雑草が伸びるたびに草を抜いて、ようやくきれいになったと思ったら、数週間後にはまた元通り。
これを何年も繰り返していると、「もう自分で草取りを続けるのは限界かもしれない」「業者に頼んで、この先の負担を減らしたい」そう思いますよね。
ところが、いざ雑草対策の業者を探してみると、造園業者、外構・エクステリア業者、便利屋、ホームセンター、人工芝や防草シートの専門店など、さまざまな依頼先が出てきます。
どの会社も「雑草対策に対応しています」と書いているため、何が違うのか分かりにくいのではないでしょうか。
ここで知っておいていただきたいのは、今生えている草を取り除く作業と、この先の草取りの負担を減らす工事は、同じものではないということです。
今ある草を刈るだけでよいのか。数年後もできるだけ草取りをしなくて済む状態にしたいのか。庭を使いやすく作り替えたいのか。
求める状態によって、選ぶべき業者も、必要になる工事も変わります。
このページでは、雑草対策を依頼できる業者の違いから、見積もり金額が変わる理由、工事後に後悔しないための確認事項まで、順番にお伝えしていきます。
このページで分かること
- 雑草対策を頼める業者10種類の違いと、引き受ける範囲
- 同じ広さの庭でも、見積もり金額が変わる3つの理由
- 工事後に「また草が生えた」となりやすい3つの原因
- 何をすればよいか決まっていない場合の相談のしかた
- 相談先を1社に絞る前に確かめておきたいこと

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人
奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。
これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。
本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。
奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。
なぜ「雑草対策」の業者を見比べても、違いが分からないのか
雑草対策を業者へ頼もうと思い、何社かホームページを見てみた。ところが、どの会社にも似たような施工写真が載っていて、「結局、どこへ頼めばよいのか分からない」
このような状態になっていませんか?
これは、見比べ方が悪いわけではありません。
そもそも同じ「雑草対策」という言葉でも、業者によって引き受ける内容と、目指している完成状態が違うんです。
例えば、ある業者が行う雑草対策は、今生えている草を刈ったり、抜いたりして、庭を一度きれいにする作業かもしれません。
一方で別の業者は、草や根を取り除いたあとに土を削り、防草シートや人工芝を施工して、この先の草取りの負担まで減らす工事を雑草対策と考えています。
同じ「雑草対策」でも、ここまで内容が違います。
さらに分かりにくくしているのが、雑草対策は、完成後の写真だけでは工事内容の差が見えにくいということです。
ちょっと考えてみてください。
- 草や根をどこまで取り除いたのか
- 地面をどのように整えたのか
- 防草シートの継ぎ目をどのように処理したのか
- 外壁や雨水桝、配管の周りに隙間が残っていないのか

人工芝をめくると、裏に雑草の根が

根と種ごと、土を削り取る
こうした部分は、最後に砂利や人工芝を敷いてしまえば見えなくなります。
つまり、完成写真だけを見ても、地面の下でどのような工事が行われたのかまでは分かりません。
「丁寧に施工します」「豊富な実績があります」このような言葉だけを見比べても、自分が求める状態まで対応してもらえるのか判断しにくいということです。
ですから、業者を比べる前に、まず整理しておきたいことがあります。
それは、
- 今生えている草をなくしてほしいのか
- この先の草取りの負担まで減らしてほしいのか
という点です。
ここが決まれば、相談するべき業者も絞りやすくなります。
雑草対策を頼める業者の種類と、引き受ける範囲の違い
「雑草対策は、造園業者へ頼めばよいのでしょうか?」「外構業者や便利屋へ頼んでも同じなのでしょうか?」このように迷う方も多いと思います。
実際、雑草対策を依頼できる相手は一つではありません。
ただし、今ある草の処理だけを引き受ける業者もあれば、庭の地面や水はけまで確認し、今後の管理負担を減らす工事まで行う業者もあります。
まず、全体像を一覧にまとめます。ご自身に当てはまりそうな行だけ、この下の説明をお読みいただいても構いません。
| 業者の種類 | 向いている相談 | 確認しておきたい点 |
|---|---|---|
| 造園業者 | 庭木・土・地面・砂利など庭全体をまとめて相談したい | 剪定中心、デザイン中心、困りごとの改善中心と、会社ごとに違う |
| 外構・エクステリア業者 | コンクリート、人工芝など作りたいものが決まっている | 価格重視、デザイン重視、新築中心など得意分野が分かれる |
| ハウスメーカー・工務店 | 建物の工事と庭の工事をまとめて相談したい | 本業は建物。庭を見る人と施工する業者が別になることがある |
| ホームセンター | 使いたい商品がある程度決まっている | 施工は提携業者。決められた商品や施工から外れる工事は対応外の場合がある |
| リフォーム会社 | 室内と屋外を同じ時期に工事したい | 庭工事は協力業者。誰が庭を確認し、誰が方法を考えるのか |
| 便利屋 | 今ある草を刈る、片付けだけを頼みたい | 地面を作り直す工事や水はけ改善には対応できない場合がある |
| 人工芝・防草シートの専門店 | 施工したい商品が決まっている | 扱う商品や施工方法が決まっている。水はけや庭木は別業者になることも |
| 一括見積もりサイト | 価格を中心に比較したい | 紹介される会社を選べない。下地処理や境目の施工が比較から外れやすい |
| 業者一覧・検索サイト | 地域にどんな会社があるか広く調べたい | 庭工事が本業でない会社や県外の会社が含まれる。表示順は技術評価とは限らない |
| お庭の悩みの解決業者 | 何をすればよいか分からない | その名前で営業している会社はほとんどない。造園・外構の中から探す |
ここからは、それぞれの業者がどのような相談に向いているのかを見ていきましょう。
造園業者
庭の相談先と聞くと、まず造園業者を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
造園業者は、庭木や植物だけでなく、土、地面、砂利、石、構造物などを含めて庭全体を相談できる業種です。
雑草だけではなく、次のように複数の問題がある場合には、相談先の候補になります。
- 庭木も整理したい
- 雨が降ると水がたまる
- 庭全体を管理しやすく変えたい
ただし、ここで注意していただきたいのが、造園業者であれば、どの会社でも同じ工事ができるわけではないということです。
植木の剪定や年間管理を中心にしている会社もあります。庭のデザインを中心にしている会社もあります。
雑草、水はけ、使いにくさなど、現在の庭の困りごとの改善を中心にしている会社もあります。
「造園業者だから庭のことはすべて任せられる」と考えるのではなく、その会社が普段どのような工事を行っているのかまで確認することが大切です。
庭全体をまとめて相談したい場合の業者の選び方は、奈良県の庭リフォーム専門業者|業者10種類の違いと選び方で詳しく整理しています。
外構・エクステリア業者
外構・エクステリア業者は、駐車場、フェンス、門まわり、ウッドデッキなど、建物の外側にある構造物の工事を多く扱っています。
例えば、次のように作りたいものがある程度決まっている場合には相談しやすい業者です。
- 庭をコンクリートにしたい
- 人工芝を敷きたい
- 雑草が生えている場所を駐車場へ変えたい
ただし、外構・エクステリア業者にも、それぞれ得意分野があります。
価格を重視している会社。見た目やデザインを重視している会社。新築住宅の外構を中心にしている会社。すでにある庭のリフォームを中心にしている会社。
同じ外構業者でも、対応内容は異なります。
雑草が生えている原因や、この先の管理負担まで含めて相談したい場合は、既存の庭を確認したうえで提案してくれる会社かどうかを確かめてください。
ハウスメーカー・工務店
家を建ててもらったハウスメーカーや工務店であれば、知らない業者へ連絡するより相談しやすいと感じますよね。
建物の工事と庭の工事をまとめて相談したい場合には、便利な依頼先です。ただし、ハウスメーカーや工務店の本業は、基本的には建物の工事です。
そのため、既存の庭のリフォームや、雑草対策だけの相談を積極的に受けていない会社もあります。
また、相談を受ける担当者、設計する担当者、実際に庭を施工する業者が、それぞれ別になることもあります。
つまり、お客様が伝えた内容が複数の担当者を経由して、施工現場へ届くということです。
- 誰が庭を確認するのか
- 誰が工事内容を考えるのか
- 実際に施工するのはどの業者なのか
ホームセンター
普段から利用しているホームセンターであれば、知らない施工会社へ直接問い合わせるより、相談の負担は少ないかもしれません。
店頭で防草シート、砂利、人工芝などの商品を実際に見られることも利点です。使いたい商品や、依頼したい工事がある程度決まっている場合には、利用しやすいでしょう。
ただし、ホームセンターの店舗スタッフが直接工事をするわけではありません。
多くの場合、実際の工事はホームセンターと提携している施工業者が担当します。そのため、どの施工業者が担当するかによって、仕上がりや対応に差が出ることがあります。
また、ホームセンターで決められている商品や施工内容から外れる工事には、対応できない場合があります。
雑草対策だけではなく、水はけや庭木、庭全体の使い方まで相談したい場合には、どこまで対応してもらえるのかを事前に確認してください。
リフォーム会社
家の中のリフォームと一緒に、庭の雑草対策も進めたい。このような場合には、リフォーム会社へまとめて依頼する方法があります。
窓口が一つで済むため、室内と屋外を同じ時期に工事したい方には便利です。
ただし、リフォーム会社は水まわりや内装工事を中心にしていることが多く、庭の工事は協力業者へ依頼するケースがあります。
- 庭の状態は誰が確認するのか
- 工事方法は誰が考えるのか
- 実際の施工をどの業者が担当するのか
便利屋
今生えている草を刈ってほしい。空き家の庭を一度きれいにしてほしい。大がかりな工事ではなく、除草や片付けだけを頼みたい。
このような場合には、便利屋が相談先になります。一度の作業で終わる草刈りや片付けを依頼したい方には、利用しやすいでしょう。
防草シートや人工芝を施工するために地面を作り直す工事や、水はけを改善する工事などには対応できない場合があります。
ですから、便利屋が合うかどうかは、
「今ある草をなくせればよいのか」「この先の草取りまで減らしたいのか」
によって変わります。
人工芝や防草シートの専門店
人工芝を敷きたい。防草シートと砂利を施工したい。
このように、希望する工事がすでに決まっている場合には、人工芝や防草シートの専門店が候補になります。
扱う工事が絞られているため、特定の商品や施工方法について詳しいことが利点です。
ただし、会社によって扱う商品や施工方法が決まっており、希望する商品を自由に選べない場合があります。
また、雑草以外に水はけ、庭木、ブロック、排水設備などの問題がある場合には、別の業者へ依頼しなければならないこともあります。
庭全体の悩みを相談するというより、決まった工事だけを依頼したい方に向いている相談先です。
なお、施工したい工事が決まっている場合は、こちらのページもあわせてご覧ください。
一括見積もりサイト
複数の業者から見積もりを取り、金額を比較したい場合には、一括見積もりサイトを利用する方法があります。
一社ずつ業者を探して問い合わせる手間を減らせるため、価格を中心に比較したい方には便利です。
ただし、ここで注意していただきたいことがあります。
- 紹介される会社を自分で細かく選べない場合がある
- 複数社が同時に見積もりを出すため、価格競争になりやすい
価格の比較が中心になると、完成後に見えなくなる下地処理、境目の施工、打合せや現地調査にかける時間などが、比較から外れやすくなります。
- 既存の砂利を撤去するのか
- 地下茎を取り除くのか
- 防草シートの継ぎ目にテープを使用するのか
- 水はけを確認するのか
こうした内容が違えば、同じ条件の見積もりではありません。表示された金額だけではなく、何が含まれているのかまで確認してください。
業者一覧・施工事例の検索サイト
地域や工事内容から、複数の会社を探したい場合には、業者一覧サイトや施工事例の検索サイトが便利です。
地域にどのような会社があるのかを広く調べたり、施工写真を見ながら好みに近い業者を探したりできます。
ただし、表示される会社の中には、庭工事を本業としていないリフォーム会社や、県外の会社が含まれていることがあります。
また、検索結果の表示順が、施工技術や利用者からの評価だけで決まっているとは限りません。
候補を探す場所としては便利ですが、最終的には各会社のホームページを確認し、次の点まで確かめてください。
- 雑草対策の施工内容
- 対応している地域
- 過去にどのような庭を工事しているか
お庭の悩みの解決業者
「人工芝にしたいわけではない」「防草シートがよいのかも分からない」「とにかく、この草取りの負担を減らしたい」このような方には、お庭の悩みを解決することを重視している業者が合っています。
今ある草をなくすだけでよいのか。防草シートや人工芝などの工事が必要なのか。水はけや庭の使い方まで見直した方がよいのか。
このようなことを、庭を確認しながら一緒に整理できます。
- 過去に自分で雑草対策をしたものの、再び生えてきた方
- 以前に別の業者へ頼んだものの、悩みが解決しなかった方
こうした場合にも相談しやすい業者です。
ただし、「お庭の悩みの解決業者」という名前で営業している会社は、ほとんどありません。実際には、造園業者や外構・エクステリア業者の中から、商品を販売することよりも、困りごとの聞き取りや原因の確認を重視している会社を探すことになります。
「草を取ってもらうだけで十分なのか」「工事をして、今後の負担まで減らした方がよいのか」
ここが分からない場合には、庭を見ながら切り分けてもらうことができます。

除草で足りるのか、工事が必要なのかを切り分けます
西原造園では、初回のご相談と現地調査を無料で行っています。
初回相談では、現在の庭が、一度の除草で対応できる状態なのか、今後の負担を減らす工事が必要な状態なのかを整理します。
- その場で工事内容や金額を決めることはありません
- 契約を進めることもありません
奈良県の雑草対策業者の「見積もり金額」が変わる3つの要因
「庭の広さを伝えれば、電話でも大体の金額が分かるのでは?」
そう思いますよね。
ところが、雑草対策の費用は、庭の広さだけでは決まりません。
同じ30平方メートルの庭であっても、草や庭木の状態、地面の形、撤去する物、使用する材料によって、必要な工事が変わるからです。
では、何が金額に影響するのでしょうか。特に大きく影響するのは、次の三つです。

施工面積
広さ/庭の形/重機や車の入りやすさ

現在の庭の状態
撤去する物の量/処分費/地下茎の有無

仕上げのグレード
使用する材料/庭のデザイン
1.施工面積|広さと庭の形
まず確認するのが、雑草対策を行う面積です。
施工面積が広くなれば、防草シート、砂利、人工芝などの材料が多く必要になります。
草や土を取り除く作業量も増えるため、施工費や処分費も変わります。
ただし、単純に面積だけを見ればよいわけではありません。
同じ広さでも、四角くまとまった庭と、建物の裏側にある細長い通路では、作業のしやすさが違います。
庭の中に雨水桝、配管、飛び石、庭木などが多ければ、それぞれの形に合わせて材料を加工しなければなりません。
材料を切る場所が増えるほど、施工にかかる時間も増えます。
さらに、次のような条件によっても費用は変わります。
- 重機を庭へ入れられるか
- 材料を積んだ車を近くに停められるか
- 土や砂利を人の手でどれくらい運ぶのか
同じ面積だからといって、同じ金額になるとは限らないということです。
2.現在の庭の状態|撤去する物と処分費
次に確認するのが、現在の庭に何があるのかです。
草だけが生えている庭と、庭木、庭石、ブロック、古い人工芝、既存の砂利などが残っている庭では、工事を始める前の作業量が違います。
例えば、既存の砂利です。
「今ある砂利をそのまま使えば、費用を抑えられるのでは?」
そう思うかもしれません。
ところが、長年敷かれていた砂利には、土、草の根、種などが混ざっています。
その砂利をそのまま残し、上から新しい材料を重ねると、砂利の中に残った土から再び雑草が生える原因になります。

撤去した既存の砂利。土と根が混ざっています
庭の状態によっては、既存の砂利を撤去し、新しい砂利へ入れ替える必要があります。
何を残すのか。何を撤去するのか。撤去した土や材料を、どれくらい処分するのか。
この違いが、見積もり金額に影響します。
3.仕上げのグレード|材料と庭のデザイン
雑草対策の仕上げには、防草シートと砂利、人工芝、タイル、レンガなど、複数の選択肢があります。
どれを選ぶかによって、費用も庭の使い方も変わります。
例えば、人目につきにくい建物の裏側と、家族が過ごす庭の中央では、必要な仕上げが違いますよね。
| 建物の裏側・通路 | 草取りの負担を減らすことが目的なら、防草シートと砂利で十分な場合があります |
| 子どもやペットが過ごす場所 | 人工芝を選ぶ方法があります |
| 火を使う場所・見た目を整えたい場所 | タイルやレンガを組み合わせることもできます |
庭全体を同じ材料で仕上げるのか。場所ごとに材料を使い分けるのか。どの商品を使用するのか。どの程度デザインを加えるのか。
これらによって金額は変わります。
単純に「高い」「安い」だけで判断しないでください。どの範囲に、どの材料を使い、どこまでの作業が含まれているのか。ここまで確認することが大切です。
工事ごとの費用の目安は、【外構に防草シート+砂利敷き】費用相場と優良な工事業者の選び方と奈良で庭リフォームをする場合の費用・料金例でもご覧いただけます。
雑草対策業者選びで失敗・後悔しない3つの注意点
せっかく業者へ雑草対策を頼んだのに、
「最初はきれいだったのに、また草が生えてきた」
「工事をしてから、水たまりが目立つようになった」
「思っていたより庭が使いにくくなった」
このような状態になれば、工事をした意味がありませんよね。
こうした失敗が起きやすいのは、完成した直後の見た目だけを確認し、地面の下や材料の境目まで確かめずに業者を選んだ場合です。
ここからは、依頼する前に知っておきたい三つの注意点をお伝えします。
防草シートを敷くだけでは不十分?下地処理や隙間から雑草が生える原因
「防草シートを敷くのであれば、その下に草や根が少しくらい残っていても問題ない」
そう思っていませんか?
実際には、防草シートを敷く前の処理と、敷いたあとの細かな施工が、防草効果に影響します。
例えば、スギナなど地下茎で増える雑草です。
地上に見えている部分だけを取り除いても、土の中に地下茎が残っていれば、そこから再び伸びてくることがあります。
そのため、防草シートを敷く前に土を掘り起こし、地下茎を取り除く作業が必要になる場合があります。
そして、もう一つ注意していただきたいのが、防草シートの隙間です。
雑草は、防草シートの広い面の中央だけから生えるわけではありません。
- 外壁との境目
- 防草シート同士の継ぎ目
- 雨水桝や配管の周り
こうしたわずかな隙間から出てくることがあります。

- 草や根をどこまで取り除くのか
- シート同士をどのくらい重ねるのか
- 境目や継ぎ目を、どのように塞ぐのか
効果の低い雑草対策を選ばれるリスク
雑草対策にかかる費用を抑えるために、薄い防草シートや簡単な施工を選びたくなることもあると思います。
ただし、安い材料を使用すれば、どの庭でも同じように雑草を防げるわけではありません。
例えば、織布と呼ばれる、繊維を編み込んで作られた防草シートがあります。
このようなシートは、網目から光が入りやすく、スギナやチガヤなどの雑草には向かない場合があります。防草シートがどれくらい持つのかは、防草シートの耐用年数は砂利で決まる。10年と半永久の差を生む失敗条件で詳しく解説しています。

編み込み式(織布)は網目から突き破られる

不織布は隙間がなく、光を通しにくい
また、草を刈っただけで防草シートを敷いたり、既存の砂利を残したまま上から材料を重ねたりすれば、土、根、種が残ります。
その結果、再び雑草が生える原因になることがあります。
では、高い材料を使えば必ずよいのでしょうか。
そういうわけでもありません。
庭の使い方に合わない高額な材料を選べば、必要以上の工事になってしまいます。
大切なのは、一番安い方法を選ぶことでも、一番高い方法を選ぶことでもありません。その庭に生えている雑草と、今後その場所をどのように使いたいのかに合った方法を選ぶことです。
雑草対策で水たまりができることも?水はけ改善と排水対策をすべき理由
雑草対策をする前は、草や土に隠れて気づかなかったものの、工事後に水たまりが目立つようになることがあります。
なぜ、このようなことが起きるのでしょうか。
地面を整えたり、砂利や人工芝を敷いたりするときに、水の流れを考えていなければ、雨水の逃げ道がなくなることがあるからです。
例えば、水たまりができる場所へ砂利を足したとします。
一時的に水が見えなくなったように感じるかもしれません。
しかし、水がその場所へ集まる原因も、水が流れていく先も変わっていません。
ぬかるんでいる場所へ土を足した場合も同じです。
水はけを改善するためには、次の点を確認する必要があります。
- どこから水が来ているのか
- どの方向へ流れているのか
- 最終的にどこへ排水するのか
そのうえで地面に緩やかな傾斜を付けたり、必要に応じて排水設備を設けたりします。

もちろん、すべての庭に大がかりな排水工事が必要なわけではありません。ただし、雨が降ったあとに水がたまる庭では、防草シートや人工芝を施工する前に、水の流れまで確認してもらうことが大切です。
水はけについては、人工芝の水はけが悪くなる3つの原因と「排水を良くする」4つの水はけ対策でも原因ごとに整理しています。
何をどうしたらいいか分からない場合の業者の選び方
「草取りを楽にしたいけれど、防草シート、砂利、人工芝のどれがよいのか分からない」
このような状態で業者へ相談してもよいのでしょうか。
もちろん、何も問題ありません。
むしろ、何をすればよいのか分からないからこそ、最初から商品や工事を決めるのではなく、一緒に整理してくれる業者を選ぶ必要があります。
ここで注意したいのが、庭へ来てすぐに、
「何を施工しますか?」
と聞き、その答えに合わせて見積もりだけを作る業者です。
まだ何をすればよいのか分からない状態で聞かれても、
「とりあえず防草シートでお願いします」「人工芝がよさそうです」
と、自分が知っている方法を答えるしかありませんよね。
しかし、それが本当にその庭に合っているかどうかは、まだ分かりません。
相談にのってくれる業者は、最初に商品を選ばせるのではなく、次のことを確認します。
- 今、何に困っているのか
- これから庭をどのように使いたいのか
そのあとで、雑草の種類、土の状態、水はけ、庭の広さや形などを調べます。
そして、今ある草を処理するだけでよい場所と、今後の草取りを減らす工事が必要な場所を分けて考えます。
相談する前に、商品名や工事名を決めておく必要はありません。
「草取りが大変です」
「庭へ出ることが減りました」
「雨のあとに、いつもぬかるみます」
このように、現在困っていることを伝えるところから始めてください。
雑草対策の相談先を1社に絞る前に、確かめておきたいこと
雑草対策に対応している業者が見つかったとしても、その会社が自分の相談内容に合っているとは限りません。
じっくり話を聞きながら方法を考える会社もあります。決められた商品を施工することを中心にしている会社もあります。
価格の比較を優先する方と、今後の管理負担まで相談したい方でも、合う業者は変わります。
ここからは、相談する方の状態ごとに、確認しておきたいことを整理します。ご自身に近いところからお読みください。
何をすればいいか決まっていない方
何をすればよいのか決まっていない方は、工事内容を一緒に整理してくれる業者かどうかを確認してください。
相談したときに、いきなり、「防草シートにしますか?」「人工芝にしますか?」と商品を選ばせるのではなく、現在の困りごとや、今後の庭の使い方を聞いてくれるかどうかが大切です。
西原造園では、最初にお客様のご自宅でお話を伺い、そのあとに庭の状態を調査します。
そして、手を入れる必要がある場所と、今のままでも問題がない場所を分けて考えます。
すべてを工事する前提ではなく、必要な改善に絞り、複数のプランをご提案します。
「とにかく草を何とかしたい」
まだ、このような状態でもご相談いただけます。
自分でやってみたが、また生えてきた方
自分で防草シートや砂利を敷いたものの、端や継ぎ目から再び雑草が生えてきた。
このような方もいると思います。
この場合、今ある材料を新しい物へ取り替えるだけでは、同じことが繰り返される可能性があります。
大切なのは、なぜ雑草が再び生えてきたのかを確認することです。
- 土の中に地下茎が残っている
- 使用した防草シートが、雑草の種類に合っていない
- 壁際や雨水桝の周りに隙間がある
原因によって、必要な対策は変わります。
西原造園では、ご自身で行った雑草対策や、他社が施工した工事のやり直しも、現在の状態を確認したうえで対応しています。
以前と同じ方法をそのまま繰り返すのではなく、どこに問題があったのかを整理するところから始めます。
ご自身で施工して、うまくいかなかった事例もご覧いただけます。よくある原因は、実録!防草シートDIYで大後悔した実話|メリットデメリットと失敗の共通点と固まる土(防草砂)の3年後を徹底レビューにまとめています。

工事の内容も商品も決まっていて、施工だけ頼みたい方
使用する商品や工事内容が決まっており、施工だけをできるだけ早く依頼したい方には、施工を中心に受けている専門店や外構・エクステリア業者が合う場合があります。
西原造園は、何をすればよいか決まっていない方や、庭の悩みを相談しながら整理したい方を中心に対応しています。
ただし、お客様が用意された人工芝については、製品の種類や状態、必要な部材を事前に確認したうえで、施工だけに対応できる場合があります。
なお、持ち込み商品については、製品自体の耐久性や品質まで西原造園で確認できません。そのため、持ち込み品は施工保証の対象外になります。
電話で金額だけを知りたい方、安さを最優先したい方
雑草対策の費用は、庭の広さだけでは決まりません。
- 現在の庭の状態
- 撤去する物の量
- 地面の状態
- 水はけ
- 使用する材料
こうした条件によって、必要な工事と金額が変わります。
そのため、西原造園では、庭を確認せずに電話だけで金額をお伝えしていません。
また、価格の安さだけを最優先したい方には、一括見積もりサイトや、決められた施工内容を低価格で提供している業者の方が合う場合があります。
西原造園では、価格だけではなく、次のことまで相談したい方からのご依頼を中心に受けています。
- 工事後に管理しやすいか
- 完成後に見えなくなる部分を、どのように施工するか
奈良の雑草対策専門業者|西原造園が選ばれる3つの理由
雑草対策は、完成した日に草が見えなくなれば終わりではありません。
- 土の中に残った根や地下茎
- 施工後の地面の沈み
- 防草シートの隙間
- 雨が降ったときの水の流れ
こうした完成後には見えなくなる部分を、工事前にどこまで確認するかによって、その後の状態が変わります。
西原造園では、今ある草を仕上げ材で隠すのではなく、この先の管理負担を減らすために、下地づくりから材料の使い分けまで考えて施工しています。
雑草を生えにくくする下地づくり

地下茎は土を掘り起こして撤去する

仕上げ材の下が沈まないよう締め固める
「防草シートを敷くのであれば、その下に草や根が残っていても大丈夫」
そう思っていませんか?
実際には、土の中にスギナなどの地下茎が残っていると、防草シートの端や継ぎ目など、わずかな隙間から再び出てくることがあります。
既存の砂利も同じです。長年敷かれていた砂利には、土、根、種が混ざっています。その砂利を残したまま上から新しい材料を重ねれば、土が残っている場所から雑草が生える原因になります。
そこで西原造園では、次のように下地をつくります。
- 防草シートを敷く前に草や根を取り除き、必要な深さまで土を削ります
- 地下茎で増える雑草がある場合には、土を掘り起こし、地下茎も撤去します
- 既存の砂利はそのまま再利用せず、土や種が混ざった砂利を取り除いてから地面を整えます
- 人工芝や砂利を敷く前には、専用の機械を使って地面を締め固めます
なぜ、ここまで行うのでしょうか。
施工後に地面が沈み、人工芝や砂利の下が凸凹になるのを防ぐためです。見えなくなる下地を整えることで、長く使いやすい庭へ仕上げます。
防草効果を長持ちさせる施工

継ぎ目はテープで貼り合わせる

境目は防水粘着テープで塞ぐ
「防草効果の高いシートを使えば、施工方法はそれほど気にしなくてもよい」
そう思うかもしれません。
しかし、どれほど性能の高い防草シートでも、外壁との境目、雨水桝の周り、シート同士の継ぎ目に隙間があれば、そこから雑草が生えてきます。
西原造園では、雨水桝、配管、外壁などの形に合わせて防草シートを切り、専用の防水粘着テープで隙間を塞ぎます。
防草シート同士の継ぎ目も、粘着力の強いテープで貼り合わせます。
さらに、防草シートを敷いたあとにシートの上へ土が残っていれば、その土から雑草が生えることがあります。そのため、シートの上を掃除し、土を取り除いてから砂利や人工芝などの仕上げ材を施工します。
なお、砂利敷きと人工芝では、壁際の施工方法も同じではありません。それぞれの仕上げに合った方法で施工し、雑草が生えやすい境目をできるだけ減らします。
暮らしやすさを考えた仕上げ選び

「雑草対策をするのであれば、庭全体を同じ材料で覆った方がよい」
そう考える方もいるかもしれません。
しかし、庭全体を人工芝や砂利だけで仕上げると、場所によっては使いにくくなることがあります。
例えば、人工芝は、子どもやペットが遊ぶ場所には向いています。一方で、火を使う場所には向いていません。また、人目につきにくい建物の裏側に、高品質な人工芝を敷く必要がない場合もあります。
そこで西原造園では、庭の使い方に合わせて材料を分けて考えます。
よく歩く場所・遊ぶ場所
人工芝
火を使う場所
タイルやレンガ
建物の裏側や通路
防草シートと砂利
必要な場所に必要な材料を使用することで、草取りの負担を減らしながら、使いやすさとご予算のバランスを整えます。
西原造園が厳選した高品質防草シート「ザバーン」の特徴
防草シートは、どれを見ても同じように感じるかもしれません。
ホームセンターへ行けば、さまざまな種類の防草シートが並んでいます。価格も厚みも違いますが、
「結局、何が違うのでしょうか?」
と思いますよね。
実際には、薄いシートや網目のあるシートでは、雑草の種類や使用する場所によって、十分な効果を得られないことがあります。
西原造園では、砂利敷きなどの雑草対策に、高品質防草シート「ザバーン」を使用しています。
砂利で覆えば、紫外線による劣化を抑えられる
防草シートを地面へ敷き、そのまま露出させていると、太陽の光を直接受け続けることになります。すると、紫外線の影響によって防草シートが傷みやすくなります。
西原造園では、「ザバーン」の上を砂利で覆って使用します。防草シートへ紫外線が直接当たらない状態にすることで、露出したまま使用する場合に比べて、紫外線による劣化を抑えます。

砂利には、防草シートを保護する以外にも役割があります。
- 風でシートが動くのを防ぐこと
- 庭の見た目を整えること
- 歩く場所の仕上げ材になること
ただし、砂利を敷けば、その後は一本も草が生えないというわけではありません。砂利の上に土や落ち葉がたまれば、その土から雑草が生えることがあります。
防草シートが敷かれていれば、雑草の根が地面の奥まで張りにくくなるため、生えてきた草を比較的抜きやすくできます。
砂利敷きで気をつけたい点は、【プロが解説】庭の砂利敷きで後悔する9つのデメリットと失敗しない解決策でもお伝えしています。
伸縮するので、雨水桝の縁も防草力が高い
雑草が生えやすいのは、防草シートの広い面の中央だけではありません。雨水桝、配管、外壁。こうした材料との境目から生えることがあります。
例えば、雨水桝の周りを大きく四角く切り抜いたとします。施工は簡単になりますが、雨水桝と防草シートの間に土が見える部分が残ります。その部分から雑草が生えてくる可能性があります。
「ザバーン」は、雨水桝などの形に合わせて細かく加工し、縁に沿わせて施工できます。
西原造園では、雨水桝の形に合わせて切り抜き、専用の防水粘着テープで縁を塞ぎます。防草シート自体の性能だけに頼るのではなく、雑草が生えやすい境目をどのように処理するかまで考えて施工します。

編み目がないから、強い雑草も突き抜けにくい
安価な防草シートの中には、細い繊維を編み込んで作られた物があります。
このような編み込み式のシートには、細かな網目があります。そのため、わずかな隙間から光が入りやすく、スギナやチガヤなどの雑草には向かない場合があります。紫外線を受け続けると、傷みやすいこともあります。
「ザバーン」は、繊維を編み込んで作られたシートではありません。高密度で光を通しにくいため、雑草がシートの中央を突き抜けるのを防ぎます。
ただし、ここで誤解しないでいただきたいことがあります。どれほど防草効果の高いシートを使用しても、壁際や継ぎ目に隙間が残っていれば、雑草が出てくる可能性があります。
そのため西原造園では、シートを選ぶだけでなく、施工前の除草、地下茎の撤去、境目の処理まで含めて工事を行っています。
庭の状態に合わせてシートの種類を使い分ける
「一番厚くて価格の高い防草シートを、すべての庭に使えばよい」
そう思うかもしれません。
しかし実際には、生えている雑草の種類や、防草シートの上へ何を施工するのかによって、適したシートは変わります。
| 砂利敷きなどの下 | 「ザバーン」の136・240・350を、庭の状態に合わせて使い分けます |
| 人工芝の下 | 「ザバーン」は使用せず、人工芝が地面へなじみやすい人工芝専用の防草シートを使用します |

一般的な高耐久防草シートは硬いため、上に人工芝を敷くと、シワや波打ちの原因になることがあるからです。
防草シートは、単純に厚くて強い物を選べばよいわけではありません。雑草の状態と、最終的な仕上げに合わせて選ぶことが大切です。
人工芝の下の防草シートについては、人工芝の下に防草シートは必要?別敷きと一体型はどっちがおすすめ?で比較しています。
奈良でおすすめの雑草対策業者をお探しの方へ|西原造園とは?

西原造園 代表
西原 智
代表・西原智のプロフィール/他社との4つの違い/よくあるご質問
奈良県で雑草対策を考えているものの、「今ある草を取ってもらうだけでよいのでしょうか?」「庭全体を工事した方がよいのでしょうか?」「業者へ相談したら、高額な工事を勧められそうで不安です」
このように感じていませんか?
西原造園では、奈良県北中部を中心に、雑草対策、人工芝、水はけ改善など、庭の困りごとを改善する工事に対応しています。
私たちが大切にしているのは、最初から工事や商品を決めることではありません。
- お客様が現在どのようなことに困っているのかを伺います
- これから、その庭をどのように使いたいのかも確認します
- 実際に庭を見て、土の状態、排水、地面の傾き、日当たり、生活動線などを調査します
- 手を入れる必要がある場所と、今のままでも問題がない場所を分けます
庭全体を工事することを前提にするのではなく、必要な改善に絞ってご提案します。
- 現地調査の日に、工事内容や契約を決めることはありません
- 見積もりや提案をご覧いただいたあと、内容や金額に納得できなければ、お断りいただいて問題ありません
- 見積もりを提出したあとに、こちらから契約を迫る営業を行うこともありません
雑草を一度きれいにするだけではなく、この先の草取りや庭の管理を少しでも楽にしたい。
そのように考えている方と、現在の庭の状態を一緒に整理するところから始めています。
とはいえ、「この会社はどんな思いで庭づくりに取り組んでいるの?」と気になっている方も多いはずです。そこで、私のこれまでの歩みや、庭づくりへの想いを動画でお話しさせていただきます。
奈良の雑草対策業者として
選ばれて高評価
Google口コミ ★4.7
西原造園では、お客様から「説明や提案が丁寧で分かりやすい」「庭の悩みや管理のしやすさまで考えて提案してもらえる」「仕上がりがきれいで満足できる」「工事内容や費用の説明が明確で安心できる」「親切で相談しやすい」といった点をご評価いただいています。

奈良県 北中部エリア密着

施工実績 2000件超
豊富な経験で安心

追加費用は「事前提示」
契約後の不当な増額なし

Google口コミ ★4.7
高評価には理由があります
庭づくりの業者として評価され
奈良新聞/全国誌に特集されました


西原造園で雑草対策をされた奈良県内のお客様の
クチコミ(Google★4.7)
ご予算に合わせて雑草対策の種類・施工方法をご提案します
「高品質な材料や丁寧な施工が必要なのは分かるけれど、費用が大きくなりすぎないか心配です」
このように感じる方も多いと思います。
ただし、雑草対策では、庭全体を一番高い材料で仕上げる必要はありません。
- 家族がよく過ごす場所には人工芝を使用する
- 人目につきにくい建物の裏側には、防草シートと砂利を使用する
- 火を使う場所には、人工芝ではなくタイルやレンガを使用する
このように、場所ごとに材料を使い分けることができます。
西原造園では、お客様から伺った要望をもとに、複数のプランをご提案しています。
- お客様の要望をできる限り取り入れたプラン
- やりたいことに優先順位を付け、内容とご予算のバランスを取ったプラン
- 必要な改善だけに絞ったプラン
庭の状況によっては、二つのプランになる場合もあります。
- 費用を抑えるために、本来必要な下地処理や水はけの確認を省くことはありません
- 反対に、普段使用しない場所へ高額な材料を勧めることもしません
どこに費用をかけるのか。どこで費用を抑えられるのか。
これを分けて考えることで、草取りの負担を減らしながら、ご予算に合った方法を選べるようにしています。
奈良の雑草対策の施工のお見積り費用相場と3つのプラン例
雑草対策の費用を調べていると、施工面積ごとの金額を並べた相場表を見かけることがあります。
「自分の庭も、この金額で工事できるのでしょうか?」と思いますよね。
しかし、庭の状態を確認せずに出された金額が、そのまま自分の庭に当てはまるとは限りません。
同じ広さの庭でも、次の条件によって費用は変わります。
- 既存の砂利を撤去するのか
- 庭木や庭石を撤去するのか
- 地下茎を取り除く必要があるのか
- 水はけの改善が必要なのか
そのため西原造園では、一律の相場表から金額を決めるのではなく、現地調査後に、材料費、施工費、諸経費を分けた見積もりを作成しています。
ここでは、雑草対策でよく検討される三つのプラン例をご紹介します。
雑草対策のプラン例①
防草シート+砂利の
施工プラン
こんな方に
草取りの負担を減らすことを中心に考えたい
費用が変わる条件
既存の砂利や庭木などの撤去量/地下茎の有無/土や材料を運び込む条件
費用目安
60万円 〜
※材料費・整地・残土処分・施工費を含みます
雑草対策のプラン例②
人工芝プラン
こんな方に
雑草対策だけではなく、庭を子どもやペットが過ごせる場所として使いたい
費用が変わる条件
使用する人工芝の種類/施工面積/地面の状態/水はけ改善の有無
費用目安
60万円 〜
※材料費・整地・残土処分・施工費を含みます
雑草対策のプラン例③
少しはおしゃれに
デザインプラン
こんな方に
雑草対策をしながら、庭の見た目や使い方も整えたい
費用が変わる条件
工事範囲/使用する材料/撤去する物/庭の形/デザイン
費用目安
120万円 〜
※材料費・整地・残土処分・施工費を含みます
それぞれを分けて考えることで、必要な場所に適した材料を使用できます。現地調査後に、複数のプランと見積もりをご提示します。
雑草対策の施工の流れ
雑草対策は、防草シートや人工芝を敷くだけの工事ではありません。
現在生えている草。土の中に残っている根や地下茎。雨が降ったときの水の流れ。工事後の庭の使い方。
これらを確認し、必要な下準備をしてから仕上げます。
西原造園では、庭の状態に合わせて、次のように工事を進めます。
原因を突き止める現地調査
最初に、どのような雑草が生えているのか、どこから広がっているのかを確認します。あわせて、次の内容も調べます。
- 雨水がどこから来ているのか
- どちらへ流れているのか
- 地盤がどのような状態なのか
- 地面にどのような傾きがあるのか
- 日当たりや境界がどうなっているのか
すべての庭へ同じ工事を当てはめるのではなく、何を直す必要があるのかを現地で整理します。
徹底的な除草と、種を土ごと取り除く鋤取り
地上に見えている草を刈るだけでは、土の中に根、地下茎、種が残ります。そのまま仕上げ材を敷けば、再び雑草が生える原因になります。
そこで、必要な範囲の土を削り取り、雑草の根や種が混ざった土を撤去します。スギナなど地下茎で増える雑草が生えている場合には、土を掘り起こし、地下茎も取り除きます。

水の逃げ道をつくる排水工事
雨が降ったあとに水がたまる庭では、仕上げ材を敷く前に、水の流れを確認します。地面へ緩やかな傾斜を付け、雨水が流れるように整えます。庭の状態によっては、浸透桝や暗渠排水などを設ける場合もあります。
ただし、排水工事は、すべての庭で行うものではありません。現在の地面の状態と、雨水を流せる排水先を確認し、必要な場合に行います。

土を入れさせない土留めの設置|見切り材
人工芝や砂利の上へ周囲の土が流れ込むと、その土から雑草が生えることがあります。
そこで、土が流れ込みやすい場所には、レンガやピンコロ石などの見切り材を設置します。土の部分と、人工芝や砂利の部分を分けることで、雨が降ったときに土や種が入り込むのを防ぎます。

仕上げ材の上へ土が広がりにくくなるため、庭の掃除もしやすくなります。
庭に合わせた防草シート選び
砂利の下には、庭の雑草の状態に合わせて、「ザバーン」の136・240・350を使い分けます。
一方で、人工芝の下には、人工芝専用の防草シートを使用します。人工芝が地面へなじみやすい、人工芝専用の防草シートを使用します。
西原造園でえは、織布(編み込み式)の安価な防草シートは、網目から光が入りやすく、地下茎で増える雑草への対策には向かない場合があるため、使用していません。
雑草が生えにくくなる施工
雨水桝、配管、外壁との境目は、雑草が生えやすい場所です。西原造園では、それぞれの形に合わせて防草シートを切り、専用の防水粘着テープで隙間を塞ぎます。防草シート同士の継ぎ目も、粘着力の強いテープで貼り合わせます。
| 砂利敷き | 外壁との境目から雑草が生えにくいように、防草シートを壁際で30〜50ミリメートル立ち上げて密着させます |
| 人工芝 | 防草シートを壁際へ立ち上げません。人工芝と防草シートの両方を、壁際の形に合わせて隙間なく切ります |

仕上げ方法に合わせて、境目の施工方法を変えています。
使い方に合わせた仕上げ
庭全体を同じ材料で仕上げる必要はありません。
- よく歩く場所や、子ども、ペットが遊ぶ場所には人工芝
- 火を使う場所には、タイルやレンガ
- 人目につきにくい建物の裏側や通路には、防草シートと砂利
庭の使い方に合わせて材料を分けることで、草取りの負担を減らしながら、使いやすさ、見た目、ご予算のバランスを整えます。
「自分の庭では、どこまでの工事が必要なのか分からない」
このような場合には、現地調査で一つずつ確認できます。
- 現在の草や地面の状態
- 雨水の流れ
- 必要になる下地処理
- 適している仕上げ方法
これらを現地で整理します。現地調査の日に、工事内容や金額を決めたり、契約を進めたりすることはありません。
奈良県内の雑草対策の施工事例
ここからは、西原造園が実際に行った雑草対策の事例をご紹介します。
完成写真だけを並べても、工事内容の違いは分かりません。そこで、それぞれの事例で「草が生えていた原因は何だったのか」「地面の下で何を行ったのか」まで書いています。
ご自身の庭に近い状態のものからご覧ください。
奈良県生駒郡平群町K様邸|自分で敷いた人工芝でも草が出た庭を、下地から作り直した事例
ビフォー

アフター

生駒郡平群町のK様は、広い庭の草引きと庭木の手入れに1日何時間もかかり、終わらないときは2日、3日と続いていました。ご自身で防草シートや人工芝を敷いて工夫されていましたが、それでも草の勢いは止まりませんでした。お母様が庭で怪我をされたこともあり、「このままの庭で大丈夫か」という不安が強くなっていた状態でのご相談でした。
ご自身で敷かれた人工芝をめくると、下に防草シートが敷かれていませんでした。人工芝の裏には、雑草の根がへばりついていました。庭にはチガヤも広がっていました。

完成した状態では、分からない部分です。
そこで、庭を全部なくすのではなく、お母様が家庭菜園を続けられる範囲を花壇として残す方法をご提案しました。チガヤは地下茎で横に伸びるため、花壇ブロックの下に波板状の防根材を入れて侵入経路を遮っています。

花壇まわりは、先に防草シートを敷いてからコンクリートを流し込み、境目に隙間ができないように施工しました。仕上げは、真砂土で下地を整えた人工芝の部分と、砂利の部分で防草シートを使い分けています。
今は草取りと庭木の手入れの負担が減り、家庭菜園は花壇として残っています。工事名は、原因を確認したあとで決まりました。
奈良市H様邸|草刈りでは止まらない笹を、地下茎から取り除いた事例
ビフォー

アフター

奈良市のH様は、ご両親から受け継がれた広い庭に笹が広がり、草刈り機を使ってもすぐに伸びてしまう状態でした。笹はガスボンベの周りや家屋の奥まで覆い隠すほどに広がり、道路から家が見えにくく、防犯面の不安も出ていました。休日を使って草刈りをしても終わりが見えず、「もう自分たちだけではどうしようもない」というご相談でした。
笹は、地上に見えている葉を刈っても、地中の地下茎から再び伸びてきます。そこで小型重機を入れ、地中に張った太い根と地下茎をできる限り取り除きました。あわせて、H様が大切にされてきた柿の木や柑橘類の木は残しています。

地中に張っていた笹の地下茎

壁際は溝を掘り、シートを立ち上げる
再発しやすい場所への処理も行いました。隣地との境界であるブロック塀の際にはあらかじめ溝を掘り、その溝ごと防草シートで覆って壁に沿って約15センチメートル立ち上げています。
通路のコンクリートは、庭全体を防草シートで覆ったあと、そのシートの上に木枠を組んで流し込みました。先にコンクリートを打つと、シートとの境目から笹が伸びてくる可能性があるためです。

施工後は見通しが良くなり、防犯面の不安も和らぎました。休日ごとの草刈りからも解放されています。
奈良市Y様邸|既存の砂利を撤去し、家の周りをザバーン防草シートで整えた事例
ビフォー

アフター

奈良市のY様は、家の外周と庭にすぐ草が生え、夏場は毎週末草引きに追われていました。休日に出かけられないこと、通りに面しているため近所からの視線が気になることも、負担になっていました。
家の裏側は、土の上にそのまま砂利が敷かれている状態でした。この状態では、草を抜くのに砂利の間へ指を入れる必要があり、根も張っています。
「既存の砂利を再利用すれば費用を抑えられる」と考えたくなる場面です。ただし、長年敷かれていた砂利には土、草の根、種が混ざっています。それを防草シートの上へ戻せば、シートの上に土を敷くのと同じことになり、また草が生えてきます。

撤去した既存の砂利。土と根が混ざっています
そのため今回は、既存の砂利をすべて撤去し、土を掘り下げて雑草の種と根を取り除いてから整地しました。防草シートは、網目から光が入りやすい編み込み式ではなく、繊維を絡み合わせた不織布の「ザバーン」を使用しています。
さらに、対策した場所と対策していない土の場所の間には、ピンコロ石で見切り材を設置しました。境目がフラットなままだと、雨のときに土が泥水となって防草シートの上へ流れ込み、そこから草が生えるためです。


奈良県北葛城郡広陵町N様邸|庭を全面同じ材料にせず、人工芝と砂利を使い分けた事例
ビフォー

アフター

北葛城郡広陵町のN様は、土の部分が広く、抜いてもきりがないほど草が生えていました。お隣へ植木が伸びて落ち葉が落ちること、土が硬くてお子様が遊べないこと、そして「自分たちでは範囲が広すぎてどうにもならない」ことにお悩みでした。
敷地が広いため、庭全体を石貼りや人工芝で仕上げると費用が膨らみます。そこで、場所ごとに仕上げを分けるご提案をしました。
- 毎日目にするリビング前|人工芝と石貼り。プールを広げられる寸法で設計し、砂場も造作
- 人目につかない裏庭や通路|防草シートと砂利で費用を抑える
- 誰の目にも触れない敷地の最奥部|砂利を敷かず、耐久性の高い防草シートのみ

リビング前
人工芝+石貼り

来客も通る通路
防草シート+砂利

誰も見ない最奥部
防草シートのみ
石材や人工芝は、できるだけ加工せずに納まる寸法で設計し、施工の手間と費用も抑えています。
草引きから解放されただけでなく、人工芝と砂場でお子様が遊べ、ご家族でバーベキューも楽しめる庭になりました。庭全体を同じ材料で覆う必要はないことが分かる事例です。
奈良県北葛城郡上牧町M様邸|前の工事では直らなかった水はけを、原因から直した事例
ビフォー

アフター

北葛城郡上牧町のM様は、サンルームを設置したあとから庭の芝生の水はけが悪くなり、雨上がりには足元がぬかるんで庭に出られない状態でした。
そこで、先にサンルームを施工した会社へ相談されました。ところが出てきた案は、芝生の上にサンルームの床材を並べて道を作るか、石のタイルを置くというものでした。M様は「それだと根本的な水はけの悪さの改善にはならない」と感じられたそうです。
「芝生はまた生えてきますから」と言われ、1年ほど様子を見られました。
しかし芝生も生えず、庭はぐちょぐちょのまま。そのうち雑草もいっぱいになりました。
現地を確認すると、テラスの雨どいのパイプが地面すれすれで切れていて、雨水がそのまま地面へ流れ落ちていました。雨が降るたびに、その場所へ水が集まっていたわけです。

雨どいが切れ、雨水が地面へ流れていた

排水桝へ流れるよう勾配を取り直す
そこで、切れていた雨どいを排水桝のパイプへつなぎ直し、雨水が家の外へ流れるようにしました。そのうえで、どこから流れても排水桝へ行き着くように勾配を考えながら下地の砂をならし、庭一面にコンクリート平板を敷いています。植木のまわりはレンガで区切り、土が広がらないようにしました。
仕上げ材を変えるだけでは、水たまりは直りません。水がどこから来て、どこへ流れるのかを先に確認した事例です。
奈良県香芝市I様邸|自分で撒いた固まる土から草が出た原因を、土の流入から直した事例
ビフォー

アフター

香芝市のI様は、5年前に雑草対策として、ホームセンターで購入した固まる土をご自身で施工されました。ところが数年経つと、その部分から雑草と苔が生えてきました。雨の日は苔でぬかるみ、滑りそうになることもあったそうです。
固まる土の上に、植木の土が流れ出て乗っていました。植木と固まる土の境目にはブロックの花壇で仕切りがされていましたが、ブロックにわずかな隙間があったためです。
地面に少しでも土があれば、飛んできた雑草の種が根を張ります。固まる土そのものではなく、その上に乗った土が原因でした。

レンガの隙間から土が流れ出し、固まる土の上に乗っていました
そこで、流れ出ていた土と雑草・苔を取り除き、防草シートを敷いてから砂利で仕上げました。物置との境目もぎりぎりまでシートを敷き、シート同士の重なりはテープで留めて隙間をつくらないようにしています。
あわせて、土が流れ出ていた花壇のレンガを組み直し、隙間をなくしました。同じ材料をもう一度敷き直すだけでは、数年後に同じことが起きるためです。
歩幅が決まってしまう飛び石の通路も、石をつなげて歩きやすく作り替えています。
そのほかの雑草対策の施工事例
防草シートと砂利、人工芝、コンクリート、固まる土など、奈良県内で行った雑草対策の事例です。
雑草対策の無料現地調査・お見積もりはこちら

「雑草がどんどん生えてきて、草取りしてもきりがない…」
「草取りに時間を取られて、休日が潰れてしまう…」
「自分で防草シートを敷いたのに、また生えてきた…」
そんなお悩み、ありませんか?
また、一度業者に見てもらったけれど──
- 「何を施工しますか?」と聞かれただけで、原因の話がなかった
- 一括見積りサイト経由で探したけど、金額の比較しかできなかった
- この先の草取りをどこまで減らせるのか、分からないままだった
そんなご経験はないでしょうか?
もしあなたが奈良県にお住まいなら、私たち「西原造園」の無料相談がお力になれるかもしれません。
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今月はあと5名
(土日枠の受付可)
今月はあと1名
(平日枠のみ)
8月中の土・日のお打合せ枠が満席となりました。
現在、8月の無料診断は「平日にお打合せが可能な方のみ」お受けしております。
【土・日をご希望の方へ】9月の土・日枠のご予約は受付可能です。
現在は下記のご予約を受付中です。
- 今すぐ(8月中)に受ける: 平日のみ受付中
- 土・日に受ける: 9月分のご予約を受付中
満員御礼
好評につき、今月の受付は上限に達したため終了いたしました。
また来月のお申し込みを心よりお待ちしております。
奈良の雑草対策業者|西原造園の会社情報と対応地域
西原造園が雑草対策に対応しているのは、奈良県北中部を中心とした地域です。
対応する範囲を絞っている理由は、二つあります。
- 工事の後に何かあったとき、すぐに伺える距離を保つため
雑草対策は、引き渡して終わりではありません。数年後に草の出方を確認したり、気になる箇所を見に行ったりできる距離を大切にしています。 - 移動にかかる費用を抑えて、工事金額に反映させるため
遠方まで出向くと、その移動時間と費用は、どこかで工事金額に乗ります。
奈良県 ▼ 対応エリア一覧
- 【奈良市・近郊エリア】 奈良市 / 大和郡山市 / 生駒市 / 天理市 / 山添村
- 【中南和エリア】 橿原市 / 桜井市 / 大和高田市 / 香芝市 / 葛城市 / 御所市
- 【北葛城郡・生駒郡・磯城郡】 王寺町 / 平群町 / 三郷町 / 斑鳩町 / 上牧町 / 河合町 / 広陵町 / 安堵町 / 川西町 / 三宅町 / 田原本町
- 【宇陀・吉野エリア】 宇陀市 / 高取町 / 明日香村 / 吉野町 / 大淀町 / 下市町
- 【京都府南部(要相談)】 木津川市 / 精華町 / 城山台 / 州見台 / 梅見台 等
上記に記載のない地域でも、場所によっては対応できる場合があります。「うちは来てもらえるだろうか」と迷われた場合は、お問い合わせください。
| 会社名 | 西原造園 |
| 所在地 | 奈良県大和郡山市小泉町2996-11 ※西原造園では店舗を持たずに、お客様のお宅にてお打ち合わせを行っております。 |
| TEL | 0743-53-8986 メール相談可 LINEは不可 |
| 営業時間 | お問合せ TEL:9:00〜19:30 メール:24時間 現場作業:9:00〜17時頃 |
| 休業日 | 無料相談のお問い合わせは「年中無休」 現場:土日祝 |
| 会社概要 | 会社概要ページはこちら |
| サービス内容 | 雑草対策、防草シート+砂利、人工芝の施工、植木・庭木・生垣の伐採や抜根、お庭・外構のリフォーム |
































