こんにちは。奈良の外構・造園(庭)エクステリアのリフォーム専門店 西原造園の西原智です。
前回までは、なぜ雑草が生えてくるのか?と言う原因をつぶし、雑草を生えにくくする対策をご紹介してきました。
ただ、単に対策を知っているだけでは、何の役にもたちません。というのは、どうやって施工するかとう、施工の仕方によって先々のあなたの生活が変わってくるからです。
ここでは、どの解決策を取るにしても外してはいけない施工の3つのステップをご紹介します。
それではさっそく行ってみましょう。
防草シートの整地と勾配のつけ方。
防草シートを効果的に使用するためには、土地の整地と水の流れを考慮した勾配の設定が重要です。ここでは、勾配をつける方法と整地のステップを詳しく解説します。
ステップ1 水勾配の取り方と水盛遣方
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排水先を決める:
まず、水がどこへ流れるべきかを決定します。この時点で排水の方向と目的地を明確にし、それに基づいて勾配の方向を計画します。例えば、雨水桝に向かうようにするのが基本です。 -
水勾配の測定:
次に、水勾配を測定します。地面の現在の傾斜を確認するためにレーザーレベルや水平器を使用し、最も高い点と最も低い点を特定します。これにより、必要な勾配の度合いを計算し、土地の形状に応じた適切な勾配を割り出します。 -
勾配の設定:
確定した排水方向に合わせて、勾配を設定します。一般的に、100cmの長さにつき1〜2cmの勾配が望ましいとされています。(1m進むごとに1~2cm高くしていく。)これにより、水は適切に流れ、過剰な水滞りを防ぐことができます。勾配をつける作業は、土を適切に盛り上げたり、場合によっては削り取ることによって行います。
ステップ2 整地をする
防草シートを敷くための下地作りとして、土地の整地は非常に重要です。このプロセスでは、土地を平滑化し、シートが直接地面に触れるようにします。整地のステップを以下に詳述します。
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土の耕し方:
雑草の根や、石などの大きな不純物を取り除くことから始めます。スコップやクワなどを使用して土を削り、平らにならしていきます。角スコップという平らなスコップがおすすめです。この作業により、防草シートが均一に敷設されるようにします。 -
土の平滑化:
土を削ったあと、表面を平らにするためにレーキやボードを使います。この作業により、地面の微小な凹凸をなくし、水たまりができるのを防ぎます。地面をならす際は、既に設定した勾配に沿って均一な傾斜が保たれるよう注意深く行います。 -
最終的な地面の確認:
土の平滑化が終わったら、再度水平器やレーザーレベルを使用して地面が適切な勾配になっているかを確認します。この最終チェックにより、必要に応じて追加で土を盛ったり、削ったりすることで、完全に平滑で望み通りの勾配が確保されます。
雑草対策について、色々調べけど、結局どうすればよいのか分からな人へ
奈良県にお住いの方へ
あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?
「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」
「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」
そう思っていませんか?
そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、
「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」
「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」
「結局、工事金額はいくらかかるの?」
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これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。
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まとめ
以上、3つのポイントをご紹介してきました。
このポイントは、防草工事だけではなく、どのような外構工事をするにしても、基本的なポイントとなります。
作業をするのは、職人である僕達でも、何をしているのかを知る事で、あなたもご安心していただけるのではないかと思います。
雑草と戦うのは本当に苦痛ですよね。冬場は雑草はあまり、活動をしないのですが、春を過ぎて暖かくなると、あっと言う間に伸び放題になりますよね。
夏場の熱い時期になると、暑い日差しの中、汗だくで、熱射病になるんじゃないかと思うぐらい強い日差しの中での草引きは苦痛でしかないことでしょう。
実際僕達も夏場の防草工事は、頭がフラフラする事もしばしばです。こんなつらい思いをしても、雑草は1週間もすれば再びボーボーになってきますよね。
もし雑草でお困りなら、無理なさらずにいつでもご相談下さいね。あなたのお体の方が大切なので。
-奈良の西原造園
現場職人 宮原圧志