庭をリフォームしたい。でも、どの業者さんに相談すればいいのか分からない。
造園業者、外構業者、ホームセンター、リフォーム会社、一括見積もりサイト。検索すると、頼めそうなところはいくつも出てきます。
ところが、ホームページを見ても、何が違うのかがよく分かりません。
「丁寧に対応します」「実績が豊富です」「お客様を大切にしています」どの会社にも似たようなことが書かれています。
何社か見比べているうちに、最初は違って見えた会社が、だんだん全部同じに見えてくる。そういう方も多いのではないでしょうか。
そこでこのページでは、庭のリフォームを頼める業者にはどのような種類があり、それぞれ何が違うのかを順番に説明します。そして最後に、ご自身の庭に合う依頼先を選ぶために、何を確かめればよいのかを整理します。
このページを読むと分かること
- 庭のリフォームを頼める業者10種類の違い
- やりたい工事の内容別に、どこへ相談すればよいか
- 何をすればよいか決まっていない場合の相談のしかた
- 同じ工事名でも数年後の状態が変わる理由
- 依頼する前に、施工事例と見積書のどこを見ればよいか
やりたい工事が決まっていなくても問題ありません。むしろ「何をすればよいのか分からない」「庭を何とかしたいが、工事名までは決められない」という方に向けた内容を多く入れています。

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人
奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。
これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。
本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。
奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。
なぜ庭リフォーム業者を見比べても、違いが分からないのか
まずは、なぜ何社見ても違いが分からなくなるのか。ここから確認していきます。
検索結果に出てきた会社を、上から順番に見ていくとします。1社目、2社目くらいまでは、それぞれ違う会社に見えます。ところが、4社、5社と見ていくうちに、どこも同じように見えてきます。
これは、庭や工事の知識が足りないからではありません。表に出ている情報だけでは、違いが見えにくいからです。
- ホームページに書かれている言葉が似ている
丁寧な対応、豊富な実績、高い技術力、お客様第一。どの会社も同じような表現を使っているため、読み比べても判断材料になりません。 - 会社名では分からない
造園、ガーデン、庭園、エクステリア、外構。名前は似ていても、実際に多く行っている工事や、得意としている仕事は会社によって違います。 - 一覧サイトでも同じ条件で比較できない
ある会社には施工事例が多く載っている。別の会社には料金だけが載っている。また別の会社には対応地域しか書かれていない。これでは、横に並べて比較することができません。
つまり、会社が表に出している情報だけを見ても、本当の違いまでは分からないということです。
実際に庭工事を依頼した方から、次のような話を聞くことがあります。
「手を抜かれても、完成した後では素人には分かりません。最後は、信用できそうかどうかで決めました」
この言葉が表しているのは、多くの方が工事内容を十分に判断できないまま、最後は人柄や印象で依頼先を決めているということです。
では、会社ごとの差は、どこに出るのでしょうか。一つは、完成した後には見えなくなる部分です。
- 防草シートや人工芝の下地
- 土の締め固め方
- 水の流し方
- 壁際や配管まわりの処理


完成写真だけを見ると、どの会社の施工もきれいに見えます。しかし数年後の状態は、見えなくなる工程によって変わります。
問題は、その見えない部分を、工事を頼む前にどう確かめるかです。この後、具体的な確認方法まで説明します。
今の庭が、なぜこの状態になっているのか
現場を確認すると、表面だけでは分からない原因が見えてくることがあります。
- 初回はご自宅に伺い、まずテーブルのある場所で1時間ほどお話を聞かせていただきます
- その後、施工を検討している場所を確認し、必要な寸法を測ります
- その場で工事を決めたり、契約の話を進めたりすることはありません
- ご相談は無料です
- 無料診断は、毎月5名までお受けしています
庭のリフォームを頼める業者は一つではありません
では、ここから庭のリフォームを頼める業者の種類を見ていきます。実際に検索すると、依頼先の候補は10種類ほど出てきます。名前を聞いたことがある業者も多いと思います。
ただ、「結局、何が違うのか」「自分の場合は、どこに相談すればよいのか」というところまでは分かりにくいですよね。
業者の種類が変われば、得意な工事も、相談後の進み方も変わります。会社ごとの細かい違いまでホームページだけで見分けるのは難しいですが、まず業者の種類を絞ることはできます。それだけでも、相談先の候補はかなり整理できます。
1.造園業者
造園業者は、植木の手入れ、植栽、芝生、和風庭園など、植物を扱う仕事に強い業者です。植物だけではなく、庭の中にある構造物も扱える会社であれば、庭全体をまとめて考えたい場合にも向いています。
ただし、「造園業者」と書いてあれば、どこも同じというわけではありません。大きく分けると、次のような会社があります。
- 剪定や植栽など、植物の管理を主にしている会社
- デザインや作品としての庭づくりを主にしている会社
- 雑草、水はけ、手入れの負担など、庭の困りごとの解決を主にしている会社
同じ造園という名前でも、頼める工事や得意分野が違います。そのため、「造園業者だから大丈夫」と業種名だけで選ぶことはできません。
2.外構・エクステリア専門業者
外構・エクステリア専門業者は、駐車場、フェンス、門扉、ウッドデッキ、カーポートなど、構造物を作る工事を主に行っています。作りたい物がすでに決まっている場合には、相談先の候補になります。同じ種類の工事を多く行っている会社であれば、商品や施工方法についても詳しい可能性があります。
ただし、外構業者も会社によって方向性が違います。
- 価格の安さを重視している会社
- デザインを重視している会社
- 新築住宅の外構工事を主にしている会社
- 既存の庭や外構のリフォームを主にしている会社
仕上がりの精度や提案内容も、会社によって差があります。つまり、「造園か外構か」という業種名だけでは、ご自身に合う会社かどうかまでは判断できません。
3.ハウスメーカー・工務店
新築住宅と同時に庭や外構を作る場合は、ハウスメーカーや工務店にまとめて依頼する方法があります。連絡先が一つで済みますし、条件によっては建物と外構の費用を住宅ローンにまとめられる場合もあります。
この依頼先で注意したい点
- 実際の外構工事は、別の協力業者が行うことが多い
- 打ち合わせ担当者、設計担当者、施工業者が別々になると、伝えた内容が現場まで正確に届きにくくなる
- 何か問題が起きたときに、誰がどこまで担当するのかが分かりにくくなる場合がある
- 建物工事が本業のため、既存の庭のリフォームや細かな外構の相談を積極的に受けていない会社もある
相談しても、「しばらく様子を見ましょう」という話で止まり、そのまま進まなくなる場合があります。
4.ホームセンター
ホームセンターでは、フェンス、物置、ウッドデッキ、カーポートなどの商品を実際に見ながら選べます。すでに生活している庭に、後から一つの商品を追加したい場合に向いています。商品によっては、専門業者へ直接依頼するよりも安く購入できることがあります。
この依頼先で注意したい点
- 実際に施工するのは、ホームセンターと提携している別の業者。どの施工業者が担当するかによって、仕上がりに差が出る可能性がある
- 決まった商品と決まった施工内容から外れる工事は、対応できないことがある
5.リフォーム会社
住宅の内装や設備のリフォームと一緒に、庭や外構も依頼できます。窓口を一つにまとめたい場合には便利です。
この依頼先で注意したい点
- 住宅内部のリフォームが本業で、庭、植物、外構、排水については専門知識が十分ではない場合がある
- 外構工事を別の協力業者が担当する会社も多いため、実際の仕組みはハウスメーカーや工務店に頼む場合と似ている
6.一括見積もりサイト
複数の業者から見積もりを集め、金額を比較したい場合に使われます。業者同士が比較される状態になるため、工事金額が下がることがあります。費用を抑えることを最優先にする方には、選択肢の一つになります。
この依頼先で注意したい点
- 価格競争になりやすいため、見えなくなる工程、細かな配慮、打ち合わせ時間などが比較条件から外れやすい
- どの会社が紹介されるかを、利用者側で自由に選べない場合がある
- 工事後に問題が起きたとき、紹介サイトと施工会社のどちらに相談すればよいのか分かりにくくなることがある
- サイトに掲載されている利用者の声も、運営側が聞き取って文章を整えている場合があり、それだけで施工会社の実力を判断するのは難しい
7.業者一覧・施工作品の検索サイト
完成写真や施工事例を見ながら、好みのデザインを探したい場合に向いています。気になる会社を自分で選び、直接問い合わせることもできます。
この依頼先で注意したい点
- 検索結果の上位に表示されているからといって、その地域で一番合う会社とは限らない。掲載費用や登録条件によって表示順が決まっているサイトもある
- 庭工事が本業ではないリフォーム会社や、施工地域外の会社が混ざっている場合がある
- 費用、工期、施工方法、工事後の対応までは、一覧画面だけでは比較できない
8.便利屋
草刈り、不用品の撤去、簡単な片付けなど、その場で終わる作業に向いています。早く来てもらえることがあり、費用も比較的抑えやすいため、空き家の管理などでも利用されています。
この依頼先で注意したい点
- 本格的な外構工事や庭の造成工事までは、対応できない場合が多い
- 剪定や伐採のように技術が必要な作業は、担当者によって仕上がりに差が出る
- 草刈りだけを行った場合、草が生える原因は残ったまま。しばらくすると同じ状態に戻る可能性がある
9.人工芝などの専門店
人工芝、防草シート、ウッドデッキなど、工事内容がすでに決まっており、その工事だけを依頼したい場合に向いています。特定の工事を多く扱っているため、その商品や施工方法には詳しい可能性があります。
この依頼先で注意したい点
- 庭全体を変える場合は、別の工事をほかの会社に頼む必要が出てくる
- 扱っている商品や施工方法が決まっている会社では、ご自身が希望する商品を選べない場合がある
10.庭の問題解決を主にしている業者
草が生える。水がたまる。庭の手入れが追いつかない。一度工事をしたのに、問題が解決しなかった。このような庭の困りごとを調べ、原因から直すことを主にしている会社です。
- 工事内容がまだ決まっていない場合
- 何をすれば解決するのか分からない場合
この依頼先で注意したい点
- 豪華な庭や、見た目を最優先した庭を希望する場合には、デザインを主にしている会社の方が合うことがある
- 「庭の問題解決業者」という名前で看板を出している会社は、ほとんどない。造園業者や外構業者の中に含まれているため、会社名や業種名だけでは見分けられない
あなたに合ったお庭のリフォーム業者の選び方
ここまで、庭リフォームを頼める業者の種類を説明してきました。この先は、現在の状況によって読む場所が変わります。最初から順番に読む必要はありません。今のご自身に近いところから確認してください。
すでにやりたい工事が
決まっている方
まだ何をすればよいか
分からない方
工事をしたのに問題が
解決しなかった方
やりたいお庭のリフォーム工事が決まっている場合の選び方
やりたい工事が決まっている場合は、工事の種類によって相談先が変わります。同じ庭の中で行う工事でも、植物を扱うのか、構造物を作るのか、水や土の問題を直すのかによって、向いている業者は違います。
まず下の表で、工事ごとに「その会社に確かめたいこと」を見渡してください。そのうえで、ご自身の工事の欄を押すと、詳しい説明へ移動します。
| やりたい工事 | その会社に確かめたいこと |
|---|---|
| 植栽や芝生など、植物が中心 | 植えた後、年間でどの程度の手入れが必要になるのかを、その場で説明できるか |
| 駐車場、フェンス、ウッドデッキなど、構造物が中心 | 現地で寸法を測り、毎日どのように使うのかを聞いたうえで、大きさと位置を決めているか |
| 水はけが悪い、ぬかるむ、土を入れ替えたい | 水がどこから来て、最終的にどこへ流れるのかを説明できるか |
| 雑草対策をしたい | なぜこの庭に草が生えているのかを説明できるか。複数の方法を扱い、それぞれの弱点まで話せるか |
| 伸びすぎた木を切りたい、庭を減らしたい | 木を切った後の庭の使い方まで提案があるか。見積書で伐採費、処分費、株の撤去費が分かれているか |
| 段差をなくしたい、歩きやすくしたい | 現地で実際の歩き方や生活動線を確認したうえで提案しているか |
植栽や芝生など、植物が中心の場合
植物を植える工事でよく起きるのが、植えた後に枯れてしまう問題です。
- 植える場所の土、日当たり、水はけ、植物の性質が合っていなければ、植えた直後はきれいでも長くは持ちません
- 雨水桝や汚水桝の近くに植えた結果、根が桝や配管に入り込み、詰まりの原因になることもあります
- 数年後に大きくなりすぎて、手入れができなくなる場合もあります
- 手入れが追いつかず、植物の間から雑草が広がることもあります
基本的な相談先は、造園業者です。その中でも、植物の管理や植栽を多く扱っている会社が候補になります。
外構・エクステリア専門業者は、フェンスやコンクリートなどの構造物が本業です。そのため、植物が将来どれくらい大きくなるのか、根がどこへ伸びるのか、年間でどれくらい手入れが必要になるのかまでは、十分に説明できない場合があります。
- 植えた後、年間でどの程度の手入れが必要になるのかを、その場で説明できるか
駐車場、フェンス、ウッドデッキなど、構造物が中心の場合
構造物の工事でよくあるのが、完成後に大きさや位置が生活に合っていないと分かることです。
- 駐車場を作ったものの、車の出し入れがしにくい
- フェンスを付けたものの、必要な場所が隠れていない
- ウッドデッキを作ったものの、ほとんど使わない
- 土間コンクリートでは、下地や目地の入れ方によって、ひび割れが起きることもある
基本的な相談先は、外構・エクステリア専門業者、または構造物まで扱っている造園業者です。ただし、造園業者は会社によって対応範囲が分かれます。構造物まで施工できる会社と、植物の管理だけを行っている会社があるためです。
- 現地で必要な寸法を測っているか
- 毎日どのように使うのかを聞いたうえで、大きさと位置を決めているか
商品を決める前に、使い方まで確認しているかを見てください。
水はけが悪い、ぬかるむ、土を入れ替えたい場合
水はけの工事でよくあるのが、表面だけをきれいにして、数年後にまた同じ状態へ戻ることです。
- 水たまりができる場所に砂利を入れる
- ぬかるむ場所の表面に土を足す
これだけでは、水が集まる原因や、水の逃げ道は変わりません。
この工事は、見た目を整える工事ではありません。水がどこから来て、どこへ流れるのかを考える工事です。そのため、基本的な相談先は、水の流れや排水計画まで考えられる業者です。会社名や業種名だけで選ぶのは難しい工事です。
- 水がどこから来て、最終的にどこへ流れるのかを説明できるか
排水先まで説明があるかを確認してください。
雑草対策をしたい場合
雑草対策には、防草シート、人工芝、砂利、コンクリートなど、いくつかの方法があります。
最初に知っていただきたいのは、どの工事をしても、草が一本も生えない状態が永久に続くわけではないということです。風で種は飛んできます。人工芝や砂利の上に土や落ち葉がたまれば、その上から草が生えることがあります。これは完全には避けられません。
ただし、施工方法や材料の選び方に原因があり、短期間で草が生えてしまう場合もあります。
- 庭の草に合っていない防草シートが使われている
- 排水を考えずに施工したため、水たまりができる
- 周囲から土が流れ込む場所に、見切り材が入っていない
- 壁際や配管まわりに隙間が残っている
基本的な相談先は、ただ防草シートを敷く会社ではありません。なぜその庭に草が生えているのかを説明できる業者です。
雑草対策を簡単な工事だと考え、「防草シートを敷いて、砂利を入れれば終わり」という進め方をすると、原因が残ったままになることがあります。
- なぜこの庭に草が生えているのかを説明できるか
- 複数の対策方法を扱っているか
- それぞれの方法の弱点まで説明できるか
良い面だけではなく、欠点まで話すかを確認してください。
伸びすぎた木を切りたい、庭を減らしたい場合
木を切る工事でよくあるのが、木を切っただけで終わってしまうことです。
- 幹や株を残した場合、再び芽が出ることがある
- 残った株が傷み、虫やシロアリの原因になる場合もある
- 木を撤去した場所をそのままにすると、今度は雑草や水はけの問題が出ることがある
基本的な相談先は造園業者です。ただし、大きな木や大量の樹木を撤去する場合は、重機や処分車両の手配ができるかどうかも確認が必要です。
- 木を切った後の庭を、どう使うのかまで提案があるか
- 見積書に、伐採費、処分費、株の撤去費が分けて書かれているか
どこまで撤去する見積もりなのかを確認してください。
段差をなくしたい、歩きやすくしたい場合
段差をなくす工事でよくあるのが、見た目はきれいになったものの、実際の生活動線に合っていないことです。
- 普段どこを通るのか
- 荷物を持って歩くのか
- 自転車や車いすを使うのか
- 雨の日に滑らないか
このような使い方まで確認しなければ、形だけ整えても使いやすくはなりません。基本的な相談先は、外構・エクステリア専門業者、または造園業者です。
- 現地で実際の歩き方や生活動線を確認したうえで提案しているか
図面だけで決めていないかを見てください。
お庭をリフォームしたいけど、何をどうすればいいのか分からない人はこちら
ここからは、「何をどうすればよいのか、わからない」という方に向けた話です。
まず結論からお伝えすると、何も決まっていない状態で業者を呼んでも問題ありません。ただし、相談する会社によっては、話が進まないことがあります。
庭に来た業者から「それで、何をしたいのですか」と聞かれる。しかし、それが分からないから相談しているわけですよね。
そこで思いついた工事を伝えると、数日後にその工事の見積もりが出てきます。ところが、見積書を見ても、何か違う。自分が困っていることと、提案された内容が合っていない。そのように感じることがあります。その場合は、無理にその会社へ頼まない方がよいです。
なぜ、当たり障りのない提案や見積もりが出てくるのか
多くの業者は、工事名を聞いて、その工事の見積もりを作るからです。「人工芝にしたい」と言われれば、人工芝工事の見積もりを作ります。「フェンスを付けたい」と言われれば、フェンス工事の見積もりを作ります。
しかし、ご自身が工事名を決められない場合、業者側で無難な工事を当てはめることになります。その結果、出てきた内容が、本当に解決したかった問題と噛み合わなくなります。
何も決まっていないことが悪いのではありません。工事名から始める相談方法が、今の状態に合っていないだけです。
最初に伝えることは、二つで足ります
- 今、何に困っているのか
- この庭を、今後どのように使いたいのか
実際には、次のような相談があります。
- フェンスを付けたいと思っているが、本当にそれで解決するのか分からない
- 自分で防草シートや人工芝を施工したが、うまくいかなかった
- 庭屋や外構業者が何をしてくれる会社なのか、まったく分からなかった
- 雑草を減らしたいが、人工芝、砂利、コンクリートのどれが合うのか分からない
- 庭を使いやすくしたいが、具体的な工事までは決められない
このような状態から相談を始めても問題ありません。
「何か違う」という提案を避けるために
ここまで紹介した10種類の業者は、「どこに工事を頼めるか」という分類でした。しかし、やりたいことが決まっていない方には、別の分け方が必要です。
決まった工事を、そのまま施工する会社
何も決まっていない状態で相談すると、何を注文すればよいのか分からず、話が止まりやすくなります。
何をするか決めるところから、一緒に考える会社
西原造園は、何をするか決める前に、今の困りごとや庭の使い方を整理するところから始めます。
何をしたいか決まっていなくても構いません
- 初回はご自宅に伺い、テーブルのある場所で1時間ほどお話を聞かせていただきます
- 言葉にしにくい悩みを一緒に整理し、今の庭で起きていることと、今後起こる可能性があることを確認します
- その後、施工を検討している場所を確認し、必要な寸法を測ります
- その場で工事を決めたり、契約の話を進めたりすることはありません
- ご相談は無料です
- 無料診断は、毎月5名までお受けしています
同じお庭のリフォーム工事でも、選ぶ業者によって数年後の状態は変わります
ここからは、工事の中身について説明します。各業者に同じお庭のリフォーム工事を頼んでも、数年後の状態は会社によって変わります。その分かれ目になるのが、完成した後には見えなくなる工程です。
雑草対策を例にすると、次のような部分です。
- 草を表面だけでなく、根や土の中に残っている種まで取り除いているか
- 庭の状態に応じて、必要な深さまで土を掘り起こしているか
- 地面を整地し、転圧機で締め固めているか
- 壁際や配管桝の形に合わせて、防草シートや人工芝を切っているか
- 隙間ができやすい部分を、専用の材料で処理しているか
- 周囲から土が流れ込まないように、レンガやピンコロ石などの見切り材を入れているか
- 水がたまらないように、勾配や排水を確認しているか

どれも、完成写真だけでは確認できません。そして、工事で何を優先するかによって、費用をかける場所も変わります。
- 費用を抑える場合/完成後に見えなくなる工程から省かれやすくなります
- デザインを優先する場合/目に入る材料や形に費用が多く使われます
- 困りごとの解決を優先する場合/原因を調べる工程と、再発を減らすための施工に費用が使われます
だから、同じ工事名でも見積金額が違います。金額が安いから、必ず手抜きとは限りません。金額が高いから、必ず良い工事とも限りません。
- 何が見積もりに入っているのか
- 何が入っていないのか
- その会社が、何を重視して工事を組み立てているのか
一度工事をしたのに、問題が解決しなかった場合
前の工事で何が起きていたのかを確認します。
- 初回はご自宅に伺い、テーブルのある場所で1時間ほど、前回の工事内容と、工事後に起きたことを聞かせていただきます
- その後、施工箇所を確認し、必要な寸法を測ります
他社が施工した工事のやり直しもお受けしています。ただし、現在の状態によって、施工方法や保証などに条件が付く場合があります。
- その場で工事を決めたり、契約の話を進めたりすることはありません
- ご相談は無料です
お庭のリフォームは何を重視するかで、選ぶ会社が変わります
庭のリフォームでは、何を一番大切にするかによって、向いている会社が変わります。費用、デザイン、話の聞き方、問題の解決、工事後の持ち。どれか一つが、すべての方にとって正しいわけではありません。ご自身が重視することに合った会社を選ぶ必要があります。
とにかく今回の費用を抑えたい場合
相談先の候補/一括見積もりサイトや、価格の安さを打ち出している会社です。
複数社が価格を比較される状態になるため、金額は下がりやすくなります。ただし、金額を下げる場合、何かを減らす必要があります。減らされやすいのは、完成後に見えなくなる工程、現地調査にかける時間、細かな処理、打ち合わせ時間などです。
数年後に同じ問題が起きれば、もう一度工事費が必要になる可能性があります。そのため、今回の見積金額だけでなく、やり直しまで含めて安いかどうかを見る考え方もあります。それでも、今回の費用を抑えることが最優先であれば、この選び方が合う方もいます。
要望をしっかり聞いてほしい場合
相談先の候補/最初の相談から提案、施工管理まで、担当者が大きく変わらない会社です。
- 現地に来た人が、その後の提案にも関わっているか
- 伝えた内容が、図面や見積もりに反映されているか
- 現地調査が外での短い立ち話だけで終わっていないか
話を聞く時間を多く取る会社では、着工までに時間がかかることがあります。早さよりも、要望の整理や提案内容を重視する方向けです。
おしゃれな庭にしたい場合
相談先の候補/デザインを強く打ち出している会社や、設計・デザインの受賞歴がある会社です。
図面や完成予想図が作られ、見た目の整った庭になりやすいことが特徴です。ただし、デザインを優先した結果、実際の生活に合わなくなることがあります。
- 植栽が増えれば、手入れも増えます
- 白い材料や明るい舗装材は、年数が経つと汚れが目立つ場合があります
- 形を複雑にすると、掃除や草取りがしにくくなることもあります
確かめたいのは、完成直後の見た目だけでなく、数年後の手入れや汚れ方まで説明しているかどうかです。
庭の困りごとを解決したい場合
相談先の候補/工事内容を決める前に、原因を調べる会社です。
表面に見えている状態だけで工事を決めると、原因が残ることがあります。
- 水たまりがあるから砂利を入れる
- 草が生えているから防草シートを敷く
- 木が邪魔だから切る
原因を確認しないまま、実際には成り立たない説明をされる場合もあります。その説明どおりに進めると、必要のない工事にお金を使うことになります。
また、要望を伝えたときに「この程度なら、こうしておけばよいです」と軽く流される場合も注意が必要です。説明が分かりにくい場合も同じです。内容を理解している人は、専門用語だけに頼らず、分かる言葉で説明できます。
この選び方で得たいのは、完成直後の見た目だけではありません。同じ状態に戻りにくい庭です。
過去に業者選びで失敗した場合
相談先の候補/前の工事を否定する前に、何が原因だったのかを調べる会社です。
やり直し工事では、新しい工事費だけでなく、以前の工事を撤去する費用が必要になることがあります。
- すべてをやり直すのか
- 使える部分を残すのか
- 一部だけ修正するのか
予算の範囲でできることと、できないことを、最初に整理する必要があります。
お庭のリフォーム業者の候補を絞るときに確認すること
ここまで読んで、相談先の候補が数社に絞れたとします。その後は、何を見ればよいのでしょうか。確認する場所は、ある程度決まっています。
施工事例で見るところは二つです
- 工事途中の写真と、その説明があるかどうか
- ご自身と同じ困りごとの事例があるかどうか
完成写真だけを見ても、人工芝の下、防草シートの重なり、コンクリートの下地、水の流れなどは分かりません。工事途中の写真があれば、完成後には隠れてしまう部分に、何をしたのかを確認できます。
ただし、写真があるだけでは足りません。なぜその工事をしたのか。どのような問題があったのか。どのような方法で直したのか。その説明が付いているかも確認してください。
きれいな完成写真が何枚並んでいても、最初にどのような問題があり、そこからどう変えたのかが分からなければ、ご自身の庭に合うか判断できません。事例を見るときは、相談前の状態まで書かれているかを確認してください。
工事金額は、何によって変わるのか
庭工事の金額は、工事名だけでは決まりません。主に、次の条件で変わります。
- 工事を行う面積
- 撤去する物の量
- 地面の状態
- 使用する材料
- 設置する設備や商品
- 重機や材料を運び込めるか
- 残土や廃材の処分量
- 作業車を駐車できる場所があるか
- 人が手作業で運ぶ距離
- 下地処理の内容
- 排水工事が必要か
- 既存物を残すか撤去するか
同じ「人工芝工事」や「駐車場工事」でも、これらの条件が違えば金額は変わります。
見積書では、何を見るのか
見積書を見るときは、合計金額だけではなく、中身を確認してください。
- 工事範囲がどこまでか
- 面積や数量が書かれているか
- 既存物の撤去費が入っているか
- 残土や廃材の処分費が入っているか
- 下地を作る工程が入っているか
- 使用する材料や商品が書かれているか
- 諸経費に何が含まれているか
「一式」とだけ書かれている場合は、どの範囲まで含まれているのか確認しにくくなります。
- 工程を減らす
- 材料を変える
- 工事範囲を狭くする
どれを変えて金額を下げているのかが分かれば、その見積もりの意味が分かります。高い見積もりも同じです。何が入っているため高くなっているのかを確認してください。
複数のお庭のリフォーム業者へ相談するときにお願いしたいこと
複数の会社に相談すること自体は問題ありません。
ただし、ある会社が現地を確認して作った提案やアイデアを、そのまま別の会社へ渡すことは避けてください。提案には、現地を確認し、考え、図面や内容をまとめた時間が含まれています。
また、提案した会社と工事をする会社が違うと、提案の意図や現場での注意点が十分に伝わらず、仕上がりや耐久性に差が出ることがあります。
問題が起きても、提案と施工のどちらに原因があるのか分かりにくくなるため、安心して任せるなら、提案した会社にそのまま施工してもらう方が確実です。
金額を比較する場合も、それぞれの会社が自分で調査し、提案した内容で比べるようにしてください。
西原造園が向いている方と、ほかの依頼先が合う方
ここまで読んで、庭のリフォームを依頼できる業者の違いは、ある程度分かっていただけたと思います。
ただ、次にこう思いませんか?
「業者の種類は分かったけれど、結局うちはどこに相談すればいいの?」
ここで依頼先を間違えてしまうと、話がなかなか進まなかったり、希望していた内容と違う工事を提案されたりします。
ですので、ここは正直にお伝えします。
西原造園にも、お受けしている相談と、お受けしていない相談があります。
どのような相談でも無理にお引き受けした方が、私たちにとっては仕事が増えるかもしれません。しかし、合わないご相談を無理にお引き受けしても、お客様にとって良い結果にはなりません。
ご自分がどちらに当てはまるのか、ここで確かめてください。
西原造園にご相談ください
- 何という工事を頼めばよいか決まっていない
- 庭の不満が一つではなく、どこから考えればよいか分からない
- 雑草、水はけ、ぬかるみなど、庭の困りごとを直したい
- 庭だけでなく、門まわり・目隠し・通路もまとめて見てほしい
- 自分で対策したが、うまくいかなかった
- 以前ほかの会社に頼んだが、問題が解決しなかった
ほかの依頼先が合います
- 庭木の剪定だけ、植木の管理だけを頼みたい
- 新築住宅に合わせて、外構を一から作りたい
- とにかく一番安い会社を探したい
- 現地を見てもらう前に、電話で金額だけ知りたい
- ほかの会社が作った図面で、金額だけを比べたい
- 工事も商品も決まっていて、施工だけ頼みたい
※右側に当てはまる場合でも、ご相談いただければ合いそうな依頼先をお答えします。それぞれの理由を、以下で順にご説明します。
先に知りたい方はこちら:費用の目安と3つのプラン例/相談から工事完成までの流れ/施工事例/対応地域/よくあるご質問
工事名が決まらず、庭全体の悩みを相談したい方は西原造園
例えば、今の庭がこのような状態になっていませんか?
- 草が伸びて、もう自分では手に負えない
- 雨が降るたびに庭がぬかるむ
- 使っていない庭を、この先どうすればいいか分からない
- 庭にいくつも不満があるけれど、何から直せばいいのか分からない

実際にご相談いただいた庭の施工前。ここから「何をすればよいか」を一緒に決めていきます。
こうした状態になると、庭を何とかしたいという気持ちはあっても、何という工事を頼めばいいのかまでは分かりませんよね。
実は、西原造園にご相談いただく方の多くが、この段階です。
人工芝にするのか、砂利を敷くのか、コンクリートにするのか。木を残すのか、撤去するのか。水はけの工事も必要なのか。
こうした工事内容を、相談前に決めていただく必要はありません。
庭の悩みが一つではなく、どこから考えればいいのか分からない状態でも大丈夫です。庭だけでなく、門まわりや目隠し、通路など、庭とその周りをまとめて見てほしいというご相談もお受けしています。
ご自分で一度対策してみたけれどうまくいかなかった方や、以前ほかの会社に頼んだものの問題が解決しなかった方も、そのままの状態でご相談ください。
ほかの会社が施工した庭のやり直しもお受けしています。
ただし、前の工事の状態によっては、新しい工事をする前に直さなければならない部分が見つかることがあります。その場合は、工事内容に条件が付くことがあります。
では、工事名が決まっていない状態から、どのように話を進めるのか。
西原造園では、初回にお客様のお宅へ伺い、テーブルのある席で約2時間かけてお話を聞きます。
- 今、何に困っているのか
- 庭をどのように使いたいのか
まずは、この2つを一緒に整理します。工事の名前が決まっていない状態から、何をすればよいのかを一緒に考えるため、この時間が必要になります。
植栽・剪定だけなら、植木管理を主にする造園業者
では反対に、西原造園ではお受けしていない相談についてもお伝えします。
「庭木の剪定だけをお願いしたい」「木を1本だけ植えてほしい」
このような植木の管理だけのご依頼は、新しくお問い合わせいただいた方からはお受けしていません。
こうしたご依頼は、植木の剪定や年間管理を主にしている造園業者に相談する方が合っています。(詳しくは剪定のみのご依頼についてをご覧ください)
なぜかというと、剪定や植木の管理は、一度作業して終わりではないからです。
毎年の剪定や消毒などを通して、長く付き合える業者に任せる方が、仕上がりも費用も合わせやすくなります。
ただし、庭全体を作り変える工事の中で、新しく木を植えたり、不要な木を撤去したりする場合は、その工事の一部としてお受けしています。
新築外構は新築外構業者、価格比較は一括見積もりサイト、施工だけなら専門施工店
新しく家を建てるのに合わせて、駐車場や門、フェンス、庭を一から作る新築外構工事も、西原造園ではお受けしていません。
新築外構の場合は、新築住宅の図面や建築工程に合わせて工事を進める必要があります。そのため、新築外構を主にしている業者へ相談してください。
また、次のような方には、一括見積もりサイトの方が向いています。
- とにかく一番安い会社を探したい
- 現地を見てもらう前に、電話で金額だけ知りたい
- ほかの会社が作った図面を使って、工事金額だけを比べたい
一括見積もりサイトでは、複数の会社から見積もりを集めやすいため、価格を比較すること自体が目的であれば、早く答えを出せます。
また、やりたい工事も使う商品もすでに決まっていて、あとは施工だけを依頼したいという場合は、その工事を専門に扱う施工店の方が話は早く進みます。
西原造園が時間をかけているのは、施工そのものだけではありません。
庭の状態を確認し、何を直すべきなのか、何を残せるのか、どのような方法が合うのかを決めるところから一緒に考えます。
この部分が必要ない方には、別の依頼先の方が合います。
奈良県の庭リフォーム業者|西原造園が選ばれる3つの理由
ここからは、西原造園が庭のリフォームをするときに、どこに時間と手間をかけているのかをお話しします。
完成後の写真を見ると、どの会社の庭もきれいに見えますよね。しかし、本当に違いが出るのは、完成写真には写らない部分です。
完成写真には写らない、4つの違い
- 数年後も管理しやすいか
- 必要のない場所まで壊していないか
- 下地や排水が正しく作られているか
- こちらの希望が、きちんと工事内容に反映されているか
こうした部分は、工事を頼む前に確かめておかなければ分かりません。
お庭の悩みや問題を解決して、管理を楽にする

「庭リフォームは、古くなった庭をきれいにする工事」
このように思っていませんか?
もちろん、見た目を整えることも大切です。ただし、見た目だけをきれいにしても、庭の困りごとがなくなるとは限りません。
例えば、見栄えを良くするために植物を増やしたものの、数年後には木が大きくなりすぎて、自分では手入れできなくなることがあります。植物と植物の間に土の部分が多く残っていれば、そこから雑草が広がります。
完成した直後はきれいでも、数年後には以前より手入れが大変になることもあるわけです。これでは、何のために庭をリフォームしたのか分かりませんよね。
だからこそ西原造園では、プランを考えるときに、見た目のきれいさだけを先に考えません。まず確認するのは、なぜ今の庭が困った状態になっているのかです。
- 雑草が増える原因は何なのか
- なぜ水がたまるのか
- なぜ庭を使わなくなったのか
- なぜ手入れが続けられなくなったのか
その原因を確認して取り除いたうえで、見た目を整えていきます。
庭をきれいにすることが目的ではありません。
- 草を抜くために毎週のように時間を使わなくてよい状態にする
- 雨が降るたびに、水たまりやぬかるみを心配しなくてよい状態にする
- 手入れに追われるのではなく、無理なく庭を使い続けられる状態を作る
そこまで考えて、庭のリフォームを行います。
今ある庭を生かし、必要な部分だけ直す施工

「庭を変えるなら、全部壊して一から作り直すしかない」
このように考える方もいらっしゃいます。
しかし、実際にはすべてを壊す必要がない庭もあります。
まだ使える石や構造物、傷んでいない舗装、残した方がよい木まで撤去してしまえば、その分だけ費用が増えます。使えていたものを失い、同じようなものをもう一度作り直すことにもなります。
では、費用を抑えるために、気になる場所だけを一つずつ直せばよいのでしょうか。これも、必ずしも正解ではありません。
例えば、水たまりができる場所に砂利を足しても、水が集まる原因や、水が流れていく先は変わりません。ぬかるむ場所に土を足して一時的に高さを上げても、別の場所へ水が移動するだけということもあります。
目の前の症状だけを直すと、別の場所に問題が残ったり、新しい不満が出たりするわけです。
そこで西原造園では、まず庭全体を確認します。そのうえで、手を入れなければならない部分と、今のままで問題ない部分を分けます。
全部壊すか、何も変えないかの二択ではありません。
残せるものは残し、直すべき場所だけを直します。
高い工事を無理におすすめすることはありません。一方で、金額を下げることだけを優先し、本当に必要な下地処理や排水工事を削ることもしません。
今ある庭を生かしながら、困っている原因だけを取り除く。この考え方で工事範囲を決めています。
手入れの負担まで考えた材料・工法の選び方

「値段の高い材料を選べば、長持ちする庭になる」
そう思っていませんか?
確かに、材料の品質は重要です。ただし、材料が良いという理由だけで選んでも、その庭に合っていなければ長くは持ちません。
植物であれば、植える場所の土、日当たり、水はけと、その植物の性質が合っている必要があります。日陰に向かない植物を植えたり、水を嫌う植物を水がたまりやすい場所に植えたりすれば、植えた直後はきれいでも、うまく育ちません。
雨水桝や汚水桝の近くに木を植えたことで、成長した根が桝や配管に入り込み、詰まりの原因になることもあります。
これは植物だけの話ではありません。
- 排水の状態を確認せずに防草シートや人工芝を施工すると、雑草は減っても水たまりができることがあります
- 人工芝や砂利の上に土や落ち葉がたまれば、防草シートの下からではなく、その土の上から新しい雑草が生えます
つまり、良い材料を使ったからといって、手入れが不要になるわけではないのです。
だからこそ西原造園では、完成直後の見た目だけで材料や工法を決めません。数年後に、どのような手入れが必要になるのか。ここまで確認します。
- 落ち葉は掃除しやすいか
- 土が流れ込んでこないか
- 雑草が生えやすい隙間ができないか
- 将来、修理や撤去が必要になったときに対応できるか
同じ材料でも、庭の使い方や日当たり、周りの環境によって、向いている場所と向いていない場所があります。
「見た目が気に入ったから選ぶ」のではなく、
「この庭で無理なく使い続けられるから選ぶ」。
この順番で材料と工法を決めることで、数年後に「こんなに手入れが必要だとは思わなかった」となることを防ぎます。
コーディネーターによる徹底したヒアリング

「自分の希望を細かく伝えれば、希望どおりの庭になる」
普通はそう思いますよね。
ただ、ここにも注意が必要です。ご自分で考えた工事の希望と、本当に必要としている状態が、必ずしも一致しているとは限りません。
例えば「草を何とかしたい」というご相談でも、詳しく確認すると、水はけの悪さや、隣の土地から流れ込む土が問題になっていることがあります。表面に見えている雑草だけを処理しても、その原因が残れば、別の問題が起きます。
さらに、現地調査の進め方にも違いがあります。数分間の立ち話と簡単な測量だけで調査が終わり、後日、見積書だけが送られてくることがあります。
- 図面について詳しい説明がない
- 伝えた希望が、図面に反映されていない
- なぜその工事が必要なのか分からない
こうした状態では、自分の希望を伝える機会も、提案内容を理解する機会も足りません。
そこで西原造園では、初回にお客様のお宅へ伺い、テーブルのある席で約2時間かけてお話を聞きます。(当日の進め方は庭リフォーム施工の流れをご覧ください)
担当するのは、職人歴10年以上のコーディネーター、宮原圧志です。
- まず、今困っていることや、庭をどのように使いたいのかを伺います
- 言葉にしづらい悩みを質問しながら整理します
- まだお客様が気づいていない問題や、このままにすると今後起きる可能性があることもお伝えします
西原造園には、契約を取ることだけを仕事にする営業担当はいません。お客様のお宅へ伺うのは、職人とコーディネーターです。
相談後の電話営業や、突然の訪問営業も行いません。
庭のことを上手に説明できなくても問題ありません。
この2つをお話しいただければ大丈夫です
- 今、何に困っているのか
- これから庭をどのように使いたいのか
必要な工事や方法を整理し、形にしていく作業は私たちが行います。
奈良県でおすすめの庭リフォーム業者をお探しの方へ|西原造園とは

西原造園 代表
西原 智
奈良県で庭のリフォームに対応しています
奈良県で庭を作り変えたいと思っていても、次のような所で止まっていませんか?
- 何という工事を頼めばよいのか分からない
- 造園業者と外構業者のどちらに頼めばよいのか分からない
- 相談する会社を間違えて、工事後にやり直すことは避けたい
- こちらの話をきちんと聞いてくれる人に相談したい
西原造園は、奈良市・大和郡山市・生駒市を中心とした奈良県北中部で、今ある庭の困りごとを直す工事を行っています。
ご相談が多いのは、雑草、水はけ、ぬかるみ、使いにくくなった庭の作り直しなどです。庭を新しく一から作るというよりも、今の庭に何らかの不満や問題があり、その状態を直したいというご相談が中心です。
ただ、ホームページを読んだだけでは、こうしたことまでは分かりませんよね。
- どのような考えで庭を作っている会社なのか
- 実際には、どのような人が相談に来るのか
- 相談したら、すぐに契約を勧められないか
こうした点が気になると思います。そこで少しだけ、私、西原造園代表の西原智が、これまでの経歴と、庭づくりに対する考えを動画でお話しします。
奈良の庭リフォーム業者として
選ばれて高評価
Google口コミ ★4.7
西原造園では、お客様から「説明や提案が丁寧で分かりやすい」「庭の悩みや管理のしやすさまで考えて提案してもらえる」「仕上がりがきれいで満足できる」「工事内容や費用の説明が明確で安心できる」「親切で相談しやすい」といった点をご評価いただいています。

奈良県 北中部エリア密着
すぐ伺える距離で対応

施工実績 2000件超
豊富な経験で安心
創業40年の実績
地域で積み上げた実績

追加費用は「事前提示」
契約後の不当な増額なし

Google口コミ ★4.7
高評価には理由があります
庭リフォームの施工業者として評価され
奈良新聞/全国誌に特集されました


西原造園で庭のリフォームをされた奈良県内のお客様の
クチコミ(Google★4.7)
ご予算に合わせて庭リフォームの工事範囲・材料をご提案します
庭全体を見渡したときに、このように感じる方も多いと思います。
「直したい場所はいくつもあるけれど、全部工事すると予算を超えそう」
「庭全体をきれいにしなければ、リフォームする意味がないのでは?」
しかし、庭の隅から隅まで、同じ材料を使い、同じ金額をかける必要はありません。
庭の中でも、よく使う場所と、ほとんど使わない場所があります。毎日通る場所もあれば、家の裏側のように、普段はほとんど目に入らない場所もあります。
すべての場所を同じ仕上がりにすれば、当然、工事金額は高くなります。
そこで西原造園では、最初に「何を優先したいのか」を整理します。
家族が過ごす場所・毎日通る場所
使いやすさと見た目の両方を考えて材料を選びます。
家の裏側・細い通路
見た目に多くの費用をかけず、雑草を管理しやすい状態にします。

同じ庭でも、手入れが必要な場所と、ほとんど手のかからない場所に分けて考えます。
このように、場所ごとに工事内容を変えられます。
今すぐ直さなければならない場所を先に工事し、急がない部分は将来の工事として残す方法もあります。
また、特定の高い商品を使うことを前提に話を進めることもありません。
こうしたご希望も、そのままお伝えください
- ここは見た目を重視したい
- この場所は費用を抑えたい
- 予算を超えるなら、今回は工事しなくてもよい
大切なのは、限られた予算を庭全体へ薄く使うことではありません。
どこにお金をかければ、一番大きな困りごとを減らせるのか。必要な工事と後回しにできる工事を分けながら、ご予算に合う形を一緒に決めていきます。
奈良県の庭リフォーム施工のお見積り費用相場と3つのプラン例
庭リフォームを考えたときに、最初に気になるのは費用ではないでしょうか。「庭リフォームはいくらくらいかかりますか?」このように聞きたくなると思います。
ただ、庭の工事金額は、「庭リフォーム」という工事名だけでは決まりません。同じ広さの庭でも、工事金額が同じになるとは限らないからです。
庭リフォームの工事費用が変わる「3つのポイント」

施工する面積
広さ/形状/作業車を停められるか

撤去物の量
木/石/コンクリート/砂利/残土

下地・排水
地面の硬さ/粘土質か/排水工事の要否
ほかにも、重機や材料を庭まで運び込めるか、残土や廃材をどのくらいの距離まで人の手で運ばなければならないかといった現場の条件によっても変わります。
さらに、使う材料や設置する商品、下地処理をどこまで行うか、排水工事が必要か、今あるものを残すのか撤去するのかによっても金額は変わります。
そのため、お電話だけで「庭リフォームは〇円です」とお答えすることはできません。実際に現地を確認したうえで、お見積りを作成します。
お見積りは、材料費、施工費、諸経費に分けてお出しします。諸経費には、現場の管理費や交通費が含まれます。
そして、西原造園では、基本的に一つの案だけをお出ししません。
一つの案しかなければ、その工事内容や金額が自分に合っているのか、比較して判断できないからです。工事内容、費用、手入れのしやすさ、見た目の違いを比べられるように、2つから3つのプランをご用意します。
ここでは、実際にご依頼いただく場合の目安として、3つのプラン例をご紹介します。工事の種類ごとのより細かい料金例は、庭リフォームの費用・料金例のページにまとめています。
庭リフォームのプラン例①
必要な部分だけ直す
部分リフォームプラン
例:
困っている場所だけを直して、費用を抑えたい
内容:
庭全体を作り直すのではなく、今の庭でそのまま使える部分は残します。そのうえで、雑草・水たまり・ぬかるみなど、困りごとの原因になっている場所だけを直します。必要な改善に工事範囲を絞ったプランです。
費用目安
50万円 〜 60万円
※材料費・施工費・諸経費を含みます
庭リフォームのプラン例②
手入れの負担を減らす
庭リフォームプラン
例:
草を抜く手間や、雨のあとのぬかるみから抜け出したい
内容:
表面だけをきれいにするのではなく、手入れの負担が増えている原因から直します。必要に応じて下地や排水を作り直し、やりたいことに優先順位を付けながら、材料と工事範囲を調整します。今後の管理を楽にすることを中心に考えたプランです。
費用目安
80万円 〜 120万円
※材料費・施工費・諸経費を含みます
庭リフォームのプラン例③
庭全体の使い方を見直す
総合リフォームプラン
例:
使っていない庭を、家族が過ごせる場所に作り変えたい
内容:
庭の一部分だけではなく、庭全体の使い方から見直します。家族が過ごす場所、歩く場所、洗濯物を干す場所、物を置く場所、管理を楽にする場所など、場所ごとに役割を分けて作り直します。ご要望を一通り入れた状態でご提案するプランです。
費用目安
150万円 〜 250万円
※材料費・施工費・諸経費を含みます
庭リフォーム施工の流れ
ここからは、ご相談をいただいてから、工事が完成するまでの流れをご説明します。
- 相談したら、その場で工事を決めなければならないのか
- どの段階で見積もりが出るのか
- 工事では、どこまで下準備をするのか
こうした点が分からないまま相談するのは不安ですよね。何をどの順番で進めるのか、先に確かめておいてください。
約120分のヒアリング(庭の不満・希望・暮らし方の確認)

初回は、お客様のお宅へ伺います。そして、いきなり庭へ出て測量を始めるのではなく、まずテーブルのある席で約2時間お話を聞きます。資料を使ってご説明するため、テーブルのある場所をご用意いただいています。
ここで伺うのは、希望する工事の名前だけではありません。
- 今の庭で何に困っているのか
- 庭をどのように使いたいのか
- 普段、どこを通り、どこで過ごしているのか
- 今後、どのくらい手入れができるのか
こうした暮らし方も含めて確認します。ご自分ではうまく説明できない部分もあると思います。その場合は、こちらから質問しながら整理します。まだお客様が気づいていない問題や、このままにすると今後起きる可能性があることも、この段階でお伝えします。
現地調査と計測(土・排水・勾配・日当たり・動線・境界)

お話を伺ったあとに、庭へ出て現地調査と計測を行います。ここで確認するのは、庭の広さだけではありません。
- 地面がどのような状態なのか
- 雨水がどこから入り、どこへ流れているのか
- 地面にどのような傾きが付いているのか
- 日当たりはどうか
- 普段、人がどこを通っているのか
- 隣の土地との境界線はどこか/その場所に関係する決まりはないか
防犯や、道路や隣家から庭がどのように見えるのかも一緒に確認します。
先に約2時間のお話を聞いているため、何を重点的に調べればよいのかが分かった状態で現地調査に入れます。
残す部分と直す部分の選別
現地調査で分かったことをもとに、庭の中を二つに分けます。
手を入れなければならない部分
今のままでも問題なく使える部分
庭をリフォームするからといって、すべてを撤去するわけではありません。困りごとの原因になっている場所を特定し、そこを中心に直します。
この段階で残せるものが決まれば、どこに費用をかけるべきかも決まります。
2〜3案の図面・完成予想図・見積もり作成
現地調査から10日以内に、図面、完成予想図、お見積りをお出しします。

プランは基本的に3つです。庭の状態や工事内容によっては、2つになる場合もあります。完成後の状態は、3D CADを使った完成予想図でご確認いただけます。工事内容が簡単な場合は、平面図を使った打合せになることもあります。
資料をご提出したあとに、もう一度打合せを行います。打合せの回数は、平均で2回から3回です。お客様のご予定によっては、資料の提出が現地調査から10日を超える場合があります。
なお、作成した図面と完成予想図には著作権があります。ほかの会社への転用はご遠慮いただいています。
完成予想図は、工事後の状態を分かりやすくお伝えするための資料です。実際の仕上がりは、素材の質感、光の当たり方、周辺の環境などによって多少見え方が変わります。
既存物の撤去と工事範囲の下準備
工事する範囲が決まったら、不要になるものを撤去します。ここで重要なのは、表面に見えている部分だけを片付けて終わらせないことです。

例えば、木を地面の高さで切っても、土の中には幹や株が残っています。そのままにすると、残った株から再び芽が出ることがあります。株が腐ると、虫やシロアリを呼ぶ原因になることもあります。そのため、必要な場合は株ごと取り除きます。
笹やスギナのように地下茎で増える植物がある場合は、地上部分を切るだけでは止まりません。土を掘り起こし、地下茎ごと撤去します。この部分が残ったままでは、上から防草シートや人工芝を施工しても、わずかな隙間から再び出てきます。
今ある砂利も、そのまま再利用するわけではありません。長年敷かれていた砂利には、土、草の根、雑草の種などが混ざっています。そのまま敷き直すと、再び雑草が生える原因になるため、すべて撤去して処分します。
大きな木や大量の樹木を撤去する場合は、重機と処分用の車両を手配します。
下地と排水の施工(砕石転圧・水勾配・排水先)

次は、仕上げ材を施工する前の下地作りです。人工芝やコンクリートなど、表面に見える材料へ目が行きやすいのですが、年数が経ってから差が出るのは、その下にある地面です。
地盤が緩いまま仕上げてしまうと、歩いた場所や重さがかかった場所が少しずつ沈みます。その結果、地面が凸凹になったり、水たまりができたりします。そこで、転圧機を使って地面を締め固めてから仕上げます。
水はけを改善する場合は、水がたまっている場所だけを見ても解決しません。
- 雨水がどこから来ているのか
- どの方向へ流すのか
- 最終的にどこへ排水するのか
ここまで決める必要があります。地面に緩やかな傾きを付けて、雨水が流れるようにします。水がしみ込みにくい粘土質の土は、排水性の高い土に入れ替えることがあります。排水先がない場合は、浸透桝を設置したり、地中に暗渠排水を入れたりすることもあります。

排水先がない庭では、地中に管を入れて水の逃げ道を作ります。
ただし、これらの工事をすべての庭で行うわけではありません。現地の状態を確認し、必要な場合だけ行います。
周囲から雨水と一緒に土が流れ込んでくる場所には、レンガやピンコロ石などを入れ、土が入ってこないようにします。
仕上げ材の施工(メモリーターフ・ザバーン・コンクリート)

下地と排水の準備ができてから、人工芝、防草シート、砂利、コンクリートなどの仕上げ材を施工します。
人工芝は、ユニオンビズ社のメモリーターフを標準で使っています。人工芝の下地には真砂土を使います。ピンを打ち込みにくい砂利や砕石、施工後に凹凸ができやすい砂は使いません。
また、整地するときに左官ゴテは使いません。長いアルミの定規を使い、職人が手作業で地面を平らに均します。左官ゴテだけで均すと、地面が波打つからです。
人工芝を敷く前には、芝の継ぎ目が目立ちにくくなるように、どの方向へどのように配置するかを決めます。
砂利敷きの下に使用する防草シートは、ザバーンの136、240、350を使います。人工芝の下には、地面にしなやかに密着し、ヨレやシワができにくい人工芝専用の防草シートを使います。
コンクリートを施工する場合は、地面に砕石を敷いて転圧します。そのうえで、ひび割れや沈下を防ぐために、ワイヤーメッシュと呼ばれる鉄の網を入れてからコンクリートを流します。

広い面積のコンクリートは、温度の変化によって伸び縮みし、ひび割れが起きやすくなります。そのため、エラスタイトと呼ばれる伸縮目地を入れ、面積を分けて施工します。
端部と下地の仕上げ(人工芝は砂・接着剤・壁際の立ち上げを使わない)

人工芝を施工するときは、庭の中央部分だけでなく、周囲をどのように納めるかも重要です。ここでは、西原造園が行っていない施工方法についてもお伝えします。
- 人工芝の下地に砂は使いません
砂は踏むたびに動くため、施工後に地面がずれ、庭全体が凸凹になる可能性があるからです。 - 人工芝を固定するための接着剤も使いません
固定には、コの字ピンと防水両面テープを使用します。接着剤で強く貼り付けてしまうと、将来人工芝を撤去するときに接着剤が残り、剥がす作業に大きな手間がかかります。 - 壁際で防草シートを立ち上げません
防草シートを壁際で上へ立ち上げると、その部分が見えて仕上がりが悪くなるためです。防草シートは、人工芝と同じように壁際の形へ合わせてカットします。
壁際で防草シートを立ち上げる方法は、砂利敷きで行う施工方法です。人工芝では行いません。
配管マスや柱などの構造物がある場所も、その形に合わせて人工芝と防草シートをカットして納めます。
継ぎ目・配管マス・外壁まわりの処理

人工芝や防草シートを敷けば、どこからも雑草が生えなくなると思っていませんか?
実際に雑草が生えやすいのは、シートの中央ではありません。
- 配管マスの周り
- 外壁とのキワ
- 防草シート同士の継ぎ目
- 固定ピンを打った穴
こうしたわずかな隙間です。
配管マスや外壁の周りは、その形に合わせて正確にくり抜きます。そのうえで、専用の防水粘着テープを使い、隙間ができないように密閉します。
防草シート同士の境目は、粘着力の強いテープで貼り合わせます。これは、防草シートがずれたり、境目の隙間から雑草が生えたりすることを防ぐためです。
人工芝同士の継ぎ目には、防水両面テープを使います。ただし、一体型の人工芝を土の上に施工する場合は使用しません。
防草シートを敷き終わったあとには、シートの上に残った土も掃除して取り除きます。防草シートの下に雑草の根がなくても、シートの上に土が残っていれば、その土から新しい雑草が生えるからです。
特にスギナは、外壁とのキワ、防草シートの継ぎ目、固定ピンの穴、テープのヨレなど、わずかな隙間を通って生えてきます。そのため、西原造園ではこの工程に時間をかけています。
完成確認と工事中の写真・動画による説明
工事が完了したら、お客様と一緒に仕上がりを確認します。ただし、確認していただくのは、完成後の見た目だけではありません。
工事中に撮影した写真や動画もお見せします。
- 地面をどのように掘ったのか
- 下地をどのように締め固めたのか
- 水がどの方向へ流れるようにしたのか
- 外壁や配管マスの周りを、どのように処理したのか
こうした部分は、工事が完成すると人工芝や砂利、コンクリートの下に隠れて見えなくなります。だからこそ、見えなくなる前の状態を写真や動画に残し、引き渡し時にご説明します。
引き渡し後に不具合が出た場合は、ご連絡ください。状態を確認したうえで対応します。
庭リフォームの施工事例
ここでご紹介する4件は、いずれも「何という工事をするか」が決まっていない状態からのご相談です。
「草刈りが追いつかない」「雨のあと水がたまる」「もう手入れしきれない」——最初にお聞きしたのは、工事名ではなく困っている状態でした。
完成後の写真だけでなく、なぜその庭がその状態になっていたのか、どこを残してどこを直したのかを合わせてご覧ください。
奈良市H様邸|草刈りが追いつかない笹を、地下茎から取り除いた庭リフォーム

ご相談の入口:雑草(笹)が手に負えない / 近いプラン例:①必要な部分だけ直す部分リフォーム
ご両親から受け継がれた広いお庭に笹が広がり、草刈り機を使ってもすぐに伸びてしまう状態でした。家屋の奥まで覆い隠すほどで、道路から家が見えにくく、防犯面の不安も出ていました。休日のたびに草刈りに追われ、「もう自分たちだけではどうしようもない」と感じておられたところからのご相談です。
笹は、地上に見えている葉を刈っても地中の地下茎から何度でも伸びてきます。そこで小型重機で太い根と地下茎を掘り起こし、ブロック塀の際には溝を掘って防草シートを約15cm立ち上げました。通路は、先に防草シートを敷いてからその上にコンクリートを打設し、シートとの境目に隙間ができないようにしています。
H様は「木をすべてなくしたらどんな風景になるのか不安」ともお話しされていました。そこで柿の木や柑橘類など、長年大切にされてきた木は残しています。終わりの見えない草刈りから解放され、見通しが良くなったことで防犯面の不安も和らぎました。

笹が伸びてくるブロック塀の際。ここに溝を掘って防草シートを立ち上げています。
奈良市A様邸|雨のあと水がたまる庭を、地中の排水から直した庭リフォーム

ご相談の入口:水はけ・ぬかるみ / 近いプラン例:②手入れの負担を減らす庭リフォーム
雨が降ると庭に水が数センチたまり、引くまで待つしかない状態でした。常にじめじめしてコケやキノコが生え、駐車場の隙間からは雑草が伸びる。リビングから庭へ降りる段差も高く、洗濯物を干すのが負担になっていました。
現地を確認すると、原因は表面ではなく地面の下にありました。水がしみ込みにくい土質のうえ、雨水を逃がす排水設備が無かったのです。そこで、地中に透水管と透水シートを埋め込む暗渠排水を入れ、水の流れる先を作りました。表面に砂利を足して済ませる工事では、この状態は変わりません。
そのうえで表面には天然芝を張り、リビング前には屋根付きのタイルデッキを設けて段差を解消。駐車場と通路はコンクリートにしました。水たまりができなくなり、雨のあとの掃除も、駐車場の草引きも必要なくなりました。

雨のあと、水が引かずに残っていた施工前の庭。原因は地面の下にありました。
生駒郡平群町K様邸|家庭菜園は残して、草取りと庭木の手入れを減らした庭じまい

ご相談の入口:手入れが追いつかない・足元が不安 / 近いプラン例:②手入れの負担を減らす庭リフォーム
広いお庭の草引きと庭木の剪定に、1日では終わらず2日3日とかかる状態でした。ご自分で防草シートや人工芝を敷いて工夫されていましたが、それでも草は出てきます。さらにお母様が庭で怪我をされたことがあり、ごつごつした石や歩きにくい場所への不安も大きくなっていました。
敷かれていた人工芝をめくると、下に防草シートが無く、人工芝の裏に雑草の根がへばりついていました。加えて、地下茎で横に広がるチガヤが庭に入り込んでいました。そこで花壇ブロックの下に波板状の防根材を入れて侵入経路を断ち、花壇まわりは先に防草シートを敷いてから幅30cmのコンクリートを流して、境目に隙間ができないようにしています。
庭じまいというと、庭を全部なくす工事だと思われがちです。しかしK様邸では、お母様が楽しまれていた家庭菜園は花壇として残し、管理が追いつかない範囲だけを整理しました。人工芝の下には専用の防草シート、砂利の下にはザバーンと、場所ごとに材料を使い分けています。草取りと庭木の手入れが減っただけでなく、フェンスによる目隠しと防犯面も「想像以上によかった」とお話しいただきました。

防草シートの継ぎ目はテープで貼り合わせます。雑草が出るのは、この隙間からです。
奈良市T様邸|15年入れなかった庭を、家族が過ごせる場所に作り変えた庭リフォーム

ご相談の入口:使わなくなった庭の作り直し / 近いプラン例:③庭全体の使い方を見直す総合リフォーム
新築から15年、共働きで手入れの時間が取れず、家族の誰も立ち入らない庭になっていました。草刈り機で表面を刈っても、土の中に根が残るため数ヶ月で元に戻ります。伸びた枝がお隣にはみ出し、落ち葉も飛んでいく。「だらしないと思われていないか」という後ろめたさが、生活のなかで常にプレッシャーになっていたそうです。
こうした状態のとき、いきなり「雑草が1本もないおしゃれな庭」を目指すと、作業量も費用も膨らんで動けなくなります。そこでT様にご提案したのは、「何が目に入らなくなれば、日々のストレスが減るのか」を先に決めるという考え方でした。毎日通る動線まわり、お隣との境界まわり、湿気や虫の出やすい場所から優先して手を入れています。
伐採と抜根で根を絶ち、すき取りと転圧で下地を作り、通路はワイヤーメッシュを入れてコンクリートに。配管マスや外壁のキワは防水粘着テープで隙間なく密閉し、主庭は人工芝、家まわりは白川砂利で仕上げました。工事前には3Dの完成予想図で仕上がりを確認いただいています。毎年の草刈りから解放され、お子さんがのびのび遊べる庭に変わりました。

完成すると見えなくなる下地。ここを締め固めておかないと、数年後に沈みます。
※費用は庭の広さ、撤去物の量、下地や排水の状態によって変わります。上の「3つのプラン例」は目安で、実際は現地を確認したうえでお見積りを作成します。
庭リフォームの無料現地調査・お見積もりはこちら

「自分の庭の場合は、何を直せばよいのか知りたい」
「工事内容が決まっていないけれど、一度庭を見てほしい」
その場合は、お電話か申込みフォームから、現地打合せの日時をご予約ください。
当日は、最初にお客様のお宅でお話を聞き、そのあとに庭の状態を確認します。現地を確認することで、今の庭がなぜその状態になっているのかが分かります。
そのうえで、必要な工事、今のまま残せる部分、費用をかけるべき場所を整理します。後日、図面、完成予想図、お見積りを使い、2つから3つの選択肢をご提案します。
- 現地調査に伺った日に、工事を決めていただくことはありません
- その場で契約の話を進めることもありません
- ご提案やお見積りを確認したあとにお断りいただいても、費用は一切かかりません
- お見積り提出後に、こちらから営業のご連絡をすることもありません
無料診断の受付は、毎月5名までです。
今月はあと4名
(土日枠の受付可)
今月はあと1名
(平日枠のみ)
8月中の土・日のお打合せ枠が満席となりました。
現在、8月の無料診断は「平日にお打合せが可能な方のみ」お受けしております。
【土・日をご希望の方へ】9月の土・日枠のご予約は受付可能です。
現在は下記のご予約を受付中です。
- 今すぐ(8月中)に受ける: 平日のみ受付中
- 土・日に受ける: 9月分のご予約を受付中
満員御礼
好評につき、今月の受付は上限に達したため終了いたしました。
また来月のお申し込みを心よりお待ちしております。
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庭リフォーム施工前によくある不安・ご質問
奈良県で庭リフォームの業者選びをされる際や、工事を控えているお客様からよくいただくご質問をまとめました。ここに書かれていないことも、現地調査の際に何でもお尋ねください。
やりたい工事が決まっていなくても相談できますか?
はい、そのままの状態でご相談いただけます。実際に西原造園へご相談いただく方の多くが、何という工事をすればよいのか決まっていません。
「雑草を何とかしたい」「庭を使いやすくしたい」「管理を楽にしたい」このような状態でも問題ありません。初回に約2時間かけてお話を聞き、何に困っているのかを整理したうえで、必要な工事を一緒に決めていきます。
庭全体ではなく、一部分だけでも依頼できますか?
はい、一部分だけの工事もお受けしています。庭リフォームだからといって、庭全体を作り直す必要はありません。
現地を確認し、手を入れるべき部分と、今のままで問題ない部分を分けます。そのうえで、必要な改善だけに工事範囲を絞ってご提案します。最初から庭全体を作り直す前提で、話を進めることはありません。
雑草・水はけ・目隠しなど、複数の悩みをまとめて相談できますか?
はい、まとめてご相談ください。庭だけでなく、門まわり、フェンス、通路など、庭とその周辺を一緒に見てほしいというご依頼もお受けしています。
庭の悩みが複数ある場合は、それぞれを別々に考えない方がよいことがあります。例えば、排水を確認せずに雑草対策だけをすると、雨水が流れにくくなり、水たまりができることがあります。
一つの問題だけを直したことで、別の問題が出る可能性があるわけです。そのため、複数の悩みがある場合は、庭全体をまとめて確認した方が、工事後の問題を防ぎやすくなります。
他社が施工した庭のやり直しも依頼できますか?
はい、お受けしています。「以前工事をしたけれど、問題が解決しなかった」「施工後に水たまりができるようになった」「人工芝や防草シートの施工をやり直したい」このような場合もご相談ください。
ただし、現在の庭の状態によっては、新しい工事をする前に、先に直さなければならない部分が見つかることがあります。その場合は、工事をお受けする条件が付くことがあります。現地を確認したうえでお答えします。
植栽や剪定だけでも依頼できますか?
植栽や剪定だけのご依頼は、新しくお問い合わせいただいた方からはお受けしていません。庭木の剪定や年間管理を希望される場合は、植木の管理を主にしている造園業者へご相談ください。
ただし、庭全体を作り変える工事の中で、新しく木を植えたり、不要な木を撤去したりする場合は、その工事の一部としてお受けしています。
新築住宅の外構工事も依頼できますか?
新築住宅の外構工事はお受けしていません。新築外構を主にしている業者へご相談ください。
西原造園が対応しているのは、すでにお住まいのお宅で、今ある庭や外構を直す工事です。
相談・現地調査・見積もりに費用はかかりますか?
初回のご相談と現地調査は無料です。図面、完成予想図、お見積りの作成にも費用はかかりません。
ご提案やお見積りを確認したあとにお断りいただいた場合も、調査費、提案費、見積もり費用をご請求することはありません。
相談したら契約しなければなりませんか?
いいえ、契約していただく必要はありません。現地調査や打合せの場で、工事を決めていただくことはありません。その場で契約を迫ることもありません。
ご提案の内容や金額に納得できなければ、お断りいただいて構いません。相談と提案だけで終わっても問題ありません。お見積りを提出したあとに、こちらから営業の電話や訪問をすることもありません。
他社が作った図面や提案を持ち込んで比較できますか?
ほかの会社から受けた提案に不安や疑問があり、その内容について相談したいという場合は、問題なくお受けします。内容を確認し、良い提案であれば「この内容で問題ありません」とお伝えします。反対に、見落とされている問題や、施工後に起きる可能性があるリスクがあれば、正直にお伝えします。
ただし、価格を比較することだけを目的に、ほかの会社が作った図面を持ち込まれる場合はお断りしています。図面や提案には、担当者が現地を確認し、工事内容を考え、資料を作成した時間が含まれています。そのため、ある会社が作った提案や図面を、そのまま別の会社へ渡すことはお控えください。
工事中は家にいる必要がありますか?
いいえ、工事中にご在宅いただく必要はありません。お仕事や外出でご不在でも、工事を進められます。職人へのお茶出しなどのお気遣いも不要です。
庭の外にある電源や水道をお借りする必要がある場合だけ、事前にご相談します。現場での作業時間は、9時から17時頃までです。土曜日、日曜日、祝日はお休みです。
庭リフォームの対応地域|奈良県北中部と京都府南部の一部
庭のリフォームに対応しているのは、奈良県北中部を中心とした地域です。京都府南部の一部にも、ご相談に応じて伺っています。
奈良県 ▼ 対応エリア一覧
- 【奈良市・近郊エリア】
奈良市 / 大和郡山市 / 生駒市 / 天理市 / 山添村 - 【中南和エリア】
橿原市 / 桜井市 / 大和高田市 / 香芝市 / 葛城市 / 御所市 - 【北葛城郡・生駒郡・磯城郡】
王寺町 / 平群町 / 三郷町 / 斑鳩町 / 上牧町 / 河合町 / 広陵町 / 安堵町 / 川西町 / 三宅町 / 田原本町 - 【宇陀・吉野エリア】
宇陀市 / 高取町 / 明日香村 / 吉野町 / 大淀町 / 下市町 - 【京都府南部(要相談)】
木津川市 / 精華町 / 城山台 / 州見台 / 梅見台 など
西原造園(奈良県大和郡山市小泉町2996-11)
お問い合わせ電話:9時〜19時30分/メール:24時間受付
現場作業:9時〜17時頃(土日祝は休み)
※店舗は持たず、お客様のお宅でお打ち合わせを行っています。詳しくは会社概要をご覧ください。























