水はけが悪いお庭を、コンクリートにして改善する工事 | 奈良県奈良市T様

今回ご紹介するのは奈良県奈良市にお住まいのT様です。

T様は、外構の塀を撤去してガレージを拡張したい(駐車場にしたい)という事と、 お庭の水はけ足元がぐちょぐちょになって歩きにくく靴が汚れて気持ち悪いのと、庭が水浸しになるのが怖いとお考えでした。

その外構とお庭がどのように変身したかというと。。

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奈良にお住いのT様が抱えておられた外構のお悩み

雨が降るたびに、川の水がお庭にあふれ出ないかといつも不安になる

雨が降ると、アプローチの石周りの土がドロドロになって、 靴の裏がドロドロになり歩きにくい

泥のついた靴で玄関が汚れてしまい、雨が降るたびお掃除が大変

来客時に車を停めてもらえるように、外構をリフォームして駐車場を作りたい

普段使っている自転車を、もっと楽に出し入れしたい

お庭の雨水の排水が大雨やゲリラ豪雨があった時に追いつかず、床下浸水になるのが怖い

この外構とお庭の問題と状況

お庭に排水がないので大雨の時、お庭が水浸しになる

その水が家の通気孔に侵入する恐れがあった

アプローチは石が敷き詰めてあり、石の間がセメントではなく土の状態だったため、雨が降るとその土がドロドロになる状態だった

表の門扉の幅が狭く、車が停められない状態だった

外構に元々駐車場(ガレージ)がなかった

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この外構とお庭に対する処方箋

T様に何が起こったのか?

日本園芸協会認定 ガーデンコーディネーター 西原輝

こんにちは。にしはら造園の日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター 西原輝です。

T様が最も気にされていたことは、お庭の水はけが悪いということでした。

雨が降った後お庭に出ると、靴がドロドロになってしまい、靴に着いた泥で玄関が汚れてしまうからです。

また、大雨が降ると、排水が追いつかず庭全体が水浸しになり、床下浸水など家に影響を及ぼすのではないかと心配されておられました。「雨の度にどないしよ~となって困り果てていて。これはどないかしやなあかん…」と思われていたそうです。

そこで、インターネットで調べてみたところ、僕達にしはら造園を知ったということでした。

外構とお庭の下見に行くと・・・・【T様のお悩みの原因】

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石ころだらけのアプローチなので躓きやすい。

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地面が土の状態。このままでは、雨が降った後靴がすぐに汚れてしまう。

実際に、お庭を見せて頂くと、お庭が土の状態で、十分な排水ができていない状態でした。

また、排水ができるようにするための「会所(土管のようなもの)」が土に埋もれており、水が流れていきにくい状態でした。

お会いしてお話していく間に、「排水の事だけじゃなく他にも気になる事があって・・・」「どのような事でしょうか?」「実は、他にも外構に車を置くスペースを確保したいのと、自転車をスムーズに出し入れできるようにしたいねん」という事でした。

外構を見てみるとT様は、普段はお車ではなく自転車を使われているので、元々駐車場がない状態でした。

また車を止めようにも、門の幅が狭く、奥にスペースはあるものの、車は停められない状態でした。

自転車の出し入れに関しては、玄関前が2段の階段になっていて、自転車が重く出し入れがしにくい状態でした。

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どのような解決策をみつけたのか?

T様の場合、初めに考えたのが、まず最も気にされていた排水についてです。ここでのポイントは「雨水等をどこに、どのように流すか」ということを一番に考えました。

まず、アプローチの水はけに関して、地面に傾斜がなく排水を取る事ができない状態でした。また、たとえ傾斜をつけても水が掃けていく場所がないため水たまりができる一方の状態でした。なので、雨が降るといつもドロドロで靴が汚れる状態でした。

そこで、アプローチをスロープにして緩やかな坂道を付ける事をご提案しました。そうすることで、しっかりと水が流れるようになり、 雨が降った時に土でドロドロになることもなくなります。ただし、単純にスロープにするだけでは雨が降った時に滑りやすくなってしまいます。

そのような事を防ぐために、コンクリートを小手でツルツルに仕上げるのではなく、 刷毛引きという方法を使いました。刷毛引きとは、コンクリートの表面を刷毛で慣らす事で、 表面をザラザラに仕上げる方法です。表面がザラザラになるので滑り止めの効果が出るということです。

これでコケて怪我をする心配もしなくて済むようになります。

t_sroスロープにする事で水が流れていく。DSC_0298

刷毛引きされたコンクリート。滑り止めの効果を発揮。

また、T様のお家のすぐ横に川が流れています。近頃の気候変動でゲリラ豪雨や大雨が降った時に川が増水し、お家まで水があふれ出てくるのでは?と心配されていました。そうなると、お庭にあふれ出た水がお家の基礎の通風孔に入って行ってしまい、床が浸水してしまう恐れがあります。

また水が入ると、床下が湿気てしまい、シロアリやカビの原因にもなる可能性もあります。そうならないために通風孔に水が入らないよう、通風孔の周りを全てブロックで囲みました。そうすることで、万が一川の水があふれてきたとしても、ブロックの高さまでは水が通風孔から入らないようにすることができます。

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通風孔に水が入らないようにブロックで囲みました。

他にも、T様のご要望としては、普段使っている自転車をスムーズに出し入れしたいということでした。玄関ポーチに2段の階段があり、自転車の出し入れが重たくて大変だったそうです。

そこで、アプローチをスロープにすることで、スムーズに屋根のある奥のスペースへ停める事ができるようになりました。

さらに玄関ポーチにも屋根があるので雨の日でも自転車置き場から玄関に入るまで濡れずにすむようになりました。

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また、外構に来客時用の駐車場がないという問題の解決方法について、以下のように考えました。現状では、駐車できるほどの広いスペースが充分にあるものの、門がせまいため車が入れる状態ではなかったのです。

来客があった時には、近くの貸駐車場へ停めていただいていたそうです。これでは、せっかく来ていただいたお客さんにお手間を取らせてしまい、落ち着いてお客さんを迎える事が出来なくなってしまいます。

そこで、気兼ねなくお客さんを迎え入れられるように、今ある外構をリフォームして、お家の真横に駐車場をつくり、入り口には車が通れる幅の広い門扉を新たに取り付ける提案をしました。

そうすることで、玄関から出て60秒もかからずに車に乗り降りでき、楽に出し入れできるようになるからです。

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玄関から60秒で車に乗り降りできる!

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広々した門扉で駐車もスムーズ!

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【職人の技】この外構とお庭の問題をどうやって改善したのか?

解決ポイント1 水害の心配から解放される、水はけを良くする方法

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重機を使って慎重に掘り起します

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丁寧に手作業で整地を行います

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傾斜が取れ、水はけも抜群によくなりました

玄関ポーチと、お庭全体が土が見えている状態でしたので、水はけを良くするために全面をコンクリートにしました。

土の部分を残すと、水が土に浸透してしまいジケジケと水はけの悪い状態になってしまうからです。

そこで、全面コンクリートにする事で、雨水などの水が表面を流れるようになります。

しかし、単純にコンクリートにすれば解決されるわけではありません。 なぜかというと、きちんと水がはけるように、傾斜をとらないとプールの状態になって、くつが濡れて雨の日に歩きにくくなるからです。

また、コケが生えたり、カビが生えてくる可能性があるからです。

そこで、きちんと会所に水が流れていくように、下地を作る時から水が掃けるように、傾斜を考えて掘削と整地を行いました。

また、今回のT様のお宅の場合、会所まで距離があります。距離があると傾斜を取る事が難しく、うまく水を流せなくなってしまいます。

そこで、流れてくる水を一カ所に集め、U字 溝という溝を作る事で、U字溝を辿って水が会所に流れていくようにしました。

こうして、敷地全体の水を一カ所に集め、水の流れを作る事で、水はけの良いお庭にすることができました。

解決ポイント2 持ち運びの重い自転車を、軽く押すだけで、出し入れできるようにする方法

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段差で自転車が出入りしにくい状態

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スロープで出入りが楽に!

 自転車を停められていた場所へは、玄関ポーチの奥にありました。そのため、手でズンと重量のある自転車を手で持ち上げながら、一度玄関の階段を上ってから、奥まで置きにいくためにまた下らないといけない位置にありました。

そこで、普段よく使われる自転車の出し入れをスムーズにできるように、玄関前を全面コンクリートのスロープにしました。

段差をなくすことで、手で持ち上げなくても簡単に軽く押すだけで自転車を取り出せるようになりました。

解決ポイント3 車の出し入れをスムーズにして、面倒なガレージ門扉の開け閉めを楽にする方法

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門扉を全て開けて駐車もラクラク!

外構の駐車場についてですが、車を停めやすくするためには、入り口を大きく取ることでスムーズに出入りができます。

通常、玄関を作る場合は、ガレージの入り口と人が出入りする入り口を別々に造るのが一般的です。

しかし、T様のお家の場合、門扉用の扉と、駐車場用の扉を別々に作ると、車の出し入れが非常にしづらくなって傷がついてしまう可能性があります。

そうならないために、門扉とガレージの入り口を一体化させました。

そこで使用したのが、3つ折りができる扉(3枚折戸)です。蛇腹式の門扉を使うという方法もありますが、大きなデメリットがあります。それは、まず壊れやすいということと、閉めにくいという事。そして、一回一回の開け閉めが非常に面倒ということです。

3枚折戸は、左側に門扉の代わりに使えるものが1枚と、ガレージ用に右に折り重なって開く扉が2枚でできています。3枚折戸にすることで、普段の出入りは左端の門扉用のを開閉するだけで良くなります。

そうすることで、自転車や歩いて帰宅する時でも、扉を全部を開け閉めする必要がなく、ラクラク出入りができるようになります。

【実際に頂いたお客様の声】

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