庭の雑草の種類を知って効果的に雑草対策をする方法

雑草は“雑草魂”という言葉があるくらい、抜いても抜いてもしぶとく生えてくる厄介な存在です。

生えてきた雑草を抜くのも一苦労ですが、なんとか抜き終わっても夏の成長期には翌週に顔を出していてがっかり…という経験ありませんか?

種をまいたこともないのに、見たことのない雑草がどんどん増え、除草剤を使っても翌年にはまた生えてきてしまう…。

そんな時、雑草の種類や種類に応じた生育時期などが分かれば、雑草対策もしやすいですよね。

そこで今回は、お庭に生えてくる雑草の種類とその特徴、生育時期などについてお伝えします。

お庭に生えてくる雑草の種類って?

そもそも雑草には種で増えるものと根や茎で増えるものがあり、一年草と多年草にも分けられます。

それぞれ具体的に見て行きましょう

一年草

一年草とは一年の間に種から発芽し花を咲かせて枯れ、翌年には残された種から新たに発芽し繰り返していく種類のことを指します。

種で増える雑草は雨や風によって運ばれて来たり、猫や鳥などの生き物の体にくっついて運ばれて来たりします。

運ばれてきた種は庭の土の上に落ちると、日光を浴びて発芽し、数カ月で新しい種を作ってしまう種類もあります。

また、繁殖力が強く、寿命も長いといった厄介な種類の雑草が多く、雑草の生育に必要な土・水・日光の条件が揃えばすぐに発芽して成長してしまいます。

そのため、抜いても新しい種がすぐに発芽し、どんどん生えてきてしまうのです。

例えば、種で増える代表的な雑草は“メヒシバ”“オヒシバ”“ナズナ”などです。

ヒメシバは高さが10~80センチくらいまで成長する一年草です。葉の形は細長く、夏には小さな穂を出し、種を作ります。

オヒシバはイネ科の一年草で、茎が丈夫で抜きにくい種類の雑草です。15~60センチほどに成長し、葉は細長く柔らかいのが特徴です。

ナズナは白く小さな花がつく雑草で20~40センチほどに成長します。花が終わって種が作られている間も上の方ではどんどんつぼみを作って花を咲かせていきます。

多年草

多年草とは、茎や根なども含め二年以上生きていて、同じ株から花を咲かせて増えていく種類の雑草です。

根や茎で増える地下茎の雑草は、種で増える雑草とは繁殖のしかたが異なります。地上に見えている雑草を抜いたり枯らしたりしても、地中の茎や根はしぶとく生き残り、生育時期がやってくると生えてきます。

地下茎の雑草は茎や根ごと根絶しない限り、何度も何度も生えてくる雑草です。地下茎の代表的な雑草は“スギナ”“チガヤ”“セイタカアワダチソウ”などです。

スギナは日本で最も小柄なトクサ科の雑草です。ツクシの栄養茎がスギナと呼ばれていて、根が深く厄介な雑草です。

チガヤはイネ科の雑草で30~50センチほどに成長します。葉は細く、穂は白い綿毛に包まれていて、風に乗って飛んでいきます。

セイタカアワダチソウは地下茎のみならず、種も飛ばして繁殖するので厄介な雑草です。

また、地下茎の雑草の繁殖力は強く、茎や根ごと土を耕し、細かくされるとその数の分だけさらに繁殖してしまうという恐ろしい特徴を持った種類の雑草もあります。

雑草の種類によって生えてくる時期は異なるの?

基本的に寒い冬の時期以外は何らかの種類の雑草が生えています。

2月~3月の冬から春にかけた時期に出てくる“オオイヌノフグリ”“カラスノエンドウ”などは、秋に芽を出し、冬を越えて早春に花をつけます。春の終わりには枯れて、夏は種のまま過ごします。

4月~5月の春には“ナズナ”や“カタバミ”などが芽を出します。ナズナは早いものだと秋に芽生えるものもありますが、春に芽を出すことが多いようです。

カタバミは多年草で地中に球根を持ち、さらに土の中に根を下ろす雑草で、根絶が難しい種類の雑草です。

6月~8月の梅雨の時期や夏にかけて見かけるのは“ツユクサ”や“オオバコ”などです。ツユクサは一年草で青い花をつけます。

早朝に咲いて午後には花がしぼんでしまうのが特徴です。オオバコは繁殖力が強く、種を出したり、雨にぬれると粘液をだし、動物などにくっついて遠くまで運ばれたりするので、広範囲に繁殖したりします。

9月~10月も秋には“ヒメシバ”や“ススキ”といった地下茎の雑草が猛威を振るいます。種ではなく茎や根で繁殖し、地上部の草を抜き取っても、根が生き残りその根からまた再生する厄介な雑草です。

11月~12月の秋が終わる頃には、“エノコログサ”や“コニシキソウ”などが生えてきます。エノコログサは一年草で強害草と言われるほど、色々なところに生育している地下茎の雑草です。

コニシキソウは畑や荒れ地でよく見かける雑草で、茎から根を出して、地面を這う様に広がっていきます。

雑草は出来るだけ小さなうちにひき抜いた方が、抜きやすく繁殖を抑えることができます。夏だけが雑草の生育時期ではなく、基本的に一年中生えているような状況です。

その時期によって冬を越せる雑草や夏になる前に枯れてしまう雑草など、特徴は様々です。お庭に生えてくる時期や種類を見極めて上手に付き合っていけるといいですね。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回雑草の種類とその特徴、生育時期などについてお話しました。

お庭に生えてくる雑草がどんなものなのか分からずに困っているときにはまず、どんな種類の雑草があるのかを知ることから始めてみましょう。さらに、それぞれの雑草の特徴や生育時期を合わせて知ることも大切です。

そうする事で、庭に生えタイル雑草の種類を見極めることができ、雑草対策の際にも雑草に合わせた最善の対策をすることができます。

お庭に生えてくる雑草がどんなものなのか分からずに困っている方は、是非今回の記事を参考にしてみて下さいね。

 

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ABOUT US
西原 智
西原造園の代表で職人歴10年の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。