クラピアの4つの種類と各品種のメリットデメリットをご紹介!

クラピアは品種改良された植物で、初心者でも育てやすく人気のある植物です。

そんなクラピアは今も品種改良が続いており、色んな種類が近年開発されています。

今回は、クラピアの種類とそれぞれの特徴やメリット・デメリットなどをご説明したいと思います。

クラピアの種類1 K5

K5の特徴

クラピアの中で最も人気のある品種がクラピアK5です。

特徴としては、他のクラピアと比べて花の数が少ないということです。

開花期には小さな花を咲かせます。花の色は薄いピンクでとても可愛らしい印象がありますね。葉全体の形は楕円形をしているのも特徴的です。

K5のメリット

花が少ない分、植えると全体の印象は緑の芝生のようになります。「庭の状態を長く緑色を保たせたい」方にはK5がおすすめです。

また耐寒性も強いので寒い地域でも生育することが出来ます。耐病性にも優れており、病気にもなりにくいのも大きな魅力です。

K5のデメリット

デメリットとしてK5は生育が非常に早く、放っておくと横に繁殖し続けてしまうという点です。

放置しておくと土の部分が全てクラピアだらけになってしまうこともあります。花壇や畑などをしている人は特に注意しましょう。

定期的にとまではいかなくても「繁殖しすぎているな」と感じたらカットしてあげてください。

クラピアの種類2 K7

K7の特徴

こちらは最も新しく開発された品種です。

K7はS1の品種から選び抜かれた選抜種で、こちらもK5と同様に一株当たりの花の数は少ないです。開花期は白い花を咲かせ、葉全体の形は楕円形をしています。

大きな特徴として、他のクラピアは花の部分が伸びるのですが、K7は花の背丈が短いです。つまり葉と同じくらいの背丈までしか生長しないので葉と花のバランスが整えやすいです。

K7のメリット

花の数が極端に少ないので緑をメインとしたい方にぴったりです。花が少ないということはミツバチが来ることも減るので安全性が高まりました。

そして、最大のメリットはK5よりも更に耐病性が向上したことです。景観の見栄えを良くさせることだけでなく、耐病性も向上させたので非常にバランスの取れた植物になります。

また、どのクラピアよりも茎が茶色に変色しにくいので緑の時期が長く保つことが出来ます。

K7のデメリット

花が少ない分、花を楽しみたい方には少し物足りなさを感じるでしょう。基本的には芝生のような用途で使用する人が多いようです。

また、最新の品種なので一番価格が高いのがデメリットの一つです。

費用をなるべく抑えたいのであればK7を2、3株と植栽シートを購入して、K7が生えてきたら少し切り取って更に生育させると良いでしょう。

クラピアの種類3 S1

S1の特徴

S1は唯一在来種であるイワダレソウ同士を品種改良したものです。改良在来種と呼ばれる品種になります。

花は、咲き始めには黄色い花を咲かせ、開花期には白い花を咲かせます。

K7よりも花の数が多いのも特徴の一つです。葉全体の形は倒卵形をしています。

S1のメリット

他のクラピアより花を多く咲かせるので、緑と花のコントラストが美しい見た目になります。また生長速度が非常に早いので植えたらみるみるうちに生長していきます。

S1のデメリット

クラピアは虫に好かれる植物のようです。S1は他のクラピアに比べて花がたくさん咲くため、ミツバチが来やすいのがデメリットになります。

ミツバチなので刺すことはないですが、虫自体が苦手な人は控えた方が良いでしょう。対処法として防虫剤を撒くか、庭に出る時に虫よけスプレーをしましょう。

稀に放置しすぎて白アリが発生したこともあるそうです。

もう一つのデメリットは、花の時期が終わると枯れて茶色になり見栄えが悪くなります。

クラピアの種類4 S2

S2の特徴

在来種のイワダレソウとヒメイワダレソウを組み合わせた交雑種です。

基本的にS1とS2はほとんど似ている特徴を持っています。

お店の人に聞いてもS1とセットで説明をされることがほとんどだそうです。

しかし、違いをあえて言うのであれば、S1と比べると成長速度は遅く、開花期には濃い紫色の花をたくさん咲かせることが特徴的な植物です。

また花の背丈がS1と比べて少し長く生長します。葉の形も同じ倒卵形ですが、少し幅が広めです。

S2のメリット

こちらもS1と同様でたくさん花を咲かせますので、緑と花の絨毯が芝生よりも早いスピードで生育します。見栄えも美しい紫の花を咲かせます。

S2のデメリット

S1と比べると多少の違いですが、S2の方が枯れるのが早いです。また草の丈も長くなりがちなので、こまめに刈込みや踏みつけをしてメンテナンスをする必要があります。

クラピアの中では最も生育が遅いのも「早く育ってほしい」と望むのでしたらデメリットかもしれませんね。S1と同様ですが、ミツバチも来ますので注意しましょう。

以上がクラピアの種類となります。

クラピアのそもそものメリットデメリットを知りたい方は次の記事が参考になります。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はクラピアの種類について説明しました。

「クラピアの4種類からどれを選ぶか?」

ということで悩んでいる方に一つおすすめの決め方があります。

それは「花の色・数で決めてみる」ということです。

どのクラピアも基本的には非常に丈夫で育てやすいです。なので、花をつけたい方はS1、S2を選び、芝生の代用として緑の景観を保ちたい方はK5、K7を選ぶと良いでしょう。

また、どちらも併用して植えるのもおススメです。例えばS1、S2をどちらも植えて白と紫の花に緑の葉のカーペットのような景観にするのも美しいですよ。

ご家庭の庭の用途や目的に合わせてクラピアをうまく取り入れてみましょう。

クラピアはまだまだ研究が続いている品種です。まだ発売はされていませんがクラピアK9という品種もあるそうです。今後もますますガーデンニングをする方のニーズに合った品種が誕生しそうで楽しみですね。

今回の記事が少しでもあなたの役に立つことを願っています。是非参考にしてみてくださいね。

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ABOUT US
西原 智
西原造園の代表で職人歴10年の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。