今回ご紹介するのは、奈良県奈良市にお住まいのT様の外構工事の事例です。
T様は、雨が降るたびに水浸しになる水はけの悪い庭にお悩みで、床下浸水の不安や、靴が泥だらけになるアプローチの使い勝手にストレスを感じておられました。また、来客用に庭を駐車場にしたい、自転車の出し入れを楽にしたいというご要望がありました。
そこで、水はけの悪い庭をコンクリートで舗装し、U字溝でしっかり雨水を排水できるよう根本的に改善しました。
さらに、門まわりをリフォームして庭を駐車場にし、アプローチは滑り止めの刷毛引きコンクリートでスロープ化しました。雨の日でも足元が汚れず、車や自転車の出し入れがスムーズな外構へと生まれ変わった施工事例をご紹介します。
この事例はこんなお悩みの方にお勧めです
- 庭の水はけが悪く、雨の日に水たまりができたり靴が泥だらけになって困っている方
- 使っていない庭を駐車場にする外構リフォームをご検討中の方
- 自転車や車の出し入れがしにくい段差や、狭い門まわりを改善したい方
施工概要|奈良市で行った水はけの悪い庭を駐車場にする外構工事
| 施工エリア | 奈良県奈良市 |
|---|---|
| 施工内容 | 土すき取り・整地、コンクリート打設(刷毛引き仕上げ)、U字溝設置、床下換気口ブロック囲い、3枚折戸設置、門扉撤去 |
| 工事カテゴリ | 外構工事 |
| 対応サービス | 駐車場工事・水はけ改善 |
| 今回のポイント | 庭のコンクリート化とU字溝による水はけ改善、スロープ化、3枚折戸を用いた駐車場の新設 |
| 施工前のお悩み | 庭の水はけが悪く水浸しになる、靴や玄関が泥で汚れる、駐車場がない、自転車が出しにくい |
| 施工後の変化 | 水はけが改善し床下浸水の不安が解消。車や自転車の出し入れが楽になり、足元も汚れなくなった |
その外構とお庭がどのように変身したかというと。。


奈良市にお住まいのT様が抱えておられた庭と外構のお悩み
- 雨が降るたびに、川の水がお庭にあふれ出ないかといつも不安になる
- 雨が降ると、アプローチの石周りの土がドロドロになって、靴の裏がドロドロになり歩きにくい
- 泥のついた靴で玄関が汚れてしまい、雨が降るたびお掃除が大変
- 来客時に車を停めてもらえるように、外構をリフォームして駐車場を作りたい
- 普段使っている自転車を、もっと楽に出し入れしたい
- お庭の雨水の排水が大雨やゲリラ豪雨があった時に追いつかず、床下浸水になるのが怖い
庭の水はけが悪いことによる床下浸水の不安と使い勝手の悪さ
- お庭に排水がないので大雨の時、お庭が水浸しになる
- その水が家の通気孔に侵入する恐れがあった
- アプローチは石が敷き詰めてあり、石の間がセメントではなく土の状態だったため、雨が降るとその土がドロドロになる状態だった
- 表の門扉の幅が狭く、車が停められない状態だった
- 外構に元々駐車場(ガレージ)がなかった
プロの視点:今回この工法をご提案した理由
- 課題:水はけの悪い庭による泥汚れや床下浸水のリスク、そして来客用駐車場がなく自転車の出し入れも不便な外構動線。
- 原因:庭に適切な勾配や排水設備がなく、アプローチが土の状態であること。また、玄関前に段差があり、門扉が狭く車が進入できないこと。
- 解決策:庭をコンクリートにして傾斜をつけ、U字溝で雨水を排水する。アプローチは滑り止めの刷毛引きスロープに変更し、使い勝手の良い3枚折戸を設置して庭を駐車場にする。さらに通風孔をブロックで囲い浸水を防ぐ。
外構とお庭の現場確認:水はけが悪い原因と駐車場の確保
こんにちは。西原造園の西原智です。
T様が最も気にされていたことは、お庭の水はけが悪いということでした。雨が降った後お庭に出ると靴がドロドロになってしまい、靴に着いた泥で玄関が汚れてしまうからです。
また、大雨が降ると排水が追いつかず庭全体が水浸しになり、床下浸水など家に影響を及ぼすのではないかと心配されておられました。「雨の度にどないしよ~となって困り果てていて。これはどないかしやなあかん…」と思われていたそうです。

石ころだらけのアプローチなので躓きやすい。

地面が土の状態。このままでは、雨が降った後靴がすぐに汚れてしまう。
実際に、お庭を見せて頂くと、お庭が土の状態で、十分な排水ができていない状態でした。また、排水ができるようにするための「会所(土管のような排水口)」が土に埋もれており、水が流れていきにくい状態でした。
お会いしてお話していく間に、「実は、他にも外構に車を置くスペースを確保したいのと、自転車をスムーズに出し入れできるようにしたいねん」というご相談もいただきました。
外構を見てみると、T様は普段はお車ではなく自転車を使われているので、元々駐車場がない状態でした。また車を止めようにも、門の幅が狭く、奥にスペースはあるものの車は停められない状態でした。
自転車の出し入れに関しては、玄関前が2段の階段になっていて、自転車が重く出し入れがしにくい状態でした。

施工のポイント|水はけの悪い庭をコンクリートの駐車場に改善
雨水を確実に逃がすコンクリートの傾斜とU字溝の設置

重機を使って慎重に掘り起します

丁寧に手作業で整地を行います

傾斜が取れ、水はけも抜群によくなりました
玄関ポーチと、お庭全体が土が見えている状態でしたので、水はけを良くするために庭を駐車場にする形で全面をコンクリートにしました。土の部分を残すと、水が土に浸透してしまいジケジケと水はけの悪い状態になってしまうからです。
そこで、全面コンクリートにする事で、雨水などの水が表面を流れるようになります。しかし、単純に駐車場 コンクリートを打設すれば解決されるわけではありません。きちんと水がはけるように、傾斜(水勾配)をとらないとプールの状態になって、靴が濡れて雨の日に歩きにくくなるからです。また、コケが生えたり、カビが生えてくる原因にもなります。
そこで、きちんと会所に水が流れていくように、下地を作る時から水が掃けるように傾斜を考えて掘削と整地を行いました。
また、今回のT様のお宅の場合、会所まで距離があります。距離があると傾斜を取る事が難しく、うまく水を流せなくなってしまいます。そこで、流れてくる水を一カ所に集め、U字溝という溝を作る事で、U字溝を辿って水が会所に確実に流れていくようにしました。こうして、敷地全体の水を一カ所に集め水の流れを作る事で、水はけの良いお庭に根本改善することができました。

床下浸水を防ぐ基礎通風孔のブロック囲い

通風孔に水が入らないようにブロックで囲みました。
また、T様のお家のすぐ横に川が流れています。近頃の気候変動でゲリラ豪雨や大雨が降った時に川が増水し、お家まで水があふれ出てくるのでは?と心配されていました。
そうなると、お庭にあふれ出た水がお家の基礎の通風孔に入って行ってしまい、床が浸水してしまう恐れがあります。また水が入ると、床下が湿気てしまい、シロアリやカビの原因にもなる可能性もあります。
そうならないために、通風孔に水が入らないよう、通風孔の周りを全てブロックで囲みました。そうすることで、万が一川の水があふれてきたとしても、ブロックの高さまでは水が通風孔から入らないように防ぐことができます。
滑り止め効果のある刷毛引きコンクリートとスロープの設置

段差で自転車が出入りしにくい状態

スロープで出入りが楽に!
T様の場合、アプローチの水はけに関して地面に傾斜がなく排水を取る事ができない状態でした。また、たとえ傾斜をつけても水が掃けていく場所がないため水たまりができる一方の状態でした。なので、雨が降るといつもドロドロで靴が汚れていました。
そこで、アプローチをスロープにして緩やかな坂道を付ける事をご提案しました。そうすることで、しっかりと水が流れるようになり、雨が降った時に土でドロドロになることもなくなります。
ただし、単純にスロープにするだけでは雨が降った時に滑りやすくなってしまいます。そのような事を防ぐために、コンクリートを小手でツルツルに仕上げるのではなく、刷毛引きという方法を使いました。刷毛引きとは、コンクリートの表面を刷毛で撫でる事で、表面をザラザラに仕上げる方法です。表面がザラザラになるので滑り止めの効果が出ます。これで転んで怪我をする心配もしなくて済むようになります。


スロープにする事で水が流れていく。

刷毛引きされたコンクリート。滑り止めの効果を発揮。
さらに、自転車を停められていた場所へは、玄関ポーチの奥にありました。そのため、重量のある自転車を手で持ち上げながら、一度玄関の階段を上ってから、奥まで置きにいくためにまた下らないといけない位置にありました。
そこで、普段よく使われる自転車の出し入れをスムーズにできるように、玄関前を全面コンクリートのスロープにしました。段差をなくすことで、手で持ち上げなくても簡単に軽く押すだけで自転車を取り出せるようになりました。玄関ポーチにも屋根があるので雨の日でも自転車置き場から玄関に入るまで濡れずにすむようになりました。


庭を駐車場にする工夫と出し入れが楽な3枚折戸の門扉

門扉を全て開けて駐車もラクラク!
また、外構に来客時用の駐車場がないという問題の解決方法についてです。現状では、駐車できるほどの広いスペースが充分にあるものの、門がせまいため車が入れる状態ではなかったのです。来客があった時には、近くの貸駐車場へ停めていただいていたそうです。
そこで、気兼ねなくお客さんを迎え入れられるように、今ある外構をリフォームして、お家の真横の庭を駐車場にし、入り口には車が通れる幅の広い門扉を新たに取り付ける提案をしました。
通常、玄関を作る場合は、ガレージの入り口と人が出入りする入り口を別々に造るのが一般的です。しかし、T様のお家の場合、門扉用の扉と、駐車場用の扉を別々に作ると、車の出し入れが非常にしづらくなって傷がついてしまう可能性があります。そうならないために、門扉とガレージの入り口を一体化させました。
そこで使用したのが、3つ折りができる扉(3枚折戸)です。蛇腹式の門扉を使うという方法もありますが、大きなデメリットがあります。それは、まず壊れやすいということと、閉めにくいという事。そして、一回一回の開け閉めが非常に面倒ということです。
3枚折戸は、左側に門扉の代わりに使えるものが1枚と、ガレージ用に右に折り重なって開く扉が2枚でできています。3枚折戸にすることで、普段の出入りは左端の門扉用のを開閉するだけで良くなります。
そうすることで、自転車や歩いて帰宅する時でも、扉を全部を開け閉めする必要がなく、ラクラク出入りができるようになります。そして駐車の際は、玄関から出て60秒もかからずに車に乗り降りでき、楽に出し入れできるようになりました。

玄関から60秒で車に乗り降りできる!

広々した門扉で駐車もスムーズ!


奈良市のT様からいただいた庭を駐車場にした外構工事のお客様の声
【実際に頂いたお客様の声】

奈良市周辺で庭を駐車場にする外構工事や水はけ改善をご検討中の方へ
このような外構のお悩みはございませんか?
- 雨のたびに庭に水たまりができ、靴が汚れる負担を根本的に解決したい
- 水はけの悪さが床下浸水など、家に悪影響を与えていないか心配
- 金額だけでなく、うちの庭の状況に合った確実な排水計画と駐車場の提案をしてほしい
お庭のコーディネーターとして、私たちは表面上のデザインだけでなく、敷地全体の水の流れや排水経路など、見えない部分のリスクをしっかり確認いたします。
コンクリート打設やU字溝の設置など適切な工法を用いることで、5年後、10年後の管理がラクになる、お客様の暮らしに本当に必要なプランをご提案いたします。
奈良市周辺で庭を駐車場にするリフォームや、水はけ改善で安心できる外まわりに整えたいとお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。














