにくいものの方が向いています。

ただし、芝丈が短ければ何でもよいわけではありません。駐車場では見た目だけで選ばず、つぶれにくさを重視して選ぶことが大切です。

車が乗る場所には密度が高く耐久性のある人工芝を選ぶ

どうしても車が乗る場所の近くに人工芝を使いたい場合は、できるだけ密度が高く、耐久性を重視した製品を選ぶ必要があります。

密度が低い人工芝は、車の重みやタイヤまわりの負担がかかると傷みやすく、早い段階で芝が寝たり、下地が透けて見えたりしやすくなります。そのため、駐車場まわりに使うなら、安さだけで選ばず、できるだけしっかりした製品を選んだ方が失敗しにくくなります。

ただし、耐久性の高い人工芝を選んでも、車が直接乗る場所では負担を完全には避けられません。人工芝選びとあわせて、なるべく車が直接乗らない場所に使うことも意識する必要があります。

施工場所に合った固定方法・透水性のある人工芝を確認する

駐車場に人工芝を敷くときは、人工芝そのものだけでなく、施工場所に合った固定方法と水はけの良さも確認しておくことが大切です。

たとえば、水を通しやすい下地の上に人工芝を敷く場合は、固定方法によっては下地の透水性を活かしにくくなることがあります。また、下地に合わない固定をすると、端が浮いたり、継ぎ目がズレたりする原因にもなります。

そのため、人工芝を選ぶときは、水抜き穴があるかどうかだけでなく、その駐車場の下地に合った施工ができるかまで確認しておいた方が安心です。特に駐車場は水が流れにくいと汚れやカビの原因になりやすいため、水はけを妨げにくい製品や施工方法を選ぶことが失敗を防ぐポイントです。

駐車場に人工芝をDIY施工する際の注意点

費用を抑えるためにDIYで人工芝を敷きたいというご要望も多いですが、駐車場という過酷な環境では、ちょっとした手抜きが大きな失敗に繋がります。

ここでは、コンクリートや土などの下地別に、DIY施工で絶対に省いてはいけない工程や、気をつけるべき注意点について解説します。

コンクリートに人工芝を敷くDIYは接着施工の精度が仕上がりを左右する

コンクリートの駐車場でDIYをする際、最もつまずきやすいのが接着工程です。

ただボンドを塗って貼るだけと思われがちですが、実際には事前の清掃、ひび割れの補修、そして十分な乾燥が不可欠です 。

さらに、接着剤の塗布量(0.5kg/㎡目安)を均一にし 、季節によって変わるオープンタイム(夏場なら10〜20分など)を見極め 、40分以内に貼り合わせるという厳しい時間制約があります 。

これらを怠ると、端部からの剥がれやシワの原因になります。

また、施工後も約1日の養生期間と 、数日間の重歩行回避が必要になるため 、工事期間中に車をどこに停めるかといった生活上のスケジュール調整もDIYの難易度を上げる要因となります。

土や砂利に人工芝を敷くDIYは整地と転圧を省かない

土や砂利の駐車場でDIYを行う場合、見栄えを良くしたいからと、下地づくりを適当に済ませてすぐに人工芝を敷いてしまうのはNGです。

施工前の整地と、その後の「転圧(締め固め)」は絶対に省いてはいけない工程です 。転圧が甘いと、車の重みで地面が沈み込み、表面に不陸(凸凹)が生じて水たまりの原因になります。

土壌が柔らかく沈下のリスクが高い場合は、5cm程度の砕石を敷いて地盤改良を行うことも指示されています 。DIYではこの転圧作業が最も重労働になりますが、ここを手抜きすると、どんなに高級な人工芝を使っても綺麗に仕上がりません。

駐車場の人工芝DIYは目地や歩行スペースまでにとどめる

DIYで駐車場の外構を改善したい場合、作業範囲は「目地」や「歩行スペース」までに限定することを強くおすすめします。

駐車荷重帯のような広い面積をDIYで施工すると、接着剤が乾くまでの時間制約や、均一な転圧作業が素人には難しく、失敗する確率が格段に跳ね上がるからです。

また、完全硬化前に車を乗り入れてしまい、芝がズレたり剥がれたりするトラブルも後を絶ちません。施工要領でも、養生に約1日 、重歩行の回避に数日が必要とされています 。

もし広い範囲の施工に失敗した場合、やり直しにかかる撤去費用や廃材処分の手間は計り知れません。DIYは、万が一失敗してもリカバリーしやすい小面積の範囲に留めるのが賢明です。

車が乗る場所への人工芝施工は業者施工でも基本的におすすめしない

車が直接乗る駐車場に人工芝を敷く方法は、業者に依頼する場合でも基本的にはおすすめしません。

たしかに施工の知識がある業者に任せれば、下地の調整や固定方法の選定はDIYより丁寧に行いやすくなります。しかし、それで車の重みやタイヤの切り返しによる負担そのものがなくなるわけではありません。

実際には、どれだけきれいに施工しても、車が同じ場所に停まり続けたり、切り返しを繰り返したりすれば、人工芝はつぶれや擦れが出やすくなります。これは施工の上手い下手だけでなく、人工芝という素材そのものの弱点によるものです。

そのため、車が乗る場所まで人工芝を広げたい場合でも、まずは本当に人工芝が必要な場所かを見直した方がよいでしょう。見た目を整えたいなら、人工芝は目地や外周、歩行スペースなど負担の少ない場所にとどめ、荷重がかかる範囲はコンクリートや他の舗装材で納める方が現実的です。

つまり、車が乗る場所の人工芝は、業者に依頼すれば安心という話ではありません。施工方法よりも先に、その場所に人工芝を使うこと自体が向いているかを慎重に考えることが大切です。

駐車場の人工芝はDIYと業者でいくら違う?費用を比較

人工芝の施工を検討する際、一番気になるのが「いくらかかるのか」という費用面です。DIYなら材料費だけで安く済むと思われがちですが、隠れたコストを見落とすと業者に頼むより高くつくこともあります。ここでは、コンクリートや土などの条件別に、DIYと業者依頼の費用の考え方や比較のポイントを解説します。

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比較項目DIY業者依頼変動要因
初期費用材料費中心施工費込み面積・下地条件
コンクリート施工副資材が増えやすい下地補修込みか要確認接着・補修の有無
土・砂利施工砕石・シート代が増える路盤整備込みか要確認地盤改良の有無
見積もり確認見落としが出やすい内訳確認が重要撤去・処分費
将来コスト再施工で高くつくことあり品質次第で抑えやすい耐久性・施工精度
判断基準小面積向き広範囲向き仕上がり要求次第

コンクリートの上に人工芝をDIY施工する場合の費用目安

コンクリートの駐車場にDIYで人工芝を敷く場合、材料費は芝本体だけでは収まりません。

ホームセンター等で1×5mの人工芝が約1万円前後で販売されていますが 、これに加えて全面接着用の専用接着剤(塗布量0.5kg/㎡目安) 、継ぎ目を補強するジョイントテープ、そして下地のひび割れや不陸を直すための補修材が必要になります 。

面積が広くなるほど接着剤のコストが想定以上に膨らむ傾向があります。さらに、作業中の40分以内という時間制約や 、約1日の養生期間中に車を別の有料駐車場に停めておく「避難コスト」も実質的な費用として計算しておく必要があります 。

表面的な価格だけでなく、副資材や環境調整の費用も見積もることが大切です。

土や砂利の上に人工芝をDIY施工する場合の費用目安

土や砂利の駐車場をDIYで人工芝化する場合、「土のままだから安く済む」という考えは危険です。

安定した下地を作るために、5cm程度の砕石を入れて地盤改良を行う費用や 、雑草を防ぐための防草シート代が上乗せされます。

特に防草シートは、耐用年数2〜3年の安価なもので妥協すると 、すぐに雑草が突き抜けてしまい、人工芝ごと剥がしてやり直すハメになります。

10〜12年持つ高密度なシートを選ぶと初期費用は上がりますが 、再施工の手間とコストを考えれば必須の投資です。DIYで費用を抑えるつもりでも、下地材、防草シート、固定用ピンなどを含めると、トータルの材料費は決して安くないことを理解しておきましょう。

とはいえ、非推奨です。

駐車場の人工芝を業者に依頼する場合の費用目安

駐車場の人工芝施工を業者に依頼する場合、ホームセンターなどのチラシでは「税込3,400円/㎡〜」といった単価が提示されていることがあります 。

しかし、この平米単価だけで比較してはいけません。見積もりを見る際は、人工芝の敷設費だけでなく、「下地の補修(不陸調整)」「水勾配の是正」「透水設計を考慮した固定方法」「既存の砂利や土の撤去・処分費」が含まれているかを必ず確認してください。

下地処理は駐車場を作るうえで非常に重要な工程なので 、ここを省いて安く見せている業者に頼むと、後から水たまりや剥がれなどのトラブルが発生します。総額の比較とともに、作業内容の「内訳」をしっかりチェックすることが失敗を防ぐ防衛策です。

人工芝の費用だけでなく仕上がりと耐久性も比較する

人工芝の施工方法を選ぶ際は、目先の安さ(初期費用)だけで判断せず、将来の「再施工コスト」を含めた耐久性(ライフサイクルコスト)で比較することが最も重要です。

例えば、防草シートの耐用年数が2〜3年しかない安物を使えば 、数年後には人工芝を剥がし、大量の廃材を処分して、また一から材料を買い直すことになります。

また、プロに依頼すれば、接着剤の適切な塗布量やオープンタイムの管理 、1.5〜2%の勾配を計算した排水設計など 、素人には難しい「数字で語れる確実な施工」が手に入ります。

生活トラブルを防ぎ、10年先も綺麗な駐車場を維持したいのであれば、費用だけでなく「仕上がりの品質」に目を向けて判断してください。

駐車場に人工芝を検討していたけど不安になった人へ

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