チガヤの駆除は、すべての環境で同じ方法が正解になるわけではありません。
戸建ての庭や駐車場、芝生など、植栽の有無や敷地の状況によって、除草剤を選ぶべきか、防草シートや手作業で根を掘り取るべきか、判断が大きく分かれます。
特に、芝生の中に生えたチガヤや、犬走りなど狭い隙間に広がったチガヤに対して、表面的な草刈りや強い除草剤の使用だけで済ませようとすると、芝を枯らしてしまったり、地下茎が残ってすぐに再発したりと後悔しやすいです。
そこでこの記事では、チガヤ駆除の向くケース・向かないケース、環境別の判断基準、再発を防ぐための根本対策について解説します。
この記事を読むと以下のことがわかります:
- チガヤの特性と再発しやすい理由
- 庭や芝生など状況に合わせた適切な駆除方法
- 除草剤の選び方と効果的な使用時期
- 再発を防ぐための防草シートや下地処理のポイント
- DIYでできる範囲と業者に依頼すべきかの見極め

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人
奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。
これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。
本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。
奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。
チガヤの特徴と広がり方
チガヤが他の雑草と異なり、何度抜いても生えてくるのには特有の理由があります。
このセクションでは、チガヤの厄介な繁殖の仕組みや、芝生など特定の環境で特に勢力を拡大しやすい背景について、現場での実態を交えながら解説します。まずは敵の特性を知ることが、根本解決への第一歩となります。
チガヤは地下茎と種子で増える雑草
チガヤの駆除が難しい最大の理由は、地上部だけでなく地下に広がる「根茎(地下茎)」で旺盛に繁殖する特性にあります 。
表面の草だけをきれいに刈り取ったはずなのに、翌月にはまた同じ場所から青々と芽を出しているケースをよく目にします。
実は、チガヤは株全体のうち約40〜50%を地下茎が占めており、地上部がなくなっても再生するための養分を地中にため込んでいます。
さらに、春から初夏にかけては、風で飛ぶ綿毛のような種を1つの穂に500粒以上つけ、空き地や土がむき出しの場所に次々と広がっていきます。
また、チガヤの地下茎は1年で1株あたり合計約12mにも伸びるというデータがあります。
つまり、見えている範囲だけを処理しても、すでに地中では見えないところまで広がっていることが少なくありません。そのため、一時しのぎの対処ではなく、この地下茎をどう弱らせるか、あるいはどう断ち切るかが重要になります。

芝生でチガヤが広がりやすい理由
庭に芝生を張っているご家庭から、「芝生の中にチガヤが入り込んで困っている」というご相談を非常によく受けます。
チガヤは、草刈りや人の出入りなどで地面が乱れた場所に入り込みやすい性質があります。そのため、定期的に刈り込む芝生は、チガヤにとって広がりやすい環境になりやすいです。
厄介なのは、チガヤを駆除したくても、芝生は残さなければならない点です。
一般的な強い除草剤をそのまま撒くと、チガヤだけでなく芝生まで一緒に枯れてしまいます。芝を刈れば種が飛ぶのはある程度防げますが、地中の地下茎までは止められないため、どうしても長期戦になりやすいです。
このように芝生の中に生えたチガヤには、芝の種類や状態に合わせて方法を分けて対処する必要があります。たとえば日本芝なら、芝生用の薬剤でチガヤの伸びをしばらく抑えながら、まとまって生えている部分は根を掘り取るといった進め方が現実的です。
チガヤを草刈りしても再発しやすい理由
「とりあえず草刈り機で短く刈っておけば大丈夫だろう」と考える方は多いですが、チガヤの駆除においては草刈りだけでは根絶に至りません。チガヤは刈り払い後の再生力が非常に強く、地上部を失ってもすぐに地下茎から新しい芽を出して復活します 。
実際の現場でも、刈るだけの管理を続けている空き地やのり面では、少しずつチガヤの量が増え、かえって一面に広がってしまうことがあります。繰り返し刈ることで、チガヤの勢いをある程度弱めたり、穂をつけさせず種を飛ばしにくくしたりする効果は期待できますが、それだけでは不十分です。
そのため、草刈りはあくまで次の対策に進むための準備と考えることが大切です。
地上部を刈って場所を確認しやすくしたうえで、地下茎そのものを掘り取るか、適切な時期に除草剤を使って地中まで弱らせるかなど、いくつかの方法を組み合わせて進める必要があります。
チガヤを駆除する方法
チガヤの駆除には、大きく分けて「手作業による物理的除去」と「除草剤による化学的防除」があります。
敷地の広さや周辺の植栽状況によって、どれを選ぶべきか正解が異なります。ここでは、それぞれの方法のメリットや、どのような条件下でその対策が効果を発揮するのか、具体的な判断軸を解説します。
| 方法 | 主な目的 | 向くケース | 向かないケース | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 刈り取り・抜き取り | 勢いを落とす | 狭い場所、初期対応 | 根絶目的のみで使う場合 | 地下茎が残ると再発しやすい |
| 掘り取り | 地下茎ごと除去 | 小面積、侵入初期 | 広範囲、土が固い場所 | 少し広め・深めに掘る |
| 茎葉処理型除草剤 | 地下部まで弱らせる | 広範囲、掘りにくい場所 | 残したい植物の近く | 周囲の植物も枯らす |
| 芝生用の対処 | 芝を残しつつ抑制 | 日本芝の中のチガヤ | 西洋芝 | 芝の種類確認が必要 |
| 防草シート | 再発防止 | 駆除後の裸地 | 下地未処理のまま施工 | 地下茎除去と整地が前提 |
チガヤの駆除は刈り取り・抜き取りで勢いを落とす
チガヤの駆除を始める際、まず初期対応として有効なのが刈り取りや抜き取りです。
ただし、先ほども触れたように、これらはチガヤを完全に根絶するためのものではなく、「株の勢いを落とす」ための工程だと割り切ることが大切です 。
たとえば、狭い犬走りや植木まわりのすき間など、機械や除草剤を使いにくい場所では、手で刈ったり抜いたりする方法が安全です。
土がやわらかく、まだ広がりが小さい段階なら、地下茎ごとある程度取り除けることもあります。しかし、無理に引き抜いて地下茎が土の中で切れてしまうと、そこからまた生えてくるため注意が必要です。
また、後から茎葉処理型の除草剤を使おうと考えている場合は、葉の面積が残っていないと薬の成分を吸収できません。そのため、「薬剤を使う予定があるなら、あえて短く刈りすぎない」といった、次の工程を見据えた高さの調整が必要になります 。
チガヤの根・地下茎は小面積のうちに掘り取る
チガヤが庭の隅などに侵入してきたばかりの「小面積」の段階であれば、スコップなどで地下茎ごと掘り取ってしまうのが最も確実で最短の駆除方法です。
チガヤの地下茎は1年で約12mも伸びることがあるため、まだ一部にとどまっているうちに掘り取ってしまうことが、後々の手間や費用を減らすポイントになります。
この掘り取り作業でよくある失敗が、地下茎の取り残しです。チガヤの地下茎は、途中で切れたり土を動かしたりすると、小さく残った部分からでもまた芽を出しやすい性質があります。
そのため、地表に見えている部分だけを掘るのではなく、そのまわりも少し広めに、土ごと深く掘り起こすことが大切です。

地下でつながっている根をしっかり取り切るつもりで、慎重に作業する必要があります。
また、掘り起こした土や地下茎をそのまま庭に置いておくと、再び根付くおそれがあります。必ず袋に詰めて持ち出し、処分まで含めて進めることが大切です。
チガヤの除草剤はグリホサート系などで地下部まで弱らせる
チガヤが広い範囲に広がってしまった場合や、地面が固くて掘り起こしにくい場合は、葉や茎から吸収させて地下茎まで効かせるタイプの除草剤が有効です。
特にグリホサート系の除草剤は、葉や茎にかかった成分が株全体に広がり、厄介な地下茎まで弱らせやすいのが特徴です。
実際の現場でも、長年チガヤに悩まされていた場所で、休眠に入る前の夏の終わりから秋にかけてこのタイプの除草剤を使ったところ、翌年の発生をかなり抑えられたケースが多くあります。
ただし、グリホサート系の除草剤は、かかった植物を選ばず枯らしてしまいます。そのため、庭木や草花、家庭菜園の近くで使う場合は特に注意が必要です。風のない日に作業し、飛び散りにくい道具を使うなど、まわりの植物にかからないよう十分に気をつけてください。
芝生のチガヤ駆除は方法を分けて対処する
芝生の中に侵入したチガヤの駆除は、最も神経を使う場面の一つです。「芝生を残したままチガヤだけを枯らしたい」というご要望が多いのですが、先述の通り、強力な非選択性除草剤を全面に撒くことは基本的にできません 。
日本芝(高麗芝など)の場合は、まず芝生用の除草剤を使って、チガヤの伸びを抑えながら勢いを弱めていく方法が現実的です。これにより、2〜3か月ほどチガヤの成長を抑えつつ、芝生の状態も保ちやすくなります。
一方で、西洋芝の場合は、こうした芝生用の薬剤でも傷みやすいため、基本的には使わない方が安心です。
このような場合は、手間はかかっても、チガヤがまとまって生えている部分を一つずつ掘り取る方法が現実的です。状態がひどいときは、その部分の芝生をはがして土ごと入れ替える方法を検討した方が確実です。

チガヤに使う除草剤の考え方
チガヤの除草剤選びでは、「今生えている草を枯らす」のか、「次の発生を防ぐ」のかで選ぶべき薬が異なります。
現場でも、粒剤を撒いたのに今ある草が枯れないという失敗をよく見かけます。ここでは、液剤と粒剤の除草剤の役割の違いや、地下部まで効かせるための散布の考え方、繰り返し処理が必要な理由を解説します。

| 種類 | 目的 | 効かせ方 | 向くタイミング | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 茎葉処理型(液体) | 今生えているチガヤを枯らす | 葉や茎から吸収 | 発生中 | 早く枯れるだけでは地下茎に不十分な場合あり |
| 土壌処理型(粒剤) | 再発を防ぐ | 土の表面に効き目の層を作る | 駆除後・生える前 | 今ある大きな草を一度で枯らす用途ではない |
| 繰り返し散布 | 残存地下茎への対応 | 様子を見て追加 | 再発確認後 | すぐ連投せず使用間隔を守る |
今生えているチガヤの駆除は茎葉処理型(液体)の除草剤を使う
庭や駐車場で今生えているチガヤを枯らすには、葉や茎にかけて効かせる液体タイプの除草剤(茎葉処理型)を使うのが基本です。チガヤは地下茎で広がる雑草なので、地上部だけでなく、地中の根まで弱らせることが大切です。
実際の現場でも、まずはこの液体タイプの除草剤を使って、今生えているチガヤの勢いをしっかり落とすところから始めます。ただし、早く枯れるタイプの除草剤は、地上部には効きやすくても、地下茎までは十分に効かず、あとからまた生えてくることがあります。そのため、1回枯れたように見えても安心せず、数週間後に再発していないか確認することが大切です。
また、液体の除草剤は雨で流れたり、風で飛んだりしやすいため、使う日は天候にも注意が必要です。庭木や草花、隣の敷地にかからないよう、使い方や使用条件を守って慎重に作業してください。
チガヤ駆除後の再発防止には土壌処理型の除草剤(粒剤)を使う
液体タイプの除草剤で今生えているチガヤを枯らしたあと、更地になった庭や駐車場まわりで再発を防ぐには、粒タイプの除草剤(土壌処理型)を使う方法が効果的です。このタイプは、雑草が生える前や生え始めの段階で効かせるもので、土の表面に効き目の層をつくり、新しく生えてくる草を抑える役割があります。
実際の現場でも、すでに大きく育ったチガヤを一度で枯らすためではなく、その後の再発を防いで、長く草が生えにくい状態を保つ目的で使います。ただし、粒剤は撒いてすぐに効くわけではなく、土の中に成分がなじんで効き始めるまで、早くても7〜14日ほどかかります。
また、土がひどく乾いていると効きが遅くなることがあります。さらに、植木まわりや花壇の近く、井戸のそばなどでは、他の植物に影響が出るおそれもあるため、使う場所には十分な注意が必要です。
チガヤの駆除で除草剤を繰り返し散布する必要性
「強い除草剤を1回撒けば終わる」と思われがちですが、チガヤは1回の散布だけで完全になくすのが難しい雑草です。地上部が枯れても、地中の地下茎が少しでも残っていれば、また生えてきやすいためです。
そのため、チガヤの駆除は1回で終わらせるのではなく、何度か様子を見ながら対処していく前提で考えることが大切です。実際、最初の散布で安心せず、翌春まで再発を確認しているケースほど、結果的に手間や費用を抑えやすくなります。
なお、効いていないように見えても、すぐに続けて撒くのは避けてください。液体タイプも粒タイプも、効果がはっきり出るまでには7〜14日ほどかかることがあります。使用回数や間隔を守りながら、時間をおいて再点検し、必要な場合だけ追加で対処することが大切です。

チガヤの駆除でおすすめの除草剤
ホームセンターには多くの除草剤が並びますが、チガヤ駆除にはどれを選ぶべきか迷うはずです。ここでは、私の現場でも使用状況に応じて使い分ける代表的な除草剤の特徴を解説します。
芝生用、非農耕地用、速効性など、ご自身の庭や敷地の条件に合った薬剤選びの判断材料としてお役立てください。
| 製品名 | タイプ | 主な特徴 | 向く場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ラウンドアップマックスロード | 茎葉処理型 | 地下茎まで効かせやすい | 広い庭、空き地 | 芝生・庭木・草花も枯れる |
| サンフーロン液剤 | 茎葉処理型 | グリホサート系の後発品 | 駐車場まわり、広い未舗装地 | 周囲への飛散に注意 |
| ワンサイドP乳剤 | 茎葉処理型 | イネ科雑草に効きやすい | チガヤ対策 | 芝生も傷めるおそれ |
| ザクサ液剤 | 茎葉処理型 | 早く枯れ始めやすい | 見た目を早く整えたい場所 | 地下茎まで不十分な場合あり |
| バスタ液剤 | 茎葉処理型 | 比較的早く変化が出やすい | 地上部を早く抑えたい場所 | 再発確認が必要 |
| ネコソギトップF粒剤 | 土壌処理型 | 新しく出る草を抑える | 駆除後の再発防止 | 土が乾きすぎると効きにくい |
| フレノック粒剤10 | 土壌処理型 | 非農耕地向けの選択肢 | 今後植えない場所 | 使える場所が限られる |
| ナインG乳剤 | 茎葉処理型 | 日本芝で伸びを抑えやすい | 日本芝の中のチガヤ | 西洋芝は傷みやすい |
ラウンドアップマックスロード(茎葉処理型)
戸建ての広い庭や空き地で、チガヤを根までしっかり枯らしたい場合によく使われるのが、ラウンドアップマックスロードです。葉から成分を吸収して、地中の地下茎まで効かせやすいタイプの除草剤です。
チガヤのように地下茎で広がる雑草は、地上部だけでなく根まで弱らせることが重要です。そのため、休眠に入る前の夏の終わりから秋にかけて使うと、より効果を出しやすくなります。
ただし、この除草剤はチガヤだけを選んで枯らすものではありません。かかった植物は芝生や庭木、草花も含めて枯れてしまうため、使う場所には十分な注意が必要です。住宅地では、風のない日に作業し、飛び散りを防ぐ道具を使うなど、まわりに薬がかからないよう慎重に進めてください。
サンフーロン液剤(茎葉処理型)
サンフーロン液剤は、ラウンドアップと同じグリホサート系の後発品(ジェネリック農薬)として知られる除草剤です。
ラウンドアップと同じく、地上部だけでなく地下茎まで効かせることを目的とした除草剤なので、駐車場まわりの土の部分や広い未舗装の場所など、何度か対処が必要になりそうな場面でも使いやすいです。
ただし、チガヤのしつこい地下茎にしっかり効かせるには、使う時期が大切です。休眠に入る前の夏の終わりから秋にかけて使い、その後も再び生えてこないか確認しながら必要に応じて対処することが大切です。住宅地で使う場合は、まわりの植物や隣家にかからないよう注意し、使用場所や回数などの決まりも必ず守ってください。
ワンサイドP乳剤(茎葉処理型)
ワンサイドP乳剤は、イネ科の雑草に効きやすいタイプの除草剤です。チガヤの駆除に向いていますが、芝生のある庭では注意が必要です。
なぜなら、チガヤだけでなく芝生も同じイネ科の植物だからです。使い方を少しでも間違えると、枯らしたくない芝生まで傷めてしまうおそれがあります。
そのため、芝生の中で使う場合は、自己判断で散布しないことが大切です。使える芝の種類かどうかを必ず確認し、少しでも不安がある場合は、無理に薬剤を使わず手作業で掘り取る方法を選んだ方が安心です。
ザクサ液剤(茎葉処理型)
すぐに目の前の草を枯らしたいときに使われやすいのが、ザクサ液剤です。効き目が早く、散布後しばらくすると葉や茎が枯れ始めるのが特徴です。
ただし、チガヤの駆除では、この早く枯れる性質が逆に弱点になることがあります。地上部はすぐに枯れても、地中の地下茎まで十分に効かず、あとからまた生えてくることがあるためです。
そのため、ザクサ液剤を使った場合も、1回で終わるとは考えない方が安心です。数週間後に再び芽が出ていないか確認し、必要があれば追加で対処することが大切です。また、かかった植物を選ばず枯らすため、まわりに飛び散らないよう注意して使う必要があります。
バスタ液剤(茎葉処理型)
バスタ液剤も、ザクサ液剤と同じように、早く枯れやすいタイプの除草剤です。散布してから比較的短い期間で葉や茎に変化が出やすいため、見た目を早く整えたい場所では使いやすいです。
ただし、チガヤのように地下茎で広がる雑草には、地上部は枯らせても地中の根まで完全に止めきれないことがあります。そのため、使ったあとも再び生えてこないか確認しながら、継続して様子を見ることが大切です。
また、効き目が出るまで少し時間がかかるため、途中で効いていないと思って追加で撒いてしまうのは避けてください。住宅地で使う場合は、近くの植物や隣家に飛ばないよう注意して使う必要があります。
ネコソギトップF粒剤(土壌処理型)
チガヤを一度なくしたあと、再び生えにくくしたいときに使われるのがネコソギトップF粒剤です。土の表面に効き目の層をつくり、新しく出てくる雑草を抑えるタイプの除草剤です。
実際の現場でも、防草シートを敷きにくい駐車場まわりの土の部分や、砂利を敷く前の下処理として使うことがあります。すでに大きく育ったチガヤを枯らすためというより、その後の再発を防ぐ目的で使うのが基本です。
ただし、粒剤は土の水分を使って効くため、土が極端に乾いていると効きにくくなります。雨の前後を狙うか、必要に応じて水を与えることも大切です。また、土の中で成分が広がるため、庭木の近くや井戸のまわりなどでは特に慎重に使う必要があります。
フレノック粒剤10(土壌処理型・非農耕地向け)

家の裏の通路や、土のままにしている駐車スペースなど、これから先も植物を植える予定がない場所では、フレノック粒剤10のような粒タイプの除草剤が選択肢になります。特に、チガヤのようにしつこく広がるイネ科の雑草対策で使われることがあります。
このタイプは、今ある草を枯らすというより、その後の発生を強く抑える目的で使うものです。その分、効き目が強く、使える場所が限られる点には注意が必要です。
一般の庭でも、花壇や家庭菜園、大切な庭木の近くでは使いにくい場合があります。そのため、「ここは今後も何も植えない」とはっきり決まっている犬走りや境界沿いなどに限って使い、使用前には必ず製品ラベルで使える場所を確認することが大切です。
芝生に生えたチガヤを抑制する除草剤|ナインG乳剤(茎葉処理型)
日本芝(高麗芝など)の景観をできるだけ残しながら、入り込んだチガヤを抑えたいときに使われるのがナインG乳剤です。芝生を枯らさずに、チガヤのようなイネ科の雑草の勢いを弱める目的で使われます。
この薬剤で大切なのは、チガヤを一度で完全になくすというより、2〜3か月ほど伸びを抑えて管理しやすくする点です。実際の現場でも、まずはこの薬でチガヤの勢いを弱め、その間にまとまって生えている部分を手で掘り取っていく進め方が現実的です。
ただし、西洋芝では傷みが出やすいため注意が必要です。芝の種類がはっきりしない庭や、雨で薬剤が流れやすい場所では、無理に使わず手作業で対処する方が安全なこともあります。
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チガヤ駆除に適した時期と進め方
私の現場経験上、チガヤ駆除はやみくもに行うより、季節に合わせた計画を立てる方が確実に根絶へ近づきます。
面積が小さいうちの初期対応や、除草剤が最も効く秋の活用など、時期別のアプローチが不可欠です。ここでは、作業の無駄を省き効率よく進めるための最適なスケジュールと手順について解説します。
| 時期・段階 | 主な対応 | 目的 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 小面積の初期段階 | 刈り取り・掘り取り | 広がる前に抑える | 地下茎を残さない |
| 夏の終わり〜秋の初め | 移行性除草剤の散布 | 地下茎まで弱らせる | 休眠前を狙う |
| 3〜5月ごろ | 土壌処理型粒剤の散布 | 生え始め前の予防 | 予防用途として使う |
| 散布後2週間 | 初期の効き目を確認 | 早すぎる誤判定を防ぐ | すぐに追加散布しない |
| 散布後4週間 | 再生の有無を確認 | 追加処理の要否判断 | 地下茎からの再発を見る |
チガヤの除草剤は夏の終わり〜秋の初めが効かせやすい
チガヤに対してグリホサート系などの移行性除草剤を使う場合、最も効果を引き出せるのは「休眠に入る前」、つまり晩夏(9月頃)から秋の初めにかけての時期です。
地下茎で冬を越す多年生雑草は、この時期に葉で作った養分を地下部へ一気に送り込みます。この養分の流れに薬剤の成分を乗せることで、根の深くまで確実にダメージを与えることができるからです。

実際のある研究でも、秋にグリホサート処理を行った場合、翌年の発生が著しく抑えられたというデータがあります。春先に焦って全面散布してしまうと、まだ地下茎への移行が弱く、かえって大切な植栽や芝生を傷めるリスクだけが高まります。「今やるべきは面積抑制の草刈りか、それとも秋を待って薬剤を使うか」を見極めることが、無駄な散布を防ぎます。
また、予防策として、3月から5月の春ごろの雑草が生え始めるまえに、ネコソギなどの土壌処理型(粒剤)を散布しておくことで、雑草がはえてくるのをかなり抑えることができます。草取りの頻度を下げたい人は、粒剤を春先に撒いておくとよいでしょう。
チガヤを除草・駆除するなら、刈り取り・掘り取りを小面積のうちに始める
庭の一角や駐車場の隙間にチガヤを発見したら、被害が「小面積」のうちに刈り取りや掘り取りを始めるのが鉄則です。
先ほども触れたように、チガヤの地下茎は1年で個体当たり約12mも伸びるほどの凄まじい増殖力を持っています。初期対応を怠ると、あっという間に地下茎のネットワークが広がり、手作業では到底追いつかなくなります。
小さい範囲にとどまっている段階なら、部分的に掘り取ることで抑えられる可能性があります。ただし、スコップで掘るときは、地下茎が途中で切れて土の中に残らないよう、見えている部分より少し広めに、深さを意識して掘ることが大切です。
外構工事を伴う場合は、掘り出した根や土をどう処分するかも先に決めておくと、「掘ったのに処分できない」という失敗を防ぎやすくなります。
チガヤ駆除後は追加処理が必要かを2〜4週間後に確認する
除草剤を散布した後は、すぐに効果を判定せず、2〜4週間後に必ず再発の有無を確認する工程を設けてください。
実際、「撒いたのに枯れない」とおっしゃるお客様の大半は、効果が出る前の早すぎるタイミングで判断してしまっています。
たとえば、土壌処理型の粒剤は土に浸透して効き始めるまでに7〜14日程度かかることが多く、液剤のバスタでも完全に枯殺するまでに7〜14日を要します。
そのため、「2週間でまずは初期の効き目を判定し、4週間後に地下茎からの再生がないか(追加手当が必要か)を判断する」というサイクルを基本にしてください。安易な連投は薬剤の過剰使用につながり、周囲の植物への薬害リスクを高めるだけです。

チガヤの再発を防ぐ対策
せっかくチガヤを駆除しても、土が露出したままでは再び種子が飛んできたり、取り残した地下茎から再発したりするリスクが常に付きまといます。
ここでは、今後の草取りの手間を根本からなくすための、防草シートの活用法や、砂利・花壇周りでの下地処理の重要性について、現場の施工基準を交えて解説します。
チガヤ駆除後の防草シートは再発防止に有効
チガヤの地上部や地下茎をある程度処理したあと、再び生えにくくする方法として効果的なのが防草シートです。庭や犬走りなど、土が見えている場所では特に効果を発揮しやすいです。
ただし、チガヤのように地下茎でしつこく広がる雑草は、ただシートを敷くだけでは不十分です。あとから突き破ってきたり、すき間から芽を出したりしないよう、敷く前に地下茎をできるだけ取り除き、地面をきれいに整えておくことが大切です。
砂利下や花壇はチガヤ対策として下地処理を行う
庭に砂利を敷いて雑草対策をする場合は、防草シートと十分な厚みの砂利を組み合わせるのが基本です。
特に大切なのは、敷く前の下準備です。地面の凸凹をならし、枯れ葉やゴミを取り除いておかないと、わずかなすき間からチガヤがまた出てきやすくなります。
DIYで防草シートの上に砂利を敷く場合は、厚さ3cmほどを目安にしておくと安心です。厚みが足りないと防草シートが見えやすくなり、傷みやすくなります。
また、砂利は雨で流れたり、歩くうちに端へ寄ったりすることがあります。そのため、見切り材やレンガなどで端をしっかり押さえておくと、きれいな状態を長く保ちやすくなります。
端部・継ぎ目・植栽まわりは地下茎の再発を重点的に点検する
防草シートや砂利をきれいに施工しても、チガヤが再び出やすい場所があります。特に注意したいのは、防草シートの端、継ぎ目、ブロック塀のきわ、植木の根元など、すき間ができやすい場所です。
チガヤは地下茎で横に広がるため、こうしたわずかなすき間を見つけて芽を出してきます。そのため、施工後の点検では庭の真ん中よりも、外周や境界沿いを中心に見ていくことが大切です。

特に隣地との境目は要注意です。放っておくと地下でつながって相手側にまで広がることがあるため、定期的に確認して早めに対処することが大切です。
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ここまで一般的な方法や原因・選び方などを解説してきましたが、ここに書いてある方法が、あなたのお庭にとってはむしろ逆効果(悪手)になるケースもあります。
間違った方法を選んでしまい、数年後にやり直すことになるケースは後を絶ちません。
そこで「自分の庭の場合はどう判断すればいいのか?」 気になる方は、こちらの「【奈良県限定】現地確認による診断」のページを確認してみてください。
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状況に合わせたチガヤ駆除方法
チガヤ対策は、庭の広さ、芝生の有無、お子様やペットの存在、そして作業に割ける時間と体力によって、選ぶべき最適解が変わります。ここでは、「DIYで対処できる範囲」と「施工や業者依頼が必要なレベル」の線引きを明確にし、ご自身の生活スタイルや敷地条件に合った駆除の進め方と判断基準を解説します。

| 状況 | 主な進め方 | DIY/業者の目安 | 費用の目安 | 判断ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 小面積で局所的 | 除草剤+再点検+掘り取り | DIY向き | 草刈り依頼は1㎡あたり150〜500円程度 | 体力・時間に余裕があるか |
| 子どもや犬が使う庭 | 根の除去後、防草シート+人工芝 | 施工向き | 防草シート1,335〜1,848円/㎡、人工芝施工費4,000円/㎡〜 | 薬剤不安を減らしたいか |
| 広範囲で再発を繰り返す | 掘削して地下茎ごと除去 | 業者向き | 砂利仕上げは5,000〜10,000円/㎡ | DIYの限界を超えているか |
小面積のチガヤ駆除は、除草剤を使ってDIYで早めに対処する
チガヤの発生がまだ局所的で、体力や時間に余裕がある場合は、DIYでの除草剤散布と手作業の組み合わせが最もコストを抑えられる方法です。
目安として、業者に草刈りを依頼すると1㎡あたり150〜500円程度の費用がかかりますが、小面積であれば自分で十分に管理可能です。
作業のコツは、「局所的な茎葉処理剤の塗布・散布」→「2〜4週間後の再点検」→「残った根茎の掘り取り」というサイクルを回すことです。
ただし、住宅地に隣接した環境や、近くに井戸、家庭菜園がある場合は注意が必要です。風向きに配慮し、周囲の植物に薬液が飛ばないよう養生を徹底するなど、ご近所への説明と配慮ができることがDIYで除草剤を扱う最低条件となります。
子どもや犬が使う庭は、チガヤ駆除後に防草シートと人工芝を施工する
小さなお子様が遊んだり、犬が走り回ったりするメインの庭では、「強い除草剤を何度も撒くのは不安」という声が非常に多いです。
また、学校や公園が近い環境でも、農薬の飛散(ドリフト)を防ぐために「散布しない管理」が公的にも推奨されています。このようなケースでは、薬剤の不安をなくすために、物理的な施工へ切り替えるのが最善の選択です。
具体的には、チガヤの根をできる限り掘り取って整地した後、防草シートを敷き詰め、その上に人工芝を施工します。
公共の防草シート設置単価は1,335〜1,848円/㎡、人工芝の施工費は材料費別で4,000円/㎡〜が目安となります。初期費用はかかりますが、薬剤散布の心理的ストレスから解放され、年間を通してお子様やペットが安全に遊べる快適な空間を維持できます。
広範囲で再発するチガヤは、掘削して地下茎ごと除去する
チガヤが敷地の広範囲に蔓延し、何度も草刈りや薬剤散布を繰り返しているのに一向に減らない場合は、DIYの限界を超えているサインです。
地下茎のネットワークが複雑に絡み合っている状態では、表面的な対処では終わらず、かえって薬剤代や労力の「再発コスト」が積み重なっていきます。
このような重症化したケースでは、重機などを入れて土ごと深く掘削し、地下茎を根こそぎ除去する根本工事に切り替えるべきです。
その後、防草シートと砂利(業者相場:5,000〜10,000円/㎡)などで表面を仕上げて再発を断ちます。
注意点として、大量の土や根茎の処分が発生するため、見積もりの段階で「一般廃棄物になるか産業廃棄物になるか」の区分と処分ルートを業者に明確に示させることが、後々のトラブル回避につながります。
チガヤ駆除で失敗しやすい注意点
チガヤの駆除では、良かれと思ってやった手軽な方法が、かえって事態を悪化させたり、周囲の環境やご近所関係に取り返しのつかないダメージを与えたりすることがあります。ここでは、現場でよく見かける「やってはいけないNG行動」と、その理由について詳しく解説します。
| NG行動 | 起こりやすい問題 | 理由 | 回避策 |
|---|---|---|---|
| 刈るだけで終わらせる | すぐ再発する | 地下茎が残るため | 掘り取りや除草剤と組み合わせる |
| 熱湯で駆除する | 根絶しにくい | 地中深くまで届きにくい | 根や地下茎への対処を優先する |
| 塩で駆除する | 土壌環境が悪化する | 塩分が残留する | 選択肢から外す |
| 風のある日に除草剤を散布する | 周囲の植物への被害 | 薬液が飛散する | 風を確認し飛散防止を行う |
| 境界沿いで無理に散布する | 近隣トラブル | 隣地へ飛散しやすい | 手作業や物理対策へ切り替える |
チガヤは刈るだけの駆除で終わらせない
「面倒だからとりあえず草刈り機で短くしておこう」という対応は、チガヤに対しては最も避けるべき失敗の一つです。チガヤは刈り払い後の再生力が非常に高く、繰り返し刈り込むだけでは地下茎のエネルギーを絶つことはできず、単独の対策としては不十分です。
チガヤは、株全体のうち40〜50%ほどが地下茎に集中しているため、地上部を刈ってもそこからまた新芽を出しやすい雑草です。つまり、刈るだけでは根本的な解決にはなりません。
草刈りは、日当たりを良くしたり、次の作業をしやすくしたりするための準備と考えることが大切です。刈ったあとは、そのままにせず、地下茎を掘り取るのか、除草剤で弱らせるのかまでセットで考えておかないと、何度も刈るだけの状態になりやすくなります。
熱湯や塩でチガヤを駆除しない(土壌環境の悪化・根が残る)
「農薬は怖いから、家にある熱湯や塩をかけて枯らそう」と考えるDIY志向の方がいますが、チガヤの根絶目的では絶対に推奨できません。
公共の現場では「温水除草」という専門的な工法が試験されていますが、これは専用の機材で高圧・高温の水を連続供給するものであり、家庭で沸かしたお湯をかけるのとは全く次元が違います。
家庭の熱湯程度では地中深くの根茎まで熱が届かず、かえって攪乱刺激を与えて再生を促してしまう恐れがあります。
また、塩を撒く行為はさらに危険です。塩分は土壌で分解されずに残留するため、後から植物を植えようとしても育たない「塩害」を引き起こします。配管や住宅基礎の金属腐食の原因にもなり、土壌を元に戻すための改良工事に莫大な追加コストがかかるリスクが高いため、選択肢から外してください。

チガヤの除草剤は周囲の植物へ飛散させない
チガヤの駆除でグリホサート系などの強力な非選択性除草剤を使う場合、最も警戒すべきなのが「ドリフト(薬液の飛散)」による周囲への被害です。
農林水産省などの公的機関からも、住宅地に近接する場所や学校、公園の近くでの農薬散布について、周辺への配慮と飛散防止の注意喚起が強く出されています。
風のある日に散布したり、ノズルの高さを誤ったりすると、霧状になった薬剤が隣の家の庭木や家庭菜園に飛んでいき、枯らしてしまうトラブルが後を絶ちません。

賠償問題やご近所関係の悪化を招くため、風速を確認し、飛散防止カバー付きの専用ノズルを使用することは必須です。少しでも飛散の不安がある狭い境界沿いなどでは、無理に散布せず、手作業や物理的な防草シート施工へ切り替える判断が必要です。

チガヤ駆除を業者に依頼する目安と費用相場
チガヤの駆除は、状況によってはプロの手を借りた方が、結果的に時間もお金も節約できるケースが多々あります。ここでは、ご自身の手に負えないと判断すべき危険信号(サイン)や、業者に見積もりを依頼した際の適正な費用相場、そして悪徳業者に引っかからないための見極め方をお伝えします。
| 項目 | 内容 | 目安・相場 | 確認ポイント |
|---|---|---|---|
| 業者相談が必要な状態 | 広範囲、芝生・植栽が複雑、境界沿い | 数十平米以上が目安 | DIYで安全に対応できるか |
| 草刈りのみ | 一次対応 | 1㎡あたり150〜500円程度 | 再発対策を含むか |
| 掘削・整地+防草シート+砂利 | 根本対策 | 5,000〜10,000円/㎡ | 下地処理・処分費込みか |
| 人工芝への切り替え | 施工型の再発防止 | 施工費4,000円/㎡〜 | 材料費別かどうか |
| 処分費 | 除草屑・土・根茎の処分 | 7,272〜9,090円/t | 処分区分とルートが明記されているか |
チガヤ駆除を業者に依頼すべき状態を見極める
以下のような状況に当てはまる場合は、DIYでの解決を諦め、早めに専門業者に相談すべきサインです。
まず、チガヤが「広範囲(数十平米以上)」に広がってしまっている場合です。
1年で12mも地下茎を伸ばすチガヤに対し、手作業で根を追うのは体力的に限界があります。また、芝生の中や大切な植栽・家庭菜園が入り組んでいる場所も、薬剤の選択や飛散防止の難易度が極めて高いためプロの判断が必要です。
さらに、「隣地との境界線ギリギリ」に生えている場合も要注意です。中途半端に作業してご近所トラブルになるより、業者の養生技術と説明責任を活用する方が安全です。
何より、掘り起こした大量の土や根茎の処分は、個人では自治体のゴミ出しルールなどの壁にぶつかりやすいため、搬出ルートごと任せられる業者に頼むのが賢明な判断と言えます。
チガヤ駆除を業者に依頼する場合の費用相場
業者に依頼する際の費用は、「どこまでの作業を求めるか(ゴール設定)」によって大きく変動します。草を刈るだけの一次対応で終わらせるのか、根から掘り起こして砂利や人工芝で仕上げる根本対策まで行うのかで、見積もりのケタが変わってきます。
一般的な民間相場として、単純な「草刈り作業」だけなら1㎡あたり150〜500円程度が目安です。
しかし、チガヤの場合はこれでは再発するため、抜本的な対策が必要です。たとえば「掘削・整地+防草シート+砂利敷き」まで行う場合、砂利敷きの施工単価は5,000〜10,000円/㎡、人工芝への切り替えなら施工費4,000円/㎡〜(材料費別)が目安となります。
公共工事の積算例では除草屑の処分費(7,272〜9,090円/t)も計上されるように、チガヤ駆除は「処分費」や「下地処理費」が必ず発生するため、表面的な単価だけで安さを判断しないことが重要です。
チガヤ駆除の優良業者の選び方と現地調査前に確認しておくこと
チガヤ駆除で失敗しない業者選びの最大のポイントは、見積もりの内訳に「根茎まで終わらせる設計」が含まれているかを確認することです。
ただ「除草作業一式」とだけ書かれており、草刈りや単発の薬剤散布しか想定していない業者は、翌月の再発時に追加費用を請求してくるリスクがあります。
また、住宅地で作業を依頼する場合は、近隣へのごあいさつかまで、きちんと行ってくれる業者を選ぶことが大切です。
現地調査に来てもらう前には、ご自身で「庭の広さ」「芝生や残したい植木の有無」「風の抜け方」「土や草の搬出に使える通路の広さ」を整理しておきましょう。これらの条件を的確にヒアリングし、発生した土や根(廃棄物)の処分区分まで書面で明示してくれる業者が、信頼できるプロの証です。
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