こんにちは。お庭の管理を楽にして、自分時間を奪われないお庭を造る、奈良県の造園業者、西原造園の宮原圧志がお送りします。
あなたは今、雑草対策について砂利を敷いて雑草を防ぐことができないかとお考えではないですか?
砂利だけで雑草対策を考えているけど実際の所どうなのか?
そこで今回は、雑草対策で日々頭を悩ませ貴重な時間を割いている人のために、砂利敷きにするメリットを4つお伝えします。
目次
雑草対策で庭に砂利を敷くメリットとデメリット
雑草を生えてこなくする方法として最も誰にでもできて簡単な方法が、この砂利を撒く方法です。
砂利を敷くことにより、雑草の種に光が当たるのを防ぐことで、成長をさせなくします。 要は、理科で習った光合成をできなくさせる、という事です。
砂利のメリットとしては、厚めに敷くことで、より効果が発揮されます。
さらに、敷いた砂利の上を歩くと音がなるので、防犯にも役立ちます。水はけもよいので、泥はねがなく、歩いても服を汚さずに済みます。
その反面デメリットとして、雨が降ると、砂利の下の土が雨で叩かれて、浮いてくることがあります。
歩いていると自然に土が浮いてきたりもします。
また、防草効果を狙って、よく歩く通路に砂利を撒いている場合、踏みしめると、砂利はだんだん土の中に
埋もれていきます。そして、踏めば踏むほど、砂利が下がり、土が浮いてくるわけです。
(ある一定のところで、それ以上埋もれなくなるというポイントもあるようですが、柔らかい土なら、砂利だか土だか分からなくなるほど、埋もれてしまっていたお宅もありました。)
そして、浮いてきた土の上に雑草の種が飛ぶと表面に生えてくるというわけです。
多くのご家庭でよく砂利だけを敷いているのを見かけますが、薄目に敷いておられるご家庭が多いようです。薄く敷いていると、雑草は砂利の隙間を縫って、土までたどり着きます。
土までたどり着いた雑草はそこに根を下ろし、しぶとく生きるというわけです。
砂利を敷くことは、簡単で楽にできますが、雑草を生えてこなくすると言う事を考えると少しマシになるという程度で、まず生えてくると思った方が良いでしょう。
なので、僕達としては、砂利単体だと防草効果があまり高くないので、お勧めの方法ではないのです。とはいえ、新築を建てた時は、少しでも防草効果を発揮させるために、砂利を撒いている場合が多いです。
建売の場合、建てた業者が外構に十分なお金をかけられないからと言うのが理由の一つかもしれませんが。
雑草対策で砂利を敷くときの効果を高める3つのポイント
砂利単体だとあまり効果がないというのは先ほどお伝えした通りです。
しかし、防草シートと合わせることで絶大な効果を発揮します。これはどういう事か雑草対策で砂利を敷くときの効果を高める3つのポイントをお伝えします
ポイント1 防草シートを敷く

これはどういう事かというと、雑草対策を行う上で最も効果的なのが防草シートです。それはなぜかというと、雑草は日光を遮断すると、ほとんど生えてこなくなります。
さらに水を通すので排水性も良いので水たまりにもなりません。つまり、土の状態ではなくなり自然にも優しく泥はねもおきないからです。半面デメリットも2つあります。
1つは、紫外線に弱いことです。2つ目は見た目の悪さで景観を損ねてしまうことです。
紫外線に弱いとどうなるかというと、防草シートが破れてしまいます。破れるとそこから雑草が生えてきます。
その2つのデメリットを補うことができるのが、砂利なのです。
なぜかというと防草シートの上に砂利を敷くことによって紫外線が当たらないようにすることが出来るからです。また砂利は多種多様なものがあるのでお庭を彩ることが可能です。
ポイント2 砂利の大きさは5号が最適

続いての雑草対策で砂利を敷くときの効果を高めるポイントは砂利の大きさです。
砂利というと思い浮かべるのは、小豆ほどの大きさのものをイメージする人が大半だと思います。
これでも悪くはないのですが、デメリットが4つあります。
1つは歩くと飛び散りやすいことです。2つ目は防草シートのつなぎ目に砂利が入り込んでしまって、防草シートがめくれあがるということです。↓

3つ目は、子供が遊び散らかしやすいとうことです。4つ目は砂利に泥が付着していて、その泥が雨に打たれて防草シートの上に溜まり、そこから雑草が生えてきやすくなるということです。
そこで、少し大きめの砂利を使うとこれらのデメリットを抑えることができます。具体的には、5号(1.5~2cm)程の大きさの砂利を使うと良いです。
そうすることで砂利も1粒が大きいので飛散がしにくく、泥の付着も少なく雑草も生えてきにくいです。弊社の場合だと、白川砂利の5号石を使っています。
ポイント3 防草シートの端をレンガで縁取る

最後のポイントとは砂利が飛散しないように防草シートの端をレンガで縁取るということです。
砂利の上を歩くと砂利が思わぬところにこぼれ落ちていってしまう事があります。
特に防草シートの端は砂利を撒いただけでは砂利をせき止めておくものが無いので、散らかりやすく掃除が非常に面倒な状態になります。
また、防草シートの端が土と地続きだと雨が降ると土が防草シートの上に流れてきます。そうするとそこから雑草が生えてきます。
これらを防止するために防草シートの端をレンガで縁取ることで土が流れてこず砂利も流出しなくてすみます。
お庭の雑草対策について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方はこちらをご覧ください
もしあなたも、とりあえず、草刈をしてみたものの、草取りに終わりが見えない、、、お金かけて草刈機や除草材や防草シートを敷いてみたものの成果が出ない、、、ネットでよく見かけるからとりあえず、除草対策をしてみたものの全くと言っていいほど成果が出ないなど...
「何をやっても上手くいかない。これ以上自分で草取りをするのはもう限界、、、」「一度、造園業者さんに頼んだけど、また雑草が生えてきた、、、もうどうしていいのか分からない、、、」
と思ったことがあるなら、たった1つこの秘訣だけおさえて、雑草対策をやってみてください。きっとすぐに雑草との戦いから解放されて、自分時間を奪われずに済むでしょう。
あなたが奈良県にお住いの方なら、私たち「にしはら造園」がお役に立てるかもしれませんので、お気軽にご相談ください。
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まとめ
雑草対策で砂利を敷くメリットについてお伝えしましたが、砂利単体では効果がほとんどないので、必ず防草シートを敷いて砂利を撒くことをお勧めします。
また、使用する砂利は比較的粒の大きいものを使うと良いでしょう。この記事を参考にしていただき、お庭に砂利を敷いてみて下さいね。