【グランドカバー】おすすめ6つの植物!雑草対策にも効果あり!

こんにちは、奈良県の造園業者の西原造園の西原智です。

グランドカバーは手入れも簡単で、庭を作る初心者の方でもすぐに取り入れられる便利な植物です。

とはいえ、グランドカバーにも種類がたくさんあり、取り入れる目的もそれぞれ違います。

種類が多いと、自分のお庭にはどんなグランドカバーが合うのか迷ってしまいますよね。

そこで、今回は、雑草対策を目的としてグランドカバーを考えている方におすすめの植物を、6つほどご紹介していきたいと思います。

どれにしようか悩んでいる方は是非とも参考にしてみてくださいね。

雑草対策に効果的なグランドカバーを選ぶ3つのポイント

数あるグランドカバーの中でも、どんな植物が雑草対策に効果があるのでしょうか?

そのポイントを3つご説明します。

ポイント1 密度が高い

草と草の密度が高ければ高いほど、雑草が下から生えにくくなります。雑草が生えるスペースをなくすことが雑草対策に適していると言えるでしょう。

ポイント2 横に広がっていく

地面を覆えば覆うほど雑草は生えにくくなることから、地面から低い位置で横にドンドン広がっていく植物が適しています。

こういうタイプの植物の特徴は茎が横に広がるか、根が横に伸びていきます。

一株でどれほど広がるかは植物によって様々なので、一株でどれくらいの広さを覆ってくれるのかをある程度想定して植えていく必要があります。

ポイント3 繁殖力が強い

3つ目は繁殖力が強い植物だということです。雑草は本当に強い植物たちなので、どんな場所にでも生えてきます。

雑草によってはグランドカバーの上から伸びてくるものもあります。

なので、雑草に匹敵するくらい強い植物である必要があり、尚且つ雑草の繁殖力よりも早い成長スピードであることが求められます。

以上が雑草対策に効果的なグランドカバーを選ぶ3つのポイントです。

では、具体的にどんなグランドカバーがあるのでしょうか?

グランドカバーをご紹介すると共に、それぞれの特徴とメリット、デメリットをご紹介します。

グランドカバーにおすすめの植物6選!雑草対策にも効果的!

1 芝生

人工芝

雑草を制するグランドカバーの代表と言えばやはり芝生です。

芝生の種類は大きく分けて2つあり、高麗芝と西洋芝があります。

日本では高麗芝がポピュラーで、ホームセンターなどに売っているマット型の芝生はほぼ高麗芝です。

芝生のメリット

密度が高く、横にも広がりながら生えてくれるオールマイティな植物です。

もし、すき間から雑草が生えてもすぐに見分けがついて処理がしやすいです。

また、DIYでも簡単に敷くことができ、失敗しても簡単に張り替えられることができます。

また芝生特有のツヤのある緑は見栄えが良く、裸足でも安全に過ごせるメリットがあります。

芝生の根がほどよいクッションにもなるので、お子様を安心して遊ばせることができます。

芝生のデメリット

芝生で一番のデメリットは、やはり管理が大変なことです。

放っておくと横にも縦にも伸びていきます。

なので、芝生が成長する時期(夏頃)は頻繁に芝刈りをする必要がでてきます。

手入れを楽にするには、やはり芝刈り機を持っておくと非常に楽に管理ができます。

また、最近では伸びにくく、管理の手間がほとんどいらないTM9という芝生も販売されています。管理のいらない芝生が欲しいという方にはおすすめです。

TM9については次の記事を参考にしてみてくださいね。

とはいえ、グランドカバーの中でもこまめな手入れが必要な植物だと言えるでしょう。

横に伸びて欲しくない場所にはレンガなどで地面に根を生やさないように対策をしておきましょう。

2 ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウの特徴は、草丈は5~15センチほどなので、比較的背が高くなりにくい植物です。

開花する時期があり、小さな白やピンクの花をたくさん咲かせる特徴があります。繁殖力も強いので雑草対策にも適しています。

ヒメイワダレソウのメリット

大きなメリットの一つに害虫などに食べられにくい植物です。

花は咲きますが、実がつかないので害虫が来ないです。また、寒さにも暑さにも強いことも魅力の一つです。日当たりと水はけが良い場所であれば放っておいてもそのまま育ちます。

そのため、初心者でも枯らさずに繁殖させることが可能です。

ヒメイワダレソウのデメリット

デメリットは、冬枯れをすることです。

冬枯れをした時のヒメイワダレソウは、一面が茶色で埋め尽くされてしまいます。ようするに非常に見た目が悪くなります。

また、ヒメイワダレソウはしっかりと温かい時期ではないと根付きにくいということもあります。

寒い時期だと新芽が出ないので植える時期には注意が必要です。新芽が出たらドンドン広がってくるのでそれまではよく生育の観察しておく方が良いでしょう。

3 クラピア

クラピアとは近年、芝生の代用として注目されているグランドカバーです。

イワダレソウという在来種を品種改良した植物で、成長速度が非常に早いことが大きな特徴です。

先にご紹介したヒメイワダレソウに姿かたちはそっくりです。

クラピアにも種類が4つあり、クラピアS1、S2、K5、K7といった名称で販売されています。

ちなみに、この中で一番人気なのがクラピアK5という品種です。

クラピアのメリット

まず大きな特徴である成長が早いので、すぐに横に広がっていきます。しかも踏まれても強いので、広い庭などに適している植物です。

そして、草の背が一定以上高くならないので手入れが簡単です。

日光と水、土の栄養だけで育つので肥料いらずという利点もあります。クラピアは緑だけではなく、小さな花も付けます。

色は品種によって異なりますが、どれも見た目も可愛らしく景観が華やかになります。

クラピアのデメリット

水はけが悪い土だと蒸れてしまい、クラピアが病気になってしまうことがあります。

同じ植物同士だと病気がドンドン広がるので早めに見つけて、病気になっている場所を除去する必要があります。

また、メリットである「成長の早さ」が仇になってしまい、自分の想定している場所ではないところまで生えてしまう恐れもあります。

レンガやブロックなどを乗り越えてくることもあるので、壁際などの手入れも入念にしましょう。

ちなみに、クラピアもヒメイワダレソウ同様、冬枯れをするので、お庭一面が茶色で埋め尽くされるので、冬は見た目がいまいちになります。

4 ワイルドストロベリー

バラ科で常緑の多年草です。名前の通りとても丈夫で、イチゴの野生種でハーブとしても育てられます。葉っぱも明るい緑色で春頃になると白い花を咲かせます。

ワイルドストロベリーのメリット

寒いところでも暑いところでも枯れない強い生命力を持つ植物です。

また、繁殖力も強いので一株でドンドン広がっていきます。なので、まずは一株から始めてみることをおススメします。

そしてこの植物のメリットは抜くのが楽であることです。つまり管理が楽ということです。

余計なところまで生えてきても根が浅いのですぐに抜いて庭を整えることが出来ます。

ワイルドストロベリーのデメリット

ワイルドストロベリーは、日当たりの良い場所の方が好まれます。

日陰だとうまく生育されない心配があります。それでも一度生育すると広がっていくので、最初の植える環境だけしっかりと観察してから植えるようにしましょう。

5 シロツメクサ

クローバーの名称でも知られており、公園や道端にでもよく生えている馴染みのある植物です。最近はそれをグランドカバーとして扱われることも増えてきています。

シロツメクサのメリット

葉っぱがクローバーの形なので非常に可愛らしい印象がでる植物です。

踏まれても強いですし、むしろそれのおかげで四つ葉のクローバーが生育されるのです。

お子さんがいるご家庭でしたら、クローバーが広がる庭で四つ葉探しなどもできます。

また、春頃は白の花を咲かせます。よく冠を作っていたあの花です。雑草対策にも適していていますし、庭が公園のように遊べるメリットがあります。

シロツメクサのデメリット

猛暑の地域には向かない植物です。

なので、夏場の直射日光がガッツリ当たる場所には生育しにくいです。また、他のグランドカバーに比べると少しすき間が広いので上から雑草が伸びてくる時もあります。

6 ミント

ハーブの中でも非常に丈夫な植物です。

初心者にでも簡単に育てられる植物で、日陰でもよく生育することができます。ハーブとしてもグランドカバーとしても使える一石二鳥の植物です。

ミントのメリット

ミントの最大のメリットは、ミント特有の香りです。

ミントの爽やかな香りはアロマにもなりますし、害虫を寄せ付けない天然の防虫対策にもなります。踏んだりするとちぎったりすると香りも強くなります。

庭のガーデニングも兼ねて取り入れても良いでしょう。また、たくさん生えてきたらハーブを料理やお茶としても活用できます。

ミントのデメリット

ミントのデメリットは、繁殖力が非常に強いことです。

種類によっては香りが強烈なものであったり、縦に伸びたりすることです。

放っておくとドンドン広がったり伸びたりするので、地面だけでなく壁などにも生長してしまう恐れがあります。

広い面積で生やすのにはおススメですが、少しだけでしたら繁殖しすぎるかもしれません。

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まとめ

今回は雑草対策におすすめのグランドカバーについてお話しました。

まず、雑草対策に適したグランドカバーとは草同士の密度が高く、横に広がる植物が良いということを説明しました。

そして、繁殖力が強いことも重要なポイントであることを説明しました。

次に、その3つの特性を持った、おすすめのグランドカバーを6つご紹介しましたね。

どのグランドカバーもそれぞれ特徴や景観が違いますので、自分の庭に合った種類のものを選んでみてくださいね。

今回は、昔からある芝生から最新のクラピアなどを紹介しましたが、まだまだたくさんのグランドカバーがあります。また目的や用途によっても種類が異なりますので、是非参考にしてみてください。

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ABOUT US
西原 智
西原造園の代表で職人歴10年の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。