こんにちは。西原造園の宮原です。今回は「庭に雑草が生えないようにする方法」という事で、いやあ、正直、庭をきれいに保ちたいという方々から、ずっと「雑草を生えないするにはどうしたらいいんですか?」「庭になるべく雑草が生えないようにする方法で、一番効果的なのはどれ?」と聞かれ続けてきました。
正直に言うと、雑草を生えなくするのは本当に難しいんです。全く草を生やさない方法を教えてほしいなんて言われたりしますけど、どれだけ頑張ってもまた生えてくることもあります。
でも、諦めてしまうのはまだ早い!今回の目的は、できるだけ雑草を長期間生えないようにするための方法をしっかりお伝えすることです。
少しの工夫で、庭の手入れが楽になり、あなたのストレスも軽減されるかもしれません!今日はそのための最も効果的な方法を紹介していきます。
雑草が生えないようにする方法【効果的な駆除方法】
さあ、行きましょう!雑草の対策をして、雑草が生えないようにするには、まず「効果的な雑草の駆除方法」を知ることです。
雑草って、抜いても抜いてもまた生えてくる、そんな経験はありませんか?だからこそ、今回はそんな悩めるあなたに、具体的な駆除・除去方法を紹介します。
早速ですが、まずは多くの人が取り入れている庭の雑草を生えなくする方法から見ていきましょう!
多くのユーザーが選ぶ!「除草剤」を使う
「雑草の管理、もう限界!手で抜くのは疲れるし、効果的な方法を知りたい…」そんなあなたにおすすめしたいのが、除草剤です。
実は、除草剤を使えば短期間で効果を感じられるので、かなりの手間を省くことができるんです。「除草剤って体に悪そうだし、どれを選んだらいいのか分からない」と心配されるかもしれませんが、種類や使い方をしっかり理解すれば、ぐっと安心感が増します。
除草剤の種類と特徴
除草剤には大きく分けて2つの種類があります。それが、選択性除草剤と非選択性除草剤です。名前を聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、心配しないでくださいね。簡単に説明します!
まず、選択性除草剤というのは、特定の雑草だけを狙って駆除するタイプ。たとえば、芝生を守りながら、その中に生えてくる雑草だけを退治することができる優れものです。
一方、非選択性除草剤は、全ての植物を枯らす強力な除草剤。駐車場や敷石の間など、すべての雑草を根絶したい場所で使うと効果的です。どちらも便利ですが、使う場所や目的によってしっかり使い分けることが重要です。
種類 | 特徴 | 使用例 |
---|---|---|
選択性除草剤 | 特定の雑草のみを駆除する | 芝生や庭で特定の雑草を退治する |
非選択性除草剤 | 全ての植物を枯らす | 駐車場や敷石の間などで雑草を根絶する |
除草剤の選び方:粒状の除草剤と液体の除草剤
さて、次に「除草剤をどう選べばいいの?」という疑問についてです。除草剤には、粒状タイプと液体タイプがあります。それぞれメリット・デメリットがありますので、シチュエーションに応じて選ぶのがポイントです。
まず、粒状の除草剤。このタイプは、広範囲にばら撒くだけで効果を発揮するため、面積の広い庭や駐車場の隅々まで一気に撒けます。
特に、長期間にわたって雑草が生えにくくなるのが特徴です。デメリットとしては、すぐに効果が見えにくいこと。撒いてから効果が現れるまでに少し時間がかかります。
一方、液体の除草剤は即効性が高く、目に見える雑草を直接狙い撃ちにできます。スプレータイプもあり、細かい場所やピンポイントで雑草を駆除したい場合に便利です。
ただし、広範囲に使用するとコストがかさむことがあるため、狭い範囲や部分的に雑草を駆除したい場合におすすめです。
このように、粒状と液体、それぞれの特徴を理解し、あなたの庭や目的に合った除草剤を選んでみてください。
タイプ | 特徴 | メリット | デメリット | 使用例 |
---|---|---|---|---|
粒状タイプ | 広範囲にばら撒いて使用する | 広いエリアに適しており、長期間雑草が生えにくい | 効果が現れるまで時間がかかる | 広い庭や駐車場など |
液体タイプ | 即効性があり、狙った雑草に直接散布する | 即効性が高く、ピンポイントで駆除可能 | 広範囲に使用するとコストがかさむ | 狭い範囲や部分的な雑草の駆除 |
おすすめの除草剤
1. ラウンドアップ マックスロード
項目 | 内容 |
---|---|
種類 | 非選択性除草剤 |
タイプ | 液体タイプ |
即効性 | あり、根までしっかり駆除 |
メリット | 頑固な雑草や広範囲に効果的、使用後の土壌に影響が少ない |
使用例 | 駐車場や広い場所の雑草駆除 |
植え直し | 植物の植え直しが可能 |
ラウンドアップは、非選択性の除草剤として非常に有名で、その強力な効果から多くの家庭や業者で使われています。液体タイプなので即効性があり、雑草に直接スプレーするだけで、根までしっかりと駆除できます。
特に、頑固な雑草や広範囲にわたる雑草駆除におすすめです。また、使用後の土壌にも影響が少なく、植物を植え直すことも可能です。
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2. サンフーロン 除草剤
項目 | 内容 |
---|---|
種類 | 非選択性除草剤 |
タイプ | 液体タイプ |
即効性 | あり、広範囲に使用可能 |
メリット | 価格が抑えられており、コストパフォーマンスが高い |
使用例 | 広いエリアで一度に多くの雑草を駆除 |
おすすめ | 初めて除草剤を使う人や、コスト重視の方に最適 |
こちらも非選択性除草剤ですが、ラウンドアップと比べて価格が抑えられているため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
液体タイプで、広範囲に撒いて使うことができ、効果も安定しているため、初めて除草剤を使う人にも安心です。特に、一度に多くの雑草を駆除したいという方に向いています。
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3. シバキーププラスα
項目 | 内容 |
---|---|
種類 | 選択性除草剤 |
タイプ | 粒状タイプ |
即効性 | 徐々に効果を発揮 |
メリット | 芝生を傷めずに雑草だけを駆除、広範囲に使いやすい |
使用例 | 芝生の中の雑草駆除 |
おすすめ | 芝生を美しく保ちたい方に最適 |
芝生の中に雑草が生えて困っている方には、このシバキーププラスαが最適です。選択性除草剤で、芝生を傷めずに雑草だけを駆除することができます。
粒状タイプで使いやすく、広範囲に撒くだけで徐々に効果を発揮してくれるのもポイントです。庭の手入れが楽になるだけでなく、芝生も美しく保てるので、芝生を愛する方にぴったりです。
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4. バスタ液剤
項目 | 内容 |
---|---|
種類 | 非選択性除草剤 |
タイプ | 液体タイプ |
即効性 | 上部の雑草をすばやく枯らす |
メリット | 根を枯らさず、手軽に使用可能、ピンポイントで使いやすい |
使用例 | 緊急対策として広範囲の雑草駆除 |
おすすめ | 柔らかいアプローチで雑草を抑えたい方に最適 |
もう少し柔らかいアプローチで雑草を抑えたい方には、このバスタ液剤もおすすめです。ラウンドアップのように根まで枯らすタイプではないですが、上部の雑草をすばやく枯らしてくれるため、手軽に使えます。
広範囲で雑草が生えてきてしまったときの緊急対策としても優れており、液体タイプなのでピンポイントで使える便利さがあります。
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除草剤を使った事例
除草剤で雑草の問題を一発解決できれば良いのですが、残念ながら一生生えない除草剤はありません。とはいえ、除草材を使えば、草取り・草刈りの回数を圧倒的に減らすことができます。
どうすれば良いのかというと、草取りや草刈りをした後に、液体の除草剤を撒くと、1か月以上草刈りをしなくて済みます。
実際にどうなのかというと次の通りです。
こちらの写真は草刈リ後に、除草剤を撒いた箇所と、撒かなかった箇所の違いがどうなるかを私が実際に実験したものです。
8月に頃に草刈りを行い、そこから2か月経った10月に撮った写真です。
ご覧のように、除草剤を撒いた箇所は、2か月経っても雑草が生えてきていません。
ポイントは、草刈りを行った後に除草剤を撒くことです。
そうすることで、イネ科の雑草の成長まで枯らすことが出来、雑草が生えてきにくくなるのではないかと考えます。
とはいえ、液体の除草剤は濃度も関連するので、適切な濃度で使用するようにして下さいね。
範囲が狭ければ「草むしり・鎌で刈る・鋤く」
さあ、雑草対策といえば、まず思いつくのが草むしり。特に、範囲が狭い場所や小さな庭であれば、手で一つ一つ雑草を抜いていくことがシンプルで効果的です。
手間がかかるように感じるかもしれませんが、狭いスペースであれば比較的短時間で完了。雑草が生えない方法とはいいがたいかもしれませんが、直接根までしっかり引き抜けるので、再発しにくいというメリットがあります。
特に、庭の端や花壇の中など、細かい場所では手作業が最適です。雑草の処理をするにしても、ごみ袋に入れて捨てれば良いだけなので楽ちんです。
例えば、タンポポやコミカンソウやシダなどはまだ草取りしやすいです。
ただスギナなどの地下茎の雑草は手作業で抜くにはかなり大変なので、地下茎の雑草には別の雑草が生えなくする方法を使った方がよいです。
また、ヤブガラシなどのツル系の植物は手で抜くのは大変なので、別の方法を取ったほうがよいでしょう。
家庭菜園や、家の周りの庭の草は手作業で行った方が素早く庭の雑草処理を行えるでしょう。
効果的な草取りの方法
鎌や鋤などの道具を使って草刈りをすると楽に草取りができます。次のポイント意識して行うと、草取りが楽になります。
- 鎌は振り回さずに、手前に引くようにして刈る
- 茎が硬い雑草は、鎌の根本を使って刈る
- 成長点より下で刈る
また、鎌がしんどい場合は、ねじり鎌と言って、根こそぎ雑草を鋤く(削ぐ)道具もあります。
ねじり鎌はホームセンターでもネットでも簡単に入手できます。
また、座ったまま草刈りをすると腰に負担がかかって、腰が辛くなる方には、「立鎌」がおすすめです。
広範囲なら「草刈り機・刈り払い機」で一機に駆除!
さて、もし庭や敷地が広い場合、手作業では間に合わないこともあります。そんなときに活躍するのが草刈り機です。特に、広範囲に生えた雑草を一気に刈り取れるので、時間の短縮と効率アップにはもってこいです。
草刈り機を使えば、手作業では到底追いつかない量の雑草を短時間で処理できるので、大きな庭や広い敷地を管理している方にはおすすめです。
エンジン式と電動式、どっちを選ぶ?
草刈り機を選ぶ際に迷うのが、エンジン式か電動式か、ということ。どちらにもメリットとデメリットがあるので、使用する場所や目的によって選ぶのがポイントです。
まず、エンジン式の草刈り機は、パワーがあり、長時間の作業に適しています。燃料で動くため、電源を気にせず広い場所でも使用可能です。その反面、エンジン音が大きく、重さもあるため、持ち運びや操作が少し大変というデメリットもあります。
一方で、電動式の草刈り機は軽量で静か、操作も簡単です。充電式やコード式のものがあり、パワーはエンジン式に比べて少し劣りますが、家庭用には十分な能力を持っています。
電動式は音が静かで使いやすいため、住宅街や近隣に配慮が必要な場所で使う場合に向いています。ただし、充電が必要だったり、コードの長さに制限があることがあるので、広大な敷地にはやや不向きです。
エンジン式と電動式、それぞれの特徴を理解し、あなたの作業環境に合ったものを選んでみてください。
項目 | エンジン式草刈り機 | 電動式草刈り機 |
---|---|---|
パワー | 強力で長時間の作業に適している | エンジン式に比べてやや劣るが、家庭用には十分 |
使用場所 | 広い場所でも電源を気にせず使用可能 | 住宅街や近隣に配慮が必要な場所に向いている |
メリット | 燃料で動き、長時間作業が可能 | 軽量で静か、操作が簡単 |
デメリット | エンジン音が大きく、重さがある | 充電やコードの長さに制限がある場合がある |
使用例 | 広い敷地での作業に最適 | 住宅街や小さな庭の作業に最適 |
草刈り機の使い方とコツ
草刈り機を使う場合のコツは次の通りです。
- 右から左へ草刈り機を振る
- 草刈り機の刃は左側3分の1を使って刈る(時計で例えると8時から12時までの箇所を使って刈る)
- 高刈りを意識する
楽に効果的に草刈りを行うには、ジズライザーのような商品を草刈り機に取り付けると、楽に草刈りが行えます。
とはいえ、草刈り機は刃物なので大怪我をする恐れもあります。特にエンジンの草刈り機は使い慣れていないと、非常に危険です。
最近では電動で比較的安全な草刈り機も登場していますので、エンジン草刈り機よりも電動の草刈り機がおすすめです。
特にマキタの電動草刈り機は壊れにくく扱い易いのでおすすめです。
雑草マルチ:刈り取った雑草をマルチング材として利用する。
雑草をただ刈り取るだけでなく、その後の使い道があることをご存知ですか?実は、刈り取った雑草をマルチング材として利用するという方法があるんです。
これは特に自然派のガーデニングや畑作業でよく用いられるテクニックで、雑草を刈り取った後、それを土の表面に敷き詰めることで、マルチングと呼ばれる効果を生み出します。マルチングとは、土の表面を覆って雑草の発芽を抑えたり、土の乾燥を防ぐ方法です。
そんな雑草マルチのメリットとして、当然の事ながらまず雑草の抑制効果があります。
雑草マルチを敷くことで、土の表面を覆い、雑草の種が根付くのを防ぐため、雑草の発生を抑え、草むしりの手間を大幅に軽減できます。
また、土壌の保湿と温度安定にも貢献します。マルチが土壌の水分蒸発を防ぎ、乾燥を抑えると同時に、土壌温度を安定させ、急激な温度変化から植物を守ります。
さらに、雑草マルチが分解される過程で有機物を供給し、土壌の肥沃度が向上することで、微生物の活動が活発化し、健康な土壌環境が維持されます。
また、自然に生えている雑草を利用することで、マルチング材を購入する必要がなく、コスト削減にもつながります。
一方、デメリットも存在します。
雑草マルチは益虫だけでなく害虫も引き寄せる可能性があり、特に湿気が多い環境では害虫が増えるリスクが高まります。
また、マルチが時間とともに分解されるため、定期的に新しい雑草を刈り取って敷き直す必要があり、大規模な農地では手間がかかることがあります。
さらに、一部の多年生雑草や広葉雑草はマルチとして使用すると逆に根付き、作物に悪影響を及ぼすことがあります。湿度が高い時期には、マルチングが過湿状態を招き、根腐れや病気のリスクが高まるため、湿気の管理も難しくなります。
特に、これから新たな植物を植える予定がある場所では、土を守りながら、雑草の再発を抑えることができるので一石二鳥です。ただし、種が残っている雑草を使うと、逆に新たな雑草が生えてしまうことがあるので注意が必要です。
雑草堆肥:刈り取った雑草を堆肥化して土に返す。
次に紹介するのは、刈り取った雑草をさらに有効活用する堆肥化です。雑草をそのまま捨てるのではなく、堆肥にすることで庭や畑の土に栄養を与え、より豊かな土壌を作ることができます。
堆肥化の方法は簡単で、刈り取った雑草を一定の期間、適切に管理して発酵させ、栄養たっぷりの有機肥料に変えるというものです。
堆肥を作る際のポイントは、雑草をできるだけ細かく刻み、空気が通りやすいように積み上げて、発酵を促すことです。
堆肥用のコンポストを使うのもおすすめです。発酵の過程で雑草の種も死滅するため、再び雑草が生える心配もありません。
こうして作られた堆肥は、肥料として土に混ぜ込むことで、植物の成長を助ける力強いパートナーになります。これなら雑草を無駄にせず、庭や畑に循環を生み出せますよね。
そんな雑草堆肥のメリットとしてまず挙げられるのは、雑草を堆肥にすることで処分の手間を省ける点です。
通常はゴミとして処分する雑草を肥料として再利用することで、ゴミ袋に詰めて運ぶ手間が省け、労力を大幅に削減できます。
また、雑草は無料で手に入るため、化学肥料や動物由来の堆肥を購入する必要がなく、肥料代を節約できるという経済的な利点も大きな魅力です。特に家庭菜園や小規模農業を行う人にとって、この節約効果は重要です。
さらに、雑草はその土地の土壌に適応して育つため、堆肥にした雑草もその土地に必要な栄養素を含んでいることが多く、土壌改良に役立ちます。土壌への適合性というでメリットがあります。
加えて、自然栽培で育った雑草から作る堆肥には残留農薬がほとんど含まれないため、有機栽培を行う際にも安全性が高いというメリットがあります。
一方で、デメリットもいくつかあります。
まず、雑草を堆肥化する際には発酵過程で不快な臭いが発生することがあり、近隣住民とのトラブルを避けるためには注意が必要です。
また、堆肥を作るには手間がかかり、特に発酵過程で定期的な切り返し作業が必要となります。そのため、手間をかけたくない人には向かないかもしれません。
さらに、雑草堆肥はじわじわと効果を発揮するため、即効性が求められる場合には不向きであり、場合によっては化学肥料などと併用する必要があります。
最後に、雑草はその土地によって異なるため、堆肥に含まれる栄養素も一貫していないことがあり、効果の不均一性がデメリットとなる場合もあります。
同じ地域でも雑草によって栄養価が異なるため、安定した品質の堆肥を作るのは難しいことがあります。
雑草堆肥は経済的で環境にも優しい選択肢ですが、臭いや手間、効果の均一性といった点も考慮する必要があります。
土を耕すことで雑草を減らす!耕運機の使い方
雑草の発生を抑えるもう一つの方法として、土を耕すことが挙げられます。特に、大きな庭や畑などの広いスペースでは、耕運機を使って土を深く耕すことで、雑草の根を断ち切り、発芽を抑える効果があります。
土を耕すことで、雑草が根を張ることが難しくなり、同時に土の通気性も向上するため、植物の生育にとっても良い影響を与えます。
耕運機の使い方は難しくありません。家庭用の小型耕運機もあるので、庭のサイズに合わせて選ぶことができます。作業前に石や大きな枝などの障害物を取り除き、土が柔らかくなるまで丁寧に耕すのがポイントです。
また、耕すタイミングとしては、雑草が生えてくる前や作物を植える前がベストです。定期的に耕運機を使えば、雑草の発生をぐっと抑えることができるので、作業が大幅に楽になります。
このように、土を耕すことで雑草対策もでき、植物にとっても良い環境を整えられるので、長期的な雑草予防としてぜひ取り入れてみてください。
熱湯で速攻駆除!効果的な使い方と注意点
雑草を見つけたらすぐに駆除したい!そんな時に簡単にできるのが熱湯を使った駆除方法です。熱湯を雑草にかけるだけで、根から茎まで一気に枯らすことができるため、即効性が高く、手軽に試せる方法です。特に、小さなスペースや、舗装の隙間に生えてしまった雑草に向いています。
効果的な使い方は、雑草の根元にしっかりと熱湯を注ぐことです。お湯を沸かして、そのままポットややかんから雑草にかけるだけ。
注意点としては、熱湯を扱う際にやけどをしないように十分気をつけることと、植物を育てている場所には使わないことです。
熱湯は、雑草以外の植物にもダメージを与えてしまうため、他の植物の根元には注意が必要です。また、広範囲で使うには労力がかかるので、ポイント的に使用するのがおすすめです。
生物除草で雑草対策!ヤギ・ニワトリ・七面鳥…どれが効果的?
自然の力を使った雑草対策として、今注目されているのが生物除草です。つまり、動物たちに雑草を食べてもらうという方法です。
特に、ヤギやニワトリ、七面鳥などは、雑草を好んで食べることで知られています。これらの動物を庭や畑に放すことで、自然に雑草が減っていくため、環境にも優しい除草方法です。
まず、ヤギは広範囲に生えた雑草を食べてくれるため、広い庭や山間部でよく利用されています。草だけでなく、木の葉やツルなども食べるので、厄介な雑草をほぼ根こそぎ片付けてくれます。
ただし、植物の選り好みをしないため、残しておきたい植物まで食べてしまうリスクがあるので、管理には注意が必要です。
次に、ニワトリは庭や畑の雑草だけでなく、虫も食べてくれるため、雑草と害虫対策を同時に行えるのが大きなメリットです。
ニワトリは土をつつく習性があり、雑草の根を掘り返すこともあります。小さなスペースや菜園にはぴったりのパートナーです。
最後に七面鳥ですが、こちらも雑草や虫を食べてくれます。ヤギやニワトリほどの頻度ではないかもしれませんが、七面鳥は頑丈で気候に適応しやすいという特徴があります。そのため、放し飼いしやすい環境を持っている方には向いています。
どの動物もそれぞれの特徴を生かして、自然な形で雑草を減らしてくれるため、庭や畑の環境に合わせて選ぶと良いでしょう。
お金のかからない雑草対策!知っておきたい注意点とは?
さあ、雑草対策にお金をかけたくないという方に向けて、次にお金のかからない雑草対策をお届けします。身近な材料を使った簡単な方法で、手軽に雑草を抑えることができるのは嬉しいですよね。
ただし、これらの方法にはメリットとデメリットがあるので、それぞれの特徴を理解して、正しく使うことが大切です。さっそく見ていきましょう!
重曹除草のメリット・デメリット
まず紹介したいのが、家庭にある重曹を使った除草方法です。重曹除草は、安価で手に入りやすく、環境にも優しいため、自然派志向の方に人気があります。
重曹のアルカリ性が雑草にダメージを与え、枯れやすくするという仕組みです。特に、コンクリートや石畳の隙間に生えた雑草など、小さな範囲で効果的に使うことができます。
メリット
重曹除草の一番のメリットは、コストがかからないことです。家庭に常備されていることが多く、わざわざ購入する必要がありません。また、重曹は自然由来の成分なので、環境に優しいという点も大きな魅力です。化学薬品を使いたくない方や、ペットや小さな子供がいる家庭でも安心して使えます。
デメリット
一方で、広範囲に使うには効果が弱いというデメリットがあります。重曹は、局所的な雑草駆除には向いていますが、広い範囲に使うと手間がかかりすぎる上、効果もあまり持続しません。また、重曹を多量に使用すると、土壌がアルカリ性に傾いてしまうことがあり、他の植物に悪影響を与える可能性もあるため、土のある場所での使用には注意が必要です。
塩を使った雑草対策(非推奨)その理由とは?
雑草を駆除する手軽な方法として「塩を使った除草」がよく話題に上がります。確かに、塩は家庭にあるもので、雑草にかけるだけで枯らす効果があります。
しかし、実際には塩を使った雑草対策は推奨されません。その理由をしっかり理解することが、長期的な庭の管理にはとても重要です。
まず、塩が雑草を枯らす理由は、塩が浸透圧を利用して植物から水分を奪うためです。これにより雑草は枯れてしまいます。一見、安価で簡単に使える方法のように思えますが、塩を撒くことで周囲の土壌にも大きな影響を与えてしまいます。
非推奨の理由1: 土壌への長期的なダメージ
塩は土壌に蓄積されると、土壌の塩分濃度が上昇し、長期間にわたって他の植物が育たなくなります。植物の根は水分を吸収しにくくなり、結果として土壌が荒れ、作物や花がうまく成長できなくなるのです。特に庭や畑では、一度塩を使ってしまうと長期間にわたって土壌が回復しにくいため、将来的に植物を植えたいと考えている場所では絶対に避けるべきです。
非推奨の理由2: 周囲の環境への影響
塩を使うと、雨水などで塩分が他の場所に流れ出ることがあります。これにより、近くにある花壇や芝生、さらには隣接する庭などにまで悪影響を及ぼす可能性があります。塩は拡散しやすく、一度撒いてしまうとコントロールが難しいため、気づかないうちに周囲の植物にダメージを与えることがあるのです。
非推奨の理由3: 法的規制や周辺環境へのリスク
一部の地域では、塩を使った除草が環境保護の観点から規制されていることもあります。特に公共の場所や川・湖の近くでは、塩分が水質に影響を与える可能性があるため、法的にも問題になるケースがあります。
お酢を使って雑草を駆除する
さあ、次はお酢を使った雑草対策に参りましょう。え、お酢で本当に雑草が枯れるの?と思ったあなた、大丈夫です。
これが結構効果的なんです!お酢といえば、料理に使うイメージが強いかもしれませんが、実は雑草もビックリするほどの威力を発揮するんですよ。ちょっとした家庭の知恵で、簡単に雑草駆除ができるんだから試さない手はないですよね。
お酢の中に含まれる酢酸が雑草にダメージを与えて、ぐんぐんと枯らしてくれるんです。使い方も至ってシンプル。スプレーボトルにお酢を入れて、雑草にシュッとひと吹き。
これだけでOK!特に、晴れた日に行うと、酢酸の力が倍増して、雑草が「もう無理…」と枯れていきます。これなら家の中にあるもので気軽にトライできて、お財布にも優しい。まさに一石二鳥です!
でも、ここで一つ気をつけてほしいのが、お酢は雑草だけをターゲットにしてくれないということ。そう、他の植物たちも「え、お酢って何?」とびっくりして枯れちゃうんです。
なので、雑草のみにピンポイントで狙いを定めて噴霧することが大事!さらに、濃いお酢を使えば効果が高まりますが、やりすぎると土までダメージを受けちゃうので、ドバドバ撒かないように気をつけてくださいね。
お酢を使った雑草駆除は、手軽で安全、しかもコストゼロ!ただし、広い範囲にはあまり向いていないので、ピンポイントで使うのがポイントです。さあ、あなたの家にもきっとあるはずのお酢を手に取って、雑草との戦いを挑んでみましょう!
おがくずや米ぬかを使った雑草対策
さあ、次はちょっと意外な材料で雑草と戦う方法をお教えしましょう。なんと、おがくずや米ぬかが雑草対策に使えるんです!「え、料理の残り物で雑草対策?」と思った方、大正解。
しかも、これが驚くほど効果的なんですよ。食材の力、侮るなかれです!
まず、おがくずですが、これは木を削った時に出るあの細かいクズのこと。おがくずを地面に敷くと、雑草がなかなか顔を出さなくなるんです。
なぜかって?それは、おがくずが太陽の光を遮って、雑草が「光がないと生えられないよ〜」と嘆くから。おがくずは水はけもよく、保湿効果もあるので、ガーデニングにもぴったりです。
しかも、自然素材なので、土にも優しいというエコな一面を持っています。まさに地球にも優しい雑草対策!
次に、米ぬか。これはまさに台所から生まれる雑草キラー。米ぬかを地面に撒くと、発酵が進んで雑草の成長を妨げるんです。「え、そんなに簡単に?」って、そうなんです!雑草は「ぬかには敵わん…」とばかりにその力を封じられてしまうんです。
ただし、米ぬかは発酵すると独特の匂いが出るので、ご近所さんに迷惑をかけない程度に使うのが大切。使い過ぎると、「米ぬかの香りの庭」になっちゃいますからね!
おがくずと米ぬか、どちらも自然の力を借りた雑草対策なので、安心して使えるのが魅力。しかも、家庭で出る余り物だから、コストもほぼゼロ!こんな素敵なエコアイテムを使って、楽しく雑草と戦ってみてくださいね。
新聞紙や段ボールで雑草対策:効果と注意点
さて、皆さん、家に余っている新聞紙や段ボール、ただ捨てていませんか?実はこれ、雑草対策に大活躍するんです!「え、そんなもので雑草が防げるの?」と思った方、ご安心ください。
これが、結構いい仕事をするんですよ。使い方も簡単で、しかも無料!コストをかけずに雑草を抑えるのにピッタリのアイテムなんです。
まず、新聞紙。これを雑草の上や、雑草が生えそうな場所に敷くだけでOK。新聞紙は薄いけど、重ねるとしっかりと光を遮断してくれます。
雑草は光がないと成長できないので、「暗いよ…」と嘆きながら、成長を諦めてくれるわけです。さらに、時間が経つと自然に分解されて土に戻るので、環境にも優しいという一石二鳥の効果が期待できます。新聞紙、ただの読み物じゃないんです!
次に、段ボール。これも雑草対策にバッチリ。段ボールは新聞紙よりも厚く、光も完全にシャットアウト!雑草が「もう無理…」となるのも時間の問題です。
段ボールを敷き詰めた上に砂利や土を乗せると、見た目もスッキリしますし、雑草の再発防止にも一役買ってくれます。ただし、段ボールは水に弱いので、長雨が続くと効果が薄れることも。定期的にチェックしてあげるのがコツです。
ただ、注意点としては、強風には要注意。せっかく敷いた新聞紙や段ボールが風で飛んでしまうと、「え、どこ行った?」ってことになりかねません。
しっかり重しを乗せておくか、土で固定するなどして対策しておくと安心です。
お家にある新聞紙や段ボールで、簡単・お手軽に雑草をブロックできるこの方法、ぜひ試してみてください。雑草も「こんな手でくるとは!」と驚いてくれるはずです!
コーヒーかすで雑草を防ぐ
さあ、次はちょっとオシャレな方法をご紹介します!毎朝のコーヒー、飲んだ後のコーヒーかす、そのまま捨てていませんか?実は、このコーヒーかす、雑草対策にも使えるんです!
「え、コーヒーで雑草が防げるの?」って思うかもしれませんが、これが結構いい仕事をしてくれるんですよ。
コーヒーかすには、窒素やリンが含まれていて、植物にとってはちょっと栄養になり過ぎるんです。雑草にとっては「ちょっと濃すぎるよ…」って感じで、成長が抑えられます。
そして何よりも、コーヒーの香りがちょっとした虫除け効果も発揮してくれるんです。なので、雑草と一緒に虫も寄せ付けにくくなるという一石二鳥!しかも、なんだか庭がちょっとカフェのような雰囲気に…なんてオシャレ感もプラス。
使い方は簡単で、コーヒーかすを乾燥させてから、雑草の生えそうな場所に撒くだけ。あまり濡れたままだとカビが生えちゃうので、しっかり乾かしてから使うのがポイントです。
また、土に混ぜ込んでおくことで、さらに効果が長続きします。コーヒー好きのあなたには、この「おうち雑草対策」がぴったりかもしれませんね。
ただし、あまり大量に撒きすぎると、土の栄養バランスが崩れて他の植物にも影響を与えることがあるので、適量を守ってくださいね。
庭全体に撒いて「コーヒーの香りが強すぎる!」なんてことにならないように、少しずつ試してみましょう。これで雑草も「何この香ばしい攻撃?」とビックリして、ちょっとお手上げになるかもしれませんよ!
庭に「なるべく」雑草が生えないようにする方法
雑草を根こそぎやっつけたいけど、「もう生えてこないで!」なんて魔法はないものか…と思ったこと、ありますよね?そこで今回は、雑草が「なるべく」生えないようにするための工夫を紹介します。
完全にゼロにはできないかもしれませんが、グッと減らす方法はたくさんありますよ。長期的に庭をキレイに保ちたいあなたにピッタリな対策です!
庭に雑草が生えないようにする方法
- 砂利を敷く
- 防草シート+砂利敷き
- 「不織布の防草シート」に「人工芝」を敷く
- コンクリート・アスファルトで雑草対策
- ウッドデッキで庭の防草対策
- グランドカバー
- 固まる土
- レンガのインターロッキングにする
- タイル・コンクリート平板・石貼りなどにする
- 低木類の植栽
- 消石灰を撒く
などです。それぞれ具体的に見ていきましょう。
砂利敷きはDIYできる?メリット・デメリットを解説
まずは砂利敷きです。砂利を庭に敷くと、「雑草が生えにくいし、見た目もスッキリ!」ということで、DIY好きにはおなじみの方法ですよね。
「でも、自分でやるのって大変じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、実はDIYでも十分に挑戦できます。しかも、手軽な割には効果もバッチリなんです!
メリットは、まず雑草が光を浴びにくくなること。光が雑草の発芽にとって大事なんですが、砂利を敷くとこれが遮られて、雑草が「うわっ、暗い…」としぼんじゃうんです。
さらに、庭の景観がスッキリして、歩くたびに砂利がシャリシャリ音を立てるので、防犯効果も少し期待できます。「なんか庭がオシャレになった気がする!」というちょっとした満足感も味わえますよね。
でも、もちろんデメリットもあります。重い、これです。砂利はなかなかの重量なので、広い範囲に敷こうとすると腰や腕に負担がかかることも。
また、砂利が沈んでいくこともあるので、定期的に足りないところに補充する必要があります。「やった!完璧!」と思っても、時間が経つと雑草がひょっこり顔を出すことも。
なので、完全に雑草ゼロにはならないかもしれませんが、DIYで手軽に取り組める方法としてはとっても優秀です。
雑草対策で砂利を敷くメリットとデメリットについては、次の記事を参考にしてください。
雑草対策の定番!「防草シート+砂利敷き」
さて、砂利敷きだけで満足できない方、もっと効果を上げたい方にオススメしたいのが、防草シート(除草シート)+砂利敷きという究極コンボです。
この組み合わせは、雑草対策の中でも定番中の定番で、最強の布陣といっても過言ではありません。防草シートは雑草が「え、光が全く届かないんだけど?」とびっくりするくらい光をシャットアウトしてくれます。
まずは防草シートを敷いて、その上に砂利を敷くことで、シートが地面を完全に覆い、さらに砂利がその上を守るダブルバリア!雑草も二重の壁に阻まれて、さすがに「これは無理だ…」と成長を諦めるんです。
シートが土の中に潜んでいる種や根にも効果的で、雑草が出てくるチャンスをバッサリとカットしてくれます。
ただし、これも注意点がないわけじゃありません。防草シートはしっかり固定しないと、風でめくれたり、シートの隙間から「こんにちは!」と雑草が顔を出してしまうことがあります。
また、シート自体の耐久性もチェックが必要。安価なシートはすぐに劣化してしまうことがあるので、少し長期的に考えるなら、しっかりしたものを選ぶのがベストです。
この「防草シート+砂利敷き」、ちょっと初期投資が必要ですが、長い目で見れば雑草との戦いをグッと楽にしてくれるはずです。庭がスッキリして、雑草とのバトルに勝利する日が近づでしょう!
防草シートの選び方
防草シートには、織布と不織布があります。織布の防草シートよりも不織布の防草シートの方が、劣化しにくく耐用年数も長い事が特徴です。
また、不織布の防草シートの上に砂利を乗せることで、半永久的に防草シートが使えます。
要するに、防草シートだけを敷くのではなく、防草シートの上に砂利を撒くことで、防草シートの劣化を防ぐわけです。
とはいえ、砂利ならば何でも良いわけではありません。泥が付いてる砂利の場合、泥が防草シートの上にたまりそこから雑草が生えてきます。
弊社が工事をしたお客様でも、雑草が100%生えてこなくなるわけではないですが、草取りをしなくて良くなったというお客様が大半です。
防草シートの上に砂利を撒くと、広範囲の雑草対策ができ、効果も持続性が高く草取りに悩まされなくてすむので、雑草が生えないようにする方法としては、非常におすすめの方法です。
「不織布の防草シート」に「人工芝」を敷く
つづいて、不織布の防草シートの上に人工芝を敷く方法です。
こちらは、不織布の防草シートの上に砂利を敷くパターンと同様で、防草シートの劣化を防ぎながら、お庭でお子様を遊ばせることができる方法です。
砂利同様、人工芝が防草シートの劣化を防いでくれるので、雑草対策の効果としては非常に高いです。また、人工芝の耐用年数も10年以上はあるので、雑草対策として持続性があります。また、水はしっかり通すので、庭の水はけも保ちながら雑草の発芽を防ぎます。
人工芝の耐用年数については次の記事をご覧ください。
他にも、砂利とは違い景観が良く、お子様を遊ばせたり、ドッグランにしたり、寝転んだり、座ったり。人工芝の上には虫も来ないので、お庭で過ごしやすくなるのでお勧めです。
注意して頂きたいのは、人工芝を土の上に直接敷くことです。これをしてしまうと、人工芝のつなぎ目や人工芝の水抜き穴から雑草が生えてくるので、また草取りをし続けないといけなくなります。
人工芝の下には、必ず不織布の防草シートを敷くようにしましょう。
また、防草シートはしっかり固定しないと、人工芝を敷いたあとにシートがズレて雑草が隙間からひょっこり出てくることが…。また、人工芝もメンテナンスが必要なので、葉っぱの掃除は定期的にしてあげましょう。
コンクリート・アスファルトで雑草対策!費用やDIYの注意点を解説
つづいて、もうガッチリと雑草を封じ込めたい!という方にオススメの方法、コンクリートやアスファルトでの雑草対策です。(アスファルトは基本的に道路の舗装材なので、ここではコンクリートについて解説します)
「もう雑草と戦いたくない…」という方には、この最終兵器が一番安心です。さすがにコンクリートやアスファルトを敷けば、強力な雑草抑制力で雑草も「これ無理だわ…」と完敗してしまいます。
というのは、雑草が生えてくる原因は、そこに土があるからです。少スペースでも土があると雑草は必ず生えてきます。
ということは反対に、土ではない状態にすることで、雑草を生えてこなりますよね。そこで挙げられるのが、コンクリートにする方法です。
コンクリートにすることで、当然の事ながら雑草は生えてこなくなります。
コンクリートにすることで、駐車場や通路などに使うと、見た目もスッキリして耐久性も抜群。また、雑草対策だけではなく、自転車置き場にしたり、荷物の置き場を造ったり、子供が一輪車やキャスターボードやスケートボードの練習もすることができます。
とはいえ、DIYでやる場合、手間と費用がかかることは覚悟しておいた方がいいでしょう。材料費もかかりますし、作業自体も重労働なので、広い範囲でやろうと思うとちょっと大変です。
さらに注意点としては、一度コンクリートやアスファルトを敷くと、水はけが悪くなることがあります。これが原因で水たまりができやすくなったり、植物を植えたい場所では排水の問題が出るかもしれません。
あとは、目地やとコンクリートの隙間から雑草が出てくることもあるので、施工の際はしっかりと隙間を埋めておくのがポイントです。
また、コンクリートの厚みが薄いと、割れて亀裂が入って亀裂の隙間から雑草が生えてきたり、コンクリートと家の基礎の境目に隙間が出来て、そのわずかな隙間から雑草が生えてきます。
なので、コンクリートにする場合は、厚みを持たせて敷くことが大切です。詳しく厚みに関しては、地元の業者さんに聞いてみてくださいね。
とはいえ、長期的な雑草対策としては完璧なこの方法、ちょっと大掛かりにはなりますが、「雑草とはもうお別れしたい!」という方にはぜひ検討してみてほしいです!
コンクリートを使った雑草対策については次の記事をご覧ください。
ウッドデッキで庭の防草対策!コンクリートと併用しよう!
さて、庭の防草対策といえば、「もう少しオシャレにできないかな?」と思う方も多いはず。そんなあなたにはウッドデッキがオススメです!
「え、ウッドデッキで雑草対策?」と驚くかもしれませんが、これが意外と効果的なんですよ。ウッドデッキを設置することで、雑草が生える場所を物理的に減らしつつ、庭全体がぐっとスタイリッシュに変身します。
雑草対策の原理としては、ウッドっデッキで地面を覆う事で、地面に日が当たらずに雑草が生えてこないようにするという原理です。
確かに一定の効果はあります。しかし、雑草対策のためだけにウッドデッキを使うのは少々厄介です。
どういう事かというと、ウッドデッキで地面に影ができるので光合成を妨げるので雑草が生えないのでは?と思われがちですが、実際のところウッドデッキの下から雑草は生えてきます。
こちらの写真をご覧の通り、ウッドデッキの床材と床材の隙間から雑草が生えてくるわけです。
また、この雑草を綺麗に取ろうと思うと、ウッドデッキの下を這いながら草取りをするか、ウッドデッキを解体しないといけません。
そこで登場するのが、ウッドデッキの下に防草シート+砂利を敷く方法かコンクリートを敷く方法です。
お勧めは、ウッドデッキの下はコンクリートにすることです。というのは、ウッドデッキの柱を支えるために束石を使ってウッドデッキを作った場合、数年経つと一部が沈む可能性があるからです。
このように、地盤沈下で束石が沈み、ウッドデッキが浮き危険な状態になります。
そのような事から、ウッドデッキの下はコンクリートにすることがお勧めです。
そうすることで、雑草も生えてこず、ウッドデッキが地盤沈下することもないからです。
雑草を生えなくする植物(グランドカバー)を植える
「もっと自然な感じで雑草対策をしたい!」という方には、グランドカバープランツがオススメです。なんだか聞き慣れないかもしれませんが、簡単に言うと、地面を覆って雑草が生える隙間をなくしてくれる植物のカーペットのようなものです。
これを庭に植えれば、見た目も緑があふれてナチュラルに、そして雑草も生えにくくなるという優れた方法なんです。
グランドカバーとは、地面を這うように成長していく植物の事で、芝生やクローバー、クラピア(イワダレソウ)、リシマキア、ダイカンドラなどが有名です。
グランドカバーの効果としては、これらの植物は地面を覆うように広がるため、雑草の光合成を妨げ、草が生えにくくするという効果があります。
しかも、手入れも簡単で、植えたあとはほぼ放っておくだけでOK!おまけに、緑が鮮やかで、庭全体が柔らかく、ナチュラルな雰囲気になります。
特に、繁殖力の強いグランドカバーだと、雑草の繁殖を抑えることができます。
主なグランドカバーとして使われるものが、
- クラピア(イワダレソウ・ヒメイワダレソウ)
- クローバー
- リシマキア
- ダイカンドラ
- タイム
- ワイルドローズベリー
- アジュガ
などが挙げられます。
ただし、グランドカバープランツにもデメリットがあります。その繁殖力の強さ故、広がりすぎることがあるんです。そうなると、雑草は抑えられてもグランドカバー自体の管理が必要になってきます。
とはいえ、定期的に切り戻すことで、庭のバランスを保ちながら美しい緑のお庭にする事ができます。
ある程度、管理が必要だということを許容できそうであれば、緑いっぱいの美しい庭が手に入り、雑草も減るので、まさに一石二鳥のガーデニング方法です!
注意!:特にクラピア(イワダレソウ)は、繁殖力が強く、放っておくと道路まで伸びていくので、定期的なメンテナンスが必要です。
グランドカバーについては次の記事を参考にしてみてください。
固まる土で雑草を防止
つづいての雑草が生えないようにする方法で効果が高い方法は、固まる土にすることです。
なぜ固まる土が雑草効果が高いのかというと、簡単に言うとコンクリートに似たような状態にすることができるからです。
コンクリートだと、質素で味気ないですが、固まる土はコンクリートよりも見た目が奇麗なので、お庭の景観を損なわずに済みます。
一度施工すると、比較的長期間にわたって雑草を抑制することができるので、草取りもしなくて済むか、数分で終われるお庭にすることが可能です。
使い方は簡単で、粉状の固まる土を撒いて、水をかけるだけ。すると、数時間でカチカチに固まって、雑草が根を張ることができなくなるという優れもの。「おお、これならもう雑草との戦いから解放される!」と感じる方も多いでしょう。
ただし、注意が必要なポイントもあります。
亀裂が入ってそこから雑草が生えてきたり、固まる土を薄く敷いてしまうとすぐに割れてしまいます。
固まる土は水を浸透させる能力はありますが、大雨が降ると排水が追い付かず水はけが悪くなることがあります。つまり、雨が降ったあとに水たまりができることもあるんです。
また、土や泥が雨で流れてきて、固まる土の上に土が溜まってしまうと雑草が生えてきます。他にも、壁際などは雑草が生えやすいです。
固まる土にはメリットデメリットがあるので、詳しくは次の記事をご覧ください。
レンガのインターロッキングでおしゃれに雑草対策
つぎの雑草が生えないようにする方法で効果が高い方法は、レンガなどのインタロッキングにする方法です。
この方法、ただの防草対策じゃなくて、庭がまるで外国の小道のような雰囲気に早変わりします。「おしゃれ」と「雑草ゼロ」を両立できる夢のようなアイデアですね。
インターロッキングって何?と思うかもしれませんが、簡単に言うと、レンガをパズルのように組み合わせて敷く方法です。レンガで地面を覆うことで、雑草が「もうここには生えられない…」と立ち去っていくわけです。
もっと簡単に言うと要するに、土の状態ではなくなるので、雑草対策の効果としては非常に高くなるということです。
なによりも、デザイン性に優れているのが特徴です。丸いパターンや幾何学模様にして、庭全体を芸術的に演出することもできるので、少しはオシャレにしたいと考えている人にとってはお勧めです。
ただ、目地に土や砂が溜まって雑草が生ええてきたり、目地が目詰まりして排水性が悪くなることもあるので、水はけの事を考えて工事を行うことが大切です。
とはいえ、雑草対策としては効果が持続的で、庭の管理が楽になるのでお勧めです。
タイル・コンクリート平板・石貼りで雑草対策!高級感のある庭に
次にご紹介する雑草が生えないようにする方法で効果が高い方法は、タイルやコンクリート平板・石貼りなどを行う事です。
タイルや石貼りは耐久性が抜群で、雑草が生える隙間を完全に封じます。タイルのツヤツヤした質感や、天然石のゴツゴツした独特の風合いが庭全体に上品さをプラス。コンクリート平板も同様に、しっかりと地面を覆ってくれるので、雑草も「ここは手強いな…」と成長を諦めます。
この方法はインターロッキング同様、土の状態ではなくなるので、雑草対策としては非常に優れています。また、庭全体がまるで高級リゾートのように生まれ変わる、まさに高級感アップの一手なんです。
他にも、お庭でバーベキューを考えている方は、タイルやコンクリート平板・石貼りなどにすることで、バーベキューコンロを安心しておくことができます。
また、花壇の周囲に敷くことで、花壇の土がこぼれた場合、箒で掃きやすく、ごみを集めやすので、とても掃除がしやすいです。
ドッグランをお考えの場合にも、人工芝だとウンチやオシッコの処理が大変なので、コンクリート平板がおすすめです。
DIYでの設置も可能ですが、広い面積だと結構な重労働になるので、プロにお願いするのも一つの手です。費用は少し高めですが、その分、手入れの手間がぐっと減るので長期的には楽チンです。
雑草が生えないどころか、リゾート感漂う空間で優雅に過ごす時間が待っていますよ。庭でリラックスする度に、「やっぱりやってよかった!」と思うはずです!
最近では、透水性のあるコンクリート平板もあり、雨が降っても水たまりになりにくい物もあります。
ドライテックなども流行っていますが、デザイン性や値段を考えると、透水性のあるコンクリート平板にした方が良い場合もあります。
低木類の植栽で緑を入れながら雑草対策
さあ、次は「見た目も素敵に雑草対策したい!」というあなたにピッタリな方法、低木類の植栽をご紹介します。これ、ただの雑草対策じゃないんです。庭に緑のアクセントを加えながら、雑草も生えにくくなるという一石二鳥の方法なんですよ!
低木類は、例えばツツジやサツキといった植物たち。彼らはどんどん横に広がってくれて、まるで地面を守るかのように雑草の生えるスペースを奪ってくれます。
しかも、成長すると自然なグリーンのカーテンになって、庭の景観がグッと良くなります。雑草は「え、ここもう緑で埋め尽くされてるじゃん…」と、居場所をなくしてしまうわけです。
ただし、低木も放っておくと「ちょっと成長しすぎてますよ…」ってことになるので、定期的な剪定は必須です。
とはいえ、庭に緑のボリュームが増えるし、花が咲く種類なら季節ごとに彩りも楽しめる。雑草対策をしながら、庭を華やかに変身させる、なんとも素敵な方法ですよね!
消石灰を撒く:効果と注意点
次に紹介するのは、ちょっと理科の実験を思い出させる方法、消石灰を撒くという雑草対策です。
消石灰は、アルカリ性の成分が含まれていて、これが雑草に「いや、この環境はキツイ…」と思わせて、発芽を抑えるんです。しかも、土壌の酸性を中和して、植物が育ちやすい土にしてくれるので、一石二鳥の効果が期待できます。
消石灰を撒くと、土のpHが上がって雑草が育ちにくくなるんですが、注意が必要なのは「撒きすぎ厳禁!」ということ。
大量に撒くと、雑草だけじゃなく、他の植物も「このアルカリきつすぎる…」と成長がストップしてしまう可能性があります。
なので、適量を守ることがとても大事です。土があまりにもアルカリ性に傾くと、植物の成長に悪影響を及ぼすので、注意して使いましょう。
また、消石灰は水と反応して発熱する性質があるので、撒くときには手袋をするなどして、直接触れないように注意しましょう。
撒いた後は、しっかり土に混ぜ込んでおくと、安全に使えます。これで雑草は「うわ、もうこの土地は無理だ…」となって、雑草対策はバッチリです!
消石灰は使い方さえ守れば、強力な助っ人になるので、ぜひ一度試してみてください!
【失敗談も】防草シートを敷いたら逆に雑草が増えた!?
「防草シートさえ敷けば、もう雑草との戦いは終わりだ!」と思っていたのに、逆に雑草が増えたなんてこと、ありませんか?
実は、防草シートは万能ではなく、敷き方やメンテナンスを間違えると、かえって雑草が生えてきちゃうこともあるんです。今回は、そんな「防草シート失敗談」をご紹介します!防草シートを使う前に、ぜひチェックしてみてくださいね。
よくある失敗1: 防草シートを敷いたのに雑草が生えてきた!
「防草シート敷いたのに、なんでまた雑草が…?」とショックを受ける方、実は少なくありません。防草シートを敷いたからといって、100%雑草が生えないわけではないんです。
シートの隙間から、雑草が「ここだ!」とばかりに顔を出すことがあるんです。特に、シートをしっかり重ね合わせていなかったり、ピンで固定せずに敷いただけだと、隙間から雑草がどんどん侵入してきます。
さらには、風で飛ばされた砂や土がシートの上に積もり、その土から新しい雑草が生えるというパターンも。「え、そこから生えるの!?」と思うかもしれませんが、雑草って本当にしぶといんですよ。
なので、防草シートを敷く際は、隙間なくピンでしっかり固定することが大切です。雑草に「隙あり!」と思わせないようにしましょう。
よくある失敗2:防草シートが劣化して破れてしまった!
次にありがちなのが、防草シートを敷いたのはいいけど、すぐに破れちゃったという失敗。
実は、安価なシートや耐久性の低いシートを選ぶと、数年で紫外線や風雨にさらされて、ボロボロに劣化してしまうんです。シートが破れると、そこから雑草が「やったー!」と勢いよく生えてくるという悲劇…。
防草シートには、耐用年数というものがあるので、長期間使うなら少し値段は張りますが、UV加工された耐久性の高いシートを選ぶのがポイントです。
また、シートの上に砂利やウッドチップを敷くことで、シートの劣化を防ぐこともできるので、これも一つのテクニックです。「安物買いの銭失い」にならないように、初めからしっかりしたシートを選びましょう!
よくある失敗3:コケやカビが生えて見栄えが悪くなった
そして最後に、意外と多いのがコケやカビが生えてきたというパターン。防草シートを敷いたはいいけど、湿気がたまりやすい場所だと、コケやカビが「これ、私たちの楽園じゃん!」と繁殖しちゃうことがあるんです。
特に、シートの上に砂利やウッドチップを敷いている場合、通気性が悪くなりがちで、湿気がこもってしまうことがあります。
こうなると、せっかくの防草シートが見た目が悪くなるだけでなく、雑草とはまた違う手入れが必要になってしまいます。
対策としては、風通しを良くするために、時々砂利やウッドチップをかき混ぜて湿気を飛ばすこと。また、シート自体が通気性の良いものを選ぶと、湿気によるトラブルを防ぐことができます。
防草シートも万能ではありませんが、失敗を避けるためには、正しい敷き方や選び方が重要です。これらの失敗談を教訓にして、あなたの庭の雑草対策をさらに強力にしてくださいね!
家の庭づくり・雑草対策で失敗したくない人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
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