紫陽花の種類で人気の品種8選。その特徴と人気の理由とは?

紫陽花の品種

庭木などに植えられている紫陽花はブルーやピンク、紫がかった青や純白など、本当にカラフルです。

そして形も小さな花が集まってまん丸い花になっていたり、一つ一つの花が割と大きく、花束のように見えるタイプなど、さまざまあり眺めていて飽きません。

意外に種類が多くて奥が深い、紫陽花の品種についてお伝えします。

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そもそも、アジサイとは?

 紫陽花(あじさい)とは、アジサイ科アジサイ目の落葉低木の総称です。樹高は1–2メートルになります。

葉は光沢のある淡緑色で葉脈のはっきりした卵形で、周囲は鋸歯状というギザギザした葉です。

5月から7月に主に紫(赤紫から青紫)の花を咲かせます。

紫陽花の花言葉はいろいろありますが、代表的なものは「移り気」。色が変わる花の特徴から来たものですが、ちょっとネガティブですね。

しかし最近では小さい花が集まって咲いている姿から「家族団欒」という花言葉も広まっています。

ご家庭で紫陽花を育てておられる方で、アジサイの花を長く楽しみたいという方はこちらの動画が参考になります。↓

プロに聞いた!アジサイを長く楽しむコツ

次に、紫陽花の種類で人気の8品種をご紹介します。

紫陽花の種類で人気の品種1 ガクアジサイ

「ガクアジサイ」は大小2種類の花のような部分があるのが特徴です。

ガクアジサイは、額紫陽花と書くこともあり、周りの花のような部分で、真ん中の花を、まるで額縁(がくぶち)のように囲っていることから、このような名前がついたようです。

大きい花びらを持った周りの「花のような部分」についてですが、実はこれは花では無く、萼(ガク)の位置づけになります。

ガクアジサイの場合、真ん中の小さな花の部分が、雄しべと雌しべをもつ本来の花(両性花)になります。

紫陽花の種類で人気の品種2 ホンアジサイ

「ホンアジサイ」は、アジサイ科アジサイ属に属する品種「アジサイ」の通称です。

日本で単に「あじさい」といった場合ほとんどがホンアジサイのことを指します。

その正式な品種名も「アジサイ」ですが、広い意味ではアジサイ属の植物の総称として「アジサイ」が用いられることもあります。

他の品種の「アジサイ」と区別するために「ホンアジサイ」と通称で呼ばれています。

一般的に花といわれる部分は、おしべやめしべが退化した両性花の装飾花で、花弁(はなびら)に見えるのは萼(がく)の部分です。紫色をはじめ青や白、ピンク色など、様々な萼の色があります。

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紫陽花の種類で人気の品種3 アナベル

アジサイは紫陽花と書くだけあって、赤、青、紫など色とりどりの花を思い浮かべる人が多いと思いますが、白いアジサイもあります。

それが、「アナベル」というアジサイです。普通のアジサイと比べて形が丸くなっていて、花がまとまっているいう所もアナベルの特徴です。白い花束のようで、とても可憐な見た目の花です。

アナベルは北アメリカ原産で「ワイルドホワイトハイドランジア(アメリカノリノキ)」というアジサイを園芸用に品種改良したものだそうです。

珍しいあじさいと思っていましたが、最近はよく見かけられるようになった気がします。

紫陽花の種類で人気の品種4 テマリテマリ

テマリテマリという、名前もかわいらしい品種のアジサイは、西洋アジサイとヤマアジサイをかけあわせた品種です。

萼(がく)の真ん中に両性花はなく、いわゆる萼(がく)の部分である装飾花のみが咲く品種です。

装飾花は西洋アジサイにしては1つ1つが小さく、1つだけでは目立ちません。

しかし八重咲で、花びらのような萼(がく)がかわいらしい丸になっていて、近くで見るととても華やかです。

そして遠目から見るとこんもりとした丸いかたちに集まって咲くのでそこもまた美しいです。

花色は、土の酸性度によって変わります。アルカリ気味ならピンク、酸性気味なら青になります。

鉢花として販売されている時は、ピンクとブルーの2種類がありますが、購入後の手入れ方法によっては、翌年から別の色の花が咲くことがあります。

紫陽花の種類で人気の品種5 ヤマアジサイ

ヤマアジサイは、日本の山谷に自生する紫陽花です。

中央から花の外側に向かって咲き、縁に沿って装飾花をつけます。装飾花(中性花)の萼片は、白色または白青色で少し反り返りますが、紫色を帯びることもあります。

ガクアジサイよりも花びらが小さいです。小型の紫陽花なので、狭いスペースや鉢植えでも栽培ができます。

花色や花形は地域による変異が多く、愛好家の間で人気の高い花木です。

紫陽花の種類で人気の品種6 ハイドランジア

日本原産の品種をアジサイと呼び、ヨーロッパに輸出され、品種改良されて逆輸入されたものを、特に区別するために、ハイドランジアと呼んでいます。

日本名でセイヨウアジサイとも言われ、特にデンマークで改良された品種には、濃いブルーや紫などのカラーバリエーションに富んだハイドランジアも見られ、人気があります。

紫陽花の種類で人気の品種7 銀河

アジサイの「銀河」は、まだ新しい品種で今注目のガクアジサイです。

この銀河は、島根県で作られたオリジナル品種で、やや濃いめの色をしているのが特徴です。中央に両性花が集まり、その周りに装飾花が咲きます。

装飾花は八重咲きで、花びらの先端が少しとがったような形をしています。

色は青く、青い花びらの縁には白いラインが入っています。

普通、両性花はあまり目立たずに開花しますが、銀河の場合は両性花の花びらもとこどころ大きいものがあるため、細かい両性花と大きな装飾花を合わせた、まるで花束のような花房をしています。

紫陽花の種類で人気の品種8 ダンスパーティー

紫陽花の品種の一つ、ダンスパーティーは西洋アジサイの「グライスチョイス」とヤマアジサイ「伊豆の華」を掛け合わせて生まれた新品種です。

特徴は、星型の細い装飾花が八重咲きになるところです。ボリュームのある花が風に揺れる賑やかさ、華やかさから「ダンスパーティー」と名付けられました。

色も、薄い紫、濃いピンク、青、薄い黄緑などカラフルです。濃いピンクの花は咲き始めは花の中心部が白いのですが、少しずつ濃くなっていきます。

ダンスパーティーのように花の形が星のように見える紫陽花を「星咲きあじさい」というそうです。母の日のプレゼントなどに人気の紫陽花です。

まとめ

紫陽花は、花にしては香りもしないし花びらが散ることもなく、不思議な花です。

実際に花に見えているひとつひとつの花びらが、実は萼(がく)の部分であり、真ん中にある小さな花が本当の花だとは、意外と知られていませんね。

雨の季節に、キラキラと輝くように咲く紫陽花を育ててみませんか?きっと雨の季節が楽しみになることでしょう。

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