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西原造園
〒639-1042
奈良県大和郡山市 小泉町2996-11
【無料相談】
●TEL:0743-53-8986
お問合せ営業時間:9:00~19:30  年中無休
●メールでのお問合せはこちら 24時間 年中無休
現場作業定休日:(土曜日 日曜日 祝日)
(現場稼働時間 9:00~19:30)

奈良県大和郡山市の西原造園は、庭リフォーム・外構工事・造園・雑草対策の専門店です。奈良市をはじめ奈良県全域に対応。創業40年、口コミ満足度97%。雑草防除、防草シート施工、人工芝敷設、植木の伐採、固まる土舗装、砂利敷き、駐車場の拡張や土間コンクリート施工などメンテナンスフリーな快適空間を提案。無料相談・見積もり受付中。
奈良の庭リフォーム・外構・造園専門店|西原造園【口コミ評判】
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【草の生えない庭づくり】プロが教える雑草対策8選と費用失敗例を徹底解説

2025 7/03
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役立ち情報
2025年5月12日2025年7月3日
【草の生えない庭づくり】プロが教える雑草対策8選と費用失敗例を徹底解説

「草の生えない庭づくりをしたい」そう願う共働きのご家庭や、庭仕事が体力的に厳しくなってきたシニア世帯にとって、雑草は本当に悩みの種ですよね。

「抜いても抜いても生えてくる…」と、貴重な休日が草むしりで終わってしまう徒労感。ご近所の目も気になり、放置された庭を見るたびにため息が出る、そんな経験はないでしょうか。

安価な防草シートを試してすぐに破れたり、塩をまいて後悔したりと、自己流の対策で失敗し、時間もお金も無駄にしてしまったという声も少なくありません。雑草対策は、その場しのぎでは根本的な解決にならないのです。

しかし、ご安心ください。正しい知識と手順で対策すれば、雑草の悩みから解放され、美しく快適な庭を取り戻すことは十分に可能です。大切なのは、ご自身のライフスタイルや予算、そして庭の状況に合った「最適な方法」を見極めること。

そこでこの記事では、造園業歴20年のプロの視点から、後悔しないための草の生えない庭づくりの具体的な方法、費用、そしてDIYと業者依頼の判断基準まで、現場の知見を交えて徹底的に解説します。

この記事を読むと以下のことがわかります:

  • 雑草が“根本から生えない”庭にする7つの具体策
  • 除草剤、防草シート、コンクリート、人工芝など各方法のメリット・デメリット
  • 初期費用とメンテナンスコストを含めた費用比較
  • DIYでできる範囲とプロに任せるべき作業の境界線
  • よくある失敗例と、それを防ぐためのプロの知恵
この記事を書いた人

西原造園の代表で職人歴20年以上の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績500件以上。施主様の生活背景や状況を理解し戸建ての庭のリフォームをメインに外構・造園・エクステリアプランを作成したり、特にお庭の問題を解決するのが得意。全国紙ガーデン&エクステリアの掲載歴があり、父は一級造園技能士、母は奈良新聞にも掲載された一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。

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✅西原造園独自の「カウンセリング」があるので、じっくり話を聞いてもらえる

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目次

雑草対策に強い!草の生えない庭づくりのおすすめ方法8選

庭の雑草対策には、手軽なものから本格的な工事まで様々な方法があります。それぞれにメリット・デメリット、費用、そして効果の持続性が異なるため、ご自身のライフスタイルや庭の状況に合わせて選ぶことが重要です。

このセクションでは、プロの現場で実際に採用されている代表的な7つの方法を、それぞれの特徴や注意点と合わせて具体的に解説します。

どの方法がご自身の理想の庭に近づけるか、ぜひじっくり比較検討してみてください。

■ 雑草対策方法 比較一覧表

スクロールできます
対策方法特徴おすすめ場面注意点
除草剤(粒剤+液剤)即効性あり/低コスト/DIY可とりあえず今の雑草を枯らしたい/すぐに工事できない場合年数回の定期処理が必要/根本対策にならない/ペット・子供の安全注意
防草シート+砂利光を遮断/DIY可/費用と効果のバランスが良い家周り・通路・裏庭など広範囲/共働き家庭や高齢者にも人気安価なシートは破れる/不織布タイプを選ぶ/敷砂利は5cm以上が目安
コンクリート舗装雑草ゼロ/耐久性◎/手入れ不要駐車場/物干し場/高齢者の自宅/とにかく雑草ゼロにしたい場所高額/無機質な印象/撤去しにくい/水はけ・照り返しに注意
人工芝(+防草シート)緑の景観/メンテ不要/子ども・ペットにやさしい庭の遊び場・ドッグラン・くつろぎ空間下地整地が難しい/防草シート必須/高品質品は費用高
タイル・レンガ・敷石おしゃれ/部分施工も可能/高級感アプローチ/玄関前/リビングから見える場所目地の雑草に注意/モルタル施工が望ましい/施工費は高め
固まる土(防草土)自然な見た目/歩きやすい/DIY人気花壇まわり・犬走り・雑草が気になる狭小スペース転圧・水加減が難しい/ひび割れ・ぬかるみ・撤去困難
グランドカバープランツナチュラル/環境にやさしい/花や香りも楽しめる緑を残したい方/庭づくりを楽しみたい方向け雑草ゼロではない/初期は手入れ必要/繁殖力の強さに注意
ウッドデッキ・外構リフォーム地面そのものを覆う/防草+快適空間の創出リビング前/庭の活用スペース/新築・リフォーム時初期費用が高い/下に防草シート施工必須/構造によっては隙間から雑草リスクあり

庭に除草剤を撒いて草を枯らす雑草対策

「とにかく今すぐ、目の前の雑草をなんとかしたい!」そう思われる方にとって、除草剤は最も手軽で即効性のある選択肢に思えるかもしれません。

特に、広いお庭で、すぐに本格的な工事をする予算はないけれど、なんとか楽に管理したいという場合、除草剤は非常にコストパフォーマンスの高い選択肢になります。

実際に、私たちプロがお客様にアドバイスすることがあるのが、種類の違う除草剤を計画的に組み合わせる方法です。

例えば、雑草が本格的に芽を出す前の春先に、「ネコソギ」に代表されるような土壌処理型の粒剤を撒いておきます。これで、土の中に残っている種からの発芽を長期間抑えることができます。

それでも数ヶ月後、夏にかけてしぶとく生えてきた雑草には、「サンフーロン」や「ラウンドアップ」のような茎葉処理型の液剤でピンポイントに枯らす。この合わせ技で、年間の草むしりの手間は劇的に減らせます。

しかし、毎年春には粒剤を撒き、夏には液剤の準備をする…というサイクルからは抜け出せません。「終わりなき草取りからの解放」のためには、やはり防草シートやコンクリートといった、一度施工すれば効果が10年以上持続する物理的な対策が、最も確実な方法です。

■ 除草剤の使い分け一覧表

時期除草剤名処理タイプ主な用途・効果備考
春先(発芽前)ネコソギなど土壌処理型(粒剤)土中の雑草種子の発芽を防止効果持続期間が長め(6ヶ月~9か月)
夏〜初秋(成長後)サンフーロン茎葉処理型(液剤)生育中の雑草に直接散布して枯らすグリホサート系/非選択性
夏〜初秋(成長後)ラウンドアップ茎葉処理型(液剤)同上(ピンポイント処理や広範囲処理に対応)サンフーロンと同系統/浸透移行性に優れる

防草シートと砂利を組み合わせた雑草対策

防草シートの上に砂利

DIYで挑戦したい方から、コストを抑えつつ確実な効果を求める方まで、幅広い層におすすめできるのがこの「防草シート+砂利」の組み合わせです。これは、物理的に光を遮断して雑草の光合成を防ぐという、非常にシンプルで効果的な方法。

特に、家の周りや裏庭、通路など、広範囲にわたって草の生えない庭づくりを実現したい場合に、コストパフォーマンスの高さが際立ちます。共働きで忙しいご家庭でも、一度施工してしまえば長期間メンテナンスの手間から解放されます。

ただし、成功の鍵は「防草シートの品質」にあります。現場でよく見る失敗例が、ホームセンターで安価な織布タイプ(編み込まれたシート)を選んでしまい、数年で紫外線劣化でボロボロになったり、スギナやチガヤのような強い雑草に突き破られたりするケースです。

プロが使用するのは、「ザバーン(プランテックス)」などの高密度な不織布タイプで、耐久性・耐用年数が10年以上あるものです。初期費用は少し高くても、長い目で見れば絶対に高品質なシートを選ぶべき。

その上に化粧砂利や砕石を5cm程度の厚みで敷けば、見た目も美しく、防犯効果も期待できます。

雑草が生えないコンクリート舗装のメリットと注意点

「雑草を一本たりとも見たくない」「将来、体力的に庭の手入れが一切できなくなるのが不安だ」という方にとって、コンクリート舗装は最も確実で「最強」と言える雑草対策です。地面を完全にコンクリートで覆ってしまうため、雑草が生える余地は物理的にゼロになります。

特に、体力に不安を感じ始めるシニア層が「終の棲家」として庭の管理負担を完全になくしたい場合や、車の出入りが激しい駐車スペースには最適な方法と言えるでしょう。

しかし、その強力な効果には相応のデメリットがあります。それは、無機質なのでおしゃれさに欠ける事と、一度固めてしまうと撤去ややり直しが非常に困難であることです。

また、夏の照り返しが厳しくなったり、水はけが悪化して水たまりができやすくなったりする可能性もあるので、排水先の確保を考慮して施工しなければなりません。

そのため、庭全体をコンクリートで覆うのではなく、駐車場や通路、物干しスペースなど、用途を限定して採用するのが賢明です。

デザイン面でも、刷毛引き仕上げや洗い出し仕上げなど、工夫次第で無機質な印象を和らげることは可能です。

人工芝で実現する草の生えにくい庭づくり

人工芝

小さなお子様が裸足で走り回れるような、安全で手入れのいらない庭が欲しい。そんな共働きファミリー層の願いを叶えてくれるのが人工芝です。

天然芝のような美しい緑の景観を一年中楽しめ、芝刈りや水やり、肥料やりといったメンテナンスは一切不要。もちろん、雑草の心配もほとんどありません。

子供用のプールを置いたり、庭が家族の憩いの場として生まれ変わります。ペットがいるご家庭でも、ドッグランとして活用できます。

ここで絶対に守ってほしいプロからの約束事が一つあります。それは、「人工芝の下には、必ず高品質な防草シートを敷く」ということです。これを怠ると、人工芝のつなぎ目や排水穴からしぶとい雑草が顔を出し、後からでは対処が非常に困難になります。

また、仕上がりの美しさと水はけ性能は、下地作り(整地・転圧)で決まります。DIYも不可能ではありませんが、広い面積の整地を平滑に仕上げるのはプロの技術が必要です。

初期費用はかかりますが、その後の快適な庭生活を考えれば、十分に価値のある投資と言えるでしょう。

タイル・レンガ・敷石を使ったおしゃれな雑草対策庭

「雑草対策はしたいけれど、コンクリートの無機質な感じは嫌」「どうせなら、おしゃれで自慢できるような庭にしたい」。そんなデザイン性を重視する方には、タイルやレンガ、自然石(敷石)を使った舗装がおすすめです。

素材の色や形、敷き方のパターンを組み合わせることで、オリジナリティあふれる空間を演出できます。玄関アプローチや、リビングから見えるメインの庭、ウッドデッキの周りなど、人の目が集まる場所に採用すると、住まい全体の印象がぐっと格上げされます。

この方法で草の生えない庭づくりを成功させるポイントは、「目地(めじ)」の処理です。タイルやレンガの隙間から雑草が生えてきては意味がありませんから、目地はモルタルで固めるのが基本です。

最近では、DIYでも扱いやすい「固まる砂」なども人気ですが、耐久性や強度を考えると、やはりプロによるモルタル施工が最も確実です。

費用は高めになりますが、花壇の縁取りにレンガを使ったり、通路に敷石を飛び石状に配置したりと、庭全体ではなく部分的に取り入れるだけでも、雑草抑制とおしゃれさを両立させることができます。

固まる土(防草土)は慎重に!プロが語る注意点

「コンクリートほど無機質にしたくないけど、雑草はしっかり抑えたい」。そんな方に人気なのが、水をかけるだけで固まる「固まる土(防草土)」です。DIYで手軽に施工できるというイメージから、多くの方が関心を持たれるのではないでしょうか。

実際に、固まる土には「自然な土の風合いを保ちながら、雑草の発生を抑えられる」という大きなメリットがあります。見た目が柔らかく、周囲の景観にも馴染みやすいのが魅力です。

とはいえ失敗する人も多く、失敗の最大の原因は、施工の難しさにあります。成功の鍵は「下地の徹底的な転圧」「規定通りの厚み」「正確な水加減」の3つですが、これがDIYでは非常に難しい。

特に転圧が不十分だと、強度が全く出ずに簡単にひび割れてしまいます。また、謳い文句に反して透水性が悪く、表面に苔が生えてぬかるみの原因になることも。一度固まると撤去も大変で、土には還らないため産業廃棄物として処理する必要がある点も注意が必要です。

もし使うのであれば、人がほとんど歩かない犬走りや、花壇周りのごく狭い範囲に限定して使うと良いでしょう。ちなみに、バイクや自転車置場や駐車場への使用は絶対に避けるべきだと、私は考えています。

グランドカバー植物でナチュラルに雑草を防ぐ方法

「コンクリートや人工芝で地面を覆ってしまうのは、なんだか寂しい」「少しでも緑を残しながら、ナチュラルに雑草を抑えたい」。そんなガーデニング好きな方や、自然な景観を好む方には、グランドカバープランツ(地被植物)を使った雑草対策が向いています。

これは、繁殖力が旺盛で地面を密に覆う性質のある植物を植えることで、雑草が生えるスペースと日光を奪い、その生育を抑制するという考え方です。

代表的な植物には、踏みつけに強く可愛らしい花を咲かせる「ヒメイワダレソウ(リピア)」や、良い香りがする「クリーピングタイム」、日陰でも育ちやすい「アジュガ」などがあります。

これらの植物が一度地面を覆ってしまえば、雑草が生えにくくなり、草むしりの手間は大幅に軽減されます。

ただし、完全に雑草をゼロにする方法ではないことは理解しておく必要があります。植え付け初期は雑草との競争になるため、根付くまでの間はこまめな草むしりが必要ですし、勢いが強すぎて他の植物の領域に侵入しないよう、ある程度の管理も求められます。

ウッドデッキや外構リフォームで雑草をシャットアウト

人工木のウッドデッキ

雑草対策というと、地面をどう処理するかに目が行きがちですが、「雑草が生える地面そのものをなくしてしまう」という発想の転換も非常に有効です。

例えば、リビングの前にウッドデッキやタイルテラスを設置すれば、その下は完全に日陰になり、雑草は生えることができません。

ただし、ウッドデッキは床材にわずかな隙間ができそこから雑草が顔を出すことがあります。これを防ぐにはウッドデッキの下に防草シートを敷いておくか、基礎をコンクリートで作ることで防草効果が期待できます。

とはいえ、ウッドデッキは単なる雑草対策にとどまらず、「第二のリビング」として使える快適な空間を生み出し、暮らしの質を大きく向上させるリフォームと言えます。

週末に朝食をとったり、友人を招いてお茶をしたり、子供の遊び場にしたりと、活用の幅は無限大です。同様に、外構のリーフォームでカーポートを設置すれば駐車スペースの雑草を防げますし、物置を置けばその下の雑草管理は不要になります。

もちろん、ウッドデッキやカーポートの設置には大きな初期費用がかかります。しかし、それは雑草対策という守りの投資だけでなく、生活を豊かにする攻めの投資と捉えることができます。

新築や大規模なリフォームを計画する際には、ぜひ外構計画とセットで検討していただきたい方法です。

草が生えない庭にする方法の選び方とポイント

様々な雑草対策の方法をご紹介しましたが、「結局、自分の家にはどれが一番合っているの?」と迷われる方も多いのではないでしょうか。

最適な方法は、ご家庭の予算、デザインの好み、そしてご自身で作業できる範囲によって変わってきます。

このセクションでは、「費用」「見た目」「DIYの可否」という3つの重要な判断軸から、後悔しないための選び方のポイントを、プロの視点から具体的に解説していきます。

初期費用とメンテナンスコストで比較する雑草対策

雑草対策を考える上で、費用は最も気になるポイントの一つですよね。しかし、ここで注意していただきたいのは、「初期費用の安さ」だけで判断すると、数年後に「安物買いの銭失い」になってしまう可能性が非常に高いということです。私たちプロは、必ず**「10年スパンのトータルコスト」**で考えることをお勧めしています。

例えば、業者に依頼した場合の費用を比較してみましょう。

草の生えない庭づくり|費用比較一覧(㎡単価)

方法(施工内容)費用の目安(㎡単価)特徴・ポイント
防草シート+砂利敷き4,000円~6,500円コスパ良好/DIYも可能/見た目と防草効果のバランスが高い
コンクリート土間舗装10,000円~13,000円雑草ゼロ/メンテ不要/耐久性抜群だが無機質な印象/排水設計が重要
人工芝(高耐久タイプ)13,000円~15,000円一年中きれいな緑/子ども・ペットにやさしい/下地整備+防草シートが必須
固まる土(真砂土など)6,000円~10,000円ナチュラルな見た目/歩行可能/施工難度が高く、DIYの場合は注意
レンガ・コンクリート平板敷き13,000円~20,000円おしゃれで高級感あり/目地の処理がポイント/施工コストはやや高め
乱形石貼り・タイル舗装13,000円~25,000円デザイン性◎/主にアプローチやメインガーデンにおすすめ/目地モルタル施工が基本
ウッドデッキ設置(※一式価格)200,000円~300,000円雑草対策+快適空間を兼ねたリフォーム/床下の防草シート施工が必須

「それならDIYで安く…」と考える方も多いですが、例えば安価な防草シート(1㎡/200円)でDIYした場合、材料費は1万円程度で済みます。

しかし、3年で劣化して雑草に突き破られ、結局、砂利を一度すべて取り除いてシートを張り替える…という絶望的な労力が待っているかもしれません。

業者に依頼する初期費用との差額は、この「長期的な効果の保証」と「やり直しの手間からの解放」という安心料だと考えていただくと、価値が分かりやすいのではないでしょうか。

目先の数万円を節約した結果、10年間で数十万円分の時間と労力、そしてストレスを抱え込むことになりかねません。ご自身の予算と、「今後10年間で、どれくらい庭に時間とお金をかけられるか」を天秤にかけることが、後悔しない選択の鍵です。

見た目・デザイン重視で選ぶ庭の雑草対策

「草の生えない庭づくり」と聞くと、コンクリートや砂利で固めただけの、少し殺風景な庭をイメージされるかもしれません。しかし、工夫次第で雑草対策と美しいデザインの両立は十分に可能です。

大切なのは、単一の素材で庭全体を覆うのではなく、機能とデザインに応じて複数の素材を組み合わせる「ゾーニング」という考え方です。

たとえば、リビングから一番よく見える場所には温かみのあるレンガや自然石のテラスを設け、その周りは化粧砂利で引き締める。

子供が遊ぶスペースは安全な人工芝にして、家の裏手や通路はコストを抑えた防草シートと砕石で仕上げる――といった具合です。

このように場所ごとに素材を使い分けることで庭にメリハリが生まれ、ぐっとおしゃれな印象になります。また、花壇や家庭菜園のスペースをレンガやブロックで区切って明確に設けるのもおすすめです。

「手入れをする場所」と「手入れをしない場所」を分けることで、ガーデニングの楽しみは残しつつ、他の場所の雑草管理からは解放されます。

雑草対策は、庭のデザインを見直す絶好の機会。ぜひ、ご自身の理想の庭をイメージしながら素材を選んでみてください。

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素材名見た目の特徴デザイン性主な使用シーン・おすすめ場所
レンガ温かみ・ナチュラル感★★★★★花壇まわり・小道・アクセントゾーンなど
敷石(自然石)重厚感・高級感・自然な風合い★★★★★アプローチ・中庭・和モダン庭園など
タイルシャープ・モダン・清潔感★★★★★テラス・リビング前・目立つ中核部分
人工芝明るく自然な緑/ナチュラル〜POPまで対応★★★★☆遊び場・リラックス空間・ペットゾーンなど
化粧砂利・砕石シンプルで引き締まった印象★★★☆☆通路・建物周囲・モノトーン調の外構にマッチ

DIYでもできる?草が生えない施工方法の比較

「少しでも費用を抑えたい」という思いから、DIYでの雑草対策を検討される方は非常に多いです。そのお気持ちはよく分かりますし、実際にDIYで対応可能な作業もあります。

しかし、どの方法を選ぶかによって、その難易度と求められるスキルは大きく異なります。中途半端な知識で手を出して失敗し、結局プロにやり直しを依頼…となっては、元も子もありません。

DIYで挑戦するか、プロに任せるかの判断基準は「仕上がりの質」と「安全性」、そして「やり直しが効くか」です。

たとえば、10㎡程度の狭い範囲への「防草シート+砂利敷き」は、DIYでも挑戦しやすい方法です。ポイントは、下地の凸凹をなくし、シートの重ねしろを10cm以上確保すること。

一方、コンクリート舗装やタイル貼り、広範囲の人工芝施工は、プロに任せるべき領域です。

これらは正確な下地作りや水勾配の計算が不可欠で、失敗するとひび割れや水たまりの原因となり、修正も困難です。

ウッドデッキのように構造物の安全性が問われるものも同様です。まずは草むしりや簡単な整地までを自分で行い、専門的な施工だけを業者に依頼する「ハイブリッド型」も、賢い選択肢の一つですよ。

雑草の生えない庭づくりの失敗例とその対策

せっかく時間とお金をかけて雑草対策をしたのに、また草が生えてきてしまった…。そんな悲しい経験をされた方も少なくないのではないでしょうか。

実は、雑草対策の失敗には共通する原因があります。このセクションでは、プロの現場でよく目にする代表的な失敗例を挙げ、その原因と具体的な対策を詳しく解説します。これから対策を始める方も、一度失敗してしまった方も、ぜひ参考にしてください。

防草対策しても雑草が再発する原因とその防ぎ方

「高品質な防草シートを敷いたはずなのに、なぜか壁際から雑草が…」これは、DIYで施工された方から非常によくいただくご相談です。

完璧な草の生えない庭づくりを目指したのに、雑草が再発する主な原因は3つあります。

1つ目は、シートの隙間や端の処理の甘さです。壁や構造物の際はシートを立ち上げて固定するなど、丁寧な処理をしないと、わずかな隙間から光が入り込み、雑草が伸びてきます。

2つ目は、意外と見落としがちな「上からの雑草」です。砂利や人工芝の上に土やホコリが堆積し、そこに風で運ばれてきた種子が根付いてしまうのです。

そして3つ目が、シート自体の品質不足。安価な織布シートでは、スギナやチガヤのような地下茎で増える強力な雑草は、いとも簡単に突き破ってきます。

これらの失敗を防ぐには、施工時に端部処理を徹底すること、定期的にブロワーなどで表面を清掃すること、そして何より、初期投資を惜しまずにプロ仕様の高耐久な不織布シートを選ぶことが、結果的に最も確実で後悔のない対策となります。

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原因具体例防止策
① 端や隙間の処理が甘い壁際や構造物との隙間に光が入り、そこから雑草が伸びてくるシートを立ち上げて固定/壁際はテープで密着処理/10cm以上の重ねしろを確保する
② 上から土や種子が積もる表面に土ぼこりが溜まり、風で運ばれた種子が根付いてしまう表面の定期清掃(ブロワーなど)を行う/排水や傾斜に注意し、水たまりを防止
③ シートの品質が低いホームセンターの安価な織布シートが破れ、スギナやチガヤなどの強力な雑草に突き破られるプロ仕様の高密度・不織布タイプのシートを選ぶ(例:ザバーン/プランテックス)

素材や施工方法の選び方でありがちな失敗とは?

雑草対策で後悔しないためには、素材選びが非常に重要です。しかし、価格の安さや手軽さだけで選んでしまい、後々トラブルになるケースが後を絶ちません。

たとえば、DIYで人気の「固まる土」ですが、施工時の厚みや転圧が不足していると、簡単にひび割れが起こります。そして、そのひび割れに土が溜まり、結局そこから雑草が生えてくるのです。

透水性を謳っていても、表面の目詰まりで水たまりだらけになることも少なくありません。

また、防草シートの上に敷く砂利も、厚みが足りないとシートがむき出しになり、紫外線で劣化してしまいます。最低でも3〜5cmの厚みは確保したいところです。

私たちプロは、その場所の用途を第一に考えます。人が頻繁に歩くアプローチなのか、車が乗る駐車場なのか、それとも普段はあまり立ち入らない犬走りなのか。

それぞれの場所にかかる負荷や、求めるデザイン性、そして水はけなどの環境条件を総合的に判断して、最適な素材と工法を提案します。

表面的な情報に惑わされず、長期的な視点で素材を選ぶことが、満足のいく草の生えない庭づくりの鍵です。

水はけ・地盤トラブルが起きやすい庭とは

「雑草はなくなったけど、大雨のたびに庭がプールみたいになる…」これは、雑草対策が引き起こす二次的なトラブルの典型例です。

特に、元々が粘土質で水はけの悪い土地や、周囲より低い土地、擁壁で囲まれた庭などは注意が必要です。

これまで土が吸収していた雨水が、コンクリートや防草シートで地面を覆ったことで行き場を失い、水たまりや湿気の原因になってしまうのです。

私たちプロが施工前に必ず地盤や高低差、水の流れを確認するのは、こうしたトラブルを防ぐためです。

もし水はけに不安がある場合は、ただ地面を固めるだけでは不十分。地面の下に「暗渠(あんきょ)」と呼ばれる透水管を埋設して水の逃げ道を作ったり、浸透マスを設置して地中に水を逃がしたりといった、専門的な排水対策が必要になります。

DIYで安易に地面を固めてしまうと、こうした問題が起きた時に修正が大変です。

ご自身の庭の水はけに少しでも不安を感じるなら、草の生えない庭づくりを計画する段階で、必ず排水のプロである外構業者に相談することをおすすめします。

低木類の植栽で雑草対策はできるのか?

「緑を楽しみながら、ナチュラルに雑草を減らしたい」そんな方から、「低木を植えれば雑草は生えなくなりますか?」というご質問をいただくことがあります。

結論から言うと、低木類の植栽は雑草を「抑制する」効果はありますが、「完全になくす」ことはできません。

低木が密に茂ることで地面に日陰を作り、雑草の光合成を妨げるというのがその仕組みです。しかし、植え付けたばかりの頃や、株と株の間にはどうしても光が届くため、雑草は生えてきます。

そこでおすすめしたいのが、「防草シート+マルチング」との組み合わせです。

まず地面に高品質な防草シートを敷き、植物を植える部分だけを十字にカットします。そして低木を植え付けた後、シートの上が見えないようにウッドチップやバークチップ、化粧砂利などで覆う(マルチングする)のです。

こうすることで、雑草の発生をほぼ完璧に防ぎつつ、植物の潤いも保ち、見た目も非常に自然でおしゃれに仕上がります。

低木単体で戦うのではなく、他の対策と組み合わせることで、デザイン性と防草効果を両立した草の生えない庭づくりが実現できるのです。

手入れが大変な庭の雑草対策に成功した庭事例集|プロ・DIY別に紹介

理論や方法は分かっても、実際に自分の庭がどう変わるのか、具体的なイメージが湧きにくいかもしれませんね。

ここでは、私たちが実際に手掛けた施工事例や、DIYで上手に雑草対策をされたお客様の例をいくつかご紹介します。ご自身の庭と照らし合わせながら、「こんな庭にしたい!」というヒントを見つけてみてください。

防草シート×砂利で草取り不要を実現した庭の事例

奈良市にお住まいの、共働きで小さなお子様がいらっしゃる30代のご夫婦からのご依頼でした。

お悩みは、家の裏手と側面の通路。日当たりが悪くジメジメしており、ドクダミや雑草がびっしりと生え、夏場は蚊の発生源にもなっていました。

「週末は子供と遊びたいのに、草むしりで一日が終わってしまう…」という切実な声が印象的でした。そこで私たちが提案したのが、プロ仕様の高耐久防草シートと、防犯効果も兼ねた白系の砕石を組み合わせる方法です。

施工では、既存の雑草と表土を丁寧に除去し、地面を平らにならして転圧。その上に、スギナなどの強力な雑草も通さない高密度な不織布タイプの防草シートを、隙間なく敷き詰めました。壁際は5cmほど立ち上げて専用のテープで固定するのが、再発を防ぐプロの技です。

最後に、明るい印象になる白砕石を5cm厚で均一に敷きならして完成。

施工後は「庭が明るくなったし、何より草むしりのストレスから解放されたのが嬉しい!」と大変喜んでいただけました。コストと効果のバランスが最も良い、定番の成功事例です。

コンクリート舗装で雑草を完全に防いだ実例

大和郡山市にお住まいの70代のご夫婦からのご相談でした。
「長年連れ添ったこの家で、安心して老後を過ごしたい。でも、庭の草むしりが年々体力的に辛くなってきた」というのが一番のお悩み。

特に、隣家との境界にある狭い通路や、物置周りの雑草が手に負えない状態でした。
将来的な管理負担を完全にゼロにすることを目指し、部分的なコンクリート舗装をご提案しました。

庭の全面をコンクリートにすると無機質になりすぎるため、北側通路と物置の周囲に限定して施工。
表面は滑りにくいように「刷毛引き仕上げ」としました。

これにより、雑草が生える心配は一切なくなり、雨の日のぬかるみも解消されました。

お客様からは「草むしりで腰を痛める心配も、夏に熱中症になる心配もなくなった。もっと早く頼めばよかった」というお言葉をいただきました。

草の生えない庭づくりは、シニア層にとって安全で快適な暮らしを守るための重要なリフォームでもあります。

家の周りを人工芝で雑草対策した例

奈良市にお住まいの、小学生のお子様がいるご家庭の事例です。新築で購入したものの、庭は手付かずの真砂土のままで、雨が降ればドロドロ、日当たりが悪く雑草もさることながら苔がはびこっている状態でした。

「緑豊かなオシャレなお庭にしたい」というのがご要望。そこで、メンテナンスフリーで一年中緑を楽しめる人工芝をご提案しました。

もちろん、下地には高品質な防草シートを施工。この事例で特にこだわったのは、徹底した下地作りです。

水はけを良くするために水勾配を計算し、地面を平滑に整地。その上に砂利と透水シートを敷いて水はけ対策を行いました。透水シートの上に、整地用の真砂土を入れ防草シートを敷き、高品質な人工芝を丁寧に張り合わせていきました。

ご主人からは「休日に芝刈りをする必要がなく、すぐに子供と遊べるのが最高。見た目も本物の芝みたいで、ご近所さんにも褒められます」との声をいただきました。

草の生えない庭づくりが、家族の笑顔と時間を生み出した好例です。

家庭菜園や花壇をおしゃれにしてガーデニングが楽しくなる雑草対策

「ガーデニングは好きだけど、花壇以外の場所の雑草にうんざり…」
そんなお悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。

香芝市にお住まいの、ガーデニングが趣味という奥様もその一人でした。

庭の一角で家庭菜園や花壇を楽しんでいましたが、それ以外のスペースは雑草に覆われ、せっかくの庭仕事も楽しさが半減していました。

そこで提案したのが、「手入れする場所」と「しない場所」を明確に分けるゾーニングリフォームです。

まず、既存の花壇をヨーロピアン調のアンティークレンガで囲い、おしゃれなレイズドベッド(立ち上げ花壇)に作り替えました。

これにより、作業がしやすくなるだけでなく、庭の主役としてのデザイン性も格段にアップ。

さらに、それ以外の通路や空きスペースには防草シートを敷いた上で、レンガの色と調和する暖色系の化粧砂利を敷き詰めました。

結果、「管理する範囲が限定されたことで、心に余裕をもって大好きなガーデニングに集中できるようになった」と、大変喜んでいただけました。

草の生えない庭づくりは、ただ雑草をなくすだけでなく、趣味の時間や暮らしの質を向上させる方法でもあるのです。

DIYと業者依頼、草の生えない庭づくりはどちらが最適?

雑草対策を考えたとき、多くの方が「自分でできるのか、それともプロに頼むべきか」という点で悩まれます。コストを抑えたいDIY志向の方、確実な仕上がりを求める方、それぞれの考え方があるでしょう。

ここでは、DIYで可能な範囲とその注意点、そして業者に依頼する場合のメリットや費用感について、具体的な判断基準を交えながら解説します。

■ 雑草対策|DIYと業者依頼の判断基準 比較表

スクロールできます
方法難易度DIY向き?やり直しの難易度備考(注意点など)
防草シート+砂利敷き★★★☆☆(やさしい)〇(可能)★★★☆☆(比較的容易)平坦な地面ならDIYでも十分対応可能/シートの重ね方と端部処理が重要
固まる土(防草土)★★★★☆(難しい)△(やや難)★★★★★(非常に難しい)転圧や水加減が難しく、失敗しやすい/一度固まると撤去が困難
人工芝(+防草シート)★★★☆☆(中程度)△(簡易的なら可)★★★★☆(やや難)下地の整地と接着が必要/DIYは小面積向き/排水処理が重要
コンクリート舗装★★★★★(難しい)×(不可)★★★★★(非常に難しい)専門技術・重機が必要/DIYは危険・困難/水勾配の設計が不可欠
タイル・レンガ・敷石舗装★★★★★(難しい)△(部分なら可)★★★★★(非常に難しい)目地の処理・水平調整が重要/DIYは小規模・装飾的な範囲に限定
グランドカバープランツ★★☆☆☆(やさしい)◎(可能)★☆☆☆☆(簡単)植物の管理が必要/初期は草むしりが必要/ナチュラル志向に向く
ウッドデッキ・外構リフォーム★★★★★(難しい)×(不可)★★★★★(難しい)構造物のため強度・安全性が重要/防草目的なら床下対策も必須

DIYでできる雑草対策と注意点

「自分の手で庭をきれいにしたい」「コストを少しでも抑えたい」という方にとって、DIYは魅力的な選択肢です。実際に、小規模なスペースであればDIYで十分に対応可能な雑草対策もあります。

例えば、10㎡未満の平坦な場所への「防草シート+砂利敷き」は、DIY初心者でも挑戦しやすい代表的な方法です。重要なのは、

①雑草を根こそぎ取り除く
②地面の石や根を取り除き平らにならす
③シートの重ねしろを10cm以上確保し、隙間なく敷く

という3つの基本を忠実に守ることです。

しかし、安易なDIYには落とし穴もあります。よくある失敗が、整地が不十分で地面がデコボコになり、水たまりができてしまうケース。また、安価な防草シートを選んでしまい、数年で雑草に突き破られることも少なくありません。

DIYで草の生えない庭づくりに挑戦する際は、「完璧を目指しすぎない」「やり直しが効く範囲で行う」という心構えが大切です。もし、仕上がりの美しさや長期的な耐久性を求めるなら、下地作りだけでもプロに依頼するなど、賢く使い分けることをお勧めします。

外構業者に依頼する場合の費用感と信頼性

「共働きで作業する時間がない」「体力的に自信がない」「失敗して後悔したくない」という方には、やはり専門の業者への依頼が最適です。プロに頼む最大のメリットは、「仕上がりの美しさ」と「長期的な耐久性」、そして何より「安心感」です。

専門業者は、その土地の土質や水はけ、日当たりといった環境条件を正確に診断し、最適な材料と工法を選定します。下地作りから仕上げまで、専門的な知識と技術、そして専用の道具を駆使して施工するため、DIYとは比較にならないほどの完成度と持続性が得られます。

気になる費用ですが、以下のような施工内容で相場が異なります(すべて1㎡あたり/整地費用別途2,000円程度):

  • 防草シート+砂利敷き:4,000円〜6,500円
  • コンクリート土間舗装:10,000円〜13,000円
  • 人工芝(高耐久タイプ):13,000円〜15,000円
  • 固まる土(真砂土など):6,000円〜10,000円
  • レンガやコンクリート平板敷き:13,000円〜20,000円
  • 乱形石貼りやタイル舗装:13,000円〜25,000円
  • ウッドデッキ設置:20万円〜30万円(※一式価格)

もちろん、使用する材料のグレードや施工面積、現場の状況によって価格は変動します。初期費用はかかりますが、その後の草むしりにかかる時間と労力、精神的なストレスから解放されることを考えれば、十分に価値のある投資と言えるのではないでしょうか。

草が生えにくい施工をしてくれる業者の選び方

せっかく業者に依頼するなら、絶対に失敗したくないですよね。信頼できる優良業者を見極めるには、いくつかのポイントがあります。

まず、「現地調査を丁寧に行ってくれるか」です。電話やメールの見積もりだけで済ませようとせず、実際に庭を見て、土の状態や広さ、高低差などを細かくチェックしてくれる業者は信頼できます。

その際、あなたの悩みやライフスタイル、将来の庭の使い方まで親身にヒアリングしてくれるかも重要な判断基準です。

次に、「複数の選択肢とそのメリット・デメリットを具体的に説明してくれるか」です。一つの工法だけを強く推すのではなく、「お客様の状況なら、A案とB案があります。A案の費用はこれくらいでメリットは〇〇ですが、デメリットは△△です」というように、専門知識を分かりやすく説明し、あなた自身が納得して選べるように導いてくれる業者は誠実です。

そして最後に、施工事例を豊富に持っていること。過去の実績は、その業者の技術力と経験の証です。これらのポイントを押さえて、あなたの草の生えない庭づくりを安心して任せられるパートナーを見つけてください。

草が生えない庭づくりに関するよくある質問

ここまで様々な雑草対策について解説してきましたが、まだ細かな疑問や不安が残っている方もいらっしゃるかもしれません。

この最後のセクションでは、お客様から特によくいただく質問にお答えする形で、皆さんの「あと一歩」の悩みを解消していきたいと思います。プロの視点から、率直にお答えします。

どの雑草対策方法が一番長持ちする?

「一度やったら、できるだけ長く効果が続いてほしい」これは誰もが願うことですよね。耐久性、つまり「長持ち」という観点で言えば、物理的に雑草が生える余地を完全になくす「コンクリート舗装」が最も優れています。

適切に施工されたコンクリートは、半永久的に雑草の発生を防ぎます。ただし、初期費用が高額であることや、一度施工するとやり直しが困難というデメリットも理解しておく必要があります。

次点で長持ちするのは、「高品質な防草シート+砂利(または人工芝)」の組み合わせです。プロが使用する厚手で高耐久な不織布シートを使えば、10年〜15年以上は雑草の心配なく過ごすことが可能です。

重要なのは、シートの品質を絶対に妥協しないこと。ホームセンターで安価に売られているシートでは、数年で劣化し、結局やり直すことになりかねません。

長期的な視点で見れば、初期投資を惜しまないことが、結果的に最もコストパフォーマンスの高い選択となります。

庭の一部だけ草が生えないようにすることは可能?

もちろん可能です。むしろ、庭全体を同じ方法で対策するよりも、場所の用途に応じて方法を使い分ける「ゾーニング」という考え方を、私たちプロは強くお勧めしています。

例えば、「家の周りの通路だけ」「物干しスペースだけ」「駐車場だけ」といったように、特に雑草が気になるエリアや、頻繁に使う場所に限定して対策を行うのは非常に賢明な方法です。

具体的には、通路には防草シートと砂利、リビング前のくつろぎスペースにはウッドデッキやタイルテラス、子供の遊び場には人工芝、といった具合に組み合わせます。

これにより、コストを抑えつつ、庭にデザイン的なメリハリも生まれます。花壇や家庭菜園など、土を残したいエリアはレンガやブロックで明確に区切ることで、「手入れを楽しむ場所」と「メンテナンスフリーの場所」を両立できます。

草の生えない庭づくりは、庭全体の使い勝手を見直す絶好の機会でもあるのです。

雑草抜きの手間はどれくらい減らせるの?

これは、どの対策方法を選ぶかによって大きく変わりますが、適切に施工すれば、雑草抜きの手間は9割以上、場合によっては100%削減することが可能です。

例えば、コンクリート舗装を行えば、雑草が生えることは物理的にありませんので、手間はゼロになります。高品質な防草シートと砂利、あるいは人工芝を施工した場合も、シートの隙間や端からわずかに生えてくる可能性はゼロではありませんが、その量はごくわずか。

これまでの「休日の大半を費やす草むしり」が、「月に一度、数分程度の見回り」に変わるイメージです。

この「時間」と「労力」の削減効果は、金銭的な価値以上に大きいと、多くのお客様がおっしゃいます。特に、時間に追われる共働きのご家庭や、体力に不安のあるシニア層にとっては、雑草の悩みから解放されることで得られる精神的な余裕は計り知れません。

浮いた時間で家族と過ごしたり、趣味を楽しんだり…草の生えない庭づくりは、あなたの暮らしそのものを豊かにする投資なのです。

雑草が生えないようにする最強の方法はありますか?

この質問は非常によくいただきますが、私の答えはいつも同じです。「お客様にとっての“最強”は、ご予算、ライフスタイル、そして理想の庭のイメージによって異なります」。

もし、「雑草の根絶」だけを最優先するなら、答えは「コンクリート舗装」です。しかし、夏の照り返しやコスト、デザイン性を考えると、それが全てのご家庭にとっての最適解とは限りません。

例えば、小さなお子様がいるご家庭にとっては、安全に遊べて景観も良い「高品質な人工芝」が最強かもしれません。

コストを抑えつつ、長期的な効果を求めるなら「プロ仕様の防草シート+砂利」が最強でしょう。ガーデニングを楽しみたい方にとっては、植物の生育を助けつつ雑草を抑える「防草シート+マルチング」が最強と言えます。

大切なのは、ネット上の「最強」という言葉に惑わされず、ご自身の暮らしに寄り添った、あなただけの「最適な方法」を見つけることです。そのお手伝いをするのが、私たちプロの仕事です。

安価でお金のかからない簡単な雑草対策を教えてください

「できるだけお金をかけずに、簡単に雑草をなんとかしたい」というお気持ち、よく分かります。しかし、プロの立場から正直に申し上げると、「安価」で「簡単」で、かつ「効果が長持ちする」という夢のような方法は存在しません。

もし、一時的な対策でよければ、除草剤の散布や、熱湯をかけるといった方法があります。また、段ボールを敷き詰めて光を遮断するという方法も、短期的には効果が期待できます。

しかし、これらは根本的な解決にはならず、いずれ雑草は再発します。もし、DIYでコストを抑えつつ、ある程度の持続性を求めるのであれば、やはり「高品質な防草シートを自分で敷く」のが最も現実的な選択肢でしょう。

初期の材料費はかかりますが、一度しっかり施工すれば数年〜10年は効果が期待できます。安価な対策を繰り返して時間と労力を浪費するよりも、少しだけ初期投資をして、根本的な草の生えない庭づくりに挑戦してみることを強くお勧めします。その方が、長い目で見て間違いなくお得ですよ。

草の生えない庭をつくりたいけど、どうしたらいいか分からない人へ

奈良県にお住いの方へ

あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?

「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」

「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」

そう思っていませんか?

そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、

「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」

「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」

「結局、工事金額はいくらかかるの?」

そう思っていませんか?

これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。

そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。

毎月5名限定なので、今すぐ次のボタンをクリックして詳細を確認してみてください。

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