固まる土のメリットとデメリットとは?

輝 満面の笑み

こんにちは。奈良の外構造園(庭)エクステリアのリフォーム専門店 にしはら造園の西原輝です。

 前回は、砂利に次ぐ2番目の解決策、防草シートを敷くという事について、お話させて頂きました。

 今回は、解決策の3つ目、固まる土を敷くという方法です。

固まる土とは、土にセメント等を混ぜて、固めることにより雑草を生えてこなくする土のことです。最近では、固まる土を撒いた上に水をかけるだけで、土の質感を出しながら、雑草を抑制すると言う事から人気が出てきました。

 実際に僕達に防草工事をご依頼頂く方も、この固まる土(固まる砂)を使いたいという方が、とても多くなってきました。

この固まる土は、簡単な物だと、固まる土を撒いてジョーロで水を撒くだけなので、DIYでもホームセンターやネットショップ(ネット通販)で手に入るので、簡単に施工できちゃうというものが大半です。

 ですが、侮るなかれ、簡単に見える固まる土ですが、意外と施工が難しいんです。というのは、微妙な水加減によって、土の質感が変わってきたり、あとでムラになったり、ちゃんと固まらなかったりと、意外と難しいのです。

 バッとまいて適当に水を撒けばそれでいいだろうという、職人さんもおられるようですが、やはり仕上がりは雑になります。僕達自身、どうすればより良い仕上がりになり、お客さんが、生活しやすくるのか?日々研究をしています。

また、使いどころを間違ってしまうと、せっかくやったのに失敗してしまったと、後で後悔してしまいかねません。

今回は、そんな固まる土のメリットとデメリットをご紹介いたします。

固まる土のメリットとは?

まず、固まる土のメリットとしては、
日光の照り返しも少なく、保水性・透水性もあるので水溜りができにくくなっています。砂利との違いは、落ち葉が落ちた時に掃除がしやすいと言う点です。

砂利だと、植木の落ち葉が落ちるとかなり掃除しにくくなります。頻繁に掃除をされる方は固まる土の方が良いでしょう。

次に何といっても防草効果は抜群にいいです。防草シートを敷くという方法もありますが、網目が粗い防草シートだと、下から雑草が突き破ってくることがあります。また、防草シートの上に砂利を撒くという方法もありますが、砂利には細かな砂が付着しています。

その細かな砂が、雨によって洗い流されシートの上に溜まります。溜まった砂に雑草の種が飛んできて雑草が生えてくるという事です。

しかし、固まる土の場合、3㎝~5㎝ほどの厚みを取れば、雑草が下から突き破ってくるというような事は、かなり起こりにくくなります(生えていた雑草の種類にもよっては突き破ってくる可能性もあります)。また、砂利を使わないので、固まる土の上に砂が溜まって生えてくるという事も起こりません。

なので、お庭の雑草対策をするにはもってこいです。

デメリットは?

反面デメリットとして、基本的には強度がとても弱い事です。年月が経つと部分的にヘコんできたり、空洞ができてくることがあります。そして、アプローチなどの歩くような場所に使うと、年数が経つと必ずヒビ割れてきます。

固まる土には色んなメーカーの種類ががありますが、競い合っているのはだいたいこの、割れるかどうかという事についてです。

なぜここを競うのかと言うと、もともと固まる土自体が割れやすい商品だからです。セメントと砂が混ざっている物の上から、サッと水を撒くだけなので当然割れやすいです。

ですから、いかに割れにくい商品を作るかという事にメーカーも力をいれているわけです。

また、経年劣化して割れると、端っこの方の固まっていた土がポロポロ取れてきます。端の方までちゃんと敷き詰めて、つき固めておかないと、端っこから雑草がヒュンと飛びてくることもあります。

そして、水はけです。透水性はあるとはいえ、ゲリラ豪雨や大雨が降ると、さすがに追い付きません。なので、必ず水勾配を取る必要があります。

DIYでも同様。水勾配を考えずに、ただ固まる土を撒いて、上から水をかけるだけだと、水はけが悪くなります。水溜りになる可能性も高いです。なので、水はけを考えて、水勾配は必ず取る必要があります。

また、撒いた当初は橙色の土の質感が出てとても美しいですが、湿気の多いところや、日陰になってしまうところに使用すると、黒い苔が生えてきて、とても見た目が悪くなってきます。経験では、1年経つと、もう黒ずんでいるというところがあります。

ちなみに、駐車スペースや車道には強度的に向いていません。どれだけ、硬い!と言っても、まずヒビ割れてきます。コンクリートにはかなわないわけです。プロは割れる可能性のあるものをお客さんに提供する事はありません。

固まる土が駐車場に効果があるのかどうかは、こちらの記事が参考になります。

固まる土を駐車場で使ってはいけない3つの理由

まとめ

このように、固まる土は防草効果は抜群に高いです。しかし、使いどころを間違って、毎日歩くアプローチや、ガレージなどに使うと、必ず割れてきます。

そうなると、アプローチを新しくやり変えたり、ガレージをコンクリートに変えたりなどの、違う対策を取らないといけなくなって、結果的に費用が高くついてきます。使いどころを間違えてしまうと後で後悔してしまうので、十分にご注意ください。

お勧めは、歩いたり、車の出し入れが無いところに使う事がお勧めです。上から圧力がかからない、放っておける場所に使う事はとても有効です。

例えば、お庭の植木の周りなどがそうです。ですが、植木の周りに使ってよい物と、使ってはいけない物があるので、使えるかどうか良く調べてから利用して下さい。

また、固まる土にも様々な種類があります。あなたに合った一番最適な固まる土はやはりお庭の状況や、あなたの希望によって変わってくるので、選ばれる時は、色味や、施工の仕方、その後の歩きやすさや掃除のしやすさはどうなるのか?などを検討して選んでみてくださいね。

ちなみに私たちの場合、デメリットを抑えるために、水加減に気を付けて施工を行っています。固まる土にはセメントと同じ成分が使用されています。つまり、水が多すぎるとカチカチになって、景観的にコンクリートのような寂しい感じなります。

かと言って、水が少ないとすぐにポロポロとれてきます。どのような水加減で施工すればよりよいのか、僕達も日々研究に励んでいます。

ここまでで、失敗しない雑草対策の中で、草引きをしなくて済むようにする三つの方法をご紹介しました。1つ目は砂利を敷く、2つ目は防草シートを敷く、3つ目が今回の固まる土を敷くです。

他にも、「黒マルチを敷く(イチゴ畑などに見かける黒いビニールシート)」や、「除草剤を撒く」などの解決策があります。

ただしこれらは、住み心地を考えるとあまり適切ではなく、お客様もそれを選ぶと言う事はまずありません。

 なので今回は簡単にスグにできる現実的な3つの雑草対策をあなたにお伝えしました。

 他にも、

●タイルを使ってテラスを作る。

●コンクリートを敷き詰める

●レンガを敷き詰める

●グラウンドカバーで覆う
 (地面に可愛らしい草花を這わせて地表を覆う方法)

 ー奈良のにしはら造園 西原 輝

無料相談

毎月7名限定の無料相談実施中!

無料相談は毎月7名限定 見積もり無料 今月はあと3名

受付時間 年中無休 TEL:9:00~20:00 メール:24時間

無料相談 受付・対応可能エリア

奈良県:北・中部
京都府:精華町、木津川市
その他の都道府県(大阪府など)は、無料相談の受付・対応の対象外となっていますのでご了承ください。

※建築・不動産関係の業者様へ。

大変恐縮ですが、建築・不動産業者様からの、下請け・ご紹介等はお受けしておりませんので、他社様にご連絡頂くようお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

日本園芸協会認定ガーデンコーディネーター。聖徳太子ゆかりの地の額安寺の施工に携わった経歴を持つ職人歴10年の現役のプロ職人。施工実績300件以上。施主様の生活背景や状況を理解し外構・造園・エクステリアプランを作成するのが得意。仕える事と書いた仕事ではなく、志す事と書いた「志事」をするがモットー。