| 項目 | 内容 |
|---|---|
| エリア | 奈良県北葛城郡王寺町 |
| お悩み | DIYで敷いた一体型人工芝の壁際や角から雑草が広がり、ドッグランに入りづらい状態 |
| 施工内容 | 既存人工芝・雑草の撤去、下地整備、防草シートと人工芝の敷き直し、フェンス・門扉、門まわりの整備 |
| 結果 | 庭と出入り口がすっきり整い、愛犬用のドッグランとして使いやすい空間へ |
こんにちは、西原造園の西原です。今回は、奈良県北葛城郡王寺町のM様邸で行った、防草シート一体型人工芝の敷き直しと、愛犬が遊べるドッグランとして庭を整え直した施工事例をご紹介します。
M様邸では、愛犬のために防草シート一体型の人工芝をDIYで敷かれていました。施工してしばらくは大きな問題がなかったものの、壁際や奥の角から雑草が少しずつ広がり、次第に庭へ入りにくい状態になっていました。
特に困っていたのは、トゲのある雑草です。人工芝に根が引っかかるため抜きにくく、手作業で草むしりを続けることにも負担がかかっていました。
そこで今回は、人工芝をただ敷き替えるのではなく、既存の雑草や根、下地、壁際や障害物まわりまで見直したうえで、防草シートと人工芝を別々に施工しました。あわせて、愛犬の飛び出しを防ぐフェンスと門扉、古くなっていた門まわりも整えています。
防草シート一体型人工芝のデメリットを調べている方のなかには、「人工芝だけを直せばよいのか」「下地やフェンスまで見直すべきか」と迷われている方もいらっしゃると思います。今回の事例は、そうした判断を考える際の参考になる内容です。
【この事例はこんなお悩みの方にお勧めです】
- DIYで敷いた防草シート一体型人工芝の壁際や端から、雑草が出てきている方
- 人工芝に根が引っかかり、草むしりをしても管理が追いつかない方
- 室外機・雨水マス・水栓などがあり、人工芝をきれいに敷き直せるか不安な方
- 愛犬を遊ばせる庭に、フェンスや門扉まで含めた安全対策を考えている方
- 人工芝だけでなく、門まわりやポストなどもまとめて相談したい方

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人
奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。
これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。
本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。
奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。
ご相談のきっかけ|DIYで作ったドッグランが、トゲのある雑草で立ち入れない庭に
M様は、愛犬が安全に走り回れる場所をつくるため、防草シート一体型の人工芝をDIYで施工されていました。
最初の1〜2年ほどは、壁際にクローバーが少し見られる程度でした。しかし、奥の角や壁との境目から雑草が広がり、次第に人工芝の中央近くまで伸びてきたそうです。
当初はご自身で抜くこともあったそうですが、トゲのある雑草が増えるにつれて、庭に入ること自体が負担になっていきました。人工芝があることで根も引っかかりやすく、抜こうとしても簡単には処理しきれない状態でした。


愛犬のためにつくったドッグランが雑草によって使いにくくなると、見た目の問題だけでは済みません。トゲのある草が生えている以上、安心して庭へ出しにくくなり、庭そのものを避ける場所にしてしまいやすくなります。
また、今回のお悩みは人工芝だけではありませんでした。古くなった門まわりでは照明がつかなくなっており、門扉やポストも含めて整えたいというご希望がありました。
人工芝の雑草問題、門扉、フェンス、ポストといった外構の不具合を別々に考えると、どこへ何を依頼すればよいのか分かりにくくなります。M様も、工事の依頼先や価格の目安が分からないことに不安を感じておられました。
ご提案内容|防草シート一体型人工芝を敷き替えるだけでなく、愛犬がまた使える庭と門まわりへ
今回のご相談では、人工芝だけを新しくするのではなく、雑草によって使いにくくなったドッグランを、愛犬が再び使いやすい庭へ戻すことを主な目的にしました。
防草シート一体型人工芝は、敷く作業の一部を減らせる一方で、壁際や端部、室外機、雨水マスなどの障害物まわりでは細かな処理が難しくなることがあります。今回のお庭も、細長い通路状の敷地に室外機や水栓、雨水マスなどがあり、人工芝を一枚敷くだけでは納まりにくい条件でした。
そこで、既存人工芝と雑草・根を撤去し、真砂土で下地を整えたうえで、防草シートと人工芝を別々に施工する方針としました。さらに、愛犬の飛び出しを防ぐフェンスと門扉、門まわりの設備もまとめて整えています。
【今回ご提案した内容】
- 既存人工芝・雑草・根の撤去
人工芝の上まで広がっていた雑草や不要な植木を撤去し、土の中に残った根も掘り起こしました。 - 真砂土による下地づくり
人工芝を敷く高さを整え、真砂土を敷き均して転圧し、凹凸が出にくい下地をつくりました。 - 防草シートと人工芝の敷き直し
通路全体に人工芝専用の防草シートを敷き、その上から障害物の形に合わせて人工芝を施工しました。 - フェンス・門扉と門まわりの整備
愛犬の飛び出しを防ぐ囲いを整え、既存門扉やポスト、門灯まわりも見直しました。

今回のように、人工芝の雑草対策と愛犬の安全対策、門まわりの使いにくさが重なっている場合は、工事を細かく分けるよりも、庭全体をひとつの生活空間として整理したほうが、優先順位を考えやすくなります。
施工内容|防草シート一体型人工芝の弱点を見直し、愛犬が安心して使えるドッグランへ
今回の施工では、人工芝を張り替える作業だけを行ったわけではありません。雑草で立ち入りにくくなっていた庭を一度リセットし、下地、壁際、障害物まわり、フェンス、門扉まで順に整えていきました。
防草シート一体型人工芝で雑草が気になる場合、表面に見えている草だけを抜くことで対応できるケースもあります。一方で、根が人工芝に絡んで抜きにくい状態や、壁際・端部から草が広がっている場合は、人工芝の下に何が残っているかを確認したうえで、施工範囲を考える必要があります。

庭に入れない状態から、もう一度出入りしやすい庭と門まわりへ
まずは、DIYで施工されていた既存の人工芝を撤去しました。壁際や奥の角から広がっていたトゲのある雑草、不要な植木を取り除き、土の中に残った根も掘り起こしていきます。
人工芝の上に雑草が広がっている場合、見えている草だけを抜いても、下に根が残っていれば再び管理が難しくなることがあります。特に人工芝に根が引っかかって抜きにくいときは、部分的な草むしりで済ませられるのか、それとも人工芝をめくって下の状態を確認したほうがよいのかを見極めることが大切です。


続いて、古くなっていた門まわりを整えました。既存の門扉や伸縮門扉の柱、門灯、ポストを撤去し、柱を抜いたあとの床面の開口部は、内部の配管まわりを調整したうえでモルタルで補修しています。
新しい埋込型ポストは、位置を確認しながら固定し、配線処理を行ったうえでモルタルを充填しました。庭の雑草対策と出入り口まわりの不具合が同時にある場合は、別々に考えるよりも、使い方を含めてまとめて相談することで、工事範囲を整理しやすくなります。
また端から草が生えにくいよう、凹凸と壁際に配慮した下地へ
既存人工芝や雑草、根を撤去したあとは、新しい人工芝を施工するための下地づくりに進みます。通路部分を鋤取りし、必要な高さを確保したうえで真砂土を搬入しました。
真砂土はトンボやレーキで平らに敷き均し、転圧機で締め固めています。人工芝は表面だけを見て施工するものではなく、下の地面が平らでしっかり締め固められているかによって、施工後の見た目や歩きやすさが左右されます。

今回のような細長い庭では、壁際や雨水マス、室外機まわりの処理も重要です。人工芝を敷く場所と植栽帯・雨水マスまわりの境界にはピンコロ石を設置し、壁際や構造物のきわには粒状除草剤を散布しました。
防草シート一体型人工芝では、壁際や障害物の形に合わせて切り込む部分に隙間が生じやすいことがあります。そのため、人工芝を敷く前の段階から、壁際、端部、障害物まわりをどう納めるかまで確認しておくことが欠かせません。

愛犬が庭で遊べるよう、飛び出しを防ぐ囲いと端まで草が入りにくい人工芝へ
下地を整えたあとは、愛犬の飛び出しを防ぐフェンスと門扉を施工しました。今回の既存ブロック塀には、フェンス柱を立てるための穴がありませんでした。
そこで、コアドリルを使ってブロックに穴を開け、柱を垂直に固定していきます。既存のブロック塀を利用してフェンスを設置する場合は、柱を立てられる状態かどうかによって、必要な施工方法が変わります。


フェンス柱を設置したあとは、通路全体に人工芝専用の防草シートを敷きました。シートのつなぎ目には重ね代を取り、固定ピンで留めながら施工しています。
その上から新しい人工芝を敷き、雨水マス、室外機まわり、フェンス柱などの形状に合わせて細かくカットしました。人工芝と防草シートを別々に施工することで、壁際や障害物まわりでも、防草シートを必要な位置まで重ねながら納めやすくなります。


最後にフェンス本体と門扉を取り付け、ドッグランとしての囲いを整えました。愛犬を遊ばせる庭では、人工芝の見た目だけでなく、出入り口の位置、門扉の使いやすさ、フェンスの強度まで確認しておくことが大切です。

施工後の変化|庭に出やすく、愛犬を遊ばせやすいドッグランへ
施工後は、トゲのある雑草が広がっていた細長い通路が、人工芝のドッグランとしてすっきり整いました。
人工芝の下には防草シートを施工し、室外機、雨水マス、フェンス柱などの障害物まわりも、現場の形に合わせて納めています。壁際や端部まで施工することで、人工芝を敷くだけでは対応しにくい場所も見直しました。

また、黒いフェンスと門扉を設置したことで、愛犬が庭で遊ぶための囲いも整いました。以前は中途半端な位置にあったフェンスまわりもすっきりし、出入りしやすい庭へ変わっています。

今回の施工で目指したのは、単に雑草を撤去して見た目を整えることではありません。庭を避ける場所にするのではなく、再び出入りしやすく、愛犬のために使える空間へ戻すことでした。
お客様の声|庭に出やすくなり、細かな要望もまとめて相談できた
M様は施工前、DIYで施工した人工芝に雑草が広がったことに加え、門まわりも整えたいと考えておられました。一方で、どこまで依頼できるのか、どのくらい費用がかかるのか分からず、業者選びにも不安を感じていたそうです。
ご相談時には、施工後のイメージを分かりやすく説明できたことが、依頼を検討するうえでの安心材料になったとのことでした。
施工後については、庭へ出やすくなったこと、出入り口が使いやすくなったこと、全体がすっきりして気分が変わったことを実感していただけました。

また、フェンスを整えたことで、以前よりも見た目がすっきりしたと感じていただけたそうです。植物を掛けたり、植木を置いたりすることも考えられるようになったと伺いました。
門扉の柱やポストなど、人工芝以外の細かなご要望もまとめて相談できた点についても、依頼しやすかったとのお声をいただいています。

奈良県内で、防草シート一体型人工芝を見直す庭リフォームをご検討中の方へ
- 一体型人工芝をDIYで敷いたあと、壁際や端部から雑草が出てきた。
- 人工芝の下に根が残っていそうで、部分補修だけで済むか迷っている。
- 愛犬が遊ぶ庭を、フェンスや門扉まで含めて整えたい。
このようなお悩みがある場合は、人工芝だけを張り替えるべきか、下地、防草シート、フェンス、門扉まで見直すべきかを、庭の状態に合わせて整理することが大切です。
西原造園では、現場の状況を確認しながら、既存人工芝の状態、雑草や根の残り方、壁際や障害物まわり、庭の使い方、出入り口まわりのお困りごとを一緒に確認します。
防草シート一体型人工芝の雑草でお困りの方も、DIYで施工した庭をどこまで直せばよいか分からない方も、まずは無料診断で、ご自宅のお庭に必要な施工範囲を一緒に整理してみてください。























