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西原造園
〒639-1042
奈良県大和郡山市 小泉町2996-11
【無料相談】
●TEL:0743-53-8986
お問合せ営業時間:9:00~19:30  年中無休
●メールでのお問合せはこちら 24時間 年中無休
現場作業定休日:(土曜日 日曜日 祝日)
(現場稼働時間 9:00~19:30)

奈良県大和郡山市の西原造園は、庭リフォーム・外構工事・造園・雑草対策の専門店です。奈良市をはじめ奈良県全域に対応。創業40年、口コミ満足度97%。雑草防除、防草シート施工、人工芝敷設、植木の伐採、固まる土舗装、砂利敷き、駐車場の拡張や土間コンクリート施工などメンテナンスフリーな快適空間を提案。無料相談・見積もり受付中。
奈良の庭リフォーム・外構工事・造園の専門店|西原造園【口コミ評判】
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外構の法面の人工芝はDIYで施工できる?業者に任せるべき条件と判断基準

2026 4/23
役立ち情報
2026年4月23日
外構の法面の人工芝はDIYで施工できる?業者に任せるべき条件と判断基準

外構の法面の人工芝はDIYで施工できる?業者に任せるべき条件と判断基準

法面に人工芝を施工できるかどうかは、傾斜の角度(勾配)や土の硬さによって、「DIYで安全に対処できる範囲」と「業者に任せるべき危険なライン」がはっきりと分かれます。すべての斜面で平地と同じように敷けるわけではありません。

特に、毎年繰り返される面倒な草刈りから解放されたいとお悩みの方にとって、手軽さや費用だけでDIYに踏み切るのは非常に危険です。斜面特有の重力や雨水の流れを考慮せずに施工すると、固定ピンが抜けたり、土砂ごと崩れたりして、結局やり直しに大きな費用がかかるケースが少なくありません。

そこでこの記事では、西原造園の現場経験に基づき、ご自宅の法面に人工芝が向いているかの判断基準や、DIYで可能な条件、失敗しやすい注意点、費用の考え方について詳しく解説します。

この記事を読むと以下のことがわかります:

  • 自宅の法面に人工芝が向いているかどうかの判断基準
  • DIYで安全にできる条件とプロに頼むべき境界線
  • 費用が変わる要因と相場の目安
  • 施工後にずれたりめくれたりするよくある失敗とその原因
  • 芝生やその他の雑草対策との違いや比較ポイント
この記事を書いた人

西原 智(西原造園 代表)
奈良県で庭リフォーム・外構工事を行う現役職人

奈良県を中心に庭リフォーム・外構工事を行う西原造園代表。
西原造園は創業40年を超え、奈良県内での施工実績は2000件以上。googleの口コミ評価・星4.6を獲得。

これまで「雑草管理が限界になった庭」「人工芝を選んだ庭」「生垣をフェンスに変えた庭」など、個人宅の庭づくり・リフォーム工事を中心に奈良県特有の土壌・気候・生活背景を踏まえた庭の悩みを数多く解決してきた。

本記事で紹介している内容は、実際の施工現場で判断し、改善してきた事例・経験に基づくものであり、カタログや机上誌知識ではなく「現場で結果が出た方法」のみを解説している。

奈良新聞や全国紙「ガーデン&エクステリア」掲載歴あり。父は一級造園技能士、母は一級造園施工管理技士。地域に根ざし、「あとで後悔しない庭づくり」を第一に考えることを信条としている。

▶ 運営者プロフィールはこちら

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目次

法面とは?庭や外構の雑草対策に人工芝が選ばれる理由

敷地内にある傾斜地(法面)は、家を建てる際の造成などで人工的に作られた斜面であり、景観だけでなく土砂崩れを防ぐ重要な役割を持っています。ここでは、法面特有の管理の難しさと、なぜそこで人工芝が選ばれているのか、現場の状況を踏まえて解説します。

動画で見たい方はこちら↓

法面の役割と管理が難しい理由

法面(のりめん)とは、戸建て住宅の庭や外構で高低差を処理するためにつくられた傾斜地のことです。単なる斜面ではなく、雨水による土の流出や崩落を防ぐ「土留め」としての重要な役割を担っています。

しかし、この法面は日々の管理が非常に難しいのが現実です。傾斜があるため足元が不安定になりやすく、草刈り機を使う際にも踏ん張りがきかず、転倒や滑落の危険が常に伴います。特に夏場は雑草の成長が早く、斜面に生い茂る草を放置すると景観が悪くなるだけでなく、害虫の発生源にもなります。

共働きで忙しいご家庭や、体力的にお庭の手入れが負担になってきた高齢者世帯の庭の法面では、この「危険で面倒な草刈り」が大きなストレスとなっています。機械が入りにくい場所も多く、手作業での除草には大変な時間と労力がかかってしまうのが、法面管理の最大の課題です。

法面の雑草対策として人工芝が注目される背景

危険で手間のかかる法面の管理から解放される手段として、人工芝による雑草対策が注目されています。一番の理由は、水やりや定期的な草刈りが一切不要になるという圧倒的なメンテナンスの楽さにあります。

防草シートだけを斜面に張る方法もありますが、黒や緑のシートがむき出しになるため、外構全体の見た目が安っぽくなってしまうという声が現場でも多く聞かれます。特に玄関先や駐車場周りなど、外からよく見える法面では、人工芝を重ねて敷くことで、一年中青々とした美しい景観を保つことができます。

また、人工芝は雨の日の泥はねを抑え、表面の土が道路や隣地へ流れ出るのを防ぐ効果も期待できます。管理の負担を減らしつつ、ご自宅の外観を明るく清潔に保ちたいというご要望に対して、法面の人工芝は非常にバランスの良い選択肢として選ばれています。

法面に人工芝を施工するメリット・デメリット

法面に人工芝を張ることは、手入れの軽減や見た目の改善など多くのメリットがある一方で、平地の施工とは異なる難しさや費用の問題も存在します。ここでは、両面のメリットとデメリットを比較し、ご自身の敷地条件に合っているかどうかの判断材料をお伝えします。

メリット:草刈り不要・景観向上・土砂流出防止

法面に人工芝を施工する最大のメリットは、危険な斜面での草刈り作業から完全に解放されることです。高品質な人工芝と防草シートを組み合わせれば、光を遮断して下からの雑草を長期間しっかりと抑え込むことができます。

また、見た目の向上も見逃せません。道路や隣地から目に入りやすい外構の法面を人工芝で覆うことで、家全体の印象が明るく清潔になります。天然芝のように冬枯れすることもなく、年間を通して鮮やかな緑を楽しむことができます。

さらに、機能面での利点として土砂流出の抑制効果があります。人工芝が雨粒の衝撃を和らげ、しっかりとピンで固定されたシートが表層の土を保護するため、雨の日に土がドロドロに流れ出たり、車や外壁に泥が跳ねたりするのを防ぎます。勾配が緩やかな庭の法面であれば、これらのメリットを最大限に活かすことができます。

デメリット:平地より施工難易度が高く費用がかかる

一方で、法面への人工芝施工には明確なデメリットもあります。それは、平地に比べて施工の難易度が格段に上がり、それに伴って費用も高くなりやすいという点です。

斜面では、土を平らに均す下地作りや転圧の作業が非常に困難です。平地用の重機が入れないため、手作業で地道に土を固める必要があり、工期が長くなります。また、重力で人工芝がずり落ちないように、通常の平地よりも固定ピンの数を大幅に増やし、長いピンを使わなければなりません。

業者に依頼する場合でも、急な傾斜や広い面積の法面では、安全確保のための足場設置や特別な固定作業が必要になるため、平地での施工費用の10〜30%ほどが上乗せされることが一般的です。DIYで行う場合でも、材料費だけでなく、滑落防止の装備や転圧道具など、想定外の出費や手間がかかることを覚悟しておく必要があります。

【要注意】法面の人工芝施工でやってはいけないNG行動・失敗例

DIYで費用を抑えようとして、安易な方法で施工してしまうと、後から取り返しのつかないトラブルを招くことがあります。ここでは、法面という過酷な環境で人工芝を長持ちさせるために、絶対に避けるべき現場でよく見る失敗事例とNG行動を解説します。

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NG行動・失敗例発生するリスク・症状プロが実践する正しい対策
短い固定ピンを使用するピンが抜け、人工芝が浮き上がる・めくれる・ずり落ちる長さ25〜30cm以上の強力なU字ピンを使用し、平地より狭い間隔で打つ
下地処理(除草・整地)を妥協する雑草の突き抜け、表面の波打ち、水溜まりによるカビ発生・ピン抜け既存の雑草を根こそぎ取り除き、土を叩いて平らに固める(転圧)
急勾配での無理なDIY作業足を滑らせての大怪我、作業者の重みによる土の崩落自力での施工は諦め、専門業者に相談する(45度超はプロでも足場が必要)

NG1:短い固定ピンを使用する(ズレ・剥がれの原因)

法面での人工芝固定ピンの長さによる違いを比較した断面図。左側のNG例では短いピンが表層の土にしか届かず芝がずれている様子を、右側のOK例では25cm以上の長いピンが深部の硬い地盤まで届きしっかり固定されている様子を示す。

法面の人工芝施工で最も多い失敗の一つが、平地と同じような短い固定ピンを使ってしまうことです。斜面では、人工芝自体の重さに加えて、雨水の流れや風の影響が常に下方向へ強く働いています。

ホームセンターでよく売られている10〜15cm程度のピンでは、土の奥深くの硬い層まで届かず、時間が経つにつれて徐々に抜けてきてしまいます。ピンが抜けると、人工芝が浮き上がり、強風でめくれたり、全体がずり落ちたりして、見た目も安全性も大きく損なわれます。

この失敗を防ぐためには、法面の土圧や引張力に耐えられるよう、長さ25〜30cm以上の強力なU字ピンを使用することが必須です。さらに、ピンを打つ間隔も平地より狭くし、しっかりと地面に食い込ませることで、長期間ずれない強固な仕上がりになります。

NG2:下地処理(除草・整地)を妥協する

「見えなくなるから」と、施工前の下地処理を適当に済ませてしまうのも、深刻な失敗に直結します。雑草の根や石が残ったまま防草シートや人工芝を敷くと、わずかな隙間から強い雑草が突き抜けて生えてきてしまいます。

特に法面では、斜面の土が凸凹のままだと、人工芝の表面が波打って不自然な見た目になるだけでなく、凹んだ部分に雨水が溜まりやすくなります。水はけが悪くなると、人工芝の下でカビが発生したり、泥が緩んでピンごと抜け落ちる原因にもなります。

私の現場では、**既存の雑草は根こそぎ徹底的に取り除き、しっかりと土を叩いて平らに固める(転圧)**作業に全工程の7割の労力をかけます。この下地作りの精度が、5年後、10年後の人工芝の美しさと耐久性を決定づけると言っても過言ではありません。

NG3:急勾配での無理なDIY作業

費用を浮かせたい一心で、自分の背丈よりも高い場所や、30度を超えるような急勾配の法面にDIYで挑むのは、極めて危険なNG行動です。

急な斜面では、重い人工芝のロール(数十キロになることもあります)を運び上げるだけでも一苦労です。踏ん張りがきかない斜面で無理な体勢でのピン打ちやカット作業を続けると、足を滑らせて大怪我をするリスクが跳ね上がります。また、土が柔らかい場合は、作業している自分自身の重みで法面の土が崩れてしまうこともあります。

45度を超えるような急斜面は、プロでも足場を組むなど細心の注意を払うレベルです。「少しずつやればできるだろう」という過信は捨て、安全を最優先に考え、少しでも危険を感じる角度や高さであれば、迷わず専門業者に相談してください。

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人工芝の法面への施工方法・手順(プロのやり方)

法面での施工は、重力や雨水による影響を防ぐため、平地とは全く異なるアプローチが求められます。ここでは、私たちプロが実際の現場で行っている、長期間ずれない・めくれないための確実な施工手順をステップ順に公開します。DIYの参考や業者選びの基準としてお役立てください。

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施工工程目的・理由法面におけるプロの施工ポイント(平地との違い)
1. 徹底した除草と下地作り雑草の再発防止、固定ピンをしっかり効かせるため根や地下茎まで徹底除去し、足で踏んでも沈まない硬さになるまで転圧する
2. 防草シートの敷設人工芝の水抜き穴から生える雑草を確実に防ぐためシート同士の重なり(ラップ幅)を20cm以上とり、専用テープで密閉する
3. 長いU字ピンでの固定斜面の重力や強風によるズレ・めくれを防ぐため25〜30cmの長いピンを使用し、約30cm間隔(平地の倍近い本数)で細かく打つ

ステップ1:徹底した除草と下地作り

プロの施工において、最も時間と労力をかけるのが最初の「除草と下地作り」です。法面に人工芝をきれいに敷き、長持ちさせるためには、この土台作りがすべてを左右します。

まず、表面の雑草を刈るだけでなく、土の中に残っている根や地下茎までスコップで徹底的に掘り起こして取り除きます。笹やスギナなどのしつこい雑草が残っていると、後から防草シートを突き破ってくるためです。同時に、石やゴミも完全に取り除きます。

次に、斜面の凸凹をレーキ(トンボ)などで削り落として平らに均し、専用の転圧機や木板を使って、上から叩くようにして土をガチガチに締め固めます。斜面の土が柔らかいままでは固定ピンが効かないため、足で踏んでも沈まない硬さになるまでしっかりと転圧することが、人工芝がずり落ちないための第一歩です。

ステップ2:防草シートの敷設

下地がしっかりと固まったら、次に防草シートを敷き詰めます。法面では、人工芝の下に必ず高品質な防草シートを敷くことが必須です。シートを省くと、人工芝の水抜き穴から確実に雑草が生えてきてしまいます。

斜面にシートを張る際のプロのコツは、シート同士の重なり幅(ラップ幅)を平地よりも広くとることです。平地では10cm程度ですが、法面では土や水が入り込まないよう、20cm以上は重ね合わせます。さらに、隙間ができないように専用のテープで継ぎ目をしっかりと密閉します。

また、境界のブロック際や壁際などは雑草が侵入しやすい弱点です。シートを少し長めにカットして端を折り込んだり、見切り材を使って隙間を完全に塞いだりすることで、数年後の雑草の再発を未然に防ぐことができます。

ステップ3:長いU字ピン(25~30cm)で人工芝を固定する

防草シートの上に人工芝を仮置きし、芝の目(繊維の倒れる向き)が下から見て美しくなるように調整したら、いよいよ固定作業です。法面施工の要となるのが、このピン打ちの工程です。

前述の通り、法面では重力に負けないよう、長さ25〜30cmの長いU字ピンを使用します。打つ間隔も、平地が約50cm間隔であるのに対し、法面では30cm程度の間隔で、1平方メートルあたり平地の倍近い本数を打ち込んでいきます。特に斜面の上部と端の部分は、強風でめくれやすいため、さらに細かくピンを打ちます。

ピンを打つ際は、人工芝のパイル(毛足)を巻き込まないように指でかき分けながら、ハンマーで地面と水平になるまでしっかりと打ち込みます。仕上げに、端の部分が風で浮かないよう接着剤や両面テープを併用して固定し、全体の芝目をブラシで立ち上げれば完成です。

法面の人工芝をDIYする際のポイントと安全対策

ホームセンターで道具が揃うためDIYに挑戦したい方も多いと思いますが、法面での作業は平地の何倍も過酷です。ここでは、ご自宅の法面がDIYで対応可能なのか、そして作業中に絶対に守るべき安全対策について、プロの視点からアドバイスします。

法面の勾配(角度)による難易度の違いと限界ライン

DIYが可能かどうかを判断する最大の基準は、法面の「勾配(傾斜角度)」です。角度がきつくなるほど、施工の難しさと危険度は跳ね上がります。

DIYで安全に作業できる限界は、おおむね15度から20度以下の「緩やかな傾斜」までと考えてください。この程度の角度であれば、斜面に立っても普通に作業ができ、土の転圧やピン打ちも比較的スムーズに行えます。

しかし、30度を超える中〜急勾配になると、足元が滑りやすくなり、重い人工芝を支えながらの作業は困難を極めます。さらに45度(1:1の傾斜)に近づくと、土自体が崩れやすく、作業員だけでなく材料も滑落する危険が非常に高くなります。こうした急な外構の法面では、自力での施工は諦め、プロの技術と安全対策に任せるのが鉄則です。

転落リスクと安全確保の徹底

緩やかな法面でDIYを決行する場合でも、平地とは違う安全対策が絶対に必要です。法面での作業中、最も怖いのが足元を滑らせて転落・転倒することです。

まず、**作業は必ず2人以上で行ってください。**一人が人工芝のロールを押さえ、もう一人がピンを打つなど、協力することで作業の安全性と精度が格段に上がります。靴は、裏にスパイクや深い溝がある滑りにくい作業靴を用意し、長袖・長ズボンで怪我を防ぎます。

また、天候の見極めも重要です。雨上がりで土がぬかるんでいる日や、強風の日は、足場が悪くピンも抜けやすいため作業は厳禁です。踏ん張りがきかない場所には、簡易的な足場板を置くなど工夫をし、決して無理な姿勢で作業を続けないようにしてください。

法面(斜面)の雑草対策で人工芝や芝生以外の方法4選

法面の雑草対策には、人工芝以外にもいくつかの選択肢があります。敷地の広さや予算、求める景観によって最適な方法は異なります。ここでは、人工芝と比較検討されることの多い代表的な対策の特徴と、それぞれがどのような法面に向いているかを整理します。

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対策方法特徴・メリットデメリット・注意点向いている法面・ケース
芝生(天然芝張り)根が張り強力な土留め効果を発揮、自然な景観水やりや斜面での芝刈りなど、日々の管理負担が非常に大きい傾斜が緩やかで管理しやすく、手間をかけても自然な緑を育てたい方
グランドカバー(植栽)土留め効果あり、花など季節の移ろいを楽しめる覆い尽くすまで時間がかかり除草が必要、踏まれるのに弱い広い造成地など、初期費用を抑えて時間をかけ自然な緑で覆いたいケース
ロックガーデン重い石材による確実な土留め、立体的なデザイン性重い石の配置がDIYでは困難、プロ依頼で費用が高額になりやすい玄関脇など外から目立つ場所を、おしゃれに演出したい小規模な法面
固まる土雑草の発生をほぼ完全にシャットアウトできるひび割れリスクがあり、撤去・解体時の処分費用が非常に高額人が歩かない緩やかな斜面で、将来的に用途変更の予定が全くない場所

法面の芝生(天然芝張り)

自然な景観を好む方に人気なのが、天然芝(張芝)です。植物の根が土の中に深く張り巡らされるため、強力な土留め効果を発揮し、斜面の土砂流出を防ぐという機能面でのメリットがあります。

しかし、日々の管理負担は人工芝とは比較になりません。夏場は頻繁な水やりが必要で、雑草も生えるため定期的な芝刈りが欠かせません。斜面で芝刈り機を操作するのは重労働であり、日当たりや水はけの条件が悪いと、すぐに枯れてしまうこともあります。

「手間暇をかけてでも、本物の自然な緑を庭で育てたい」という強いこだわりがある方で、かつ傾斜が緩やかで管理作業がしやすい法面に限っておすすめできる方法です。手軽さを求める方には不向きです。

グランドカバー(植栽)

ヒメイワダレソウ(リピア)やクリーピングタイムなど、地を這うように広がる植物(グランドカバー)を植えて法面を覆う方法です。これらも根が土を抱き込むため土留め効果があり、花が咲く品種を選べば季節の移ろいを楽しむことができます。

デメリットは、植物が斜面全体を完全に覆い尽くすまでに数ヶ月から1年ほどの時間がかかり、その間は隙間から生えてくる雑草をこまめに抜く必要があることです。また、踏まれることに弱い品種もあるため、人が立ち入る場所には適しません。

広い造成地の斜面など、人工芝を敷くと予算が膨大になってしまう場所で、時間をかけて自然な緑で覆いたいケースに向いています。初期費用を抑えつつ、ある程度の雑草抑制を狙う場合に有効です。

ロックガーデン

法面の土留めとデザイン性を兼ね備えた方法として、大きな岩や自然石を斜面に配置し、その隙間に耐陰性や乾燥に強い植物を植える「ロックガーデン」があります。

重い石材が物理的に土を強く押さえ込むため、雨で土がえぐれるのを防ぐ確実な土留めとなります。また、石と植物のコントラストが立体的で非常におしゃれな外構に仕上がります。ただし、重い石を運んで配置する作業はDIYでは難しく、プロに依頼すると材料費や施工費が高額になりやすいのが欠点です。

玄関脇やアプローチ沿いなど、外から目立つ法面を、デザイン性の高いお庭の主役として演出したい方に最適です。小規模な面積であれば、費用対効果の高い素晴らしいアクセントになります。

固まる土

土とセメント(または樹脂)の成分を混ぜて水をかけ、表面をカチカチに固めてしまう「固まる土(防草土)」も一つの手段です。土の自然な風合いを残しつつ、雑草の発生をほぼ完全にシャットアウトすることができます。

一見便利に見えますが、私の現場の経験上、法面への使用には慎重な判断が必要です。下地の転圧が甘かったり、冬場の凍結融解を繰り返したりすると、数年でひび割れが起きやすくなります。一度ひびが入るとそこから雑草が生え、いざ撤去しようとするとコンクリートのように硬いため、解体・処分の費用が非常に高くつきます。

人が歩かない緩やかな斜面で、将来的に植栽や別の用途に変更する予定が全くない場所であれば検討できますが、重量による土圧の変化もあるため、広範囲の法面にはあまり推奨していません。

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法面人工芝のDIY可否とプロ依頼の判断基準

法面の高さと傾斜角度によるDIY可能範囲とプロ依頼推奨範囲の判断基準を示した比較断面図。高さ1.5m以下・勾配20度以下の緩やかな斜面と、高さ2m以上・勾配30度以上の急斜面での作業の難易度の違いを視覚化。

ここまでの解説を踏まえ、ご自宅の法面をDIYで頑張るべきか、それとも最初からプロの業者に相談すべきか、具体的な判断の分かれ目をお伝えします。この線引きを見誤ると、無駄な出費や事故に繋がるため、必ず施工前に確認してください。

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判断基準【DIY可】自力で対応できる条件【プロ推奨】業者に依頼すべき条件
法面の高さ1.5m以下2m以上
傾斜角度(勾配)20度以内の緩やかな勾配30度を超える急勾配(45度以上はプロでも足場が必要)
土の状態・水はけ土がすでにしっかりと締まっている、水が激しく流れない土が柔らかい(雨で表面の土ごと滑り落ちる危険がある)
立地・見た目の重要度隣家や道路から見えにくく、多少仕上がりが甘くてもよい裏庭など道路や隣地に面しており、美しさと長期的な耐久性が求められる外構

【DIY可】高さ1.5m以下で緩やかな庭の法面

ご自身でDIYに挑戦しても比較的失敗が少ないのは、「高さが1.5m以下」かつ「傾斜が20度以内の緩やかな勾配」の、小規模な庭の法面です。

この程度の条件であれば、足元が安定しやすいため、ご家族と協力しながら安全に下地の転圧や防草シート張り、ピン打ちの作業を進めることができます。また、土がすでにしっかりと締まっており、雨の日に水が激しく流れない場所であることもDIY成功の必須条件です。

ただし、DIYの場合はどうしても端部の処理や継ぎ目の合わせ方が甘くなりがちです。「隣家や道路から見えにくい裏庭なので、多少見た目がプロっぽくなくても、とにかく草刈りの手間をなくしたい」という目的であれば、コストを抑えられるDIYは有効な選択肢となります。

【プロ推奨】高さ2m以上の急勾配な外構の法面

一方で、「高さが2m以上ある」あるいは「傾斜が30度を超える急勾配」の法面の場合は、迷わず造園業者や外構専門のプロに依頼してください。

このような過酷な条件では、DIYで下地を十分に締め固めることが物理的に不可能です。土が柔らかいまま人工芝を張ると、大雨が降った際に表面の土ごと人工芝が滑り落ちる大事故になりかねません。プロは専用の機材を使って転圧し、必要に応じて水抜きの工夫や、足場を組んでの確実な固定作業を行います。

また、道路や隣地に面していて、見た目の美しさが家全体の評価に直結するような外構の法面も、プロに任せるべきです。初期費用はかかりますが、「ズレない・めくれない・綺麗が長持ちする」という安心感と長期的な耐久性を買えるため、結果的に後悔のない選択になります。

外構の法面に人工芝や芝生を施工する費用の目安

法面への人工芝施工を検討する際、一番気になるのが「結局いくらかかるのか」という費用面です。平地での施工とは異なる、斜面ならではの費用の考え方と、DIY・業者依頼それぞれの相場感について整理してお伝えします。

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施工方法費用相場(1㎡あたり)費用の内訳・変動要因
DIYでの施工約5,000円〜8,000円人工芝本体、防草シート、長めのU字固定ピン(※別途、スコップや転圧道具などの道具代が必要)
業者への依頼約8,000円〜12,000円材料費、施工費(人件費)、諸経費。(※平地より固定ピンの数や下地作りの工賃が上乗せされる。整地や既存芝生の処分費が別途かかる場合あり)

DIYで人工芝を施工する場合の材料費相場

DIYで施工する場合、かかる費用は基本的に「材料費」と「道具代」のみになります。人件費がかからない分、初期費用をぐっと抑えられるのが最大のメリットです。

材料費の目安としては、品質や耐久性にもよりますが、1平方メートル(㎡)あたり5,000円〜8,000円程度を想定してください。この内訳には、人工芝本体(約1,800〜4,500円)、厚手で高耐久な防草シート(約150〜700円)、そして法面用に必須となる長めのU字固定ピンの費用が含まれます。

これに加えて、スコップやレーキ、カッター、場合によってはハンドランマー(手動の転圧道具)などの道具代が初期投資としてかかります。例えば、3㎡程度のちょっとした庭の斜面であれば、2〜3万円ほどの材料費で収まる計算になります。ただし、失敗して材料を買い直したり、途中で挫折して業者にやり直しを頼んだりすると、かえって高くつくリスクがあることは忘れないでください。

業者に外構の法面施工を依頼する場合の費用

実績のある業者に法面の人工芝施工を依頼する場合、費用は材料費・施工費(人件費)・諸経費を含めて、1平方メートルあたり8,000円〜12,000円程度が一般的な相場となります。

平地での人工芝施工(約7,000円〜/㎡)と比べて割高になる理由は、法面特有の「追加作業」があるためです。急な斜面での危険手当や作業効率の低下、平地の倍近く必要になる固定ピンの材料費と打ち込み手間、そして何より重要な、転圧機を使った入念な下地作りの工賃が上乗せされます。

さらに、土が大きく凸凹している場合の整地費用や、既存の雑草・芝生の処分費、雨水対策の排水工事などが必要になれば、その分の費用も加算されます。見積もりを取る際は、「平地の単価」だけで判断せず、法面の状況に合わせた下地処理や固定方法がしっかり反映されているか、内訳を確認することが大切です。

【施工事例】庭・外構の法面の芝生から人工芝へ

奈良県奈良市にお住まいのK様(60代)は、庭の法面に生い茂る雑草に長年悩まされていました。ご主人が単身赴任中で手入れの時間が取れないうえ、急な斜面での草むしりは足元が滑りやすく非常に危険で、大きな精神的負担となっていました。

そこで法面の雑草を根絶するため、強力な防草シート「ザバーン」と人工芝を施工しました。斜面でもずり落ちないよう「返しの付いたピン」でしっかりと打ち込み、人工芝は裏面に両面テープも併用して強固に固定しています。

結果、危険で過酷な草取り作業から完全に解放されました。シートや人工芝が剥がれる心配もなく、二度と雑草に悩まされない安全で美しい緑の景観を保てるようになっています。

法面に人工芝を敷きたいけど、自分ではできそうにない人へ

奈良県にお住いの方へ

あなたが奈良県にお住いの方であれば、次のような経験がないでしょうか?

「ネットで検索して色々情報を調べたけど、自分のお庭の場合、どの方法が適しているのか分らない…」

「調べすぎてどうすれば良いのか分からなくなって、考える事がだんだん面倒になってきた…」

そう思っていませんか?

そこで、造園・外構業者さんにお願いしようと考えてはいるけど、、、

「ネットの情報だけでその業者さんを信用していいのか不安だ…」

「ポータルサイトや一括見積りサイトや地元の業者さんのホームページを見たけど、業者さんの対応が悪かったら嫌だな…」

「結局、工事金額はいくらかかるの?」

そう思っていませんか?

これらが分からないと、いくらお庭の問題を解決したくても、不安感から二の足を踏んでしまっていて、ずっと困ったまま過ごさざるを得なくなってしまいますよね。

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