ウッドチップを庭の雑草対策に使った時のメリットデメリット

ウッドチップを庭に敷くと景観も良く、自然の木材を使用していて、環境にも良いという事で、雑草対策でも人気の方法のひとつです。

しかしウッドチップを庭に使う場合、当然の事ながらデメリットもでてきます。

そこで今回は、ウッドチップの特徴とメリット・デメリットについてお伝えします。

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ウッドチップを庭で使った時の「メリット」

ウッドチップとは木材をそのまま細かく粉砕し、チップ状にした物のことを言います。

使われる木の種類はヒノキ、スギ、ヒバ、桜など様々で木材の種類によって香りも異なるので、好みの香りや防虫に強い種類なのかという事も考慮して選ぶと良いでしょう。

ウッドチップは木のやわらかな雰囲気と優しい踏み心地が特徴で、ドッグランなどにもお勧めです。

木の種類によっては香りによって、蚊を寄せつけない物や消臭効果のある物もあり、ドックランにとどまらず、お子さんのいるご家庭にも向いています。

さらに、雨などによる泥はねも防止してくれるので一石二鳥です。

ウッドチップの中にはバークチップと呼ばれる樹皮を原料としたものもあり、ウッドチップより大きめで丸みを帯びています。

広範囲に敷き詰める場合にはひとつひとつが大きめなのでウッドチップより少ない量で敷くことができますが、樹皮の部分になりますので色味はウッドチップよりも赤いものや茶色いものが多いです。

ウッドチップを庭で使った時の「デメリット」

ウッドチップを扱う上で気をつけなければならないこともあります。

ウッドチップは土の表面を乾燥から守ってくれるという利点もありますが、逆に水をあげすぎたり、雨が続くと土が乾かずカビの原因になってしまう事もあります。

そして、ウッドチップは木で出来ていますので、数年で下の方から土に還っていき隙間から土が見えてしまいます。そのため、ウッドチップの補充を忘れないようにしましょう。

ウッドチップを扱う上で一番気をつけなければならないことが“シロアリ”です。

シロアリは木を餌にしている生き物です。ウッドチップの中からシロアリが発生しているわけではなく、白アリの巣は土の中にあり、餌を求めてウッドチップまで寄ってくるのです。

さらに、ウッドチップの下は湿気がたまりやすく、シロアリにとって過ごしやすい環境です。

とはいえ、家に使われている木材のように大きな木にはシロアリが巣を作って住み着くこともありますが、シロアリは木の厚みが1センチ以上ないと住み着くことができないので、ウッドチップに住み着くことはあまりないようです。

しかし、3センチ以上のウッドチップもありますので、状態によっては白アリの巣になってしまう事もありえます。

シロアリが心配な場合には、防虫効果が期待できるスギやヒノキなどの素材を選択したり、人工的に防虫効果を施したウッドチップを使用するのも効果的です。

さらに、巣にならない様に、厚みが1センチほどの大きさのものを選んだり、ウッドチップの下に湿気がこもらないように、日あたりも考慮するなどの工夫をしてみましょう。

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ウッドチップで雑草対策ができるの?

ウッドチップで雑草対策をする場合には、土の上にただウッドチップを敷き詰めればよいというわけではありません。

そもそもお庭に勝手に生えてくる雑草は種をまいたりしていないのにどうして生えてくるのでしょうか?雑草が生える原理を知る事で、ウッドチップをただ敷きつめればよいというわけでは無いという事が分かります。

例えば、お庭から離れたところにもたくさんの雑草や草花が咲いていますよね。その雑草や草花の種が、風に乗ってやって来たり、猫や鳥などの動物にくっついてお庭の土の上に落ちます。

こうやって運ばれてきた雑草の種は、太陽の光で発芽して成長し、また種を作って増えていくのです。

太陽の光によって発芽する種の事を好光性種子と言います。雑草は基本的に好光性種子です。

雑草が育つ三要素

雑草が育つには土・水・日光の三つの要素が必要不可欠です。このうちのどれかが欠ければ雑草は成長することができません。

つまり、この三つのうちのどれかを遮断すれば雑草が生えてきにくくなるということです。

ウッドチップで雑草対策をする場合、この三つの要素の中の“日光”を遮断するという効果があります。

ウッドチップを10センチ以上の厚みで敷き詰めることにより、上からの日光を遮断することができるので、土の中にいる種が発芽しにくいというわけです。

とはいえ、ウッドチップのわずかな隙間をぬって光が入ってきます。完全に光をシャットアウトする事はできないわけです。

その事から、ウッドチップを撒いても、ウッドチップの隙間をぬって雑草が生えてきます。

また、雑草の中には種ではなく、根や茎で増えていく地下茎の雑草があります。地下茎の代表的な雑草は“スギナ”“ススキ”“チガヤ”などです。

こういった地下茎の雑草は種が発芽するわけではないので土の中で生育し、ウッドチップをかき分けて出てきてしまうのです。

そこで、ウッドチップで雑草対策をする場合には地下茎の雑草に気を付けて、根の除去を行っておく必要があります。

つまり、ウッドチップで雑草対策をする場合には、元々生えている雑草の種類によってはウッドチップを敷き詰める前の下処理が必要となります。

さらに、日光をしっかりと遮断するために厚みを考えながら敷き詰めると良いでしょう。

ウッドチップを使った雑草対策をより効果的にする方法

ウッドチップをそのまま土の上に敷き詰めるとウッドチップは土に還っていくことで隙間ができ、そのわずかな隙間から日光が入り込み、土の中の種を発芽させ生育させてしまう恐れがあります。

そこでウッドチップでの雑草対策をより効果的にするために、防草シートを使用することをおすすめします。防草シートは草を防ぐために作られた雑草対策のためのシートです。

防草シートの役割もウッドチップと同じく日光の遮断となります。日光を遮断する物を併用することで、その効果はより強くなるというわけです。

また、防草シートは織布と不織布という種類に分けられ、織布は繊維を編み込んで作られた布のことを言います。

編み目があるので編み目の隙間から日光が入り込んだり、地下茎の雑草が突き破って出てきてしまう事もあります。

不織布は繊維を化学的に絡み合わせた布のことで、編み目がありません。そのため、日光の遮断率も高く、地下茎の雑草も突き破りにくいのが特徴です。

つまり、ウッドチップを使用するには、不織布の防草シートを敷いた上に、ウッドチップを敷き詰めるという方法がより効果的に雑草対策を行えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回ウッドチップの特徴とウッドチップを使った効果的な雑草対策についてお話しました。

お庭の雑草対策にウッドチップを使ってみたいと考えている時にはまずウッドチップについて知ることから始めてみましょう。

そして次に、ウッドチップを使った雑草対策の方法について知ったうえで、より効果的にウッドチップで雑草対策を行える方法についても考える事が大切です。

そうする事で、より長期的にウッドチップを使って雑草対策を行うことができます。

お庭の雑草対策にウッドチップを使ってみたいと考えている方は、是非試今回の記事を参考にしてみて下さいね。

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