「空き地の雑草対策、どうしよう…」とお悩みではありませんか?
空き地に生える雑草は、気づけばあっという間に伸び放題。草むしりをしても、数日後には元通りということも少なくありません。特に、中高年の方や遠方に空き地を所有している方にとっては、雑草対策が体力的にも時間的にも大きな負担になることがあります。
さらに、草刈りや管理に行く時間がなかなか取れない場合、空き地の雑草を放置してしまうこともありますよね。しかし、放置された空き地は見た目が悪くなるだけでなく、害虫や害獣の発生原因となり、ご近所トラブルや自治体からの指導のきっかけになりかねません。
そこでこの記事では、空き地の雑草対策を効率よく、しかもコストを抑えながら長期間維持できる方法をご紹介します。例えば、防草シートや砂利を使った対策、定期的な草刈りのコツなど、実践的な工夫を詳しく解説します。
また、奈良県で造園や庭リフォームを手掛ける西原造園の経験を基に、特に効果的な方法をお伝えします。遠方にある空き地の管理でお困りの方や、雑草を二度と生えさせたくないと考えている方にとって、きっと役立つ情報が満載です。
ぜひこの記事を参考にして、あなたの空き地を雑草の心配から解放し、スッキリとキレイな状態を保つ方法を一緒に見つけていきましょう!す。


西原造園の代表で職人歴10年以上の現役の造園・庭・外構の職人。施工実績450件以上。施主様の生活背景や状況を理解し戸建ての庭のリフォームをメインに外構・造園・エクステリアプランを作成したり、特にお庭の問題を解決するのが得意。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。
空き地の雑草対策で放置しても長持ちする方法とは?


「空き地の雑草対策を放置しても長持ちさせたい」とお考えではありませんか?
特に「空き地の雑草を永久に生えなくする方法」を探している方も多いでしょう。しかし、完全に雑草を根絶するのは現実的に難しく、費用や時間が膨大にかかります。
ですが、空き地の雑草管理を楽にする方法は存在します。例えば、「雑草が二度と生えない状態を作る」ことは難しくても、「雑草を生えにくくする対策」を講じることで、管理の負担を大幅に減らせます。これにより、空き地や更地を長期間きれいに保つことが可能です。
例えば、頻繁に管理ができない遠方の空き地でも、正しい対策を取れば、放置しても見た目が悪くならず、害虫や近隣トラブルの心配を減らすことができます。例えば、防草シートを敷いたり、空き地に適した雑草対策を行えば、コストや手間を抑えながら、見た目もスッキリした状態を維持できます。
そこで、次に長持ちする空き地の雑草対策について、具体的なステップをご紹介します。
STEP1 空き地の草刈りの方法


最初のステップは、空き地の草刈りです。
空き地では、雑草が背丈以上に伸びていることが多く、通常の草刈り機の刃(チップソー)では刈り込みにくい場合があります。そのような場合は、シュレッダーブレードを装着するのがおすすめです。このブレードは、雑草を押さえつけながら粉砕することができ、特に背の高い雑草に効果的です。


シュレッダーブレードを使う際のコツは、草刈り機を縦に振ることです。こうすることで、ブレードが雑草を押しつぶしながら細かく粉砕してくれるため、背丈のある雑草も短時間で効率よく処理できます。
このように、草刈りを効率化する方法としてシュレッダーブレードを使えば、広い敷地でも作業時間を大幅に短縮できます。
草刈りが終わったら、次に刈り取った雑草の処理が必要です。熊手や掃除道具を使い、雑草を一箇所に集めておきましょう。この作業を丁寧に行うことで、次のステップで行う防草シートや砂利敷きがスムーズになります。
刈った雑草は、袋詰めにして自治体の指示に従って処分しましょう。これにより、空き地の見た目もスッキリと整います。
草刈りだけで済ませる場合、半年後には雑草が再び繁茂して生えてくる可能性があります。そのため、防草シートや砂利を使った長期的な雑草対策を取り入れることをおすすめします。
STEP2 土を鋤き取る


次に、空き地の雑草対策で重要な工程である土を鋤き取る作業に移ります。この作業は少し手間がかかりますが、空き地の雑草を根本から防ぐために欠かせないステップです。土を鋤き取ることで、既存の雑草の根や種を取り除き、再び雑草が生えるのを防ぎます。
このステップをしっかり行うことで、後に敷く防草シートの効果が格段に向上します。特に、土の表面を整えることで、防草シートを突き破って雑草が発芽する状況を防ぎ、空き地を長期間きれいに保つことが可能になります。
スコップや鍬での作業
まずは、スコップや鍬を使って、空き地の表層の土を5cm程度削りましょう。この作業によって、雑草が発芽しにくい環境を作れます。雑草が特に繁茂しているエリアを優先的に鋤き取ると、作業がスムーズに進みます。
もしDIYで取り組む場合は、範囲を小分けにして進めると負担が軽減されます。例えば、広い敷地や更地の場合、まず雑草が目立つ箇所を重点的に処理し、後日残りのエリアを進める方法がおすすめです。
広い空き地の場合の対策
とはいえ、空き地が100㎡~200㎡以上の広大な土地の場合、人力で土を鋤き取るのは大変です。そのような場合には、ユンボ(バックホー)やショベルカーなどの重機をレンタルする方法が効果的です。重機を使えば、広い土地でも短時間で効率的に整地できます。
重機のレンタルが難しい場合は、業者に整地作業を依頼するのも一つの方法です。費用は発生しますが、広い空き地でも短期間で効率的に作業を終えることができます。また、業者に依頼することで、地面を均一に整えることができるため、その後の雑草対策(防草シートや砂利敷きなど)の効果をより高めることができます。
もし重機のレンタルが難しい場合は、業者に整地作業を依頼することも検討してみましょう。業者に頼むことで、地面を均一に整えることができ、その後の防草シートの敷設や砂利敷きがより効果的になります。費用はかかりますが、広い敷地では時間や労力を大幅に節約できます。
DIYでもできる簡単な方法
一方で、「業者に頼むのは難しい」「DIYで解決したい」という場合は、少しずつ範囲を分けて作業する方法をおすすめします。スコップやジョレン、レーキなどを使い、土の表面を軽く削るだけでも十分効果があります。深く掘る必要はありませんので、思ったより簡単に作業を進められます。
さらに、削った土を整える際には、雑草の種や根をしっかり取り除くことを意識しましょう。こうした基本的な雑草対策を丁寧に行うことで、空き地の管理が格段に楽になります。
土を鋤き取る理由
土を鋤き取る作業は、次のステップで行う防草シートの敷設や顆粒の除草剤の使用といった対策を最大限に活かすための重要な下準備です。このひと手間を怠ると、雑草が再び繁茂しやすくなり、後々の管理が手間取る原因になります。
土を鋤き取る作業を丁寧に行えば、空き地を長期間きれいに保つ基盤が整います。それでも、「広すぎて無理!」や「時間が足りない!」と感じた場合は、無理せず次のステップに進みましょう。
STEP3 顆粒の除草剤をまく


空き地の雑草対策において、除草剤は非常に有効な手段です。特に、長期間効果を持続させたい場合には、顆粒タイプの除草剤がおすすめです。
液体除草剤と顆粒除草剤の違い
液体除草剤は即効性に優れており、短期間で雑草を枯らすのに向いています。しかし、雨で流されやすいことや効果の持続時間が短いことが弱点です。また、STEP1で草刈りを行った後では、雑草が短くなっているため、液体除草剤が根元に浸透しにくく、十分な効果を発揮できない場合があります。
一方で、顆粒タイプの除草剤は、地面に直接撒くことで、土壌にゆっくり浸透し、雑草の根や種に効果を及ぼします。このため、草刈り後の空き地でも高い効果を発揮し、長期間にわたり雑草の発芽を抑制することができます。
顆粒除草剤を使うメリット
顆粒タイプの除草剤は、以下の理由から特に空き地や更地の雑草対策に適しています:
- 土壌全体に均等に作用し、防草シートの隙間や端から雑草が生えるリスクを軽減。
- 粒状のため、風で飛ばされにくく、広範囲に簡単に散布可能。
- 雨などで流されにくく、長期間効果を発揮。
また、草刈り後や広い敷地に使用する場合でも、均一に撒けるため、手間を大幅に軽減できます。
おすすめの顆粒除草剤
中でも特におすすめなのが、「ネコソギトップW粒剤」です。この除草剤は、最長9ヶ月間も新しい雑草の発生を抑える効果があり、広範囲の空き地や空き家でも非常に使いやすい製品です。
- 主な特徴:
- 今生えている雑草を枯らす効果。
- 長期間雑草の発芽を防ぐ効果。
- 風で飛び散りにくく、散布しやすい粒状タイプ。
散布後に十分に水をまくことで、土壌に浸透し、より効果を発揮します。さらに、防草シートを併用することで、雑草の発芽リスクをほぼゼロに近づけることが可能です。
顆粒除草剤の使い方
- 草刈りを終えた空き地に、顆粒除草剤を均一に撒きます。
- 防草シートを敷く予定がある場合は、シートを敷く前に顆粒除草剤を使用することで、効果が最大化されます。
この方法を取り入れることで、空き地の雑草を二度と生えさせない環境にすることは難しいですが、それに近い環境を作り出す事ができるので、管理の手間が大幅に減ります。
顆粒除草剤を使えば、空き地や更地を効率的に管理しながら、長期間雑草の発生を抑えることができます。次は、防草シートの敷設について詳しく見ていきましょう。防草シートを正しく敷くことで、さらに手間いらずの雑草対策が可能になります。
STEP4 防草シートを敷く


空き地の雑草対策において、防草シートの設置は雑草の発生を長期間抑えるための効果的な方法です。整地が終わったら、次に防草シートを敷いていきましょう。このシートは地面に太陽光を遮断することで、雑草の光合成を防ぎ、二度と雑草が生えない環境を作り出します。
防草シートを敷く際のポイント
防草シートを敷くときには、以下の点に注意してください:
- 風で飛ばされないように固定する
防草シートを敷いた後、専用のピンを使用してしっかりと固定します。特に「返しの付いたピン」を使うと、シートが風でめくれるのを防ぎ、長期間にわたりシートが安定します。 - シートの種類を選ぶ
防草シートには「織布タイプ」と「不織布タイプ」の2種類があります:- 織布タイプ
初期費用が安価で手軽に入手できますが、耐久性が低く、強い雑草に貫通されることがあります。 - 不織布タイプ
繊維が密に絡み合っており、耐久性が高く、空き地や広い敷地に適しています。初期費用はやや高いものの、長期間にわたり雑草を抑える効果が期待できます。
- 織布タイプ
おすすめの防草シート
中でもおすすめなのが、高品質な防草シート「ザバーン(プランテックス)」です。この製品は、紫外線にさらされる環境でも5~10年の耐久性を誇ります。また、シートの上に砂利を敷いて紫外線を遮断することで、効果を半永久的に維持することが可能です。
「ザバーン」は、初期投資がやや高めですが、長期的にはコスト削減につながります。広い空き地や更地 雑草対策にも適しており、多くの専門業者が使用している実績があります。
紫外線対策でシートの耐久性を向上
どんな防草シートも、紫外線には弱いという弱点があります。紫外線はシートの劣化を早める主な原因の一つです。そのため、防草シートの上に砂利や人工芝を敷いて紫外線を遮断することが重要です。これにより、シートの耐久性がさらに向上し、空き地を長期間きれいに保つことができます。
防草シートを敷くメリット
- 雑草が発芽しない環境を作れる
防草シートを敷くことで、雑草の繁茂を根本的に防止します。 - メンテナンスの手間が大幅に減る
一度シートを敷けば、数年間の雑草対策が不要になります。 - 見た目が整い、近隣トラブルを防げる
雑草が生えないことで、空き地の見た目が美しく保たれ、ご近所からの苦情を防ぐ効果も期待できます。


STEP5 人工芝を敷いて防草シートを紫外線から守る!


空き地の雑草対策の仕上げとして、防草シートの上に人工芝を敷きましょう。これにより、空き地が美しく整うだけでなく、防草シートの紫外線劣化を防ぐ効果も得られます。
紫外線は防草シートの寿命を縮める最大の要因ですが、人工芝で覆えば、紫外線の影響を大幅に軽減できます。また、人工芝が地面を均一に覆うため、雑草が生えてくる隙間を完全になくすことが可能です。この仕上げによって、雑草の繁茂を防ぎつつ、草むしりの手間から解放されます。
人工芝の選び方
空き地に使用する人工芝は、必ずしも高品質なものを選ぶ必要はありません。庭やベランダの装飾目的ではないため、美観やクッション性を重視する必要はなく、比較的安価な人工芝でも十分な効果を発揮します。
また、使わなくなった人工芝を再利用するのもおすすめです。例えば、
- 知人が余っている人工芝を譲ってもらう
- DIYプロジェクトの端材を活用する
- 中古の人工芝を購入する
こうした方法を活用すれば、費用を抑えつつ防草シートの耐久性を向上させることができます。
人工芝を敷く際のポイント
- しっかり固定する
- 人工芝が風で飛ばされないよう、専用ピン(返しの付いたピン)や重しを使用してしっかり固定します。
- 特に広い空き地では、ピンを多めに使うことで安定感が増します。
- 敷き方は厳密でなくてもOK
- 人工芝は雑草対策の補助として使用するため、ピッチリと敷き詰める必要はありません。
- 隙間が多少あっても、防草シートの劣化を防ぎつつ、雑草の発生を抑えることができます。
人工芝の代わりに砂利を敷くのもアリ!
「人工芝じゃなくて砂利でもいいの?」と思う方もいるかもしれませんが、砂利でも全く問題ありません。
砂利を敷くメリット
- コストが比較的安い
余っている砂利や、手頃な価格の砂利を使えば、予算を抑えつつ防草効果を得られます。 - 重みで防草シートを固定できる
風で飛ばされる心配がなく、紫外線対策としても有効です。 - 水はけが良い
雨が降った後も人工芝に比べて乾きやすく、ぬかるみを防ぐ効果があります。
どちらを選ぶかは、コストや見た目の好みで決めてOKです。
これで空き地の雑草対策が完了です。人工芝を活用することで、見た目が良くなるだけでなく、長期間にわたり雑草対策の効果を維持できます。手間を減らしつつ、空き地をきれいに保つために、ぜひこの方法を試してみてください!


STEP6 年に1回は見に行きましょう


空き地の雑草対策を施した後でも、年に1回は空き地を訪れて様子を確認することをおすすめします。長期間放置していると、予期せぬ箇所から雑草が生えてきたり、防草シートや人工芝がめくれたりすることがあります。定期的にチェックすることで、早めに対処でき、空き地を長期間きれいな状態に保つことが可能です。
チェックポイント1: 防草シートや人工芝の固定状況
まず、防草シートや人工芝がしっかり固定されているかを確認しましょう。返しの付いたピンや砂利で固定していても、強風や動物の影響でシートがずれてしまうことがあります。固定が緩んでいる場合は、ピンを追加したり重しを置くなどして、必要に応じて修正してください。
チェックポイント2: 雑草の発生
特に気をつけたいのは、防草シートや人工芝の端から雑草が生えてくる現象です。これは、シートの上に土が流れ込んで溜まり、その中から雑草が発芽するために起こります。こうした土の堆積は早めに取り除き、雑草が繁茂するのを防ぎましょう。
また、防草シートの上に落ち葉やゴミが溜まっていることもあります。枯葉の下では湿気がこもり、雑草が発芽しやすい環境ができてしまいます。簡単に掃除するだけでも、防草シートの効果を長持ちさせることができます。
チェックポイント3: 顆粒除草剤の使用
年に1回の訪問時には、周囲に顆粒の除草剤を撒くこともおすすめです。これにより、見えにくい場所に残っている雑草の種を発芽させず、さらに管理を楽にすることができます。
遠方の空き地の場合の工夫
もし空き地が遠方にある場合は、訪問を楽しみに変える工夫をしてみましょう。例えば:
- 空き地の管理後に観光を楽しむ
- ご当地グルメを食べに行く
- 温泉に立ち寄る
こうした予定を立てることで、管理作業が苦痛ではなくなり、むしろ楽しみなイベントになるかもしれません。
年に1回のチェックと軽いメンテナンスを行うことで、空き地の雑草対策の効果を最大限に発揮できます。このような定期的な管理を習慣化することで、せっかく施した対策が無駄になるのを防ぎましょう。
訪問時の作業は、周囲に顆粒除草剤を撒いたり、落ち葉を掃除したりする程度で、1時間ほどで完了する作業です。手間を最小限に抑えながら、空き地を二度と雑草に悩まされない環境に維持していきましょう。
空き地の雑草対策を行った事例
では、実際に空き地の雑草対策を行った弊社(西原造園)の事例をご紹介します。
どのような手順で作業を進めたのか、費用はどれくらいかかったのか、そしてその後の効果はどうだったのか。これを読むことで、具体的なイメージを掴んでいただけるはずです。
事例1:親から譲り受けた空き地を管理
ビフォー


アフター


何を隠そう、私(西原)の妻が、親から譲り受けた70坪~80坪の空き地を管理する事になった事例です。
譲り受けた直後は、雑草が伸び放題になり、昔に近所の方や役場の方から「草刈りをしてほしい」と言われていました。
そこで、以下の方法を実践しました。
- 草刈り:草刈り機を借り、1日かけて雑草をすべて刈り取りました。
- 顆粒の除草剤を散布:草刈り後にホームセンターで購入した顆粒の除草剤を撒きました。費用は約5,000円。
- 土の整地:自前の小型のユンボで簡単な整地を行う
- 防草シートと人工芝の設置:防草シートと人工芝を敷き詰める工事を実施。費用は約5万円ほどでしたが、長期間の維持を考えれば「むしろ安い」と感じました。
その後、雑草はほとんど生えず、状況を見に行って、必要な箇所だけ管理するだけになりました。管理時間は1時間程度(早くて30分)になったため、ほぼ観光や帰りのスーパー銭湯目的で空き地の管理しに行く状況になりました。
実は、この先ほどのSTEP1~6は実際に私が行った作業だったんですね。なので効果は実証済みであるということです!
事例2:お隣に迷惑掛けないように空き家の管理を楽にした雑草対策




奈良県に空き家をお持ちのSさんは、所有する空き家の草むしりの労力に限界を感じておられました。放置してご近所から苦情がきて迷惑をかけてしまわないかと懸念されていました。
また頻繁に訪れることが難しく、車も停めれず管理が大変で悩まれていました。そこで私たち西原造園にご相談いただきました。
- 草刈りと土の鋤き取り:雑草を刈り込み、土を鋤き取る事で防草効果を高めました
- 防草シートと砂利の設置:防草シートと砂利を入れて、防草シートの持続性を高めました。
- 駐車場を作成:車を停めておく場所がなかったため駐車場を作成しました。
「ご近所に迷惑をかけることもなくなりました」とSさん。「我が家のバリューアップにつながる丁寧な施工をして頂き喜んでおります」とお声を頂きました。詳細は次の記事をご覧ください。


他にもある!空き地の雑草対策でおすすめの方法
雑草対策には、草刈りや防草シートだけでなく、他にも効果的な方法があります。ここでは、空き地をきれいに保つための工夫を3つご紹介します。それぞれ特徴やメリットが異なるので、空き地の状況に合わせて選んでみてください。
クラッシャーランを敷く


クラッシャーランとは、砕石と粉砕した石の混合物のことです。この素材を地面に敷き詰めることで、雑草の発生を抑えることができます。
クラッシャーランは、コンクリートを砕いた素材の雑草が生えにくいのが特徴です。防草シートと併用すればさらに効果が持続し、長期間の管理が楽になります。
とはいえ、クラッシャーランは土気(つちけ:土が少々ふくまれている)があるので、雑草が全く生えてこないわけではありません。土の状態はよりはまだましだよという程度で考えておくとよいでしょう。※とはいえ駐車場化するならまだしも、正直雑草対策のために土地全体にクラッシャーランを撒くのはあまり現実的ではないかもしれません。
また、クラッシャーランの上にセメントを撒いて、上から水を散水すると表面が固るため、より雑草が生えにくくなります。この方法は特に駐車場を簡易的に作っておきたい場合など、地面の強度を上げたい場合に適しています。
土地に砂利を敷き詰める


砂利を敷くのも定番の雑草対策の一つです。
砂利で地面が覆われるため、雑草が育ちにくくなります。さらに、砂利を敷くと見た目が整い、空き地がきれいに見えるのもメリットです。
また最も効果の高い方法として防草シートを敷いた上で砂利を撒くと、紫外線を遮断しつつ砂利の固定力を高められるので効果的です。
費用は使用する砂利の種類や量によって異なりますが、コストを抑えたい場合はホームセンターで袋売りの砂利を購入してDIYで施工する方法がおすすめです。
ただし、空き地の場合、平米数がかなり広いため、70坪(231㎡)の場合、砂利の量が2トンダンプで少なくとも6台~7台分の砂利が必要になるので、これもあまり現実的な選択肢とはいいがたいかもしれませんね(^^;)
なので、部分的に敷き詰める方がよいでしょう。
不要になったタイルやレンガを使って雑草を防ぐ


不要になったタイルやレンガを再利用して雑草対策をするのも一つの手です。
これらを敷き詰めることで、地面を覆い、雑草の成長を物理的に防ぐことができます。ただし、これらを直接地面に敷くと隙間から雑草が生えることがあるため、防草シートを必ず使用するようにしましょう。
また、タイルやレンガは耐久性が高いため、長期間にわたって使用できるのも魅力です。DIYで配置を工夫すれば、おしゃれな空き地に仕上げることもできます。
これらの方法を活用することで、空き地を雑草から守りつつ、使い道のない土地を有効活用することも可能です。それぞれの方法の特徴を踏まえて、あなたに合った対策を選んでみてください!
空き地の雑草対策でリスクのある対策
雑草対策にはさまざまな方法がありますが、その中にはリスクやデメリットが伴うものもあります。
ここでは、空き地の雑草対策としては有効だけれども注意が必要な方法を3つご紹介します。それぞれの空き地の雑草対策のリスクを理解した上で、自分の空き地に適した選択をするようにしましょう。
グランドカバー(植物)で雑草対策をする


グランドカバーとは、地面を覆う植物を植えて雑草の発生を抑える方法です。
一見すると管理が楽になりそうですが、実は新たな手間を生むリスクがあります。特にハーブ系のグランドカバーとして人気のミントを植えると、増殖力が強すぎて管理が追いつかなくなることがあります。
ミントは雑草以上に広がりやすく、放置すると周囲の土地にまで侵食する可能性があります。そのため、グランドカバーを選ぶ際は慎重に検討し、定期的な管理が必要であることを念頭に置いてください。
固まる土を敷く


固まる土は、施工が簡単で見た目も美しく、雑草対策として効果的です。
しかし、空き地全体に固まる土を敷く場合、コストが非常に高くなるというデメリットがあります。
特に広い空き地では、材料費や施工費が膨大になるため、現実的な選択肢とは言えません。ただし、部分的に固まる土を使用して小道を作る場合には、比較的コストを抑えられるためおすすめです。全体施工を検討する際は、予算と効果を慎重に見極めましょう。
コンクリートで雑草を根絶する


コンクリートを敷くことで雑草を完全に防ぐことは可能ですが、この方法にもリスクがあります。
まず、初期コストが非常に高く、空き地全体をコンクリートで覆うには莫大な予算が必要です。
また、土地が完全に覆われるため、後から用途を変更したい場合や、土地を売却したいと思った時に大がかりな撤去作業が必要になります。
ただし、駐車場を作るなどの実用的な目的で空き地を活用する場合には、コンクリートは非常に有効な選択肢と言えます。目的に応じて計画的に使用するのがポイントです。
空き地の雑草対策を業者に任せたい人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
そう思っていませんか?
これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
そこで、もしあなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「西原造園の無料相談」がお役に立てるかもしれません。
毎月5名限定なので、今すぐ次のボタンをクリックして詳細を確認してみてください。
今月はあと5名
お問合せフォーム受付時間:24時間 年中無休